これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「BAD LANDS バッド・ランズ」

原田監督は毎年秋に作品を公開するのが定番になっているのか。
大ヒット作や超優秀作は生まないが、
(大変失礼ですね、すみません)
安定した作品を提供し続けるのは配給側としても安心できる。

昨年は「ヘルドックス」、一昨年は「燃えよ剣」
危ない作品が続くが、
(「燃えよ剣はそうでもない・・・)
これも原田監督の特徴ではないだろうか。
そこからの岡田准一友情出演だったりして(笑)。

本作の上映時間は143分。
その前に観た「白鍵と黒鍵の間に」が94分。
約50分も長いが、その時間は感じなかった。
逆に白鍵~が長く感じたりして・・・。

本作を観た多くの方は言うように安藤サクラの魅力満載で、
彼女のための作品かもしれない。
立ち振る舞いや表情含め、なんでもこなせる女優なんだと改めて感心。

「百円の恋」でボクサーを演じるくらいだから、簡単なアクションはなんでもないか。
「怪物」の出演と合わせ、今年の主演女優賞をそうなめするかも。
キネマ旬報だとこの経歴で歴代トップになるんじゃないか?
日本映画を支える大女優になるんだろうね。

失礼ないい方だが、とびきり美人じゃない女優がこんな活躍をするのは貴重だし大切。
今後の幅をさらに広げてほしい。

俳優絡みでいえばもう一人。
元ヤクザ役を演じた宇崎竜童。
ドラマ「ハゲタカ」の旅館のオーナー並によかった。
あんな表情は彼しかできないのかもしれない。
「ハゲタカ」は序盤で重要な役割を担ったが、本作では終盤で要の役割。
いやいや素晴らしい。
こんな流れになるとは想像していなかったし。

とここまで書いてきたが、映画の内容には全く触れていない。
これでいいのか。
少しは本作の魅力を伝えなきゃいけない。

完全なフィクションだが、実話ベースのストーリーに思えてならなかった。
大阪西成地区のリアルさがそうさせたかもしれないし、
巧みなオレオレ詐欺の動きがそうさせたのかもしれない。

予告編の情報だけで観たので、安藤サクラと山田涼介の兄弟が詐欺事件を
繰り返すのかと思っていたが、そうではなかった。
複雑な愛情が絡み合った人間ドラマ的な要素も強かった。

映画にのめり込むが、一歩引いて客観的な視点で味わっても楽しめる。
本作のような事件が実際にあったら困ってしまうが、
起きてもおかしくないのが今の日本かもしれない。

そんなことを感じた作品。
秋に観るには相応しいね。

映画「白鍵と黒鍵の間に」

何が凄いって、本作で披露されるピアノは主役池松壮亮が弾いていること。
素人レベルの見方だが、こんなに上手いのかと思ってしまう。
調べてみると役作りのために半年間、猛特訓したという。

半年でこのレベルになるとは、その役者魂に感動。
令和の仮面ライダーを演じるだけのことはある。
多くの映画監督が使いたい役者の一人なんだろう。

映画自体はとても不思議な作品。
笑わせたいのか、心の内や葛藤を表現したいのか、その両方なのか、よく分からない。
池松壮亮が二役演じる必要性は映画を観ていくうちに徐々に見えてくる。

映画のモデルは実在するジャズミュージシャン南博でその回想録らしいが、
あえて監督はこんな演出をしているのか。
映画コラムニスト仲間や映画好き仲間にも観てもらい、感想を述べてもらいたい。

映画の舞台は昭和63年の銀座。
僕はちょうど大学4年生になる頃。
バブルのど真ん中の銀座はあんな感じだったのか。
想像していたよりも静か。
もっと華やかな世界かとと思ったが、そうでもない。
怪しい人たちは登場するが想像の域は越えない。
銀座だからパラパラ踊っているわけじゃない。

池松壮亮演じるピアニスト南は多分、20代前半。
音大を卒業し、夢を描きながらももがいている時期。
世代的に共感はできる。
夢と現実に挟まれながら、やるせない気持ちを夜の銀座が癒してくれる。

その癒しが諦めに向かうかどうかで人生は変わる。
なし崩し的に堕ちていくのか、這い上がっていくのか。
銀座という街にはその両方が介在し、酒や女性が翻弄していく。
一度くらいは僕も溺れてしまっていいかも・・・。

ヤクザの親分にも驚いたが、もっと驚いたのが主役南の母親。
洞口依子が演じている。
かなり歳も取ったし体形も変わった。
まあ僕より一つ上だから、そんなもんだろう。
重い病気もされているし。

思い出すのはピンク映画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」。
大学時代に試写会で観たんじゃないかな。
ただのピンク映画じゃない。
相手役は伊丹十三で監督は黒沢清。
当時、かなり話題になった。
と同時に洞口依子はアイドル的存在だった。

そんな彼女がすっかりお母さん。
薬師丸ひろ子はどの年代でも演じているので母親役の違和感はないが、
こういきなり出てくると驚きとなる。

それも映画の楽しみ方か。
白と黒の間にはきっと何かがある。
その何かは本人しか分からないのだろう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その265

10月に入り急に涼しくなってきました。
日によっては涼しいというよりもむしろ寒いと感じたりします。
あっという間に冬になってしまうのでしょうか。

気候のいい秋を感じたい人は多いはず。
そう、秋といえば食欲の秋。
夏は麺で済ませていましたが、秋はガッツリといきたくなります。
それが健全な中年男子といったところでしょうか。

会社から電気文化会館の通路を抜けると飲食店が並びます。
日常的には「どてマニア」さんや「ラーメン横綱」さんあたりは顔を出します。
それでは伏見シリーズは続きません。

常に新しいお店を開拓しなければなりません。
その並びにある「Neo 和Dining MiRAI 」さんに行ってきました。

昨年7月にオープンしたお店ですが、お邪魔したのは今回初めて。
以前、この場所に構えていたお店で食べた「カキフライ定食」があまりに酷く、
それ以来行かなくなってしまいました。
気づいたらお店もなくなっていました。
やはり一定のクオリティを出し続けないとお店は繁盛しませんね。

お店の外に掲げてあった看板メニューを注文しました。
店内にはいろんなお酒が並んでいます。
偏ることなく、変なこだわりも捨てチャレンジされるのでしょうか。

やわらか豚角煮カツ丼定食 980円

こちらは丼は卵あんかけとゴマ味噌の2種類。
写真映えを考え、卵あんかけにしました。
アップにするとこんな感じ。

美しい絵になります。
大きめの角煮カツが3つ並びます。
生卵を崩しながら、カツに絡ませて頂きます。
それが新しい名古屋の食べ方でしょうか。

今回、角煮カツなるものを初めて頂きました。
ヒレカツよりもかなり柔らかいです。
歯ごたえを求める方には物足りないかもしれませんが、
柔らかいお肉が好きな方はハマる味かもしれません。

大盛無料ですが、結構なボリュームなので並盛で十分。
これだけでお腹いっぱいになってしまいました。

このランチにはなんとテイクアウトのコーヒーがサービス。
会社に持ち帰って飲むことにしました。

こんな楽しみ方ができるのもいいですね。
ごちそうさまでした。

関わる全ての人をSmileに

先週3日(火)は第7回名古屋ファミリービジネス研究会Day5。
半年のプログラムもこの回を含め、あと2回。
月日の経つのは早い。

毎年、このタイミングは活躍する経営者を招いての講演会がメイン。
一昨年は株式会社オーダースーツSADAの佐田展隆社長による「迷ったら茨の道を行け」
昨年は株式会社エスワイフードの山本代表による「伝統を守りながら変わり続けることの重要性」
いずれも好評のうちに終えることができた。

今年は・・・と紹介したいが、講演会の前に行う各回の振り返りを少し披露しておこう。
まずはアイスブレイク的な僕の小話。

現在、行っている大学の授業からファミリービジネスに関わる採用について。
その流れからDay1の櫻山さんによる「ファミリービジネスのブランディング」。

Day3の丸山さんによる「ファミリーとビジネス」。

Day4の鶴田さんによる「事業承継計画の作成」。

そして今年はDay2の平林さんにはオンラインで参加頂いた。

わざわざ出先の羽田空港から「幹部の育成と家訓・家憲の存在」について
振り返りと課題のフィードバックを頂いた。

それぞれポイントを分かりやすく説明してもらったので、
最終回の課題発表も期待できるだろう。
恒例の西タイムでも事業承継計画を熱く語って頂いた。

1時間半程、みなさんに頭の中を整理してもらい、本番へ突入。
今年は株式会社アワーズの代表取締役社長山本雅史氏。

和歌山のテーマパーク「アドベンチャーワールド」を経営する三代目社長。
大阪からお越し頂いた。
テーマは「だれもがキラボシ 笑顔あふれるテーマパークの秘密」。

山本社長の生い立ちから事業への関わり方、事業承継、
企業理念に基づいた経営についてじっくりと話をして頂いた。
写真からも分かるように山本社長は爽やかで温厚そうな方。
話しぶりも、その行動も見たままといっていいだろう。

ただ、そこには深い信念と熱い想いが宿っている。
カリスマ経営者が立ち上げ、2代目がその事業を伸ばしたという同族企業にはありがちなケース。
3代目はそこで苦労する場合が多い。

山本社長もその一人に間違いはなく、会社を継ぐには相当な「覚悟」が伴う。
掲げた理念は「関わる全ての人をSmile(=幸せ)にする」。
この理念が明確になった時に会社を継ぐ「覚悟」ができたといわれる。
決めたら、それを貫く通す。
どんな横やりが入ろうが、それにこだわった経営をする。
優しそうな笑顔の中に強い気持ちを感じた。

Smileは社員、ゲスト(お客様)、社会を指し、その中でも社員が一番だという。
僕が社長時代も同じことをいっていたので、大いに共感。
山本社長の方針や取り組みに対して参考になった受講者は多い。
アンケートも100%の満足。
感謝、感謝ですね。

質疑応答は尽きず時間をオーバーしたため、僕の方で強制終了。
まあ、これは仕方のないこと。
みなさんも熱いからね。

その後は懇親会。
山本社長と担当の大本さんにも参加頂き、こちらでも大いに盛り上がった。

こうしてDay5もいい流れで終了。
残すはあと1回。
みなさんの課題の取組みに期待し、11月7日を迎えたい。

お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

映画「パーフェクト・レボリューション」

「その日、カレーライスができるまで」に続いてAmazonプライムで観たリリーフランキー主演作。
公開は2017年だが、僕は作品自体知らなかった。
映画評論仲間のBushさんが絶賛したコラムを読み、本作の存在を知っただけ。

映画コラムニストとしてはまだまだですね・・・。
当時、名古屋で公開されていたのかな?
話題性はあるのに素通りしたか、名古屋で上映されなかったのか。
どちらにしても情報不足の自分に喝!

公開されて6年経過しているのでネタバレは問題ない。
重度の身体障がいがあるリリーフランキー演じる主人公クマと
人格障がいを抱えた風俗嬢のミツとのラブストーリー。
実話がベースのようだ。

ミツを演じるのが清野菜名。
今はトップ女優の一人だが、当時はまだ売れる前じゃないかな。

結論から言おう。
奔放で真っすぐで純粋でちょっといかれたミツがすこぶるいい。
惚れてしまう。
可愛くて仕方ない。
僕もコロッといってしまう。

しかし、近くにいたら迷惑だし、絶対に幸せになれない。
冷静に判断すれば一緒になることはない。
ただ冷静になれる自信はない。
どうなってもいいと思ってしまうかもしれない。

当初は迷惑がっていたクマもミツがいなければ生きる意味を失くしてしまった。
人なんてそんなものかもしれない。
そこに重度の身体障がいや人格障がいが重なる。

「パーフェクトレボリューション」なんて壮大なタイトルは2人のためだけにある。
実際にミツは同じようなことを説得力のないまま言い続ける。
でも、それが障がいという「偏見」から解き放たれる二人の向かう先。

本作でも障がい者として邪魔者扱いされたり、必要以上に同情されたりする。
そこに悪意はない。
偏見に満ち溢れているだけのこと。
多様性といいながら僕らはまだそんな目線を払しょくできていない。
僕もきっと同じ。
心のどこかではそんな部分が残っている。

それを痛快にぶった切るのが主人公の2人。
不幸だが爽快。
不安だが明るい。
こんな作品を通して、もっと僕らは世の中を知るべき。

もしかしたら公開が早すぎたのかも。
今年だったらもっと話題となり、評価も高かったかもね。

映画「バーナデット ママは行方不明」

すき間時間に鑑賞。
そうじゃなければ、観ないまま終わっていたかもしれない。
たまたま空いた時間に感謝。

まず映画を観て思ったこと。
英語が理解できれば、もっと楽しめたということ。
僕は英語は喋れないし、聞き取れない。
ふとした瞬間、英語を学ぼうと思ったりするが、本気じゃない。

この年齢になって覚えるのはしんどいし、
それなりの翻訳機があればなんとかなると思ってしまう。
しかし、本作を観ると日本語訳では伝わらない言葉があるはず。
もっと笑えたり、泣けたりすると思うし。

主役はケイト・ブランシェット。
最近では「TAR ター」が話題だったが、見逃してしまった。
3年前にAmazonプライムで観た「キャロル」はよかった。
こうして作品を並べてみると実に多彩な演技力を持つ女優さん。

本作でもその魅力を十分に発揮していた。
とにかく喋りまくる。
一人で勝手に妄想し、自分勝手に相手に喋り続ける。
字幕を追うのもしんどいくらい。
だから英語が理解できるとよかった。

ジャンルとしてはヒューマンコメディなので、笑いもあれば、ホロッとする場面もある。
特にラストはよかった。
タイトルにもなっているバーナデットはケイト・ブランシェットの役名。
結構いい暮らしをする専業主婦。
しかし、人付き合いが苦手で隣人とトラブルを頻繁に起こす。
それには理由が存在するが、かなり面倒。
本人なりの言い分はあるが、近所に住んでいたら、こちらがストレスを感じそう。

ただ本作ではそのバーナテッドがストレスや悩みを抱え行方不明になる。
タイトルが腑に落ちる。
彼女の葛藤がそんな行動を起こさせるが、能力が高いからこそ起きる問題。
才能ある人を専業主婦に留まらせておくとアメリカであれ日本であれ、
同じような行動になるかもしれない。

それは家族にとってむしろ不幸。
相手のことを理解し、それに合った生活をしないと家庭は崩壊する。
本作の場合、デキた娘の存在でそれは回避されるが、一歩間違えば崩壊への道。
子供の存在は重要だ。

つい自分にダブらせてしまった。
家人は行方不明にもならないし、近所でトラブルを起こすことはない。
しかし、ストレスや悩みがないかといえば、それは分からない。
僕が知らないだけ抱えているかもしれない。
打ち明けることもないだろう。

それは少し怖い。
もし、自分が原因であるなら、もっと怖い。
接し方ももっと考える必要があるとつい思ってしまった。
頼りにすべき子供は遠くだし・・・。

ヒューマンコメディはあまり観る機会がないが、
自分への戒めのためにも時々は観た方がいい。
笑ってごまかすこともできるしね。

その気になれば、ランニング日記2309

月間目標100kmはおかげさまで今年に入りずっと達成している。
2022年も完全達成なので、今や達成しないわけにはいかないという雰囲気。
その雰囲気は誰かに伝わっているわけもなく、あくまでも自分のみ。

自分との約束事に過ぎないが、そろそろもういいかな・・・なんて思う時もある。
バタバタと忙しい日々が続く気持ちも萎えるのは正直なところ。
それも天候など自分以外が原因だと萎える気持ちも強くなってしまう。

特に今年は暑さが気持ちを萎えさせた。
本来、9月であれば朝5時台は涼しくなり走りやすくもなる。
ところが今年の9月は暑い。
下旬まで真夏日で8月とさほど変わらない。

なんだか言い訳モードになっているが、月前半は思うように走ることができなかった。
いつもなら月の前半で50kmを越え余裕を持て後半に臨むが9月は違った。
15日の段階で目標の半分に満たない。

週末も結構予定が入っていなので距離を稼ぐこともできない。
危機感が自分の中で芽生えてきた。
萎えた気持ちよりも危機感が上回ったようだ。

なんと13日からは7日間連続で走った。
その距離40km。
過去、一週間毎日走ったことなんてないと思う。
せいぜい5日連続がじゃないか。

まあ、その気になればできるということ。
一週間でこの距離を走れば目標は一気に近づく。
あっという間に余裕もでてくるわけだ。

その結果、9月のランニング距離は105km。
先月も無事に目標達成できた。
パチパチ。

ここにきて朝も涼しくなってきた。
今のペースでいけば今年も完全達成は見えている。

しかし、心配な点がひとつ。
先月は躓いて足が痛かったが、今は膝が痛い。
これは数か月前からずっと続いている。

普段の生活は支障はないが、階段を降りる時に痛みを感じる。
年のせいだろうか。
幸いランニング時は気にならないが、意識しているのかスピードは遅い。
そのうち治ると勝手に思っているが、どうだろう。

いずれにせよ、今月達成だけを考えて走っていきたい。
今年もあと3ヶ月、頑張ります!

食べ物のはなし 伏見シリーズ その264

伏見シリーズもたまには夜のお店をご案内した方がいいででしょう。
普段、お邪魔するお店はすでにこのシリーズで紹介しています。
ブログの反響が大きいせいか、どこのお店も繁盛しています。

人気食べ物ブロガーとしても嬉しいところ。
信ぴょう性は怪しいですが、そう信じて邁進していく限りです。

今回は8月にオープンしたお店。
普段、ロータリークラブや他の行事でお世話になっている名古屋観光ホテルです。
地下は以前、ウェディング用の施設でしたが飲食店に変わりました。
2店舗並んでいますが、今回は「やきとり八百万」さんにお邪魔しました。

ホテルの焼鳥屋さんらしく高級感があります。
気軽にワイワイやるのではなく、堅い話をしながら食事を楽しむ場として最適。
まさに人気食べ物ブロガーにぴったりでしょう。

こちらはコースでの提供となります。
少し高めの設定はやむを得ないところ。

八百万コース 7700円

かなりの種類が提供されます。
厳選した食材を使い、ホテルで鍛えられた料理人が捌いてくれます。
一品一品、そのこだわりの説明も頂きましたが、そこは省いて写真で想像していただきましょう。
ピンボケ状態の写真もありますが、
堅い話をしながら、瞬間的に撮影する裏技を使っているのでお許しください。

飲み物はビールからスタートし、白ワイン、日本酒と流れていきました。
日本酒は仙禽、農口研究所、風の森など個人的に好きなお酒が多いのは嬉しいです。

調味料にもこだわっていrのでしょうか。

このあたりは定番

つくねのスープも絶品です。

ささみですね。

手羽ですね

あとはざっ~と見せていきましょう。

これはぜひ、説明したい。でも忘れました・・・。

〆の炊き込みご飯は別途注文となります。

これだけ上品な焼き鳥を頂いたのは初めて。
大切な方をかしこまりすぎることなく、ご招待するのはいいかもしれません。
滅多にお邪魔はできませんが・・・。

時にはステキな夜を大人の会話をしながら過ごしたいものですね。
ごちそうさまでした。

「言葉のチカラ」に感動した一日

先週9月26日は、今振り返っても素晴らしい一日。

午前中は株式会社パフの株主総会。
僕は取締役として出席。
激震が起きることもなく平和に終了。
継続して取締役を務めることも承認いただいた。
こちらはお昼に頂いたお弁当。

そして、夕方からは西川塾特別例会。
僕が幹事長を務める西川塾の一年に一度の大きなイベント。
何度も話をしているが9月26日は昭和34年に伊勢湾台風が東海地区を襲った日。
故西川俊男塾主の思い出深い日となる。

毎年、この日に特別例会を開催。
今年も塾生で準備を繰り返してきた。
講演は同じ塾生仲間の株式会社アドライブの遠藤社長。

120名の方に参加頂き、盛り上げることができた。
遠藤さんは3年前に視力を失い、絶望の中で会社経営をしてきた。
その中で学んできたことを披露してもらったが、参加した全員が感動したと思う。
涙を流す方も多かった。

テーマは「言葉のチカラ」。
遠藤さんか家族や多くの仲間からもらった言葉が彼の勇気となり、新たに踏み出す一歩となった。
そして、彼が勇気をもらい感じた言葉を更に僕たちが彼を通して言葉をもらった。
まさに「言葉のチカラ」。

講演内容はざっとこんな感じなのだが、僕が感動したのはそれに留まらない。
それをみんなで盛り上げ、いい例会していく。
塾生の一体感を通し、改めて西川塾の良さを感じたのだった。

せっかくなので、ざっと一日を追ってみよう。
運営スタッフによる最終確認。
幹事の野田さんが本当に頑張ってくれた。

遠藤さんのリハーサルも無事終了。

講演会は僕の挨拶から始まり、毎年、お越し頂ける西川塾主の奥様の挨拶。
いつも僕らのことを温かく見守って頂ける。

そして、遠藤さんの講演。

何も見えない中での完璧な話。
状況を掴めない方が参加していたら、視力を失っているとは分からない。
塾生代表の堀さんの謝辞もグッときた。

終了後は場所を変え、懇親会。

デコボココンビの挨拶から始まり、吉川副幹事長の乾杯。
お仲間はゲスト出演ということで(笑)。

その後は食事とお酒を楽しみながらの懇親。
僕も多くの方と挨拶をさせてもらった。
遠藤さんの隣には秘書のように元名大社の村上が張り付き見守っていた。

普段はダメ出しばかりしているが、今回は講演のサポートといいとても活躍してくれた。
たまには褒めておこう。

忙しい中、参加してくれた西川塾のエース山本左近氏。

元F1ドライバーは今や衆議院議員として飛び回っている。
この時のために駆けつけてくれた。

そして、太田さんの締めの挨拶。

やっぱり最後の最後は名古屋ナモ締め。
再び僕が登場し清らかに締めを行った。

全員での記念撮影。

みなさんをお見送りした後は塾生スタッフで簡単な振り返り。
あっという間の一日だった。

口々にしていたのは西川塾がとてもいい場、いい仲間に恵まれているということ。
僕自身はその先頭に立っているにすぎないが、幸せを感じた瞬間でもあった。

感動した一日をありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

それぞれの旅立ち

今日は10月2日。
昨日が日曜日だったので、今日、内定式を行う企業は多い。
名大社でも夕方から近くのコンダーハウスで内定式と歓迎会を行う。

先月19日より中途社員が入社。
来年4月から2名の新卒学生の入社が決まっており、全員で歓迎会を行う。
僕は大学の授業から駆け付ける。

どうやら挨拶もあるらしい。
社員全員の前で話すのは随分と久しぶり。
その間、いろんなところで挨拶しているので、
腕が上がったところを見せなくちゃいけない(笑)。

中途社員は研修を行い理解をしているが、新卒学生は一度も会ったことがない。
今日、初めて会う。
とても楽しみ。

いずれにせよ、あと半年、充実した学生生活を過ごしてもらい、
4月から元気な姿で入社してもらいたい。

我が家もここにきて大きな変化が起きている。
大学4年の息子は昨日から帰省し、今日は同様に内定式。
無事に志望先から内定を頂いた。

名古屋本社の企業だが、配属先は国内だけでなく海外もあるのでどこかは分からない。
本人もそれに関しては特に希望はないようだ。
4月からはまた別の地で一人暮らしをするのだろうか。

社会人4年目の娘も今月から生活が変わる。
新卒入社で3年半働いた地元企業を退職し、東京の会社へ転職。
職種は同じだが、環境は大きく異なり勤務先は南青山。
今まで制服を着たまま車通勤をしていた身から都会のど真ん中で、
それも南青山なんて、名前を聞いただけで緊張しそうな場所。

本人にとってはキャリアアップになるが、まずは環境に慣れることが大事。
先週までは引越しなどでドタバタと慌ただしい生活。
僕も父親としてそれなりに手伝いもした。

こうして息子も娘も新たな道を歩んでいく。
親としては嬉しい反面、寂しさもあるが、これは誰もが通る道。
こうして一歩ずつ大人になり成長し、自分の世界を築いていく。

少し前の夏休みだが、二人の未来にお祝いもした。
親としてできることは徐々に少なくなっていく。
これも健全な証。
あとは万が一の時のためにデーンと構えておくだけ。
頑張ってくれたまえ。

今日は会長として先生として、そして親として何かと記念な一日。
それそれの旅立ちを見守っていきたいね。