本日からワールドカップがスタートする。
今回は、フランス大会、日韓共同開催、前回のドイツ大会と比べると、僕自身も盛り上がりに欠けていた。
いくつかの理由がある。ワールドカップ出場に慣れてきた。岡田ジャパンが思うような結果が残せない。中田英寿がいない。など・・・。
10年以上前、「鼓動」(小松成美著)を読んで以来、中田英寿の動向はずっと追ってきた。10歳も年下ではあるが、尊敬する人物の一人だった。
フランス大会での存在感からチュニジア戦でのゴール、ブラジル戦での涙まで、ワールドカップに関わる話題にも事欠かなかった。金子達仁あたりの著書もほとんど読んでいた。その中田がいないことで、関心が薄らいでいたのだと思う。
それでも、新聞での特集記事、TVの報道や南アフリカ共和国での盛り上がりをみると否応なく、引き込まれてくる。
サッカーよりも野球に興味のある息子もロナルドやメッシのゴールシーンを観ると、さすがに気になるようだ。
そして、我らニッポンである。
これまでの試合では全く期待に応えられずにいたが、内心では、本番はきっとやってくれるのではないかと結構期待しているのだ。
単に楽観的に考えているだけと言えなくもないが、最後に岡ちゃんは魅せてくれると期待しているのだ。あのジョホールバルでの興奮した試合のように。
(そんな甘くはないのは十分理解はしているが・・・)
また、ニッポン以外にも楽しみは多い。いくつかの名勝負が見られるだろう。睡眠不足に陥らないように楽しみたいと思う。
ガンバレ!ニッポン!
2010年6月11日