これからも前向きに 名大社会長ブログ

魅力的な京都にいつまで行けるかな

紅葉シーズンの11月下旬、家人と一緒に京都に出掛けた。
息子の誕生祝いが目的だが、それを理由にして遊びたいだけのこと。

京都駅に到着すると名古屋とは比べ物にならない人、人、人。
外国人観光客を中心に駅前はごった返していた。
清水寺に行くバス乗り場は果てしない行列。

それを横目に向かったのが京都タワー。
何度もお邪魔している京都だが、こちらは初めて。
お上りさん気分。

エレベーターも観光案内。
展望台は修学旅行らしき小学生や高校生。

まあ、そりゃそうだろ。
そういう場所だよね。
グル~と周り、そこで見た東寺に向かうことに。

と言いつつ、最初から行くことは決めていた。
昼食を頂いたお店の近くなので徒歩圏内。

こちらも初めて。
京都の観光スポットはどこも混雑していると思うが、東寺はそうでもない。

紅葉も十分に感じることができた。

五重塔はもちろんだが、金堂の薬師三尊も十二神将も迫力があった。
講堂の立体曼荼羅もこんな機会しか見れない。
撮影は禁止です・・・。
ライトアップの時期だったので、夜のお邪魔してもよかったかも・・・。

次に向かったのは月桂冠大倉記念館。
近鉄「東寺」駅から南に向かうだけなので楽チン。
「桃山御陵前」駅で下車し、商店街を抜ける。

そこで思い出した。
以前一人で訪れた「鳥せい」さんの近く。
13時過ぎだったが店内は待ち客が多数。

前を通り記念館へ。
できれば酒蔵ガイドツアーに参加したかったが休止期間のため、一般見学。
入館料600円を払うとコインが3枚もらえる。

月桂冠の歴史を学ぶ。
れっきとしたファミリービジネス。
お酒だけを目的に来たらダメですね(笑)。

せっかくなので記念撮影。
受付でもらったコインはきき酒処で使用。

10種類の日本酒を3つ選んで飲むことができる。
そのお猪口はお土産でもらえる。
これね。

一杯は猪口の半分くらいしか入らないので、瞬間的に消えてなくなった。
ついでに「鳥せい」に寄り少し飲もうと思ったが、14時過ぎでもかなりの待ち客。
諦めて京都駅に戻った。

息子と合流し誕プレを購入した後、食事の予約まで少し時間があったのでリベンジ。
京都タワーサンドのフードコート内の「鳥せい」できき酒セットを注文。

焼鳥と一緒に30分だけ時間をつぶす。
これで気分爽快。
夜の食事は改めて食べ物ブログで・・・。

京都の一日は早い。
京都タワーに始まり、京都タワーで終わった一日。

次回はいつ来れるだろうか。
息子の在学中にあと一度は行きたいね。

食べ物のはなし 特別編 肉うどん

12月に入りました。
年内の食べ物ブログもあと4回となります。
慌ただしい一年でしたが、水曜日ブログは休むことなく続けることができました。
(多分、休んでいないはず・・・)
来年はアップ数を減らしてもいいと思うのですが、いかがでしょうか?
全国30万人の読者に支えられていますので、みなさんのご意見を大切にしたいと思います。

さて、今回は伏見を離れ遠征します。
向かったのは京都。
京都駅八条口から徒歩5分のところに老舗うどん店があります。

来年で60年を迎えるそうです。
静かな街並みの一角に構える「殿田」さんに行ってきました。

こんなお店を自分で探すのは難しいこと。
京都通の愚か者副本部長に教えてもらいました。

こちらの名物はたぬきうどん。
一般的にたぬきうどんは天かすが乗っていますが、
京都ではきつねうどんに“あん”をかけたうどんをそう呼ぶようです。
他にも人気の品はあります。

混雑を予想してお店に入ったのが11時。
何事も早めの行動が功を奏します。
京都らしい上品なお女将さんが奥の席を案内してくれました。

まずはビールで体を整えます。

遠征した場合のルールは昼から一杯のビールを頂くこと。
人気ブロガーにとってはマナーです。

こちらにはガラスケースにいろんなお寿司が並んでいます。
その中の一つを頂きました。

多分、450円か500円・・・。
稲荷ずしにはキュウリやゴマが入っており、いい演出をしていました。

肉うどん 750円

具は九条ネギと牛肉のみ。
余計なものは一切入れないシンプルなうどんです。
うどんには珍しくレンゲがついているので、まずは出汁を頂きます。

「美味い!」
やさしさの中に深いコクを感じさせます。
うどんは柔らかめ。
これも京都風なんでしょうか。

最近、コシの強いうどんを食べる機会が多いですが、
こんなやさしいうどんには柔らかいうどんがマッチしています。
お肉も程よい味付けでうどんとの相性も抜群。
あっという間に平らげてしまいました。

気づくと店内は満席。
食べたらサッサと失礼するのがマナー。

ちなみに家人はたぬきうどんを注文しました。
あん入りの出汁を一口頂きましたが、生姜も効いてこちらもクセになりそうです。
ごちそうさまでした。
また、京都にお邪魔した際は寄りたいですね。

今月は遠征シリーズが増えるかもしれません。

急に寒くなってきたけど、ランニング日記2311

朝晩はめっきり寒い。
秋を飛ばして、夏から冬が訪れた感じだ。
僕は朝型ランナーで、平日であれば6時、休日は6時半くらいに走り始める。

11月になると日も短いので、朝6時は暗い。
走り始めると徐々に明るくなってくる。
一日がスタートする感覚が心地いいが、今年はやはり寒い。

ランニングウェアも季節によって変わる。
夏のTシャツ・短パンから長袖Tシャツ・短パン、
そして初冬の長袖Tシャツ、ランニングパンツに移行するが、今年は違った。
Tシャツ・短パンからいきなりウインドブレーカーとランニングパンツになった。
すでに手袋も着用。
これだけでも秋がすっ飛んだと思ってしまう。

ただ季節的には今が一番いい頃。
寒さを感じながら走り出すが、徐々に体が温まってきて、
走り終える段階ではキッチリ汗をかいている状態。
夏場のようなダラダラとした醜い汗を流すことはない。
傍から見ても爽やかな汗だと思う。
多分・・・。

そんな11月だが天候に恵まれたこともあり、目標は比較的ラクに達成できた。
11月のランニング距離は105km。
ラクという割には大した距離ではないが、目標はクリア。
4日も前に達成できたからね。

これで11ヶ月連続。
目標達成オメデトウ。
パチパチ。
もう誰も関心を示さないので、自分で自分を褒めるのみ。

休日に走る戸田川緑地公園も秋の装い。
日の出と共に走るといい一日になるような気がしてならない。

やはり朝がいい。
散歩するご老人はすっかり真冬の恰好をされているけど・・・。

今年も残すところ今月のみ。
12月に目標達成すれば完全制覇。
それも2年連続の完全制覇となる。
さすがに今月は落とすわけにはいかない。

そして、週末には4年振りの安城シティマラソンに参加。
大学時代の仲間と一緒に走る。
あまり練習しているようには思えないが、これも楽しみ。
一番の楽しみは終了後の昼飲みだけど・・・。

残り1ヶ月、ケガも病気もすることなく無事に過ごせればいい。
寒さに負けず、完全制覇目指して頑張ります!

新生・西川塾で楽しく学ぶ

僕が所属する経営者の勉強会グループの一つが西川塾。
今年5月に僕が幹事長となり、西川塾の代表になった。
それを理由に退塾した塾生はゼロ。
(ちょっと安心・・・)

新たな体制になったので数年ぶりに新塾生を迎え入れることにした。
年間5名の増員を目標に掲げ新年度をスタート。
活動は基本的に年6回。
5月、7月に例会を実施し、9月は特別例会を開催した。
特別例会のことはブログにも書いた通り。
「言葉のチカラ」に感動した一日

大成功に終わり、西川塾の強い結束力を多くの方に知って頂いた。
この間、入塾を希望する方と僕が面談し、お互いを理解しあう。
断っておくが僕がエラそうに面接するわけじゃない。
西川俊男塾主は故人のため主体的に学ぶ場を理解してもらう。

11月末現在で新たな入塾生は8名。
当初の計画を大きく上回った。
特別例会の遠藤さんの講演で感銘を受け入塾した方も4名。

30代、40代の若手経営者が増え、活気溢れる場になった。
そんな中、11月21日に例会を実施。
教本である「ロマンへの道」も新たに製本・印刷し、塾生の手元へ。

この教本を使いながら、経営者として大切なことを学んでいく。
先輩塾生は西川塾主から教えて頂いたこと、会社で実践していること。
新塾生は教本を読んで感じたことや取り組んでいること。

そんなことをお互いに共有。
海外組もいるためハイブリットで情報交換をしていく。

当然ながら僕が教えることは何もなく、一人の塾生として学びあうだけ。
ベテランも若手も関係なく、互いにいいところは吸収していけばいい。
原理原則に近い「ロマンへの道」に沿った取り組みをしていくのが重要。

終了後はこれも恒例の懇親会。
ここでは楽しくお酒を酌み交わしながら盛り上がる。

みんないい笑顔。

信頼関係が築ける仲間の存在は大きい。
入塾希望する方もまだいるので塾生はもう少し増えそうだが、
これからも全員で塾を盛り上げていければいい。

これからも共に学んでいきましょう。

と新生・西川塾のアピールブログでした(笑)。

日本の歪み

ふと手に取った本書。
たまには知識人の考え方を聞いておくことも必要。
解剖学者、脳科学者、批評家の共通点は3人とも東京大学卒業ということ。
それが理由で対談が行われたわけではないと思うが、
普段の生活では出会うことのない方の話は貴重。
僕にも東大卒の知り合いはいるが、ほとんどがビジネスマンだし・・・。

本書は日本社会の歪みを様々な視点で論じている。
歴史、戦争、憲法、天皇、税金、地震などテーマは様々だが、
たまたまテーマが複数に及んでいるだけで内容的には一貫している。

ここで感じるのはやはり教養の必要性。
教養がなければ深く考えることもできないし、日常に疑問を抱くこともない。
僕は残念ながら普段、どうでもいいことばかりに頭を悩ませ、大局的に物事を捉えることは少ない。
時々、ハッとさせられる難題を振られ、ドキマギしながらあぶり出すのがやっと。

自分の中での倫理観に基づき行動しているに過ぎない。
もしかしたらそれがあるだけまだマシなのかもしれない。
自分の判断軸を持たないと世の中に流され、なんとなく嫌だと感じることを受け入れてしまう。
それが本書でいう居心地の悪さに繋がっているのではないか。

この社会で生きていくには一定のルールに従う必要がある。
それは納得するかしないか関係なくルールはルール。
ルールは破るためにあるというバカもいるがルールは守るもの。
それがおかしいと思えばルールを変えるだけのこと。
もしくは表面的に従うだけのこと。

必要以上に縛られると苦しくなる。
だから僕はできるだけ自分を解放し、さらけ出す。
そうすることで縛られることは減り楽になる。
他人の目も気にしなくなる。
完璧じゃないけど・・・。
そんな点でいえば、僕はさほど社会に居心地の悪さを感じない。

しかし、それは昔からそうだったわけではない。
中学、高校の頃は結構、抑えつけられたと感じるし、
本当に解き放たれたのはこの10年くらいじゃないか。
開き直って生きられるようになってからだと思う。
この先、舞い戻る可能性もあるが、意外とそれって難しいのかも。
他人に思いやりを持ちながらも、もっと自由になれたらいいね。

本書には日本語の難しさについても論じられている。
「私」から「俺」へ変わるタイミングとか。
僕はブログでは「私」でもなく「俺」でもなく、
もちろん「オイラ」や「ワシ」でもなく「僕」で通している。

それが一番自然に感じるから。
講演なんかは使い分けるけど。
それもちょっとしたこだわりかもね。

本書は何かを解決してくれるわけではない。
疑問を投げかけるだけ。
ただそれをキッカケに高い視点を持つことはできる。
誰もが生きやすい世になってほしいだろうし。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その270

やってまいりました。
大好評、月末のラーメンブログ。
先月と全く同じ文章でのスタートです。
まあ、いいでしょう。
こうした繰り返しの行為が定番への一番の近道。
確実に読者の支持を集めているような気がします。

今回も広小路通りを名古屋駅方面に歩いていきます。
気が付くと新しい建物が立っています。
以前はここは何だったかな?
意外と思い出せない人は多いのではないでしょうか。

こちらは少し前まで「くねくね」さんというラーメン店。
もちろん食べ物ブログでも取り上げています。
15年以上は営業されていたかと思いますが、ひっそりと消えていました。

そこに新しくOPENしたのが「ラの壱 伏見店」さん。

11月16日にオープンしたばかりのできたてホヤホヤ。
郊外中心のイメージですが違ったでしょうか。

「くねくね」さんも影響を受けたかもしれませんが、この通りはラーメン激戦区。
同じ並びに「天下一品」さんや「麵屋はなび」さんという人気店があります。
角を曲がると先日紹介した「三代目晴レル屋」もあります。

こちらは名古屋では数少ない豚骨ラーメンがメインのお店。
このあたりが他店と差別化ができているのでしょう。
威勢のいい挨拶から自信の表れを感じます。

ランチメニューもいろんな楽しみ方ができます。
紅ショウガ、にんにく、辛味高菜は取り放題。

まずは定番を頂くとしましょう。
純豚骨+白いごはんランチ 800円

これに煮玉子(130円)をトッピングで注文します。

無料の辛味高菜もたんまり頂きます。

まずは何もない状態でスープを味わい、麵を啜ります。
いろんな豚骨ラーメンを食べてきましたが、
こちらは濃すぎず、薄すぎず名古屋人にはちょうどいいスープ。

途中で辛味高菜と煮玉子を投入。
ゴマもゴリゴリと擦って味変です。
辛味高菜がスープに上手く絡みほんのりと辛さが増してきます。

「なかなか、やるじゃないか」
サービスのご飯にも高菜を投入。
あっという間に完食してしまいました。
ラーメンライスは危険領域ですが、
豚骨ラーメンは基本的に細麺なので問題ないでしょう。

こちらはどの時間帯でも飲み放題を開催しています。
カウンターに座るオジサンは人気ブロガーが食べている間に生ビールを3杯、飲み干していました。
1時間の制限であれば、あと5杯くらい飲みそうな勢いです。
羨ましいですね。

それではこちらも好評の1ヶ月のラーメンを紹介しましょう。
煮干し醤油ラーメン

鶏塩ラーメン

担々麺

温玉味噌ラーメン

チャーシュー麺

担々麺

特製ラーメン ネギ多め

煮干し塩そば

今月は後半に追い込みました。
これだけ急に寒くなると熱い食べ物を体が求めます。
アツアツのラーメンで体も温めていきたいですね。

ごちそうさまでした。

映画「首」

カンヌ映画祭で絶賛されたというが、絶賛のポイントはどこか?
映像美なのか、
斬新なタイトルクレジットか、
いとも簡単に首がポンポンと飛ぶところか、
歴史の解釈を大きく変えたところか、
それとも北野武監督だからか・・・。

独特な演出の北野作品は好んで観ている。
本作も公開3日目に鑑賞。
何度も観た予告編でも体が震え、自ずと期待感が増していった。

その期待に応えたかは大きく意見が分かれるだろう。
評価は分かれる作品じゃないかな。
ぜひ、自分の目で確かめてほしい。

構想30年の集大成は僕らの常識を大きく変える。
こんな世界があったのかと驚かされる。

戦国時代の武将が映画やドラマで描かれるここと多い。
織田信長だけでも視点を変えれば全く異なる人物像。
「どうする家康」の岡田准一や「レジェンド&バタフライ」のキムタクはまっとうな信長。
「麒麟がくる」の染谷将太は狂気じみていたが、本作は軽くそれを超える。

ここまで狂気じみた信長を初めて見た。
加瀬亮って凄い俳優なんだと初めて理解できた。
あの佇まいやセリフのぶっ飛び方は半端ない。
あんな岐阜弁の使い方もあるんだ・・・。
それだけでも一見の価値があったりして。

一方で秀吉は一切、名古屋弁が出ない。
ムロツヨシはあれだけミャーミャー、ギャーギャー言っていたが、本作ではゼロ。
信長とのコントラストが際立つ。
明智光秀なんて美しすぎる日本語じゃないか。
カンヌで本作を観た外国人は絶対に分からないと思うんだけど・・・。

家康も大河ドラマと比較すると結構面白い。
「本能寺の変」の後の行動は見物。
信頼できる家臣の存在か、何人も登場する影武者の存在か、
歴史は解釈の上で成り立ち、作り手によって歴史は変えられる。

本作が描く世界は事実からかけ離れているが、
それは僕が勝手にそう思っているだけ。
本当はこっちの世界が正しかったりして・・・。

ポスターのキャッチコピー「狂ってやがる。」
まさにそう。
北野武監督の狂人性はまだ衰えないのかもしれない。

映画「PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ」

ここまで日本人を悪く描くと韓国人はスッキリするかもしれない。
一方でこれが本当の姿として捉えられると日本と韓国の距離感は一向に縮まらない。
あくまでも娯楽作品として観るべきだが、勘違いする人が増えてもおかしくはない。
被害者と加害者の関係はどれだけ時代が進んでも平行線なのかな・・・。
これが事実かもしれないけどね。

本作は1933年、日本統治下のソウル(京城)で起きた朝鮮総督暗殺事件が舞台。
抗日組織「黒色団」のスパイ「ユリョン」が事件を起こす。
フィクションだがこれに近い出来事は起きていそうな匂いも。
日本の警備隊が朝鮮人の容疑者を監禁し、そこで繰り広げられる攻防が描かれる。

シンプルで面白く観れるのは間違いない。
韓国作品らしいエンターテイメント性も感じる。
これが海外で上映されるのなら、それなりにウケるだろう。

しかし、日本人としてどうしても違和感を感じてしまった。
登場する人物はすべて韓国人俳優。
セリフの半分以上は日本語で役どころも日本人役が主役級。
懸命に日本語を扱う姿はそれなりに映る。
やはり何かが違う。
言い回しもイントネーションも微妙だったり・・・。

せっかくなら日韓合作にして、日本人役は日本の俳優を、
朝鮮人役は韓国の俳優を使えば、映画のクオリティはさらにアップしたはず。
そう思うとちょっと残念。
これだけ日本が悪者だと協力体制は難しいかもね(笑)。

僕が引っ掛かっているのは言葉の問題。
そんなことをいえば、映画「キングダム」で日本語を喋っているのは変だし、
まもなく公開される「ナポレオン」も英語なのは変。
言い出したらキリがない。
自国を中心に製作される以上、当然のこと。

今年は韓国映画を7本鑑賞。
見逃した作品も多いが、昨年と比較すると僕の全体的な評価は落ちる。
アイデアや視点はいいが、昨年の方が抜群に面白かった。

日本映画は引き離されたと思ったが、そんなことはない。
やっぱり素晴らしいし、まだまだこれから。
そんなことをここで呟いても仕方ないが、そんなことを感じた。

本作も面白いんだけどね。

どれだけ「気づき」を与えられるか

11月10日で南山大学での授業が終了。
今年は第2クオーター14コマ、第3クオーター14コマの全28コマ、
2800分を費やした。

僕が在学中の授業時間に匹敵するんじゃないだろうか。
いや、在学中を超えているかも(汗)。

「自己とキャリアの形成」と「企業と業界の研究」というキャリア系科目を担当。
名大社キャリアアドバイザーのニシダとテツ&チカのコンビで芸を放ち続けた。
ありがたいこととして捉えた方がいいと思うが、
「自己とキャリアの形成」は249名、
「企業と業界の研究」は319名もの学生が受講。
両科目を受講してくれた学生も多かった。

彼ら彼女らの将来に向けた気づきになれば嬉しいが・・・。
直接学生と話をする機会は少ないので、
その反応は毎回のリアクションペーパー(リアぺ)から察することに。

リアぺを読む限り、手応えがあったといっていい。
南山OBのゲストに登壇してもらい、その取り組みや考え方、
仕事内容を共有してもらったのも大きい。
僕やニシダの人脈をフル活用して、
経営者から若手まで延べ15名のゲストに協力を頂いた。

発する言葉は想像以上に学生に響く。
杉本食肉産業の杉本社長による経理理念やブランド化の話しも響いたし、

東海時計商事の石黒社長による
「何もしないことが最大の失敗」という言葉も刺激を与えた。

他のゲストが与えた影響も大きい。
改めてご協力いただいたみなさんに感謝!
ありがとうございました。

僕らが思うより学生の社会人との接点は少ない。
僕やニシダが当たり前と捉えることも学生には新鮮だったり。
また、二人の掛け合いで進める授業なので、普段の授業とは全然違う。
それも新鮮だろう(笑)。

最終回のリアぺには学生から感謝の言葉が続いた。

こんな感想を書いてくる学生も多かった。
素直に嬉しいし、授業を引き受けよかったとも思う。
準備もチェックも大変なので、時に面倒と思うのも正直なところだが、
こうした感想を読むと疲れも吹き飛ぶ。

楽しい授業はいかがかと思われるかもしれないが、
講師が楽しみながらやらないときっと学生も楽しくはない。
そんな点ではコンビを組むニシダに感謝。
ラジオ番組のような掛け合いは学生にも好評のよう。

将来について考えるいい機会になった。
自分に向き合うことの大切さを学んだ。
社会に出ることの不安が解消された。
そんな感想を多く頂いた。

もちろんリップサービスの学生もいると思うが、
僕らは将来に希望を抱いてもらいたい。
それに少しでも貢献できたのなら喜ばしい。

これから成績をつける仕事はハードだが、モチベーションをアップしてくれるのも学生。
分かりずらいといわれるZ世代だが、基本的に素直でマジメ。
将来への見方も百人百様。
大人しい世代と捉えられるが、ガツガツした学生も多い。
心配することはない。

僕らもいい経験をさせてもらった。
来年も最優先でやらせてもらいますよ。

マジか(笑)

食べ物のはなし 特別編 カンパチかま焼き

正直なところ伏見シリーズはネタ不足に陥っています。
シリーズも270回近くになるとさすがに新しいお店を紹介するのは難しいのです。
そのあたりは心の広い読者の皆さんは理解してくれることでしょう。

また、伏見以外のエリアにお邪魔することも少なくありません。
そんな時にはそのエリアの美味しいお店をアップし仕事として捉えたいものです。

東京への出張はしばしばあります。
その中で多いのが九段下エリア。
ほぼ毎月お邪魔しています。
食事は夜がメインですが、午前中から仕事をする場合、
その界隈の名店に伺うことも多いのです。

飲み会で何度か利用した「めしや かもめ」さんに行ってきました。


(食べログから引用)

リクルート出身者が贔屓にするのは店名のせいでしょうか。
こちらは家庭的な居酒屋で美味しい料理を振舞ってくれます。

お昼はいくつかのランチがありますが、天然漬け丼が有名なようです。
どうしようか迷っていると限定メニュー的に
「かま焼きと唐揚げ」
と書かれていました。

体が勝手に反応し、
「すいません、かま焼きと唐揚げをお願いします!」
瞬間的に言ってしまいました。

かま焼きで残ってるのは2つ。
カンパチと鰤。
同席した仲間は僕が先輩だったため、好きな方を譲ってくれました。
上下関係は大切ですね。

「カンパチでお願いします!」
お店のスタッフは僕が偉い人かと勘違いしたのか、
タコの唐揚げをつけてくれました。

かま焼きと唐揚げ定食 1300円

カンパチのカマってなかなか食べる機会はありせせん。
頭が2つあるのは意外と食べる部分が少ないのかもしれません。

しかし、どうでしょう。
頭を裏返しにするとたんまりとお肉が・・・。

ここをほじって頂くのです。
そのままでも美味しいですが、
時々大根おろしをつけながら食べるとご飯も進みます。
日本酒があるともっといいかもしれません。

タコや鳥の唐揚げもご飯のいいおかずになります。
いつの間にかすべてが綺麗にさらえられてました。
最近、東京では1000円以下でランチを食べるのは難しいといわれます。
確かのこちらも1000円オーバーですが、
これなら納得できるのでしょう。

ごちそうさまでした。