12月に入りました。
2024年の食べ物ブログもあと4回となりました。
果たして300回記念はやってくるのでしょうか。
年内には実施し新たな気持ちで新年を迎える予定です。
今回お邪魔したのは東京駅。
東京駅周辺の飲食店ではありません。
ここは豪華に攻めるべきでしょう。
田舎者は東京に上京するだけで緊張しますが、
さらに後押しする東京ステーションホテルです。
何度も前は通りますが初めて中に入ります。
東京駅の喧騒が急に収まり違う場所に訪れた気持ちになります。
この日は特別な会に呼んで頂きました。
受付でスパークリングワインをウエルカムドリンクとして頂きます。
それだけで気分は舞い上がります。
祝宴はお世話になった方の「感謝の集い」。
本来ならお世話になった自分たちがお礼をする場ですが、
反対におもてなしを受けました。
それだけでも人間の大きさを感じます。
挨拶、乾杯が続き、食事が提供されます。
シェフからの始まりの一皿
本マグロの炙り漬けスモーク 和のコンディマン
赤がいと帆立貝入りクラムチャウダー
ガーリックチーズバターバケット添え
宮城県石巻よりヒラメのソテ
本からすみ風味あおさ海苔バターソース
黒毛和牛ロース肉のステーキ
本山葵とジュ・ド・ジャポネーズ
そうなると白ワインから赤ワインへと移ります。
スイスイと場所もわきまえず飲んでしまいますね。
洋梨のスペシャルデセール
コーヒー
舌を噛みそうでとても覚えることはできません。
頭の中で繰り返し繰り返し唱え、何とか2週間は記憶を維持しました。
やはり東京のど真ん中は難しい名称の料理が提供されるのでしょうか。
和のコンディマンとは誰のこと?
ジュ・ド・ジャポネーズとはどんなソース?
全然分かりませんでした・・・。
こんな機会は2度とやってこないかもしれません。
そう思うと感謝しきれません。
もう一度くらいお招き頂けると嬉しい。
そんなことは口が裂けても言えません。
他の方で構わないので、呼んで頂けないでしょうか?
ごちそうさまでした。
先月22日は2ヶ月に1度のFネット(ふるさと就職応援ネットワーク)の例会。
例年であれば東京に集まり例会を実施するのだが、今回は地方開催。
加盟会社の株式会社ダイネンヒューマンplusさんがある姫路にお邪魔した。
当日は天気も良く姫路駅から眺める姫路城は美しい。
多くの観光客がこのお城のために姫路駅で降りる。
ほとんどがインバウンド。
名古屋に比べその比率は高い。
会場はダイネンヒューマンplusさんが運営する貸会議室。
親会社は姫路の名門企業ダイネン株式会社。
我々のパートナーはHR事業を行いながら貸会議室も運営しているのだ。
ちなみにメインのサイトは「はりまっち」。
播磨地区だからね。
そんな会場に全国からHR事業者が集まり、みっちりと会合を行う。
地域のお土産もこうして並ぶ。
各社との情報交換は刺激も多い。
新たな事業が成功したり、海外に進出したりと
地元にいるだけでは分からない情報も入手できる。
気兼ねなく話し合うため質問しずらい内容も遠慮はない。
なんでも話せる関係性がとてもありがたい。
環境を変えることで議論も活性化する。
普段静かな方も積極的に発言されたり・・・。
メインは26卒向けの企画だが、すでに27卒向けのセールスもスタート。
地方でも年々就職活動は早くなっているようだ。
特に焦る必要はないが、その取り組みを知る意味は大きい。
早めに終了しそうだったので、フリーディスカッションも考えたが杞憂に終わった。
むしろ時間が足らず僕と事務局の株式会社パフは短縮版。
例会終了後は恒例の懇親会。
こちらもお酒を頂きながら親睦を深める。
Fネットも世代交代が進み始め、最近は若手幹部が参加することも増えた。
Fネット創業期を支えたベテランメンバーもいい年齢になってきた。
しみじみとそんな話をするとオヤジ臭くなるが、これも時代と共に歩んだ証。
外に出るとこんな煌びやかな風景。
ちょうど22日から姫路城を結ぶ通りはイルミネーション。
なんとも幻想的。
これが目的ではないが、そんな場を楽しめるのもありがたい。
今、Fネットでは各地域でHR事業を展開する加盟会社の参加を募っている。
より地域を活性化させるための仲間を増やしたい。
興味のある方はぜひ、お問い合わせ頂きたい。
最後はPRになったが、Fネットは姫路でも盛り上がる。
どうやら来年は沖縄でも開催するらしい。
更に盛り上がていきたいね。
今年は愛知県を舞台にした映画が多い。
本作もそうだが、その中で一番身近に感じた。
愛知県内のいろんな場所でロケは行われているが、多いのは錦三丁目。
いわゆる錦三。
注意深く観ないと見過ごしてしまうが、知っている場所が多いし、
映画を観た当日もその周辺で飲み歩いていた。
酔っ払っているとそうでもないが冷静になるとかなり恐ろしい。
登場する暴力団や犯罪組織が本当にうろちょろしていたら、怖くて逃げ出す。
自分をオーバーラップさせながら観ていたのでリアル感が醸し出された。
冷静に観ると「あの通りからコインランドリーには辿り着かんぞ」とどうでもいいことも。
身近さがあるのかミッドランドスクエアシネマには衣装が展示されていた。
さて本作。
監督の描きたいフレームやカット、セリフ回しがヒシヒシと伝わってきた。
例えは悪いが、自主映画を撮り始めた映画マニアが中身よりも構図ばかり気にする感じ。
作品自体の面白さは当然のこと。
監督の拘りが画として表れていた。
岩屋監督の長編初メガホンというのも納得。
すいません、上から目線で・・・。
本作を簡単に解説すると、
幼なじみの2人が所属する暴力団と犯罪組織での抗争を描く。
人殺しなんて当たり前。
実際、錦三でそんな事件は起きていないが、
(知らないだけかも)
そのエリアで縄張り争いが繰り広げられる。
中心になるのが暴力団側のヒロト(清水尋也)と犯罪組織側の金森(高杉真宙)。
そこに同じ幼なじみの紅花(伊藤万理華)が加わり、とんでもない方向に向かう。
昔、観たことのあるようなストーリー。
ある種の懐かしさを感じながら、目まぐるしい展開に気持ちを合わせる。
3人にとっての「オアシス」ってこんなことか・・・。
今どきの若者はこんなストーリーに共感するのかな。
Z世代研究家として聞いてみたい。
主演の高杉真宙は大河ドラマ「光る君へ」で紫式部の弟役。
軽さの中に優しさがありいい演技だった。
そうそう、今年の大河はこれからの役者が頑張っていたと思う。
彼もそうだが、一条天皇も三条天皇も藤原彰子もとてもよかった。
大河で初めて知った役者だが、これから活躍を楽しみにしたい。
話は逸れたが、時には青春映画と呼ばれるカテゴリーもいい。
最近、韓国映画が多いので迫力不足は感じるが若者の葛藤は上手く表現されていた。
錦三を歩く時は気をつけたいと思うけどね。