「食べ物のはなし」って偉そうにしてるくせに、なんにも触れてないじゃないか!!
と先週のブログを読んで、怒り心頭の方がいたようです。
テキトーに店選んで、テキトーに書いてるだろ!
とグルメブロガーからもお叱りを受けそうです。
否定はしませんが、そんなことはありません。
マジメにこのブログに取り組んでいるのです。
今日は真剣な姿を見てもらおうかと思います。
伏見にある「広小路キッチンマツヤ」に行ってきました。
名古屋では老舗的な洋食屋さんです。夜はお酒も飲めます。
一口餃子や塩トンテキも美味しいです。
幅広いメニューに顔がにっこりします。
「おっ、グルメなブログになってきたぞ」と書きながら、自分勝手に思います。
珍しいウイスキーも飲めるようです。
「お~、なるほど、こうくるか」と定番のセリフが勝手に出てきます。
しかし、まだお昼です。
仕事の途中です。じっと我慢をしなければなりません。
ランチメニューを見ます。この日は火曜日。
「なかなかいいじゃないか。これはお得だ。」と心が揺らぎます。
「でも、これだと味噌カツが小さいな。ネタとしては弱いな。」とまたまた心が揺らぎます。
「すいませ~ん、ロース味噌かつ定食ください!」とキッパリと決断し注文します。
ロース味噌かつ定食 ¥980
写真ではハンバーグ定食に見えるかもしれません。
しっかりとしたロースカツです。
「ほらっ、どう?」と珍しくアップの写真も撮ってみます。
まんべんなく味噌ダレがかかっているので、どこから食べても美味しいです。
「そうだ、この味。うぉん、うぉん、俺はまるで人間火力発電所だ。」と
なぜか最近はこの言葉が勝手に出て、はふはふと食べ続けます。
ご飯のお替りもできますが、味噌カツもボリュームがあるので十分です。
「ふ~っ、うまかった」と腹を2回叩きます。
ごちそうさまでした。
それらしいブログになりました(笑)。
3月1日から16卒向けの就職活動がスタートした。
名大社は1日にクレストンホテルで「上場企業就職フェア」、
昨日はウインクあいちで「アスリート就職セミナー東海」を開催。
両日ともスタイルは違うが、多くの学生さんに参加してもらった。
イベント風景はこんな感じ。
昨日は体育会系学生に特化したイベントという事もあり、ジャージ姿の学生さんも・・・。
これから部活か?もう終わったのか?
まあ、これもいいじゃないか。
1日は解禁日のため、イベント会場へ取材が殺到した。
テレビ局4局、新聞社3社というこれまでにない多さ。
就職事情に一番詳しい、いや、一番ヒマそうな僕がインタビューに答えさせてもらった(笑)。
全てを確認したわけではないが、あちこちに顔を出したようだ。
初めて中日新聞の第一面に名前も掲載された。
犯罪などの悪い記事でなくてよかった(笑)。
メディアに自分の意見が掲載されるのは結構怖いこと。
普段の生活は失言ばかりだが、ここではそんなことは許されない。
迂闊な言葉を発した時点で会社の評判が下がることもあり得る。
言葉を選ぶことになる。
だからつまらないという指摘もあるかもしれないが、そのあたりはご理解いただきたい(苦笑)。
圧倒的に多かった質問は就職活動後ろ倒しに対しての影響、企業側の選考時期について。
その時点でネガティブな要素だが、現状をみれば仕方ない。
企業の動きはマチマチで、指針が遵守されるケースがむしろ少ないとすれば、
それに振り回される学生や企業が増えるのは必然。
どうしてもお互いに焦る気持ちが芽生えるだろう。
これは僕の力では何ともならない。
大体のことは何ともならないけど・・・(苦笑)。
そんな環境だからこそ、焦らないでほしい。
周りに踊らされないでほしい。
理想は働きごこち研究所の藤野さんが言ってるような「ワクワクする就職活動」であり、
「ワクワクする採用活動」。
自ら楽しむ方向へ持っていくのも大切。
「売り手市場だから、就活は楽勝」なんて勘違いな発言もおかしい。
就職活動は楽勝だとしても、社会に出て苦労するだけ。
目の前のことを前向きに捉え、ひとつずつクリアしていくしかない。
合同説明会も3月に集中しているため、それさえ参加すれば大丈夫ということもない。
時期によって顔ぶれも違えば、企業の魅力も違う。
これからもずっと開催される。
全ての学生の性格が同じではないように企業の個性も全て異なる。
だから面白い。だからワクワクする。
それを画一的に決めつけないで欲しいとも思う。
今のままだといきなりピークがきて、そのまま終息してしまいそうな感じもあり・・・。
そんな簡単じゃないだろう。
人気企業の会社説明会に参加できなくても落ち込む必要なんてない。
いくらでも歓迎してくれる会社はある。
採用担当者だってワクワクしたい気持ちはいっぱいなのだ。
なんだか取り留めのない内容になってしまったが、
この2日間の学生さんの動きを見ながら、気持ちだけが焦っているような気がして。
(そんなことないかな。余裕かましてるかな・・・。)
焦るな、慌てるな、就職活動。
まだスタートしたばかりなんだから・・・。
昨日は3月1日就職活動解禁日。
名大社では名古屋証券取引所との共催で「上場企業就職フェア」を開催した。
多くの学生さんに来場してもらい、マスコミ各社の取材も多かった。
今朝の中日新聞一面にも掲載されていたり・・・。
その模様は今日のイベントを含め、明日のブログで紹介したい。
その前に3人のライバルが多分気にしているので、書かねばならないことがある。
そう、月1回の報告となるランニングの記録。
2月のランニング距離を報告するのだ。
「2月は28日しかなくて短いんだなあ~。」なんて想定されるような言い訳はしない。
すっかり目標未達成が定着した今、いちいち不出来に対してあーだ、こーだは言わないのである。
素直に自分の愚かさを提示するだけだ。
2月の走行距離は63km。
ここ2か月は50km程度だったので、それに比べれば随分と走った。
完全に開き直ってるな・・・(苦笑)。
マイナス37kmという結果に終わった。
それでも2月は静岡市街を走ることもでき満足。
そして、今週末の日曜日8日はいよいよ名古屋シティマラソン。
3ヵ月ぶりにハーフマラソンを走る。
今年で4年連続。
この大会は地元の仲間も数多く参加するが、東京のライバルも一緒に走る。
永久名誉本部長と東京本部長だ(一体どこの誰?)。
最近はいい訳ばかり上手になって相手にならないと思うが(笑)、そんなことは気にせず楽しく走りたい。
名大社のTシャツも着てもらいます。
タイムは昨年も一昨年も1時間51分。
そろそろ1時間50分切りを達成したいが、現状の力では難しいであろう。
心配なのは天候。ここ最近は週末は天気が悪い。昨日も雨だったし・・・。
澄みきった青空の下、名古屋の市街地を走れることを祈りたい。
その前に今日は「アスリート就職セミナー東海」。
月初の早朝会議や朝礼は延期し、朝一番から会場に向かう。
それでは元気にいってきます!
一昨日は第3回東海経営者フォーラム。
各マスコミにも取り上げてもらったように700名ほどの方に参加いただき、無事終了することができた。
ご参加い頂いたみなさま、ありがとうございました。
また、共に運営を行ってきた西川塾の塾生仲間、お疲れ様でした。
成功して本当に良かった。
当日は午後から会場入りし、リハーサルを含め受付開始まで入念な準備。
今回僕の役割はステージ側。ゲストを滞りなく送り出す役割。
全然難しい仕事ではない(笑)。
幸いにも「山田さん、邪魔です。あっちに行ってください。」と言われることはなかった。
開会の挨拶には愛知県大村知事にもお越し頂いた。写真は後ろから・・・。
第一部は元グーグル日本法人社長村上憲郎氏の講演。
映画で見てきたSFの世界が現実になる。人工脳もそんな先の話じゃないんだ・・・。
僕のリテラシーでは難解であったが、今後の参考になる話が伺えた。
キーワードはIOT、O2O2Oか・・・。難しい~。
第2部のパネルディスカッションも刺激的で学ぶ面が多かった。
僕は相変わらず舞台袖のポジションだったので、そのディスカッションに集中はできなかったが、
トップ経営者ならではの話を伺えた。
全員参加は誇りを持った全員参加でなければならない。
切磋琢磨も信用に基づく切磋琢磨でなければならない。
塾生仲間である元F1ドライバーの山本左近氏も世界を見てきた一人。
ひと回り以上年下だが、世界を舞台に戦ってきた人物は違う。
その言葉にも重みがあった。
いい場を提供できて本当に良かった。
終了後、僕は会場を最終チェックをして懇親会場へ。
懇親会は和気あいあいの雰囲気の中、お酒を酌み交わす。
最後は西川塾事務局長の木下さんが挨拶。
そして、〆は今や名古屋の宴会では定番となった「名古屋ナモ締め」。
僕も舞台に立ち「ナモ、ナモ、ナモ~」と声を上げた(笑)。
気持ちのいい疲れが残った夜だった。美味しいお酒だった。
お疲れ様でした。
打って変わり、今日から大学生(就活生)が動き出す。就職活動がスタートする。
今日は名古屋パルコにあるクレストンホテルで「上場企業就職フェア」。
おかげさまに数日前に予約も締め切った。かなり賑わうイベントになりそうだ。
あいにく今日は雨だが、そのうっとしい天候を若い力で吹き飛ばしてもらいたい。
明日は体育会学生向けイベントも行うし・・・。
経営者向けから学生向けへとイベントは続く。
今朝は7:30に集合と朝早いが、今日も美味しいお酒が飲めるよう頑張っていきたい。
本日、待ちに待った「第3回東海経営者フォーラム」が開催される。
前回はお手伝い程度だったが、今回は事務局の一人としてガッツリ準備に関わってきた。
来場者の集客から協賛企業集め、運営全般まで思ったよりも大変な作業だった。
普段、イベントなど会社の業務は全て任せてしまっているので、久々の現場の仕事。
すっかり要領も忘れていたり・・・。怠けていたつけが回ってきたようだ(苦笑)。
たまには現場もやらないと鈍ってしまいますね。
反省・・・。
おかげさまで来場予約も当初の計画をオーバーし700名を超えた。
僕の経営者仲間、友人も60名程参加してくれる。
ありがたい限りだ。
あとは今日、万全な体制で粛々と進めるのみ。
西川塾のみんな、頑張りましょう~。
元グーグル日本法人代表の村上氏の講演も
セイノ-ホールディングス田口社長、アルペン水野社長、
元F1ドライバー山本左近氏のパネルディスカッションも大変興味深い。
できれば観客席に座ってじっくり拝聴したいがそれはムリな話。
今日はあくまで裏方。僕はステージ側の運営をせねばならない。
従って講演もパネルディスカッションも舞台の袖でしか聴けない。
あくまでもイベントが順調に進行するかが重要なので、
話の内容にじっくり耳を傾けるのは難しいかもしれない。
このブログに感想も書きたいが、それができるかどうかもわからない。
それだけがちょっと残念(笑)。
優秀なスタッフが多いので、
「山田さんは役に立ちません。邪魔です。あっちで講演を聞いててください。」
とお役御免になるかもしれないけど・・・。
それはいい事なのかな?(笑)。
参加頂く方の事業や仕事に少しでも参考になればいい。
この名古屋から情報発信できるのも嬉しい。
そのためにも今日、成功させねばならない。
では、本日参加される方、お会いすることはできないとは思いますが、
ウインクあいちでお待ちしております!
よろしくお願いします!
母校に予定があり、名古屋駅から笹島方面に向かいました。
広小路通り角にはレジャックがあります。
若い頃はよくここでも遊んでいたような気がしますが、最近はすっかりご無沙汰です。
少し前にニュースに出ていましたね。
今後どうなるか楽しみではあります。
ランチタイムもそろそろ終わる頃、通りかかったお店「飲み所喰い処きたの屋」にお邪魔しました。
昭和の雰囲気が漂う居酒屋です。
壁に掲げられたメニューを眺めます。
居酒屋の定番メニューが並びます。イマドキの感じはありません。
強いていうなら「豚キムチ炒め」くらいでしょうか。
「夜は焼きおにぎりで〆るのもいいなあ~」とぼんやり考えたりもします。
店内には演歌が流れています。
ぬるくなった生ビールが似合いそうな感じです。
中年のサラリーマンが飲みながら、
「これが俺の仕事か?俺はいつもこんなことをやってる。」
とテーブルをドンドンと叩きます。
同僚が他のお客さんに謝りながら、酔った仲間をなだめます。
「これが俺の仕事だ~と言えるサラリーマンがどこにいる?大人になれ!」
そんなシーンが目に浮かびます。
それが許されそうな居酒屋です。
どうでもいい事を思い浮かべながらランチメニューを見ます。
もちろん手書きです。
女将らしき女性が「とん汁定食と焼魚の塩サバは終わりました。」とキッパリと言います。
「うむ、イワシ竜田揚げ定食もいいなあ~。
入荷がない時があるということは冷凍ものではないんだあ~。
どれにしようかなあ~。」と迷います。
少し考えた後、大切なことを思い出しました。
「すいません、味噌かつ定食をください。」
お~、危なかったとおしぼりで汗をふきます。
味噌カツ定食(680円)
「この値段でこのボリュームかあ。なかなかやるじゃないか。
味噌ダレもたっぷりかかっているぞ。」と食べ始めます。
食器がプラスチックなのは安っぽい気もしますが、この値段なら仕方ありません。
こういったお店はテレビがつけっぱなしです。
あまり興味は沸きませんでしたが、ぼんやりと眺めながら、
味噌ダレにかつをたっぷりと絡ませながら食べます。
午後からも頑張れそうな気がします。
夜にお邪魔する機会があるかどうかは分かりません。
サラリーマンの言い争いも見てみたいですが、巻き添えにあうのは勘弁してもらいたいです。
ごちそうさまでした。
今日は2月24日。明日は待ちに待った給料日。
いや、そんなことが言いたいわけではない。
2月は時間の流れが早い。
今週末は3月1日(日)で、3か月後ろ倒しの就職活動解禁日。
いよいよ、この日から本当の就職活動がスタートする。
昨日の日経新聞には「学生の45%が選考を受けた。」と書かれていたが、
それはさすがにちょっと・・・(苦笑)。
名大社としても3月1日は、就職サイト「新卒ナビ2016」のオープンと「上場企業就職フェア」の開催。
日曜日ではあるが慌ただしい一日となる。
前日の土曜日も一部のメンバーには準備のために出勤をしてもらい、
ギリギリまでその対応にあたってもらう。
感謝!感謝!
3年目を迎える名古屋証券取引所との「上場企業就職フェア」はおかげさまで予約も順調。
すでに前半入場の受付は締め切らせてもらった。
後半の時間帯もあっという間に埋まりそうなので、検討中の学生さんは早急に予約をしてもらいたい。
また、当日はかなり混みあうことが予測されるので、開始早々の時間は気をつけてもらいたい。
そして、翌日2日(月)はアスリートプランニングとの共催で
体育会系学生に特化した「アスリート就職セミナー東海」を開催する。
通常月であれば月初の月曜なので早朝会議を行うところだが、そんな余裕はない。
全てはイベント中心。参加してくれる学生さんと企業さんのために全力で臨むのだ。
搬入、搬出も含めるとかなりハード数日間になりそうだ。
会社のメンバーよ!無事に終了すればきっといいことがあるぞ~(笑)。
名大社として3月の取り組みがスタートするわけだが、同業他社も同様。
この3月はナビのオープンと共にイベントも目白押し。
毎日、あちこちの会場で開催されることとなる。
学生さんは決して焦ることなく、かといって準備を怠ることなく臨んでもらいたい。
3月はあくまでもスタートであって、この1か月で全てが決まってしまうのではないのだから・・・。
そして、人気の高い有名企業に向かうのもいいが、それ以外の企業もしっかりと見て欲しい。
特に自分たちの知らない企業もより感じてもらいたい。
そこに運命的な出会いもあるだろう。
学生、採用担当者、業界関係者、全てがバタつき疲れる3月になるだろうが、
お互いの未来を想い、いい関係を築いていこう!
昨日、僕の周りでは東京マラソンや犬山マラソンに出場する仲間が多く、気持ちいい汗を流していた。
僕は体は動かさず堅めの行動(笑)。
加盟する団体の大きなイベントが開催されたため、ウェスティンナゴヤキャッスルまで出向いたのだ。
いくつかの催しが組まれていたが、僕の目的は元伊藤忠商事社長の丹羽宇一郎氏の講演。
一度はぜひお話を伺ってみたいとずっと思っていたが、今回、偶然にも機会を頂いた。
尊敬する経営者のおひとり。
個人的には経営者時代の話を聞きたかったのだが、
昨今の話題で言えば必然的に中国へとテーマは向かう。
演題も「中国の大問題と日本の将来」と元駐中国大使らしいタイトル。
在任中のことはよく知らないが、日本国内では「売国奴」と呼ばれあまり評価はされなかった。
僕はそれが不思議でならなかったが、今日の話を伺い、
丹羽氏の方がより大局的に日本と中国のことを捉えていたのだと納得した。
人の偏った見方は怖いですね(苦笑)。
講演時間は1時間半。
熱く語られる方と想像したがそうではなく、淡々と自分の考えを語られていた。
総合商社の元経営者らしく感情論だけに左右されない数字を活用した論点は説得力を持たせたと思う。
丹羽氏は日本と中国に精通する立場から客観的な意見を述べられていた。
何かと中国に対して批判的な日本だが(まあ、お互いだけど・・)、
両国の競争力を考えた場合、明らかに日本の分が悪い。
それは単に経済成長率ではなく、人に対する投資でも相当な差が出ているよう。
将来的に更に広がることを懸念し、もっと日本の教育費を増やすことを力説されていた。
日本のような資源もない国は人間の脳に投資をするしか方法はないと・・・。
経済力の低下、格差の広がり、共産党の一党独裁体制など中国の問題も語られてはいたが、
それは日本にも危機感を持たせる意味合いが強いように感じた。
そんな表現が上手く伝わらないと「売国奴」と誤解されるのであろう。
強調されていたのは日本は平和であらねばならないこと、自由貿易で生きていかなきゃいけないこと。
将来の子供のためにそれが必要であると強く話された。
中国の脅威、強さ、脆さを肌で知る丹羽氏だからこそ、
日本の不甲斐なさと期待感を愛情表現として話されたのであろう。
勉強になりました。
ありがとうございました。
中谷美紀は美しい。
改めてそう思った。
昨年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」での女房役を見る限り、とても美しいとは思えなかった。
かつての美しさはもう見られないのかと残念に感じていた。
しかし、それは思い過ごし。本作での中谷美紀は凛とした美しさを醸し出していた。
その感情をグッと抑えた表情、背筋の伸びた歩き方、お客さんと接する時に見せる笑顔、
どれも魅力的だった。
それがロケ地である神戸の街と上手く重なり、温かさと張りつめた緊張感、
守るべき伝統が混ざり合う映画を構成していた。
普段、僕らは当たり前のように洋服を身にまとい生活している。
それなりに今日は何を着ようかと考えたりもする。
しかし、その程度で、ここに登場する人たちのような深い想いは持っていない。
もしかしたら僕にも大切な一着があるのかもしれない。
だが、まだそれに気づいていないし、ありがたさを理解していない。
この映画を観て、洋服が人生において重要な役割を担っていることを識ると共に、
自分の愛着のなさを反省した。
不思議なことにそんな洋服を眺めながら泣きそうになってしまった。
それは今まで映画を観てきた中でも初めての経験。
そんな経験ができるのもこの映画の魅力。
そして、そろそろオーダーで一生着られるスーツでも作ってみたらどうか
と単純な頭が想いを巡らせていた(笑)。
何を守り、何を変え、自分自身はどこに向かっていくのか。
一番大切なのは何か。
これはどんな人生でも共通のテーマだと思う。
改めて考えるいい機会でもあった。
もし、可能なら(100%ムリです)、中谷美紀と一緒にチーズケーキをホールごと食べてみたい。
会話を盛り上げる自信はありませんが・・・(苦笑)。
そんなことはどうでもいい。
中谷美紀は美しい。
改めてそう思った映画だった。
これまで静岡県は何度も来ているし、新幹線でも何度も素通りしているが(笑)、静岡駅前は初めて。
街を知るには直に触れるのがいい。
昨日は朝一番で商店街にあるホテルを出て駿府城に向かって走る。
目の前には静岡県庁。
そこを抜けるとすぐに駿府城公園となり、まずは内堀をランニング。
公園内はサラリーマンや学生がショートカットするかのように横切っていく。
そして、外堀をランニング。
瞬間的に皇居を走っているような気にもなる。時代が近いのが理由だろうか。
一周は多分1.5キロ程度。
僕のような観光ランナーではなく、部活の練習、地元ランナー(?)が同じように走っている。
公園の周りは役所、裁判所、小学校、体育館、高校と公共の施設が取り囲む。
どこのでもある風景かも知れないが、
ツーンと冷たい朝の時間帯に子供たちの通学時間を見るのはそれだけで心が洗われる。
徳川家康もさぞ満足しているだろう。
駿府城公園を走った後は、静岡市の歓楽街を抜け、駅前を通りホテルに戻る。
今回、静岡にやって来たのはランニングが目的ではない。
当たり前の話だ。
静岡にある国立大学の就職ガイダンスで講演をするのが目的。
普段、何かとお世話になってはいるが僕は初めてお邪魔した。
今回、出席したのは静岡のパートナー会社SJC(就職情報センター)さんと
日経就職ナビを運営するディスコさん、そして名大社。
それぞれが地域を分担し強みを話す。
参加した学生は60名程度。僕が挙手をお願いした時、約半分が東海3県出身者だった。結構、多い。
そんなが学生さんを対象に東海地区の特徴や魅力、企業の実力、
企業の見極め方について話をさせてもらった。
就職活動全般のことは他の方が話してくれるので、僕はあえて違う領域の話をすることを心掛けた。
1時間ある持ち時間は余るのではないかと思っていたが、結果的には全然時間が足らない状況。
肝心の自社の宣伝をほとんどできないまま終わってしまった(苦笑)。
まあ、いいか・・・。熱心に耳を傾けてくれていたし。
僕自身も東海3県以外の大学で講演をさせてもらうのは初めてのケース。
普段とは異なる環境は僕にとっても新鮮。
より東海地区の魅力を伝えようと熱が入る。
おかげで時間が全然足りなかったわけだが・・・(笑)。
いい経験をさせてもらいました。感謝!
午後からの大学の講演が目的なら、ホテルに泊まる必要はないと思われるだろうが、
そんなことはどうでもいい(笑)。
静岡で貴重な体験をさせてもらいました。
お疲れ様でした。