これからも前向きに 名大社会長ブログ

「ロマンへの道」 西川塾主を偲ぶ

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本日14時からウェスティンナゴヤキャッスルで
ユニー株式会社 特別顧問西川俊男氏の「お別れの会」が執り行われる。
西川氏は何度かブログにも書かせてもらっているが、
僕が学んでいる西川塾の塾主であり、最も尊敬する方。

奇しくも21年前の今日、同じホテルで僕は結婚式を挙げた。
そこに意味はないだろうが、自分自身としては意味深いものとして理解したい。

僕が西川塾に入塾したのは2年前。
この2014年度は一つの班の班長を務めさせてもらった。
そのおかげもあって西川塾主との接点が増え、直接、会話する機会が多くなった。
常に叱咤激励を受けていた。「山田君は優秀だ。」とありがたいお言葉も頂いた。
それを鵜呑みにするわけにはいかないが、少しばかり認めて頂いたような気がして嬉しくもあった。

最後にお会いしたのが昨年12月。
いつもと変わらないお元気な姿だった。
誰もが信じられないことだが、その半月後、逝去された。
享年91歳という年齢を考えれば不思議ではないのかもしれないが、
その事実を受け入れるには時間を要した。

先週末に改めて西川塾主から頂いたDVD「ロマンへの道」を拝見した。

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映像の中で語られるひとつひとつの言葉を噛みしめながら観ていた。
人として、経営者として、大切なことが集約されている。
西川塾主が好きな3つの言葉。
「出会いは人生の宝」
「今日からスタート」
「人生の三感王」
それぞれに深い意味がある。
再度、自分の中に焼き付けなければならない。

DVDの最後には塾主の命が続く限りやらなければならない「3つの責任」があると残されている。
1.伝える責任
2.育てる責任
3.共生の責任

ご自身が経験されてきたことや学んだことを伝え、次代の経営者を育てていく。
それが大きな責任ということ。
西川塾主からみれば、僕らはまだまだ半人前。
「明日の日本を作っていく経営者になれ」と仰られていた。遥か彼方遠い道のり。

しかし、塾主の責任を受け継がなければならないのが僕らの責任。
本日の「お別れの会」で僕らが果たすべき責任を報告せねばならない。
塾主を偲ぶのはまだ早いのかもしれないと思いながら・・・。

人事制度エキスパートからの学び

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先週水曜日はグロービス名古屋新春セミナーに参加。
カゴメ株式会社の執行役員有沢正人氏による講演
「グローバルで勝ち続けるための人事制度の構築」を拝聴した。

有沢氏はりそな銀行出身でHOYA、AIU保険を経て現在はカゴメの人事部門を任されている。
この経歴だけ読むと非常に堅そうな人物をイメージされるかもしれないが、そうではない。
ざっくばらんな方で趣味の話をさせればそれだけで講演が終わってしまいそうだ。
ちなみに趣味はドラマ鑑賞、アニメ鑑賞(他にもあるが・・・)。
ちょっと首を傾げてしまいそうになるが(笑)、
これにも人事ならではの理由があり、大いに納得した。

現在のカゴメの海外比率は10%程度。
それを将来的には30~40%にまで持っていきたいという。
そのためには海外の現地法人を含め人事制度の改革が必要。
グローバル人事制度を構築するために有沢氏が3年前カゴメに招かれたとのこと。
プロパー主体の企業がいきなり人事部門の責任者に登用されるのはトップの覚悟の表れ。
社長が自社の人事制度に危機感を持たれていたようだ。

今回のテーマはグローバル人事の話なので、ローカルに生きる自分たちにとっては無縁の世界。
しかし、知っているのと知らないでは大きく違う。
その制度を取り入れる必要はなくても、
今、先端の企業がどんな取り組みをしようとしているかは理解した方がいい。
そんな意味では今回の講演は大きな学び。

詳細は割愛するが(すいません)、有沢氏が描くトップの理想的な在り方もとても参考になった。
”人事は経営”という言葉も印象的であった。

うちのような小さな会社は社長も人事の責任者も同じ。
小さな組織が故に人事の重要性は僕自身が理解している。
但し、正しい人事制度を組んでいるかは別問題(苦笑)。
自分では正しいと思っていても、それが本当かどうかはわからない。
だからこそ、このようなテーマを聞く必要はあるのだろう。

組織がいくらグローバルになろうとも大切なのはシンプルな制度。
そして、人とのコミュニケーション。
徹底的に話し合うこと、もしくは飲んで語り合うことでお互い納得し合える。
共通の価値観が生まれるのだ。

素晴らしい制度を作ってもそこに魂を注入しないと機能しない。
それを有沢氏は自らの行動で証明されている。
机上だけでは進まないようだ。
そんな話を伺って少しだけ安心した。
僕ができることと言えば、飲んで語り合うことくらいだから・・・(笑)。

ありがとうございました。

初開催!みん就フォーラムwith名大社 <就活直前編>

今週は立て続けにイベントを行う。
13日(金)は楽天が運営する「みんなの就職活動日記」とのコラボイベント
みん就フォーラムwith名大社 <就活直前編>を開催。

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楽天さんと名大社が初めて手を組んでイベントを行うのだ。
2月に入りマスコミ報道でも16卒の就職戦線についてのニュースが多くなってきた。
当初はのんびり構えていた就活生もようやくエンジンがかかってきた。
ただ何から手を付けていいかわからない学生も多いと思う。
また、1~2年生は就職なんて遠い先の問題だけど、ちょっと不安と感じている学生も多いだろう。

そんな学生さんには、ぜひこのイベントを活用してもらいたい。
「企業で得られる“キャリア”とはどんなものか」
「どの業界でどんな仕事ができるか」
そんな事が参加企業の担当者の方からの直接的な話で理解できる。
業界や職種のイメージも沸くと思う。

そのため名大社としては珍しく全国区の企業の参加が多い(笑)。
地元を知るには全国との違いを理解しておくのも重要。
各業界を代表する企業の話をダイレクトに聞きながら、
少しでもイメージを膨らませてもらい、3月からのスタートに繋げて欲しい。

参加頂く企業はこんな感じ。

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東京メトロさんなんて名大社だけのイベントなら考えられないですね(笑)。
そんな機会もたまにはいいだろう。
当日はブースエリアと講演エリアに分けてイベントを実施。
講演エリアは事前予約が必要となる。イベントも予約をして参加頂くのがスムーズだ。

イベントの詳細はこちら
<日時>2015年2月13日(金)
     11:00~18:00(受付開始10:30~)
<会場>ウインクあいち 8階展示場
    名古屋駅徒歩すぐ
※入退場自由、服装自由

そして、このイベント翌日の土曜日はエンジニアフェアを開催。
その宣伝はまた改めて(笑)。

今週も名大社はバタバタ状態で仕事をさせてもらう。
まあ、祝日もあるからいいじゃないか。
そんなわけで今週も張り切って行きましょう。

ブログは社員教育になるのか・・・。

「名大社スタッフブログ」をスタートして早や5ヵ月。
ありがたいことにあちこちの方からお褒めのお言葉を頂いたりする。
当初は否定的だったメンバーもそれなりに前向きに捉え面白おかしく表現している。
このブログを通して僕自身が初めて知ることもあり、それも新鮮。

何よりも嬉しいのは少なからず一人ひとりの視野が広がっていること。
たかが知れてると言われてしまえばそれまでだが、どんなネタでどんなことを書こうか
とアイデアをひねり出す行為は普段の生活にもプラスになっているはず。
それだけでもこのブログが社員教育になっているのではと愚かな僕は感じてしまう。

それはそれでいい。
しかし、多少慣れてきたことも理由かもしれないが、最初の緊張感がなくなっているのも事実。
今週はルールが守られず掲載を取りやめた日があった。
若手のメンバーがルールを破ったため、僕が掲載を中止にした。

ブログ自体はしっかりと書かれていて面白い内容である。
ルールも些細と言ってしまえばそれまでで、わめき立てるような大きな問題ではない。

だが、大切なのは問題の大小ではなく、またルールの大小でもない。
約束を守ったか、守らなかったかが一番大切なことである。
たかがブログで業務には一切支障をきたすことはない。
だからそこ注意しなければならないし、理解してもらわないといけない。

小さなミスを受け流しておくのは難しくない。
一言注意するだけでいいかもしれない。
アポの時間が2~3分遅くなろうが、寛大な方は何も言わないだろう。

しかし、そこに甘えが生じてしまうと気づいた時には手遅れになると僕は考える。
大きな問題を起こした時に叱責していては、
本人にとっても会社にとっても取り返しのつかない場合も考えられる。
一番小さいところで認識しておくのが重要なのだ。

本人は「なぜあのくらいのことであんな叱られ方をしなきゃいけないんだ・・・」
と思うかもしれないが、そこが大切なのだと気づいて欲しい。
そのために準備という時間があることに気づいて欲しい。

これもいい機会。
となると、そんな機会を与えてくれたブログは社員教育のいい場なのかもしれない。
そんな事をふと思ったりしてみた。

「就活」の社会史ー大学は出たけれど・・・

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就職関連本は毎年当たり前のように発行されているが、
このような就職戦線の歴史を時系列にまとめた書籍は初めてではないだろうか。
職業柄、この類の書籍は読むようにしているが、
本書は自分自身の知識をつける意味においても価値があった。

すぐに忘れないようにしなければなりませんね。
えっ、ムリって?。頑張ります・・・(笑)。

僕の就職活動時期も含め、この「就活」に携わって27年。
当時はバブル絶頂期。僕は能力的にその恩恵を受けたわけでもないが(笑)、
友人の中には就職活動を通して、結構おいしい思いをした連中もいた。
映画「就職戦線異常なし」ほど過激ではないものの、それなりの厚遇を受けていた。

名大社に入社し、新卒採用の支援をするようになったため、
それ以降の就職戦線は手に取るように分かる。
バブル崩壊後の氷河期、ITバブル、そして崩壊。
愛知万博時期における東海地区の盛り上がり、今から思い出してもゾッとするリーマンショック。

その年々をリアルに生きていたので、主観的な見方で言えば著者よりも詳しく語れるかもしれない。
新卒採用の事業は僕が最も好きな仕事だった。
成績も抜群だった(笑)。
客観的な分析ができていないので、実際は簡単に語れないのは承知しているが・・・。

そんな点からすれば、バブル以前の就職戦線は読んでいて参考になり、新鮮に感じた面が多かった。
昨今の就職戦線を悲観的に捉えるニュースが多かったりするが、
本書を読む限り、就職戦線はどんな時代でも問題を抱え悲観的だ。
もちろん好景気で楽勝の時代もあるだろうが、それは瞬間的なことだったりする。
大卒が希少価値だった頃は、営業という仕事は新卒者が就くべき職種ではなかった。
今からでは考えられない。

採用の現場についても今からは考えられないことは多い。
昭和29年当時の日経連の調査では
「各会社が採用に当たり重点を置くのは、①人物②健康③思想、信念、学識、職見④性格、素質
⑤学業成績⑥身元、家庭⑦言語態度などが、大体の順位になっている」という。
今の時代であれば完全にアウトの項目も多い。
それが当たり前の時代。
単純に比較をするわけにはいかないが、今の時代の方がよほどいいのかもしれない。

どんな時代でも企業と学生では、企業が強く学生が弱い立場にある。
(ほんの一部はそうでもないが・・)
それは縁故、コネが強かった時代から変わることはない。
新卒一括採用の是非が問われることもあるが、現実の日本社会でなくなることは考えにくい。
新卒採用の事業を今後も継続するとすれば、時代に適した場を自分たちで作っていくしかない。
どんな環境となろうとも・・・。

この分野の歴史も知っておかねばならない。
勉強になった1冊だった。

食べ物のはなし 味噌煮込みうどん(2回目)

まだまだ寒い季節が続きます。お昼も熱い食べ物が食べたくなります。
そうです。味噌煮込みうどんです。
圧倒的に二日酔いの日に食べる比率が高いのですが、この日はそうではありませんでした。
健全なお昼を迎えていたのです。
モーレツに腹ペコでもありません。

ぶらっと立ち寄った丸の内2丁目にある「七五八庵」です。
二度目の登場になります。
行動範囲の狭さがそろそろバレてくる頃でしょうか(笑)。

味噌煮込みうどん+いなりずし ¥900→¥850

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単品でもよかったのですが、ランチはセットになっているので卑しさ丸出しでお願いしてしまいました。
それに7と5と8のつく日は50円引きになります。

味噌煮込みうどんには白いご飯が一番合うと豪語したい気分です。
いつも必ずそうしています。
しかし、この日は気分を変えていなりずしをお願いしました。
理由は分かりません。多分、腹ペコじゃなかったので、少しつまみたい気分だったのでしょう。

注文してから少し後悔しました。期間限定でこんな味噌煮込みもあるではないですか・・・。

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「おっと、これは気になるなあ~」と思わずつぶやいてしまいましたが、
値段をみて「うんうん、今日はこれでよし!もっと余裕のある時にしよ。」
と勝手に納得してしまいました。
これが一人メシの醍醐味ですね(笑)。

こちらにお邪魔するといつも悩みます。
一味がいいのか、七味がいいのかと。
間違ってもコショーはかけません(笑)。

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七味の方がいろんな味が楽しめるようでお得感があり、
そちらをついつい大量に振りかけてしまいますが、それは素人の行動なんでしょうか?
唐辛子の達人がいたらぜひ教えて頂きたいと思います。

このまま味噌シリーズが続くともう一回くらい味噌煮込みうどんを登場しそうな予感がします。
それは食べ物のはなし的にはいいのでしょうか・・・。

ごちそうさまでした。
次回も何とか味噌で頑張ります(笑)。

お粗末・・・。1月の目標

100%言い訳として読んでいただきたい。
本当はブログのネタにすべきではないと思うが、
3人のライバルへ報告義務もあるので(そんなこともないか・・・)、
1月の記録を書き残しておきたい。

毎年元旦は必ず朝走って橋から初日の出を眺めるのだが、
今年はインフルエンザに罹ったこともあり中止。
毎年参加している日本昭和村みのかもハーフマラソンもその影響でサボってしまった。

その時点で気力もなく完全アウトだが、細々とは走ってきた。
走った距離は目標の半分50km。
ライバルが高笑いする声が聞こえてきそうだが、それが事実なので何も反論できない。
2月は出場する大会もないことから危機感も薄い。
観光気分で京都をランニングした思い出があるくらい。

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そんなどうしようもない1ヶ月を終えたわけだが、
ランニングとは別に体を鍛える時間は作った。
昨年11月に名古屋駅前のスポーツクラブに入会。
年末は飲み会続きでほとんど行くことができなかったが、
この1月は仕事帰りに何とか6回行くことができた。

普段の生活で上半身を鍛えることは皆無なので、
ジムでは筋トレ中心のメニューをこなした。
標準メニューを2セット程度なので筋力アップには程遠いが、これも「継続は力なり」だろう。
ランニングマシーンは汗だくになってしまうので、バイクを一定時間漕ぐ。
きっと太ももあたりには効果的だ。

言い訳には間違いないが、50kmしか走っていないとはいえ、
それなりの体力作りは行っている。
京都観光も相当距離歩いたし・・・(笑)。

まだまだ寒い日が続き、起床すると途端に走る気力が失せてくるが、
先月よりは盛り返す2月にしたい。
少しでも言い訳の回数を減らすために・・・(苦笑)

映画「6才のボクが、大人になるまで。」

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アカデミー賞のノミネート、ゴールデングローブ賞を始め数々の映画賞の受賞など、
今、最も話題の映画の一本。キネマ旬報のランキングでも2位だった。
僕はキネマ旬報でこの作品を知っただけなので完全に遅れてるが、
その実験的な映画製作がかなり高い評価となっているようだ。

多くの映画賞の受賞は、12年の年月をかけて、
一人の少年を中心にその成長過程を描いたことが大きな理由にもなっているだろう。
もちろん映画としても優れた作品だと思うが、その取り組みに対する評価も否定はできない。

あの可愛らしい少年が18歳になるとあんな大人になってしまうとは監督も想像できなかっただろう。
太ったり痩せたりするわけで、きっと監督の思い通りにはならなかったはずだ。

6歳の少年はiMacを使っていたが、18歳になった時点では当然のようにiPhoneを使っている。
それは今を同時進行で生きている僕たちにとっては当たり前のことだが、
映画の撮影が始まった当初は12年後の世界なんてイメージできないと思う。
随分と脚本も手直しされたのだろう。
うまい具合にAppleの宣伝にはなっているな(笑)。

人は育つ環境で人間性が作られていく。
主役であるメイソンは幸いにもまっとうな生き方を選択したが、
あの家庭環境であればもっと危うい方向へ向かっても不思議はない。
12年の流れは、僕が同時に自分が親として携わっている時間ともオーバーラップする。

ほぼ同世代の子供を持つ親として、子供とどう接するのか、
どんな環境で育てていくことが大切なのかを感じながら観ていた。
全て嫁さんに任せてしまっている段階で僕は失格なのだが、
夫婦揃っていることが子供にとっては何よりも重要ではないかと感じていた。

日本とアメリカの違いはあるだろうが、子供が親から受ける影響は大きいはず。
もっと手本となるような態度を示さないといけないのかな・・・。

この映画に関わったキャスト、スタッフの苦労も感じ取るべきだが、
僕のようなちょっと残念な父親にも観て欲しい映画だ(笑)。

シアワセな一日

昨日は午前から夜までお酒を飲んだシアワセな一日だった。
朝5kmを走った後は大垣まで出掛ける。
名大社女子ミズタニの結婚式に出席したのだ。

最近のウエディング事情を知るには出席するのが一番。
そのトレンドがよくわかる。

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お互いがゲーム好きが接点で知り合った二人。
正直僕には理解できないところがあったが(笑)、これが共通の価値観。
随所にスライムくんが登場した。

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主賓として品格に欠けた緊張感のないスピーチをさせてもらい、
あとはシアワセそうな二人を眺めながら飲んで食べるだけ。

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なんとカーキカットもスライム。
司会者の女性が「ではお二人にケーキをやっつけてもらいます!」
とこれまで聞いたことのないコメント。

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果たしてこのケーキは美味しいのだろうか。う~ん・・・。

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六角精児似の新郎と記念撮影(笑)。

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友人の余興も盛り上がる。
ケーキビュッフェはこんなオープンな感じ。

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ミズタニ女子の最後の手紙も感動的だった。
思わずウルッときてしまった。結婚式は何度出てもいいもんだなあ~。
いずれ立場が変わるとその心境は全く違うものになるんだろうけど・・・。
末永くお幸せに!!

この日はそれで終わらない。
JRが人身事故で遅れたものの、一旦自宅に戻り着替え外出。
全く別の夜の会に参加することになっていたのだ。
名古屋駅のスポーツジムでサウナだけ入りアルコールを飛ばし、万全な態勢に整える(笑)。
なんと女子会の特別ゲスト(?)として参加するので、酔っ払い状態では失礼にしかならない。
理由はさっぱりわからないが人事系の女性担当者が集まる飲み会にお招き頂いた。

採用系の話題はほんの少しで(苦笑)、あとはただの楽しい飲み会。
モツ鍋とワインでハッピーな時間を過ごす。

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美しい女性に囲まれて飲めるのもシアワセ。
舞い上がり写真を撮り忘れたので、その羨ましい姿を見せることができないのは残念。
6時にスタートして終わったのは11時。
5時間も同じ店にいたことになる。
これが女子会の恐ろしさか・・・(笑)。

そんな感じで一日飲んでいたような気がする土曜日。
僕も含めみんながシアワセであればいい。
お疲れ様でした。

女性経営者のいい話

今週火曜日は日経トップリーダー経営セミナーに参加させてもらった。
講師は最近、いろんな場で登壇されているダイヤ精機株式会社の諏訪貴子社長。
テーマは「中小企業の経営改革と人材確保・育成」という興味深い内容。
このセミナーが案内された時に速攻で申し込んだ(笑)。

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会場には中小企業の経営者らしき方が220名ほど出席されていた。
このような場では必ず知り合いに会うのだが、今回は誰にも会わず。
普段、僕が付き合っている層とは違うのかな・・・。

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講演を拝聴しながら、まず最初に感じたのは話し方がとてもなめらかで上手いということ。
自己紹介の中で披露宴の司会を仕事にしていたというから腑に落ちた。
こんな経歴もあるんですね。
しかし、それは二代目社長を意識する前。

その生い立ちもなるほど!と感心してしまった。
3人兄妹(姉、兄)のと一番下して生まれた諏訪社長。
本来は兄が跡取りになるはずが不幸にも幼少の頃、死去。
その事もあり、諏訪社長は男子誕生を期待され生まれたようだ。

そのため小さい頃から男の子ように育てられた。
3人娘の末っ子が後継者になることが多いのとよく似ている。
一般の方は素通りする話だと思うが、
ファミリービジネスを学んだ者はなるほど!と感心してしまうのだ(笑)。

理系の大学に進み、就職先も自動車メーカーのエンジニア。
それも父親に役員秘書の仕事だと半ば騙されて就職したとのこと。
その後、家業を手伝うことを頼まれて入社したものの、
リストラを提案したら自分がリストラに合ってしまう。
その経験を2度されたという。

創業社長は社員を守ることを第一優先と考えていたようだ。
このあたりは理想的なファミリービジネスかもしれない。
しかし、突然、死を迎えることになり、夫、社員という選択肢ではなく
末娘である諏訪氏が社長を引き継ぐことに。
これもファミリービジネスではよくあるケース。

何の準備も何の帝王学も学ぶことなく、いきなり後継者となる。
僕も同じようなものだが(苦笑)、突然大きな決断を求められる。
父親の死を悲しむ暇はなかったようだ。
会社の状況が良ければまだいいが、業績は悪化している。

ダイヤ精機は東京都大田区にある町工場。
32歳の女性に会社の経営は務まるだろうかと本人も周りも不安はつきまとう。
ベテラン社員の扱い方も難しく、反発も多い。

そんな中で1年かけ経営理念を作り、多能工集団という経営方針もまとめられた。
社員さんが納得するリストラも敢行し、会社全体の意識改革も行う。
人材募集を行っても一人の応募者もなかったが、
いろんなアイデアを出すことで今では人気企業になっているという。

これもやり方次第。人が来ないと嘆くのではなく、
社内の意識改革が重要なことは多くの聴講者も参考になったのではないか・・・。
偉そうな言い方ですね。スミマセン・・・。

現在では溌剌と働く職場をつくり、全員で社員旅行を楽しんでいる。
みんなが楽しそう。いい光景だ。

もちろん経験や能力は必要だが、もっと大切なのは勇気や行動。
結局、人を動かすのも動かさないのも人。
こちらが本気で熱意を持って接すれば変わることはできるはず。

素晴らしいお話を聞けました。
感謝!

さて、うちの社員旅行はどこにするかな(笑)。
札幌ススキノで飲むのもいいなあ~。
博多中洲で飲むのもいいなあ~。