これからも前向きに 名大社会長ブログ

スカイツリーのオープンはちょっといい気分で・・・。

昨日は僕の46回目の誕生日。
家族は誰も気づいてくれなかったが、これまでの人生の中で一番お祝いコメントを頂いた誕生日だった。
うれしいことに70名近くの方からのお祝いのメッセージを頂いたのだ。
素敵な言葉や照れてしまうような言葉、動画が盛り込んであったりと、40代半ば過ぎのオッサンにはあり得ないようなありがたさ。感謝、感謝である。
その大半はfacebookからの投稿。昨年も同様にメッセージを頂いたのだが、その数は比較にならない。
僕の誕生日メッセージだけ捉えても、facebookの勢いが手に取るようにわかる。そりゃあ、あれだけの時価総額がつくはずだ。コミュニケーションの仕組み作りが上手いですね。
コミュニケーションと言えば、昨日はそれをうまく活用した研修後のフォローアップシステムについて学んだ。具体的なことは言えないが、人を成長させスキルを身に着けるのもコミュニケーションということ。その手法もどんどん多様になっているのだ。
そして、究極のコミュニケーションは飲み。
結局、昨日は懇意にしているマーケティング講師と名大社の哲学者と一緒に円頓寺に出向いた。誕生日というのに全く色気のないのは少々寂しいが(笑)、オープンなスペースで円頓寺商店街を歩く人を眺め、心地よい風を感じながら飲むのも格別。普段とは別のコミュニケーションが広がっていった。気持ちを開放的にさせるもの大切だな・・・。
何ともとりとめのない内容になってしまったが、昨日はうれし恥ずかしな一日であった。
ありがとうございました!

倒れそうだった「ぎふ清流マラソン」

昨日はぎふ清流マラソン。
僕の地元岐阜市での開催である。朝一番から岐阜駅ではランナーたちが思い思いの服装で会場へ向かっていた。キンキラキンの織田信長像もランナーに声援を送っている様子。
ぎふ清流1
今回は東京からわざわざ来られたパフの釘崎社長と現地で落ち合った大学の先輩と3人でRUN。
ぎふ清流2
出走前は僕も釘崎社長も余裕の表情を見せていたが、実際、レースが始まるとその余裕はあっという間に長良川に流されてしまった。
ぎふ清流3
しかし、このぎふ清流マラソン。岐阜市が全精力を費やしているのか、参加しているゲストランナーがすごい。Qちゃん(高橋尚子さん)が会長を務めている関係もあるかもしれないが、五輪代表の藤原選手、市民ランナーで一躍有名になった川内選手、その他オリンピックのメダリストが多数参加しているのだ。
レース序盤には藤原選手とも川内選手ともすれ違うことができた。これだけ間近で拝見できたのも初めてであり、それだけでもこの大会に参加した甲斐があった。
肝心なレースは気温が高くなることを想定して、前半はゆっくり走りスタミナを温存し、後半のしんどさを回避しようと臨んだが、そんな甘いものではなかった。前半はゆっくりでも、スタミナ温存もできず、13キロ過ぎあたりからはバテバテの状態。最後の2キロくらいはフラフラになりながら、そして足を攣りながらのゴール。
途中、心が折れかけて、何度も歩こうかと考えてしまった。タイムはネットで2時間3分。これまでハーフマラソンでは2時間を超えたことがなかったため、一番遅いタイムとなった。実力不足・・・。
原因はいくつか考えられるが、最も大きいのはその大会へ臨む姿勢にあったように思う。オフシーズンに入ったとか、気温が高いことを理由に完走できればいいくらいに考えていたのだ。
実際に走り始めると欲も出るので、少しでも早くゴールしようと気持ちも変わるのだが、事前の姿勢に大きな問題があったのだろう。反省である。
この大会は岐阜市のPRには最適だ。参加したランナーは風景や町並や人の温かさなど岐阜の良さを感じたのではないだろうか。僕も生まれ育った風景を眺めながら、いい環境だと改めて感じたし・・・。
大会終了後、イベント会場ではサンプラザ中野くんが「ランナー」を熱唱。せっかくならスタート前に歌ってほしかった。あり得ないけど・・・。
ぎふ清流4
今回のぎふ清流マラソンは本当にしんどかった。
リベンジが必要だな・・・。

ニムラよ、幸せになれ!

普段のブログでは社員の個人名は明かさないが、今回は本人の了解ととてもとてもオメデタイことなので、実名を披露。昨日は名大社の営業のエースであるニムラの結婚式が行われた。
雲一つない最高の天候は二人の日頃の行いがいいのかどうかは不明だが、新緑の季節にピッタリの爽やかな結婚式だった。
ニムラ1
そんな中で、僕自身は人生初めての主賓。大役を仰せつかった。お祝いの挨拶で初歩的なチョンボを犯してしまったのは悔やまれるが、シアワセな二人は許してくれるだろう・・・。祝辞の内容は素晴らしかったし。
(誰も言ってくれないので、自画自賛・・・)
今回の主役の2人は高校時代からの付き合い。大学時代は遠距離恋愛をしながら愛を育んできた。高校からお互い一筋なんて、それだけで尊敬してしまう。どこかで見た青春ドラマのような2人であった。
ニムラ3
進行もその長い恋愛期間を物語る演出が所々に。
ニムラ2
ニムラ4
ニムラ5
ビデオで出演した昔の恩師の言葉も良かったし、友人の気の利いたメッセージも熱いものが込み上げてきた。ニムラのこれまでの真っ直ぐな生き方も伝わってきた。披露宴全体が本当に爽やかな空気に包まれていた。
定番である新婦の両親への挨拶。ひとつひとつ発せられる言葉に、思わずもらい泣きしてしまいそうだった。10年後の娘を思い描いているわけではないが、ウルウルときてしまった。
最後に流れた曲は福山雅治の「家族になろう」。そして、ニムラの感謝の言葉。これも彼らしいストレートな気持ちよさが伝わってきた。今の気持ちを忘れるな。
ニムラよ、幸せになれ!
結婚おめでとう!

那古野塾再び・・・。

昨日は那古野塾OB会の勉強会&懇親会。
3ヶ月ぶりの参加となる。毎回、ゲストスピーカーを招き、1時間半程度の講演を拝聴し、その後、先輩経営者との懇親会が催される。
昨日の講演は株式会社サンコーの櫻山社長。なんと僕と同い年。同級生の経営者だ。とはいえ、僕のような未熟な経営者ではなく、既にトップとして長年の経験を積んでおられる。
タイトルは「『経営品質』から学ぶすてきなリーダーシップ」。結果的にはこのタイトルとはほとんど関係のない内容だったが(櫻山社長、スミマセン)、自分自身の振り返りを含め、大変参考になる勉強会だった。
ワークの一つに、リーダーシップの定義についてのディスカッションもあった。リーダーシップについては、何年も前にビジネススクールで学んだし、自分の手帳には「リーダーシップ・・・価値創造、目標達成、戦略実行、人材育成」とはっきりと書いている。
しかし、残念なことに、ワークでは肝心な話をすることができなかった。どうしても漠然とした意見になってしまい、明確なリーダーシップ像を定義することができなかった。何となく業務を遂行している証である。反省・・・。
千秋1
そんなワークを含め、リーダーや経営について再認識させられる時間帯であった。
それにしても講師の櫻山社長はよく勉強されている。本業とは関係のない講演内容であったが、その取組み姿勢は大いに尊敬せねばならない。
勉強会終了後は懇親会会場へ。
このお店がまたいい。お店の看板も出ていない。どんなグルメサイトにも掲載されていない。初めて訪れた人は「こんなところにこんな店があるんだ!」と驚くだろう。そして、いちげんさんお断り。僕もこの勉強会の流れでこのお店に入れるだけなのだ。従って、ブログでも詳細は書けないが、とても雰囲気もロケーションもよく、料理も美味しいお店だった。
千秋2
この懇親会でも先輩経営者に囲まれながら、多くの情報交換をさせて頂いた。
このような飲みは本当にシアワセのひと時だ。アルコールが体に染み込んでいくと同時に刺激や学びも吸収されていくのだ。このような場に感謝!
昨日は本日の結婚式のこともあり、この1軒で帰るつもりであったが、懇意にする先輩経営者にお誘いを頂き、ノコノコと錦へ・・・。相変わらず意思が弱い。ここでも多くのことを教えて頂いたので、ありがたいのだけれど・・・。
金曜日らしい夜の過ごし方に感謝!

目利き力

目利き力 (PHPビジネス新書) 目利き力 (PHPビジネス新書)
(2012/02/17)
藤巻 幸大

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藤巻氏の講演や著書は何とも愉快な気持ちにさせる。
街には楽しい事が溢れていて、歩き、買物をし、食事をするだけで感性が磨かれるようだ。そんな生き方は理想であると同時に憧れでもある。もちろん、他人には明かせない苦労もあるのだろうが。
以前、藤巻氏に突撃挨拶をした時にも、名大社の古めかしい社名ロゴに興味を持って頂いた。
それは本書にも書かれている「モード」ではなく「スタイル」に繋がることなのかもしれない。あくまでも勝手な解釈だが、彼の「目利き力」とは、そんな感性も反映しているのだろう。
豪快そうに見える性格のウラには、最大限に人に気を使い喜ばせようとするホスピタリティが存在する。本書を読むと、人の魅力とはさりげない態度が重要と感じさせてくれる。それを包み込む会話も含めて・・・。
藤巻氏の行動スキルには程遠い僕であるが、唯一の共通点と言えば定期的に大型書店に出向くこと。本はネットで購入してしまえば完結する昨今ではあるが、目的もなく書店に顔を出すことは頻繁。本書にも書かれているように発想のヒントになることが多いからだ。
立ち読みばかりで申し訳ないこともあるが、ある程度情報に敏感になるのに、グルグル回りパラパラめくることも大切なように思う。
それくらいしか共通点がないのは寂しいことだけど。
気分が良くなりながら、仕事においても参考になる一冊なので、20代の若手社員にはおススメだ。
ここに書かれている「人脈を築く5つのS」。
「シンプル」「スピーディー」「センス」「スマイル」そして「しつこく」。なるほど・・・。
最後は押しなんだな。僕もまだまだ足りません。

進化する名古屋

東洋経済の臨時増刊は「進化する名古屋」。
進化名古屋
この特集では東海地区を代表する財界人から大学関係者、SKEまで地元にゆかりのある方が数多く登場する。
僕の知り合いが何名が取り上げられている記事を読んで、身近さを感じてしまう。うれしいことだし・・・。
タイトルは「進化する名古屋」なのだが、掲載されている内容は名古屋のことばかりではない。三河地区も含め愛知県、東海地区全般について書かれている。
本来であれば、「進化する愛知」か「進化する東海」が適切なタイトルと思うが、あくまでも「名古屋」なのである。
このタイトルが理由ではないが、ここ最近、この地区の相応しい表現について、ずっと考えていた。
僕が出張し東京の方と話をすると「最近、名古屋の景気はどうですか?」と聞かれることは多い。「最近、愛知の景気はどうですか?」と聞かれることはまずない。
僕らがこの地域の説明をする場合、「名古屋では○○です。」と言う事はあっても、「愛知では○○です。」と説明することも少ない。
愛知県を総称して、大袈裟に言えば東海地区を総称して「名古屋」と語っていることが多いよう思えて仕方なかった。そんなモヤモヤ感があり、全般的にはどうなんだろうと考えていた時にこの増刊号の発売と重なったのだ。
このタイトルにそんな意味が込められているのであれば、僕の感じていたことがスーッと腑に落ちることになる。
人生の半分以上を名古屋で過ごしているにも関わらず、まだこの地区について知らないことは多いと今回の増刊号を読んで痛感した。
SKEの人気はともかく、この地区の文化や歴史については、まだまだ自分の見識が乏しい。産業構造についても表面的になぞっている程度に過ぎないのが現状だ。もっと学ぶことにより発見せねばならない。
アニメ番組の製作についても初めて知ったこの地区の特徴の一つ。
「機動戦士ガンダム」を始め、世界を誇るアニメ番組が名古屋のローカルTV局から発信されていることが多いのだ。ガンダム自体にあまり興味を持っているわけではないが、世界中に熱狂的なファンがいるアニメの誕生地がこの地にあるとは驚きだ。そんな事も含め、まだまだ知らないことは多いな・・・。
名古屋に大津波が来たら、僕の家も一溜りもないのも衝撃的な記事だったが・・・。
そんなことはどうでもいいとして、我々は「進化する名古屋」に少しでも貢献できる存在にならなければならない。

天気のいい日曜日も就職活動だ!

GW明け最初の日曜の名古屋は雲ひとつない晴天。絶好の行楽日和。
しかし、そんな気候のいい昨日でも就職活動に励む学生は多かった。
名大社が主催する企業展はほぼ毎月行うが、昨日は珍しく日曜日一日のみの開催。
企業展1254
規模としてはこじんまりとしたイベントにも関わらず、多くの学生さんに参加して頂いた。メインとなるのは22社に参画頂く合同説明会になるのだが、今回はそれとは別にいくつかの講演も行った。
先日のブログでも案内した通り。
午前、午後、夕方とテーマを分け実施したが、どの回も学生の表情は真剣そのもの。
講師の話に対し熱心に耳を傾けていた。第一講演の堀内氏は、自らの面接官の経験の話と模擬面接をされ、
企業展1251
第二講演の田中氏は、自らの社会人経験を基に話をされていた。
企業展1252
企業展1253
第三講演の僕の話もこれまで自らが感じてきたことのまとめであり、総じて主観的な内容に客観性を持たせた講演であった。それぞれのテーマが異なるため、内容もマチマチだが、共通する面も見られた。
異口同音だが「企業がどんな人を採用したいか、どんな人と一緒に働きたいか」をよく考える必要性があるということ。
それは社会に出て上司や先輩、同僚への気配りや共感であり、お客様への満足度の提供に繋がる。
仕事を共にする相手(取引企業もエンドユーザーも社員も)がいかに喜んでもらえるかを考えねばならない。学生は「自分は○○なタイプの人間です」と言っても、それを判断するのはあくまでも自分ではなく相手。
しかし、普段の学生の会話や面接を見たりすると自分本位になってしまいがち。それを理解しないと企業からラブコールを受けるのも難しいのだ。
僕ら3人の話が少しでも伝われば幸いだ。中には朝から夕方までの全ての講演に参加してくれた奇特な学生さんもいた。
GWが過ぎて、明暗を分けた学生も多いだろう。しかし、焦る必要はない。こんな日曜日に積極的に活動できるパワーがあれば、目の前の苦難を乗り越えることは難しくない。
まだまだ就職活動は続くだろうが、気持ちのある学生はずっと見守っていきたい。

ゴーストライター

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(2012/02/02)
ユアン・マクレガー、ピアース・ブロスナン 他

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ロマン・ポランスキー監督の映画を観たのは何年振りがどうかと調べてみた。調べてみるとほとんど作品を観ていないことが判明(なんのこっちゃ)。
世間一般には巨匠と言われているが、僕にはその表現が正しいのかどうかはわからない。巨匠と言われる背景には一筋縄ではいかない人生が後押ししているのは穿った見方だろうか。この監督の名前を聞くと若き美しき頃のナスターシャ・キンスキーを思い出してしまう。
羨ましすぎる監督である。
映画とは直接関係ないが、ゴーストライターとの契約はこの映画のような形で行われ、取材、執筆が進むのだろう。特に自叙伝的な書物は相当の文章量を要するから、著名人がゼロがら文章を書き起こすのは想像し難いし、文章力にしてもあまりに稚拙では売り物にならない。
必然的に必要不可欠な職業なんだろう。その分、守秘義務契約もしっかりと結ばないと話にならないだろうから、ゴーストライターはかなりストレスの溜まる職業だな。他の面も含めて・・・。
この映画の緊張感はどこだろうと見終えた後、考えてみた。
巧みなシナリオや演出、演技と映画として当然な点はある。その中で僕が感じたのはあの薄暗い晴れることない島。その島の元首相の住居付近の光景とそのモダンな作りが、より映画を意味深くし、サスペンス性を高めているような気がする。
そして、もしかしたらノンフィクションの世界かとも思わせてしまう恐ろしさもある。それを最初から想定しているのであれば、ポランスキー監督は巨匠と呼ばれるべき存在になるのだろう。
このような高尚なサスペンス映画は日中の明るい時間帯に観るべきではなく、深夜帯に部屋を暗くしながら一人で観るのが理想だ。
しかし、僕はダメだな。すっかり体が早寝早起き体質になってしまい、深夜の時間帯は耐えきれない。結局、夜と朝に分けて観てしまうという愚行を犯してしまったのだ。
僕の根性のなさで映画の面白さが半減してしまったかもしれない。

危ない会社の見分け方

昨日は「回収不能を防ぐための危ない会社の見分け方」というテーマの研修に参加した。
このテーマが自社にとって最重要というわけではないが、経営者として最低限の知識として持っておかなければならないこととして出席したのだ。
最重要ではないというのは、我々の事業が回収不能に陥りにくい業界であることがひとつ。人材採用を行う会社は基本的に業績が安定しているからだ。
どんな企業でも収益を上げようとすれば、固定費を下げることを考える。人件費は最も負担となる固定費なので、我々が取引する企業は必然的に順調ということ。業績が悪化している会社が人を増やすことは考えにくい。よほどやけっぱちでない限り・・・。
当然のことかもしれないが、リーマンショック後の景気がどん底状態の時でも回収不能は一件も発生しなかった。そんな状況でも、立場として危機管理はしなければならない。万が一のことを頭に入れておくのも役割としては必要なのだ。
2011年の倒産件数は11,369社。全企業数の0.7%が1年間で倒産するという計算。100社に1社は倒産すると聞かされるとタダ事ではないと思える。
名大社が一年間にお付合いする企業数で言えば、何百社になるわけだがら、数字上は回収不能があってもおかしくはない。今回、同じテーブルで情報交換した方々は回収不能のリスクにはかなり敏感。業界特性もあるだろうが、取引に対してはそれだけ慎重なのが一般的な捉え方なのだろう。
今回の研修では定量分析の方法として、決算書から読み取るポイントがあった。これまで独学を含め決算書の読み方については学んできたつもり。
しかし、どうしても体が拒否反応を示す分野でもあるため、頭の中に入り込んでいないのが丸わかり。以前理解したこともスッポリ抜け落ちている情けない状態。
この分野は一度や二度覚えただけでは自分のモノにはならない。何度も何度も繰り返し、決算書に目を通しただけで、会社の状況を一発で理解しなければならないと改めて感じた。苦手では通用しないのだ。
そして定性分析についても同じテーブルで情報を共有した。ここでも業界によって、チェックのポイントは結構異なる。
メインバンクが変わると危険というチェックポイントは、残念ながら僕はできなかった。あまり金融機関との接点がないのが、理由ではあると思うけど・・・。そうゆう視点でもいろんな付き合いは大切だな・・・。
その他のチェックポイントとして、社長の不在がちな会社は危ないという意見が多く出た。社長が会社に居ないことが取引先にとっては不安材料になるというのだ。外に出たいばかりの僕はどうなるのだろう・・・。信用を失墜してしまうのかな・・・。
どうでもいいことに頭を悩ましてしまったが、危ない会社の見分け方を知るいい機会であった。あまり関わりたくはないが・・・。

河村市長の講演などなど

昨日は縁があり東海Eビジネス研究会の勉強会に参加させて頂いた。
ゲストは名古屋市長の河村たかし氏。全国的にも有名な市長である。僕も業界団体の新年会であったり、地域のお祭りであったりとお目にかかるケースはこれまで何度もあったが、間近で接するの初めて。
通常業務を終えての講演という事もあり、中々オープンにできない内容でもあったが、逆にそれが河村市長らしい。周囲を気にすることなく(本当はされているのかもしれないが・・・)、本音ベースでズバズバとストレートに話される姿に聴く側は惹き込まれる面もあるのだろう。
昨日の講演もあちこちと話題が飛びながらも、自分の信念だけはぶれない姿が印象に残った。
講演終了後は懇親会。僕はこの場で挨拶をさせてもらった。
河村市長
具体的な事業内容はともかく名大社の存在を知って頂けていたのは、地元ならではということだろうか。ありがたい。
懇親会もカタチばかりでなく、長い時間多くの方と酒を酌み交わされていたのは驚きであった。
東海Eビジネス研究会とは楽天などでオンラインショップを展開する経営者の集まりで、定期的に勉強会を開催している組織。
直接、名大社との事業とは関係ないが、この懇親会の場で多くの方と情報交換させて頂いた。楽天の創業時からオンラインショップを展開されている経営者の方もみえ、その当時から現在に至る時代の変遷は話はとても興味深いもの。
今やネットショッピングは当たり前の時代だが、10年前はまだ光回線もADSLもそれほどは普及していなかった。どこまで画像をアップするかでも相当悩んだ時代である。
そんな展開をされている会社がこの東海地区にも多く存在している。極端に言えば、自社製品へのこだわりと自分のアイデアだけで勝負されている。それが新鮮であると同時に知識不足を痛感した。この東海地区の事業特性を理解しているつもりでも、知らない世界が山ほどあるのだ。
まだまだ勉強不足。
それも含め、昨日の勉強会及び懇親会は刺激的で貴重な機会であった。
有意義な夜に感謝!