昨日に続き、今日も転職フェア。
明日は岐阜会場か・・・。
そんなスタッフが頑張る中ではあるが、僕は休みを頂くことにした。
申し訳ないと思いつつ、イベントでの僕の役割はとうにないので問題はない(笑)。
いると却って迷惑を掛けてしまう可能性も・・・。
そんなわけで少しだけ後ろ髪を引かれるが、ちょっくら今日から旅行に行ってきます。
向かう先は九州。
北九州をぐるっと回る。
なんと6日間。
それもなんとカミさんと2人で・・・。
前半は台風の影響を大きく受けるだろう。
2人で旅行なんていつぶりだろうか?
子供が生まれる前はちょくちょく行っていたが、せいぜい1~2泊。
長期は新婚旅行以来じゃないだろうか。
果たして平和は保たれるだろうか・・・。
ガンバリマス。
結婚して間もなく28年。
銀婚式は過ぎ、真珠婚式には早いが、
時間も少し余裕ができたので、のんびりと旅行に行くことにした。
子供が小さい時は仕事が忙しく、本当に苦労を掛けた。
家のことは任せきり。
今の時代なら追い出されてもおかしくはない。
子供は2人とも二十歳を過ぎ大人になった。
僕が冷静に判断してもいい子に育った。
それも全てはカミさんのおかげ。
口では到底言えないが、感謝している。
その気持ちと老後に捨てられないために今回の旅行を計画。
せっかくなので普段泊まる温泉やホテルよりもランクを上げた。
僕は美味しいお酒が飲めれば幸せだが、贅沢で優雅な時間になればいい。
当初は飛行機も考えたが、新幹線で博多に向かい、レンタカーを借りて移動。
懇意にする旅行会社にもお世話になった。
全く儲からない仕事なのに・・・。
こちらも感謝!
博多から別府温泉に向かい一泊。
翌日は熊本。
その後雲仙温泉に泊まり、長崎へと向かう。
軍艦島への予約も入れた。
最後の宿泊は博多で中洲の夜を堪能する。
有難い仲間がいいお店を教えてくれた。
ざっとそんな計画。
ある程度のルートは決めたが、計画は大きく変わるかも。
特に台風14号が迫っているので、大幅な変更はやむを得ない。
大雨でも過ごせるスポットがあれば教えて頂きたい。
よろしくお願いします。
そんなわけでブログも1週間ほどお休みする。
緊急の仕事はやむを得ないが、基本をゆっくりさせてもらう。
あとは必要なものをスーツケースに詰め、元気に行ってきます!
台風よ、どこかに消えてくれ~。
どこで知ったかの記憶は定かでない。
何かのキッカケでこの番組を知ることになった。
「晩酌の流儀」。
つい先日までTV愛知の深夜帯に放送されていたドラマ。
僕はリアルでは一度も見たことはなく、Amazonプライムで一気に見た。
この類でいえば「孤独のグルメ」を思い浮かべる人は多いだろう。
僕の食べ物ブログも元々はこのドラマを参考にしている。
あまり役立っていないという話は置いておいて・・・。。
毎回、井之頭五郎さんに食べっぷりに羨望のまなざしを送っていた。
しかし井之頭さんは下戸。
せっかく居酒屋に入っても、ウーロン茶しか飲まない。
酒飲みとしては勿体ないと感じるばかり。
視聴者のそんな声が多かったのだろうか。
もっとお酒と食事を結びつけるべき!。
ドラマ誕生にそんな背景があるとは思わないが、
酒飲みを喜ばせてくれるのがこの番組。
主役の栗山千明さんが毎度、料理を作り晩酌する。
ただそれだけ。
美味しく飲むための様々な行動はあるが、基本は晩酌するだけの話。
それがすこぶる面白く、家飲みに拍車をかける。
栗山千明さんといえば、ドラマ「ハゲタカ」。
2007年の放送だから、もう15年前のこと。
現在37歳。
ということは当時は22歳。
今思えばえらく大人びていた。
というより今もほとんど変わらない。
両作も存在感は抜群だが、本作の彼女の飲みっぷりはサイコーにカッコいい。
あれは本当に飲んでいるのだろうか。
一気にビールを飲み干すわけではないが、まあまあそれに近い。
実に美味そう飲む。
彼女の作るアテも酒飲みの心をくすぐる。
それほど難しい料理は作らない。
僕でも頑張ればやれそうなレベル。
チャレンジしようと思わせてくれる。
これを参考に僕なりの晩酌の流儀も作ってみようか・・・。
いつもは家人と一緒なので、ほば任せきり。
一人の機会があれば、栗山千明風にやってみるぞ。
今週は絶好の機会があったが、結局は・・・。
行動できるかどうかで差が出ちゃうね。
う~ん、何をやってるんだか・・・。
栗山千明は飲み方にも相当のこだわりを持っている。
しかし、飲むのは金麦のみ。
他のアルコールは飲んじゃいけないのか。
サントリーが協賛スポンサーというから仕方ないね・・・。
理想をいえば料理に合わせ、ビール、日本酒、ワインを飲んでもらいたい。
本作もシリーズ化されると思ったのは、僕だけ?
一部の方には圧倒的な支持が得られると思うが、評判はそこまでよくない?
ほとんど中身のないブログになってしまったが、
ネタ不足時はアルコール絡みで調整するのがいい。
今夜もきっと美味しいお酒に出会えるはず。
自宅じゃないけど。
伏見に戻ってきました。
これからはしばらく質素倹約。
慎んだ食事をしていきます。
会社を出て住吉方面に向かい、あるお店の前に立ちました。
「えっ、ゆで太郎? 前にブログに書いたじゃん!」
そんなブログ通の方も多いでしょう。
しかし、ゆで太郎ではありません。
いや、ゆで太郎でもあります。
同じ店内であるのは間違いないですが、お邪魔したのは「もつ次郎 名古屋住吉店」さん。
併設店ですが自販機は別々。
一緒に営業されていることは知っていましたが、利用したのは初めてです。
TV番組で紹介されたのがキッカケ。
人気食べ物ブロガーは意外とミーハーなのです。
確かサンドウィッチマンが絶賛していたかと思います。
ゆで太郎の社長がもつ煮に美味しさにハマって出店したようです。
まんまと感化されてしまいました。
システムは同じ。
チケットを渡し番号が呼ばれるのを待ちます。
この日は無料クーポンを配っていたせいか、店内は激混み。
12時前というのにほぼ満席。
蕎麦のお客さんはどんどん呼ばれていきます。
もつ次郎さんはまだマイナーなのでしょうか。
調理に手間が掛かるのでしょうか。
全然、番号が呼ばれません。
「もしかしたら忘れているかも・・・」
と思い、カウンターに向かった時に呼ばれました。
蕎麦の感覚だとイラっとしてしまいますね。
気を付けましょう。
もつ煮定食 680円
ご飯は大盛無料ですが、卑しい根性は伏せておきました。
煮込みだからすぐ提供されると思うのは安易でしょうか。
どこかに時間が掛かるのでしょう。
名古屋の文化はどて煮。
やはりそこは違いがありますが、ご飯にはあいます。
とても食べやすいです。
あらかじめ赤鬼唐辛子を漬物の横に乗せておきました。
途中からは味変。
こうなると食欲が増すと同時にビールが欲しくなります。
そんなお客さんもきっと多いのでしょう。
吞み助セットというセンベロに近いセットもありました。
近々、ひとりでこっそりお邪魔するのもいいですね。
ごちそうさまでした。
次回はもつ炒め定食で攻めてみます。
楠木氏も何となく著書を手に取ってしまう作家の一人。
作家というより学者だが、その語り口や表現に魅力を感じる。
本書のキッカケはNewsPicksの日本特殊陶業社長との対談じゃなかったかな。
今や大学の先生というより強面のタレントといってもおかしくない。
低音で冗談とも本音とも受け取れる絶妙な表現はまさにタレント。
叱られてしまうかな。
表紙には「心配するな、きっとうまくいかないから」
といきなり身も蓋もないことを書かれている。
第1章なんて、否定的なことばかり。
仕事である以上、絶対に自分思い通りにはならないと僕は割り切っています。
「世の中は甘くない」「物事は自分の都合のいいようにならない」、
もっと言えば「うまくいくことなんてひとつもない」ーこれが絶対悲観主義です。
と言い切る。
どうやら「絶対」がポイントのようだ。
こんな感じで読み始めれば読む気が失せてしまうと思うが、
不思議とうんうんと頷きながら肯定的に受け止めてしまう。
これまで僕はどちらかといえば、努力は裏切らない、
頑張り続ければ成功する。
そんな気合いと根性で仕事をしてきた。
確かにその面はあった。
努力が報われ評価もされた。
しかし、それは10のうち2か3で、多くは静かに気づかれず去っていった。
落ち込むことも多かった。
それでも今、こうして何とかなっているのは、
「まあ、しゃあない」
と開き直る面が強いから。
それが「絶対悲観主義」に近く素直に受け止められたのかもしれない。
これまでいろんな経験をさせてもらい、
うまくいくこともそうでないことも、
自分で何とかなることも、自分では何ともならないことも分かってきた。
そんな経験は面の皮を厚くし鈍感にさせる。
「そんなちっぽけなことで悩むな」と人の話を聞いて、
そう感じるのは「絶対悲観主義」とイコールなのかも・・・。
「なるようにしかならないが、なるようにはなる」
という楠木氏の結論に大きく共感する。
僕が思っているのもまさにその通り。
立派な方の発言に安心してしまうのはいかがなものかとも思うが、
少しの無理をしながらも自然体でやるのが自分らしいということ。
これからの人生はそんな動きだろうか。
高峰秀子さんの言葉も響く。
「引退です、なんていうのはおこがましい。
そのうち誰からも必要とされなくなるんだから、
そうしたら煙のように消えてなくなればいいじゃない」
僕もそんなふうに仕事人生を終えられたら理想的。
ギリギリでもがくかもしれないけど(笑)。
前向きに悲観的になれる一冊でした。
100人いたら95人は気づかないと思う。
映画の存在ではない。
本作はヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品作であり、
最近話題作が続く深田晃司監督作品。
何かといえば、ポスターの右横白文字のキャッチコピー。
上のポスターは「孤独を抱いて自由になる」。
しかし、劇場に設置してあるチラシは「痛かった、全部。」。
あえて違うコピーにしたのか、
たまたま校正のタイミングが異なり印刷物によって違うのか、
理由は分からない。
共通点の見出せないコピー。
なんのこっちゃ、と思うだろうが、
映画を観た人なら「なるほど・・・」と唸るだろう。
だが、これに気づく人はほとんどいない。
100人いたらせいぜい5人。
本作は観る人によって評価は大きく分かれる。
上辺だけで映画を観れば、
表面的な人間の自分勝手なストーリーと捉えるかもしれない。
それほど面白くもないだろう。
一方で観る人によっては、
かなり深刻な気持ちになり重く受け止めるはずだ。
本音を隠し程よい距離感で、
当たり障りのない人付き合いをするのが日本人の特徴。
それが功を奏する場合も多い。
相手を傷つけることなく平穏を保つ。
それにより安定的な関係性が維持できる。
しかし、ある事件によって、その本音が露になりお互いが苦しくなる。
本作でいえば子供の溺死。
それによって夫婦の歯車が大きく狂う。
お互い許し合っていた負の側面が行動として表れる。
そこで価値観の違いを理解し、分かり合えない相手にいら立つ。
なんて、つらつらと自分の感じたことを書いたが、
事実かどうかは分からない。
あくまでも観る者に映画の中の人物像を委ねているだけ。
主役は木村文乃さん。
僕は今までキムラアヤノと思っていた。
すみません・・・。
これまでの印象でいえば、映画「BLUEブルー」のボクサーの彼女役や
大河ドラマ「麒麟が来る」の明智光秀の奥さん役。
気立てのいい優しい女性のイメージが強い。
本作はいい意味で裏切る。
今まで見たことのない表情が映し出される。
それだけでも観る価値はあるといえよう。
ロングショットの長いワンシーンや、
ここに出すかというタイトルクレジットも観る者にいろんな考えを抱かせる。
そして、ラジオから流れる矢野顕子の「LOVE LIFE」。
この歌詞が全てを物語っているかもしれない。
エンドクレジットでも流れるしね・・・。
本作は自称映画コラムニスト仲間との鑑賞。
おかげでその後の飲み会では熱く語り合うことができた。
そんな意味でも作品には感謝。
深田監督の作品はこれからも楽しみにしたい。
ミリオン座で予告編を何度となく観た。
35年前の映画を今更公開する必要があるのか?
と思いながら、当初、観るつもりはなかった。
しかし、尊敬する先輩経営者が劇場に足を運び、その感想を述べていた。
感想や作品のレビューは思いのほか高評価。
詳しく調べると本作には42分の未公開シーンがあるという。
映画が40分ほど長くなったと思ったが、上映時間は94分とほぼ変わらない。
要は40分ほど、映像が入れ替わったということ。
そこで俄然興味が沸いてきた。
一体どこが変わったのか・・・。
これが2~3年前の映画なら記憶に留まっているだろう。
僕が観たのは36年の大学時代。
要所要所は覚えているが、大半は忘れている。
違いなんて一部のシーンしか分からないのが正直なところ。
ラストの肝心なシーンはしっかりと把握してますよ(笑)。
一番いいのはDVDあたりでロッキー4を観てから、本作に臨むこと。
そうすればはっきりと違いが分かるはずだ。
トップガンといい、最近は新手の手法で映画を観させる作戦が続いているね(笑)。
よほどファンじゃない限り、そんな観方はしない。
僕は基本的にボクシング映画は好きだ。
それもちょっと陰のある暗い作品を好む。
日本映画はその傾向が強い。
ロッキーも一作目や二作目はその匂いがしたが、段々とエンターテイメント性が強くなった。
より派手な演出がされるようになってきたと思う。
そんな中の今回の作品。
シルベスター・スタローンが本当に伝えたかったことと大袈裟に謳っているが、それは何だろうか?
正直、僕にはよく分からない。
トランプ的なのか、世界平和なのか、
アポロと同じように過去の栄光にすがっていたいのか、解釈は人それぞれ。
ぜひ、映画館に足を運んで確認してもらいたい。
それにしても香るのは80年代バリバリの映画。
音楽の使い方、大袈裟な演出、そして当時のソ連・・・。
あればゴルバチョフさんだよね。
なんだかとてもタイムリー。
そんなことも感じたり。
それにしても全く別の映像を保管していたんだ。
それは凄い。
スタローンなりの葛藤があったのかな。
その後に続く「クリード チャンプを継ぐ男」も観た方がいいかもね。
最近、ブログに会社のことを全くと言っていいほど書いていない。
映画か食べ物か書籍かランニングか、
たまに名古屋ファミリービジネス研究会だったり・・・。
本当は会社をクビになっていると思っている読者も多いのではないか。
誤解を解くためにも今日は会社のことを触れたい。
名大社では毎年夏と春にインターンシップを実施している。
以前は10日だったが、ここ数年は5日間。
懇意にしている大学からの受け入れで、採用目的のインターンシップではない。
今回は9月1日から6日までの5日間。
座学から営業同行、イベント運営、プレゼン作成&発表まで盛りだくさん。
毎回初日午前は僕の担当。
今年からお役御免かと思ったが、
ヒマそうにしているので「学生のために働きなさい」と仕事が下りてきた。
僕が行うのは「働くを知る」「業界を知る」「環境を知る」「自分を知る」。
60ページの資料だが、余計な話ばかりしているので、いつも半分しか進まない。
今年も途中で終わってしまったが会社には内緒(笑)。
大学3年生が中心だが、今年は1年生、2年生も参加。
意外としっかりしている。
息子も大学3年でせっせとインターンに参加しているようだが、ちゃんとやっているだろうか。
学生を見ていると、親の心境になってしまう。
僕の高尚な話も少しは理解してくれただろうか・・・。
イベント運営では受付業務の他にメイク講座のモデルにもなったりと役割が多い。
最終日はプレゼン。
どうやら僕がプレゼン大会の審査委員長。
一番優秀な学生を表彰する。
名大社の強みと自分の強みを掛け合わせ、自分自身を売り込むもの。
僕や社長のタカイだけでなく参加したメンバーの前でアピールしなきゃいけない。
かなりの緊張感だと思うが、一人ひとりの良さを出してアピールしてくれた。
熱い想いが嬉しかった。
参加者による投票で「ベストプレゼンテーション賞」が決定。
N大学のSさん、おめでとうございます!
思わず聞きほれてしまいましたよ。
うちのメンバーから一人ひとりに向けたメッセージもあり、いい気づきになったんじゃないかな。
この経験を無駄にせず、これからの活動に活かして欲しい。
ガンバレ!インターンシップ生!
これからを期待している。
息子にも教えなきゃね。
一年に一度くらいは贅沢をしたいものです。
普段は伏見界隈で700~800円でまとめる人気食べ物ブロガーですが、
たまに遠出でもいいでしょう。
向かったのは岐阜県高山市。
いつぶりでしょうか。
ブログを探ってみると出てきました。
高山で講演の仕事でお邪魔したのが2018年、2019年。
それ以降はコロナ禍で声が掛かることもなく静かにしていました。
当時、お邪魔したのは地元の居酒屋や高山ラーメン。
そんなこともブログで披露していました。
ヒマな方はこちらをどうぞ。
食べ物のはなし 特別編 高山その1
食べ物のはなし 特別編 高山その2
他にも探ると出てきますが、紹介はここまで。
ここでは成長姿を見せるのです。
お邪魔したのは「料亭 洲さき」さんです。
創業228年を迎える高山の老舗料亭で岐阜県では最古だそうです。
もちろん同族経営。
ファミリービジネスアドバイザーとしても理解しておく必要はあるでしょう。
格式を感じさせる佇まい。
ピーンと背筋も伸びます。
リラックスして食事やお酒を楽しみたいですが、呑気な居酒屋とは違うのです。
お品書きも丁寧に作られています。
懇意にする経営者仲間と乾杯し、食事が始まります。
いろいろと説明を受けましたが、緊張のあまり忘れてしまいました。
玉子豆腐とか湯葉とか抹茶の何とかとか。
お酒はもちろん高山の地酒。
まずは氷室。
え~っと、アマゴの甘露煮ととうもろこしの天ぷらとあれとそれ。
お酒は久寿玉に移ります。
高山では一番有名でしょうか。
そして鮎の塩焼。
これは絶品。
子供のころから鮎に慣れ親しんだ身だから違いが分かります。
多分・・・。
頭からすべて頂きました。
そうなるとお酒は山車上澄です。
キリっとした美味しさです。
飛騨牛笹巻寿司。
贅沢な食べ方ですね。
丸茄子の揚げ出し。
上品な味わい。
お酒は鬼ごろしに変わりました。
どこの酒蔵だったかな?
え~っと、なんとか団子。
こちらはトイレから写した写真。趣があります。
飛騨のこしひかりは美味しいですね。
そしてデザート。
素材勝負です。
真面目に働いていると時々いい事が訪れます。
こんな空間を味わうのは滅多にありませんが、幸せなひと時を過ごさせてもらいました。
二次会は前のブログにも登場した「甚五郎らーめん」。
〆のラーメンもいいですね。
ごちそうさまでした。
沢木氏のエッセイを読むとその生き方につくづく憧れる。
ご本人の苦労を置いておいて、理想的な生き方だと思わせてくれる。
僕も映画コラムニストとして、
人気食べ物ブロガーとして自由気ままに生きられないだろうか。
そんなことを言ってしまうと周りからも沢木氏からもこっぴどく叱られそうだ。
叱られるというよりは「悪くはないと思うが、いいとも思わないよ」と諭されるかも・・・。
本書はJR東日本の車内誌「トランヴェール」に連載されるエッセイ。
ここには35編がまとめられているが、現在も連載中なので続編も期待できる。
東北新幹線に乗ることがないので車内誌を読む機会はないが、
一度だけ尊敬する仙台の先輩経営者に雑誌を送ってもらったことがあった。
移動で得られる有益な時間。
この車内誌を目的に旅に出るのもいいかもしれない。
目的も決めず、雑誌を読み終え目に留まった駅で下車する。
そんな気ままさな旅をこのエッセイを読んでいると無性にしたくなる。
今月、家人と一緒に九州旅行に出掛ける。
ほぼ一週間を共に旅するのは新婚旅行以来。
苦労を掛けた身としてはそんな時間も大切だが、
できれば一週間くらい一人でのんびり泊まる場所も決めずにぶらりと出掛けたい。
さすがに年内は無理なので、来年あたりに・・・。
世界のことなんてまるで知らないが、国内も知らない場所は多い。
未踏の地を時に強風に煽られ、震えながら歩くのもいい。
そうなると気候のいい時期より冬か。
場末の居酒屋に入り、熱燗で体を温めながら、どうでもいい会話を女将や常連さんとして。
翌日に向かう場所はそこで教えてもらった土地に出向く。
「しまった」と思う経験もするだろうが、それも楽しかったり。
本書にも書かれているが、
「学んでから旅に出る」のではなく、「旅に出てから学ぶ」。
いい年齢になったからこそ、そんな経験をしたい。
いつまでも若いと思っていた沢木氏ももう75歳。
ジイサンの領域だ。
一体、いつまで旅を続けるのだろうか。
同じような姿勢でいつまでも続けて欲しい。
VISAの広報誌の連載も楽しみだし、こちらも続けて欲しい。
そして、いつまでも憧れの存在であることも願いたい。
昨年のこの時期、こんなブログを書いた。
ドラマ「アキラとあきら」。
約9時間のドラマを一気に観てしまった。
見応えがあり、ファミリービジネスを学ぶ者として参考になったドラマ。
その1年後の映画公開とはなかなかのタイミング。
相変わらず池井戸氏の原作は読んでいないが、観ないという選択肢はない。
次の研究会のネタにもできそうだし。
分かり易くいえば9時間のドラマを2時間で映画化。
相当端折らないとまとめることはできない。
そんな意味では上手くまとめているし、十分楽しめる映画。
が、しかし、何かが足りないと感じたのは僕だけだろうか。
原作を読んでおらず、ドラマをベースに考えるのはいかがかと思うが、
どうしても親族同士の諍いや会社の私物化、
粉飾に向かう企業姿勢は物足りなさを感じる。
血みどろの人間模様があってもよさそうだが、
意外にキレイに映し出される。
企業再生は苦労の連続のはずだが、
優秀な銀行マンはいとも簡単に解決してしまう。
奥深い経済ドラマを期待していた身としては寂しかったが、
エンターテイメント性や男の友情を期待する人にとっては満足度は高いはず。
決して映画を否定しているわけではない。
それは理解してもらいたい。
御曹司階堂彬をドラマでは向井理、映画は横浜流星。
銀行員をドラマでは斎藤工、映画では竹内涼真。
同じ役でも全く異なるキャラクター。
特に向井理と横浜流星では似た要素はない。
敢えてそうさせたのだろうか。
映画とドラマでは異なった人物像で描かれ、それが却って魅力的。
横浜流星がこんなに上手い演技をするとは思わなかった。
失礼しました(笑)。
唯一、東海造船の二代目社長階堂一磨がドラマも映画も石丸幹二。
セレブな雰囲気や知的さがマッチしてるんだろうね。
ドラマ、映画もカギとなるのはダメな伯父たち。
二代目社長の弟2人がボンクラぶりを見事に発揮している。
ユースケ・サンタマリアもアンジャッシュ小島もダメっぷりがいい。
きっとこうなんだろうなあ~という期待を裏切らない。
しかし、ここに存在するのはファミリービジネスとしての課題。
先日の名古屋ファミリービジネス研究会でも学んだが、
ファミリーとビジネスの境界線が大きな問題。
円滑なコミュニケーションがあれば、
誤った事業戦略も起きなかった可能性が高い。
兄弟の確執がビジネスへ悪い影響を与えた典型的な例。
やはりファミリービジネスのドラマとして捉えるべきか・・・。
映画を観た8割は熱い友情が企業を救った人間ドラマと解釈するだろうけど。
しかし、ここは同族企業の弱みを象徴的に晒す映画と解釈したい。
次のネタに使うためにもね。