昨日、57歳の誕生日を迎えた。
多くの方からお祝いのメッセージを頂いた。
ありがたいと思うと同時にもうこんな年なのか・・・と考えてしまう。
あと数年すれば還暦。
自分のイメージでは到底追いつかない。
果たして大丈夫だろうかと心配になるが、そんなことを考えても仕方がない。
自分のやれることに向き合っていくだけ。
昨年5月末に社長を退任し、6月より会長に就任。
代表権は外した。
少しはのんびりできるかと思ったが、意外とそうではない。
次から次へのいろんなものが降り掛かってきた。
会社の仕事ではない。
それ以外の仕事。
仕事といえるかどうかは分からない面もあるが、あちこちから依頼が来た。
それはむしろ感謝すべきこと。
きっとヒマだ!というのが大方の理由だと思うが、
信用のない人にはどんなくだらないことでも依頼はない。
一定の信頼を頂けている証。
実際はそうじゃないかもしれないが、そう信じて答えるだけ。
その結果、のんびりする時間はなく、以前のように時間に追われている。
スケジュール管理をして休みも取るが、それは限られている。
平日の日中に空いている時間はあるが、夜はまだまだ忙しい。
こうして一年が過ぎていった。
現在、僕の名刺入れには6種類の名刺が入っている。
名大社取締役会長
日本ファミリービジネスアドバイザー協会執行役員
パフ取締役
ふるさと就職応援ネットワーク会長
愛知大学 クラブ愛知副会長
ブライトプラネットワークス顧問
どうやら肩書だけは立派。
リンクを貼っておくので興味がある人は見てほしい。
優先順位は名大社が当然ながら一番だが、その流れで他の業務に関わることも多い。
周りからみれば、よほどヒマな人だと思われているのかな。
この5月から西川塾の幹事長にも就任した。
西川俊男氏が逝去されてから8年が経過するが、塾生の活動は継続。
今年度は新体制で臨むこととし、新塾生も増やすことになった。
5月9日には総会が行われ、新たな方向性も示した。
ここにきて責任者とは・・・。
全員で会を盛り上げるわけだが、使命は果たさないと。
先週金曜はふるさと就職応援ネットワーク5月例会。
7月で期は変わるが、1期2年なので少なくともあと一年は会長。
今回の例会は全就研の来田会長と「ゆるい職場」の古屋氏を招いた。
とても有意義で学びの多い会
学生や若者を育てていくことも大事な使命と再確認できた。
6月からは大学の授業もスタートするし・・・。
娘、息子から誕生日プレゼントも届いた。
とっても嬉しい。
よ~く父親のことを理解している。
飲みすぎるなといいながらクラフトビールを送ってくるとは・・・。
センスもいいね。
そんな状況で迎えた57歳。
まだまだのんびりはできない。
頑張るしかないね。
みなさま、これからもどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました!
本来は違うブログをアップする予定だったが、
あまりに嬉しいので昨日の出来事を書くことに。
愛知大学野球リーグ1部で中部大学が優勝した。
「あれっ、山ちゃん、愛大じゃなかったけ?」
よく知る人はそんなことを思うかもしれない。
残念だが、その優勝はない。
我が母校は今季1部に昇格したものの、全く勝てず。
いい場面を見せるころなく春季リーグは終了・・・。
ふむ。
では、なぜ中部大学を応援するんだ?
そんな疑問も湧くだろう。
昨日の中日新聞を読むとスポーツ欄に知った選手の名前が載っていた。
改めてネットで調べてみるとこんな記事が・・・。
中部大学の水谷投手の記事が掲載されていた。
昔のブログにも書いたことがあるが、彼は少年野球時代の息子の相棒。
バッテリーを組んでいた。
当時のブログを探ってみるといくつも出てくるので紹介しておこう。
ちょっとうれしいGW前半
その悔しさをバネにしろ!
休日に予定がなければ応援に行っていた。
息子はキャッチャーでエースが水谷クン。
決して強いチームではなかった。
勝率は5割を割っているはず。
今のドラゴンズよりはよかったと思うが、2回戦負けが多いチーム。
どこかに注目されたことはない。
息子は中学までで野球を辞めてしまったが、
水谷クンはずっとやり続け、ずっと投手一筋。
大学では中心選手に成長していた。
新聞記事によれば、翌日の試合に勝てば春季リーグは優勝とのこと。
急きょ、出掛けることにした。
対戦は同じ首位の名城大学。
パロマ瑞穂野球場に到着した時は既に3回を終えていた。
当初は負けていると聞いていたが、8対2でリード。
その後は緊迫した展開が続く。
それでもコンスタントに中部大学は追加点を重ね、9回の時点で11対2。
ほぼ勝利は見えている。
最終回は満を持し水谷クンが登板。
1塁側からは「ミズケン、ミズケン」のコール。
小学校の頃からミズケンが愛称だった。
負傷上がりで万全とは言えないが、難なく1回を抑え勝利。
そして優勝。
メンバーが集まり喜びを分かち合う。
そして監督の胴上げ。
僕にとっては何ら関係があるわけではない。
しかし、自分のことのように嬉しかった。
頼りなかった小学生が気が付けば大学を背負う選手になっていた。
小学校の頃から球は速かった。
息子がキャッチャーになったのもミズケンのボールを捕れる選手が他にいなかったから。
それが最初の理由だったと思う。
そんな意味では息子の貢献度の高いのかな(笑)。
ミズケン、優勝オメデトウ!
次は全日本大学野球選手権。
ここでの活躍も期待しているぞ!
殺し屋が主役のアクション映画。
007シリーズさえ観ていない身としては珍しい選択。
ただこの類の作品ではかなり風変りといえるだろう。
主役の殺し屋は間もなく70歳を迎えそうな年齢。
それもアルツハイマー病で記憶を失くしていく自覚がある。
それでも依頼された任務を確実にこなす・・・。
映画を観ながら、なぜか思った。
日本なら北野武監督が撮りそうなストーリーじゃないかと。
正確かつ冷徹、圧倒的な強さを誇る殺し屋が年齢を重ね、
老いゆく自分に抱く感情がなんとなく北野武的かと。
彼が作るヤクザ映画もそんな要素を持っていると思うし・・・。
アクションや舞台設定だけみればB級作品。
さほど新鮮なテーマでもない。
驚くようなアクションシーンがあるわけでもない。
裏で糸を引く大物。
それに迎合する警察幹部。
それに抗う現場。
まあまあよくありがちな設定。
しかし、そんなシンプルな流れがあるからこそ、
アルツハイマー病殺し屋の生き様が際立ちカッコよく思えてしまう。
なぜここまで殺し屋稼業を全うできたかは、
その一挙手一投足で納得できる。
僕は全然知らなかったが、
主役リーアム・ニーソンの上手さに尽きる。
手捌きなんて、オ~っと唸ってしまう。
記憶がなくなりもどかしさを感じると思えば、
一瞬のうちに相手を仕留める完璧さは見事。
自身の死と向き合うことが、仕事へのこだわりにも繋がる。
ある意味、理想的な仕事像。
殺し屋なのに正義感が強い。
目指すべきキャリアだと勘違いしてしまいそうだ(笑)。
ジェームズボンドと比べれると相手はそこまで大物じゃない。
ボンドガールのような絶世の美女は登場しない。
不死身の体でもない。
特殊な性能を持つ車も出てこない。
ポンコツ車にしか乗らない。
だからこそ人間味がある。
悪い奴なのについ共感してしまう。
多分、数年後は内容も忘れている可能性は大きい。
タイトルすら忘れる恐れもある。
それでも不思議と思い返すシーンが多い。
そんな映画だった。
優柔不断ではあるが、80年代についてもう少し触れたい。
前回書いたように80年代後半の大学時代は狂ったように映画を観ていた。
映画館でバイトをしていたので、その系列の劇場はタダで観れたのが大きかった。
(その分、時給は恐ろしいほど安かった・・・笑)
時間があったのも大きな理由だが、もう一つ上げるとすれば当時は2本立てだった。
邦画も洋画も2本立てだったので、一気に数を稼ぐことができた。
その分、集中力が続かなかったことは否定できない。
覚えていないことも多い。
当時、印象に残っているのは「ビーバップハイスクール」(85年46位)のシリーズ。
1作目こそヒロイン役の中山美穂が中心だったが、
その後は仲村トオルと清水宏次朗が作品を引っ張っていった。
シリーズはどんどんエスカレート。
とても高校生とは思えないストーリーだったが、ツッパッた観客も含めとても面白かった。
バブルに向かう気配が漂っていた。
そして邦画の象徴的な存在といえるのは伊丹十三監督。
「お葬式」(84年1位)、「タンポポ」(85年11位)、「マルサの女」(87年1位)、
「マルサの女2」(88年19位)と話題作を連発させた。
今でもその死は惜しいと思ってしまう。
宮崎アニメ作品の存在が目立ってきたのもこの頃。
「風の谷のナウシカ」(84年7位)、「天空の城ラピュタ」(86年8位)、
「となりのトトロ」(88年1位)
別の形で邦画を牽引していくわけね。
先日、亡くなった坂本龍一氏が音楽を手掛けた「ラストエンペラー」(88年1位)も印象的。
その年は「フルメタル・ジャケット」(2位)、「ベルリン・天使の詩」(3位)という順位だが、傑作なのは読者選出。
なんとこの3作を上回ったのが「ロボコップ」(読者選出1位)。
確かにハチャメチャで面白かったが、今では考えられないんじゃないかな・・・。
いや、必ずしもそうとはいえない。
80年代は「ダイ・ハード」(89年1位)で終わった。
芸術性は乏しいが、すこぶる面白いアクション映画。
こんな作品が1位を取るなんて、例年では考えにくい。
踊っていた日本経済をある意味、表しているのかもしれない。
他にも書きたいことはあるが、80年代はこれくらいにして90年代に入っていこう。
続く・・・。
5月は気持ちよい季節です。
晴れた日には伏見周辺を何も考えずフラフラと歩いてみたいものです。
この日は御園座周辺を散策します。
夜のこの界隈も魅力的ですが、昼間の少しのんびりとした雰囲気も好きです。
御園通り沿いにある「御園天丼下の一色」さんに行ってきました。
美人すぎる魚屋さんで有名な森朝奈さんが役員を務める寿商店の系列店。
もう立派な後継者であり、タレントさんですね。
先日もたまたTVをつけたらバラエティー番組に出演されていました。
今や全国的ご活躍のようです。
名古屋ファミリービジネス研究会のセミナーにご登壇頂いたのはもう4年前のこと。
その時のブログはこちら。
もう人気食べ物ブロガーのことはお忘れかもしれません。
懇親会も盛り上がりましたが・・・。
そうそう、先日、コメ兵の石原社長ともお食事をさせて頂きました。
感謝!
こちらは天ぷらをメインにした丼の専門店。
いろんなメニューが並びますが、今回は定番中の定番を注文しました。
ランチ天丼セット 960円
味噌汁と温泉たまごがついてきます。
天丼をアップにしてみましょう。
左からかどうかは分かりませんが、
竹輪、茄子、イカゲソ、南瓜、海老が所狭しと丼の上に乗っています。
少々、甘めにタレに上手く絡み、グワシグワシと豪快に頂きます。
ご飯は大盛もできますが、ここはあえて普通盛にしました。
半分ほど食べたところに温泉たまごを投入します。
ちょっとした味変になり飽きることがありません。
温玉入りマイルド天丼の完成です。
最後まで美味しく頂くことができました。
こちらはカウンターのみですが若い女性のお客さんが多いのも特徴です。
美人すぎる魚屋さんの影響があるのかもしれません。
この日は早めのランチ。
お店を出たのがちょうど12時。
「からくり人形白浪五人男」が開演を始めました。
1日5回の開演で、時間は10、12、13、15、17時になります。
こんな場に遭遇するのも気持ちよく歩いていたからこそ。
やはりこのあたりをブラブラするのもいいですね。
ごちそうさまでした。
宮沢賢治のことは知っているようで知らない。
作品も読んでいるようで読んでいない。
教科書には必ず登場するし、日本文学の作家としてChatGPTでも紹介されていた。
本作は彼の生きざまを父親目線で理解することができる。
賢治の苦悩する状況を父親らしい愛情で感じることができる。
親子の愛情に飢えた人や家族のふれあいで涙したい人はおススメの映画。
監督は成島出氏。
今年1月に「ファミリア」が公開されたばかり。
この作品も主役は役所広司。
よほどお気に入りなのか。
使いやすいのか。
出演してもらいたいのか(笑)。
1年に2本同じ主役も珍しいと思う。
成島監督は今、コンスタントに安定した作品を撮ることができる数少ない監督。
大学は映画研究会で「ぴあフィルムフェスティバル」に入選した実績もある。
そんな点は個人的に好感度が高い。
そこから映画人生がスタートしたわけね。
映研出身者でぴあ入選。
エースですね・・・。
宮沢賢治が物語を書くシーンは意外と少ない。
それまでの過程や人間模様が中心だが、
人工宝石や宗教にあんなにハマっていたなんで知らなかった。
危うさは紙一重。
そんな背景が巧みにストーリーに絡んでいく。
こういった人間ドラマを描く場合、役者陣の演技力が作品を左右する。
そんな意味では配役はベストであろう。
主役の二人はもちろん、妹トシ役の森七菜も母親イチ役の坂井真紀もよかった。
森七菜は妹として強さとはかなさ。
父親への誘導や祖父を抱きしめるシーンは秀逸。
坂井真紀は母親としてやさしさと芯の強さを見事に演じていた。
普段は明治の女性らしい控えめな姿勢だが、やはり母親だった。
「ロストケア」を観た時にも書いたが、
今後、坂井真紀は母親役で引っ張りだこになるんじゃないか。
映画館入場時にポストカードを頂いた。
本作は岐阜県恵那市で撮影され、現在、ロケ地巡りが行われている。
まあまあ近いので、行ってみるか。
家人は付き合ってくれるだろうか・・・。
誰もが安心して楽しめる映画。
こんな作品も必要だよね。
ありがとがんす。
実に韓国映画らしい作品。
ここ最近、韓国映画を観る機会が増え、その傾向性が分かってきた。
ストーリーの構成、人間の機微、ちょくちょく起こるどんでん返し等、
なんとなくだが観る者を飽きさせない作りを徹底している。
そのあたりが世界中に広まりつつある韓国映画の面白さなのかもしれない。
そんな意味では本作も十分に楽しめた作品。
ネタバレしない程度に簡単に説明すると、
名門高校に通う落ちこぼれ学生が脱北した警備員(実は天才数学者)に数学を教えてもらい、
人生そのものが変わっていくサクセスストーリー。
ありがちなテーマ設定だが、背景にある韓国の実情がうまく絡み合い、
人として何が大切かを教えてくれる。
韓国と北朝鮮の問題は日本とはまた別の角度になるので、映画の肝だがここは割愛。
もう一点、韓国は日本以上に受験戦争が激しく、上へ上への意識が強い。
昨年観た「はちどり」でもそれを感じたが、今は更にエスカレートしているのだろう。
手段は関係なくとにかく優秀な成績を収め、有名大学に進学する。
本質よりもテクニック。
真の学問の意味なんて不要・・・。
それを痛切に感じる。
まあ、僕は大した頭を持ち合わせていないが、勉強の目的は僕らの頃もさほど変わらないけど。
その中で数学者は落ちこぼれ生徒に数学の面白さだけでなく、学ぶ意味を教えていく。
黒板に書かれる、いや映し出される数式がとても美しく絵を描いているよう。
芸術の世界。
ちなみに僕はその数式はまるで分らない。
二等辺三角形は分かるけど・・・。
僕も含め誰しもそうだが、すぐに答えを求めたがる。
大切なのは答えではなく、その問い。
映画でもそれを教えてくれるが、それがすべて数字とは。
定性的な面は問いが大切と思っていたが、定量的な面も問いが大切なわけね。
今更、数学を学ぼうとは思わないが勉強になりました(笑)。
警備員演じるチェ・ミンシクも高校生演じるキム・ドンフィもいいが、
僕がよかったのは2人を支える女子高生役のチョ・ユンソ。
めちゃくちゃ美人とは思いわないが、チャーミングでいい雰囲気を出していた。
調べてみたら、なんと30歳。
う~ん、高校1年生をまだ平気で演じれるんだ。
さすが!
娯楽要素の強い中に社会性や人の尊厳も盛り込む何でもありの韓国映画。
気軽に楽しめるのもいいね。
モンゴル映画を初めて観た。
過去、どれくらいのモンゴル作品が日本で公開されているのだろう。
年間何本くらい制作されているのだろう。
これまで縁がないことに不思議さを感じつつ、新鮮な感覚で映画を堪能。
多くの人がモンゴルというと広い草原のイメージだと思う。
しかし、当然ながられっきとした都会は存在する。
高級住宅もオンボロアパートも存在する。
街並みだけでも新鮮。
中国よりもむしろロシアに近いか。
僕が知らないだけなのかな・・・。
映画の舞台はアダルトグッズショップ。
日本でもそんな舞台の映画はない。
売っているグッズが日本と同じかは分からないが、
陳列されている商品は勉強になった。
なるほどね、そんなに種類があるんだ・・・。。
いやいや、そんなことをブログで書きたいわけではない。
本作は一人の女子大生の大人への階段を描く。
ひょんなことからアダルトグッズショップでバイトを始める。
普通、そんなバイトを頼まれてもやらないと思うが・・・。
モンゴルの国民性もあるが、
その大人への道のりは万国共通ともいえるだろう。
将来に向けた不安、自身へのジレンマ、富裕層に対しての不信感、性への興味関心・・・。
女子大生サロールを演じるのはバヤルツェツェグ・バヤルジャルガルという
オーディションで選ばれた新人女優。
絶対に名前を覚えることはできない(笑)。
ちなみに監督名も覚えられない。
地味でさえない表情であまり可愛らしさを感じない。
最初はこれがヒロイン?と思ったが、
アダルトショップの女性オーナーとの行動でみるみるキレイになっていく。
エンディングでは広瀬すずと見間違えるほど。
今後、観る機会があるか不明だが将来が楽しみ。
本作が日本で公開されたのはニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルでグランプリに輝いたのも理由だろう。
映画を観たことのない国はまだまだ多い。
こんな機会もありがたい。
それにしても途中途中で現れる歌手。
あれは誰?
どんな意味?
誰か教えて欲しい。
伏見シリーズも251回に突入。
次は300回を目指してこのエリアのお店を紹介していきます。
そろそろ伏見商店街振興組合から表彰してもらいたいですね。
そんな組合を一度も聞いたことはありませんが・・・。
ランチで比較的多くいただくのが中華。
ラーメンはもちろんのこと、チャーハン、天津飯のご飯ものから定食まで幅広く頂きます。
ランチに困ったら中華を選ぶのが無難。
価格も700~800円とお値打ちなので、ついつい足を運んでしまいます。
今回、お邪魔した中華はレアケース。
結構、贅沢な中華になります。
会社から南に向かい本町通にある「スイクウ カントニーズ キュイジーヌ 1977 」さんに行ってきました。
暖簾には「翠宮」と書かれていますが、正式な店名は先の名称です。
全て読み上げるのは難しいですね。
料理長であるオーナーが横浜中華街で修業を始めた1977年が店名の由来のようです。
思いが込められていますね。
今回、お願いしたのはSUIKUランチ(3850円)になります。
伏見シリーズでは高価格帯のお店。
ほぼ一週間分のランチ代をここに費やしたわけです。
前菜
これはいきなりお酒が欲しくなります。
この日はプーアル茶で我慢しました。
蒸し物三種盛り合わせ
これまたお酒が欲しくなります。
ショーロンポウ
アツアツを頂きます。
一口で頂かないと肉汁が飛び出ます。
案の定、向かいの仲間に迷惑をかけました。
海老のシャチホコ揚げ マンゴーソース
これがメインですね。
写真では分かりずらいですが、名古屋らしくしゃちほこ型になっています。
黄色いマンゴーソースに絡めて頂きます。
そろそろ飲んでもいいでしょうか?
本日の点心
え~っと、これは何だったかな?。
美味しかったです・・・。
冷やし担々麺だったかな?
優しいお味でした。
デザート
これは定番ですね・・・。
こちらは個室をご用意いただけるので密会には最適かもしれません。
伏見の繁華街から少し離れていることもあり、人に見つかることも少ないでしょう。
人気ブロガーがそうしたわけではありません。
ごちそうさまでした。
しばらくランチは節約モードに入ります。
対照的な2冊。
先に出版されたのは「国商 最後のフィクサー葛西敬之」だが、
僕は「日本のリーダー達へ 私の履歴書」から読み始めた。
参加する経営塾で勧められたのがキッカケ。
経営塾の先輩には葛西氏にお世話になった方も多く、
常に日本の先々を考えられていたという。
確かな話だろう。
これは僕の穿った見方でしかないし、もしかしたらそんな情報は溢れているかもしれないが、
「国商」が出版され、急きょ「日本のリーダー達へ」が出版されたのではないかと・・・。
「国商」は捉え方によっては葛西氏の功績を裏側から抉った要素がある。
悪意があるとは思わないが、否定的に捉えさせる面もなくはない。
それを更に否定する流れが「日本のリーダー達へ」のように思えてしまう。
本書は日本経済新聞の「私の履歴書」やコラムやエッセーをまとめたもの。
タイトルは後づけにすぎない。
リーダー達へのメッセージはその内容から読み取るしかないが、
葛西氏の功績を正当化させるものだ。
僕はどっちがよくてどっちが悪いとか、
どっちが正しくてどっちが間違っているなんていうつもりはない。
多分、両方とも事実だろう。
大きな企業を動かそうと考えた場合、正攻法だけで突き進められるとは思わない。
大なり小なり危ない橋を渡らなければならない。
一般的に敵を作らず健全な道を歩んできた僕でも(笑)、
どこかの誰かには恨まれているだろうし、ボロクソにいわれることもある。
組織を動かし、権力を何らかの形で利用する場合はきれいごとだけでは済まない。
しかし、何事もなかったかのように平然としているのが一流の経営者。
それも僕の個人的な考えにすぎない。
読み手により解釈はマチマチだし、片方だけ読めばそのイメージが先行する。
本書には故安倍晋三氏も登場するが、その人物像も人によって異なる。
人を否定することや非難することは簡単。
無責任な人ほどいとも簡単に抹殺すると思う。
その方がウケるわけだし・・・。
なんだか書評でもなく、とりとめのないブログになってしまった。
実績を残す人は称賛されるだけでは終われない。
それが本当の功績なのかもしれない。
そんなことを考えてしまった。