飲食店の競争が激しいのはこの伏見地区も同じです。
少し前まで営業していたお店がいつの間にか違うお店の看板が出ているのはよくあるケース。
短命に終わるお店も少なくないでしょう。
チェーン店であればスクラップアンドビルドを繰り返せばいいでしょうし、
店長もスタッフも別のお店に移ることは可能です。
独立して飲食を始められたオーナーさんはどうするのでしょうか。
お店が閉店となればかなりの借金を背負うことになります。
仕事には困らないとは思いますが、一から出直しも多いのではないでしょうか。
そう考えるとリスクの大きい商売。
安易にやっちゃダメですね。
こちらの場所もそうでした。
以前のお店は「伏見シリーズその239」で紹介。
ほぼ1年前のことです。
残念ながら人気ブロガーがお邪魔したのはこの1度きり。
少し責任も感じます。
リピートがないのは厳しいですよね・・・。
名古屋観光ホテルの斜め向かいにある「葱屋平吉 名古屋錦一丁目店」さんに行ってきました。
昨年12月にオープンしたばかりの新しいお店です。
近くには「葱屋平吉 名古屋錦長者町店」があります。
どうでしょうか。
距離として1kmも離れていません。
それなりの戦略はあるでしょうし、名古屋錦長者町店は人気のお店で以前に紹介しています。
メニューは系列店なのでほぼ同じ。
15食限定の「平吉定食」を注文しました。
こちらも生卵とご飯は食べ放題。
このあたりも人気の秘訣かもしれません。
平吉定食 950円
この日はみぞれカキフライでした。
ちょうどカキフライが食べたいと思った時の日替わりランチなのでラッキーと思うべきでしょう。
いいタイミングの提供も飲食店には必要なのかもしれません。
カキフライはタルタルソースが多いですが、時にはみぞれもさっぱりしてていいですね。
小鉢もいいアクセントになっています。
最近、食べすぎ飲みすぎのため、生卵もご飯のお替りも我慢しました。
それで十分ですね。
夜も人気が高いのでしょうか。
できれば長く続いて欲しいですね。
ごちそうさまでした。
僕は密かに日本映画界で一番いい男は岡田将生と思っている。
軟派で軽薄な二枚目を演じさせたら右に出る者はいないんじゃないか。
しかし、演技はそれほど評価されていない気もする。
本作は軟派で軽薄とは真逆。
東昇という残忍な娘婿を演じ、それもはまり役。
ある意味、恐ろしかった。
彼が主役で物語が進むと思ったが、途中から様子が変わってきた。
映画的には岡田将生が主役だが、実際はその東昇を脅迫する中学生朝陽役を演じる羽村仁成。
どこかで見たことある顔だと確認したら「リボルバー・リリー」に出演していた。
映画後半は完全に主役の座を奪い、彼中心に物語は進んでいく。
だからポスターの顔は岡田将生と羽村仁成と半々なのか。
なんだか単純だな(笑)。
まあ、2人とも「ゴールド・ボーイ」だし・・・。
本作は沖縄を舞台としたサスペンスドラマ。
原作は中国で人気の小説だという。
エンドロールにやたら中国人名が連なるのが不思議だったが、それが理由。
むしろ韓国映画にありがちな作品。
物語は二転三転し、思わぬ方向に進む。
韓国映画の十八番かと思わせる展開に、グイグイと引っ張られた。
その構成に吸い込まれ、面白く観ることができた。
映画としての完成度はそれなりに高い。
上手く繋がっていると思う。
しかし、冷静に考えればとても恐ろしい話。
完全犯罪を狙ったのは確かだが、それを考えたのは中学生。
それもクラストップの優等生。
犯罪と結びつけるだけなら不思議じゃないが、その精神性は異常。
スリラーでもホラーでもないが、とても恐ろしい。
そんなことを考えているなんて・・・。
そりゃあ、岡田将生も困っちゃうよね(笑)
監督は金子修介氏。
久しぶりに名前をみた。
監督作品を観たのは1995年の「ガメラ」以来じゃないか。
ほぼ30年ぶり。
最も活躍していたのは僕の大学時代の37~38年前。
日活ロマンポルノでデビューし、当時のアイドル映画を何本も撮っていた。
バブル期の就活を描いた「就職戦線異状なし」も金子作品。
過去の存在かと思っていたが、
(失礼でスミマセン)
本作を観る限り力は衰えていない。
沖縄が舞台ならパーッと明るくしてほしいが、意外とそうならない。
思い出しても暗い作品が多い。
本作も街並みや背景がマッチしていたし・・・。
タイトルの「ゴールド・ボーイ」の意味はぜひ映画で確認してほしい。
結構、評価が高いので観ることにした。
同様に評価の高い「夜明けのすべて」とは真反対の作品。
片方は日常で、片方は非日常。
僕にはそう映った。
どちらに感動するかは観る人によるが、感動させやすいのは非日常。
あり得ない世界の方が人の心は動かしやすい。
畳みかける展開が痛みや驚きや喜びを生み、心を動かす。
最終的に感動を呼び込む。
そんな点で本作は成功だろう。
物語は相当、辛い。
今も過去も虐待が一貫している。
そんな時に必要ないだろう暴力も。
それが映画を引っ張るのだから、日常を描く「夜明けのすべて」とは大きく異なる。
どちらが好みかは大きく分かれそう。
2021年本屋大賞を受賞したベストセラー小説の映画化。
ストーリーの面白さは映画でもそれを反映している。
のめり込んで鑑賞できる作品であるのは間違いない。
監督は成島出氏。
こんなテーマの作品は得意領域。
僕は特にファンではないが、ここ数年の作品はすべて観ている。
2020年の「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」
2021年の「いのちの停車場」
2023年の「ファミリア」「銀河鉄道の父」
こうして作品を並べてみると監督のカラーが理解できる。
日本映画界で安定度抜群の監督。
主演は杉咲花。
何もいうことはない。
「市子」でも凄かったが本作も見事。
らしさが伝わってきた。
僕が驚いたのが志尊淳。
ちょっとかわいい男優くらいに思っていたが、そうじゃなかった。
本作における役どころは神秘性や抱える闇、それを超える優しさを含め素晴らしかった。
難しい葛藤を演じていた。
タイトルである「52ヘルツのクジラたち」は何度となく象徴するシーンで腑に落ちる。
目にしたクジラはどうなんだと思ったり(笑)。
いい演出なんだよね・・・。
正直な感想でいえば、こんなテーマの作品はそろそろ終わっていいんじゃないかと思う。
それは日本映画に限らず外国映画も。
しかし、見渡せば同様のテーマは絶えることがない。
悲しいかな、どの時代でもついて回る。
その度ごとに子供を不幸にするのは親だと悲しくなる。
啓蒙活動として必要なら大いに受け入れるが。
ハッピーエンドだが、こんな世界はあってはならない。
そんなことを感じた作品だった。
たまたま新聞の書籍広告をみて、気になり手に取った一冊。
放送作家として活躍する著者は知っていたが、どんな番組を手掛けたかは知らない。
番組もほぼ見てはいない。
たまにインタビューに答えられているのを無意識に見たくらい。
僕は2か月もすれば58歳。
昔であればあと2年で引退といったところ。
おかげさまで体は元気。
食欲もあり毎日飲んでもへこたれない。
老眼が進んでいるのと記憶力の低下は気になるが生活に支障はない。
まだまだ大丈夫だと思っている。
しかし、本当のところはどうなんだろう。
自意識過剰なだけで、周りからみればうざいオッサンかもしれない。
僕が早めに社長を交代したのも「老害」になりたくないのが理由の一つ。
実際、そうならないように極力余計なことは言わないが、
著者からすれば40代で「ソフト老害」は始まっているという。
会社にとっての「必要悪」であればいいが、「老害」では困る。
僕は努力と根性でここまで辿り着いたといっていい。
動物占いにもそう出ていた(笑)
自分だけがそれなら問題ないが、同じことを若者に求めてしまう。
口には出さないが、自分の価値観としてその節があるのは否定できない。
多分、その時点で「老害」。
著者は自身の行動に例えながら、潔くバッサリと斬る。
それが50歳にして仕事を辞める一つの理由のようだ。
そこに対して共感する。
想像するに「老害」にはなっていないと思うが、その危機感がそちらに向かわせる。
本当の「老害」は自分が「老害」であることを気づかないだろうし。
もう一つ共感した点でいえば、「人とつながる」ことに好奇心を持つこと。
人脈が一番の宝という。
もしかしたら僕もそうかも。
なんの専門性も能力も持ち合わせない自分が何とかなったのはその力が大きい。
だとすればもっと「勇気」をもって「図々しく」なった方がいい。
なるほど。
そんな考え方もあるわけね。
本書ではお金についても言及している。
仕事を辞めとなると今後のお金が気になるのは当然。
夢や希望を持ち、未来を考えて仕事を辞めるならお金に執着しない方がいい。
夢や希望もなくボーっと過ごすなら、お金は必要に決まっているけど・・・。
この類の書籍を読むことはほとんどない。
たまには別世界の方の著書も読むと新しい気づきもある。
分野が違えども考え方が近かったりすることも・・・。
僕自身も「仕事の辞め方」を真剣に考えないといけないかもね。
久々の番外編です。
特別編ではありません。
今月は東京への出張が多く3回。
実は今も東京のホテルからブログアップをしています。
ドタバタとゆっくりできないのが現状ですが、時にはゆっくりとランチも頂きたいです。
そんな時に最適なお店に行ってきました。
場所は神保町。
この日は御茶ノ水駅から歩きます。
明治大学付近にあった山の上ホテル。
一度は泊まりたかったですね。
残念・・・。
この辺りはカレーの激戦区。
エチオピアはじめ有名店が軒を並べます。
そこに敢えて参入するとはなかなかの度胸。
勇気ある行動です。
神保町三井ビルディングの向かいにある「音楽&語りのBAR(場)ハナリー島」に行ってきました。
「な~んだ・・・」と思われる方も多いかもしれませんが、
こちらは2月にオープンしたばかり。
昨年12月までこの近くでお店を構えていましたが、
サイズが大きくワンオペの大統領がヘトヘトで倒れそうなため、こじんまりとした場所に移りました。
ちょっとオシャレな雰囲気です。
店内はカウンター2席とテーブル席が2つ。
10名でいっぱいになります。
オーナーである釘崎大統領は
「客単価は倍以上にしたので、儲かるんだゾ。ヒヒヒ」
と嬉しそうに言っていました。
一瞬、恐ろしくなりましたが、唯一のランチメニューを注文しました。
会員制で完全予約になりますが、以前のような高い年間費は必要ありません。
スパイシーチキンカレー(コーヒー付) 1000円
日々改良を加え、味に磨きをかけているようです。
どのあたりが改良されているのかはさっぱり分かりませんが、
程よい辛さとチキンのうま味、トマトも上手くアレンジされ美味しく頂きました。
コーヒーはセットで、この日はお菓子のサービスもあり1000円という価格はかなりお値打ち。
「儲かるんだゾ、ヒヒヒ」という言葉は夜に限ってのことでしょうか?
午後の珈琲タイムはゆっくりもでき、空いた時間を仕事をすることもできます。
そのまま夜に流れ込んでもいいのかもしれません。
お邪魔した日は15時ごろ失礼しましたが、せっかくなのでボトルキープのみ。
昨晩、1本空けてしまったという噂も・・・。
ごちそうさまでした。
3月も中旬に入るが、ブログを振り返ると映画と食べ物ばかり。
あとは飲んだとか走ったとか・・・。
これも仕事といえば仕事だが世間的にはあまり認められない。
たまにはちゃんと仕事をしているところを見せておく。
宣伝っぽくなるが、4月に行うセミナーを紹介したい。
現在、いくつかの肩書を頂いている。
名大社の会長もそうだし、株式会社パフの社外取締役もそうだし、
ブライトプラネットワークス株式会社の顧問もそう。
映画コラムニストや人気食べ物ブロガーともいわれているが、他に重要な役割も。
今はFBAA(日本ファミリービジネスアドバイザー協会)の執行役員も務めている。
これでも東海地区初のファミリービジネスアドバイザーなのだ。
名大社のクライアントは東海地区の中小企業がメイン。
そのほとんどは同族企業。
会社規模も知名度も小さいが、魅力的な会社は多い。
経営者も従業員のことを第一に考え、事業に真剣に取り組んでいる。
そんな会社は応援したい。
しかし、意外と自社の魅力に気づいていないし、同族経営をネガティブに捉えている。
昨年はビックモーターやジャニーズ事務所の報道で同族企業のイメージはよくない。
確かにそんな会社もある。
だが、そうではない会社が多いのが実態。
やるべきことをしっかりとやり続ける。
そんなこともセミナーで伝えられたらと思う。
経営者が後継者を育て、後継者は何を守るかを経営者から学ぶ。
今回のセミナーでは昨年、名古屋ファミリービジネス研究会に参加頂いた50代の経営者と
40代の後継者に登壇頂き、その取り組みを語ってもらう。
一部の講演とファシリテーターを僕が務める。
時間のある経営者、経営幹部、後継者の方は参加頂きたい。
無料オンラインセミナー
~魅力ある同族企業にするために大切なこと~
日時/4月12日(金) 16:00~17:00
<スケジュール>
1.魅力ある同族企業にするために大切なこと
2.トークセッション
(同族企業の価値、事業継続の課題と取組み、名古屋ファミリービジネス研究会の活かし方)
ゲスト/川畑工業株式会社 代表取締役 西 薫貴氏
株式会社コンテック 取締役 掛端 慎一氏
3.質疑応答
▼セミナーの詳細・お申し込みはこちらから
6月からは「第8回名古屋ファミリービジネス研究会」もスタート。
ありがたく高い評価を頂き、今年で8年目を迎える。
こちらは改めて詳細をお知せしたい。
まずはオンラインセミナーにご参加ください。
夫婦役はリリーフランキーと木村多江。
どこかで見た風景だと映画を観ながら思い出した。
2008年に公開された「ぐるりのひと」。
映画コラムニストを語る前なのでブログは書いていないが、当時、DVDで鑑賞。
壊れゆく夫婦の再生を2人が演じたステキな作品。
誰も気づかないことを思い出すなんて、さすが映画コラムニスト!と自画自賛していたら、
映画サイトにインタビュー記事が当たり前のように掲載されていた。
みんな分かってたのね(汗)
ちょっとだらしない役を演じさせたら天才的なリリーフランキーと
神経質な役は抜群の木村多江とのコンビは本作でも魅力を発揮。
こんな姿が本当にありそうに気がしてならない。
タイトルの「コットンテール」とは野兎のこと。
本作でもウサギがカギになるが、あくまでもラビット。
ラの発音に注意しなければならない。
ラビットが若かりし二人を近づけ大切な存在になっていく。
シンプルに説明すれば、明子(木村多江)に先立たれた兼三郎(リリーフランキー)が
遺言状に従ってイギリスのウィンダミア湖に遺灰を撒くまでの話。
それ以外は何もない。
家族との関係性が描かれるだけ。
兼三郎はわがままで情けない。
傍からみれば叱り飛ばしたくなる。
でも、きっと叱れない。
せつなく、悲しく、寂しい表情に気持ちを持っていかれる。
世代が近いせいもあるが、自分と重ねてしまう。
実際、同じ状況なら僕はどうするだろうか。
わがままで情けない兼三郎と変わらないんじゃないか。
イギリスの広大な自然がより気持ちを駆り立てる。
順風満帆な夫婦関係ではないだろう。
ちょっとしたトラブルも絶えなかっただろう。
そんなことをイメージさせる。
でも、お互いに想う気持ちは出会った時と同じ。
一番大切な存在には変わらない。
親子のわだかまりも時間や環境が解決してくれる。
どこまでいっても家族は家族。
何かを失うことでそのありがたみや大切さを理解する。
わざとらしいセリフはない。
感動させようとするシーンもない。
きわめて普通であり日常。
舞台がイギリスなだけ。
そこがいい。
愛しさが伝わってくる。
「落下の解剖学」は夫婦で観ない方がいいと書いたが、本作は一緒に観た方がいい。
僕は恥ずかしいから行かないけど。
やっぱり自分が先に逝きたいと感じた作品だった。
原題はAnatomie d’une chute。
そのまま翻訳したタイトルが「落下の解剖学」。
あまりヒットしそうにない。
玄人好みの映画のように思えてしまう。
しかし、どうだろう。
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したせいか、映画館は結構賑わっていた。
むしろ正々堂々と勝負した方がいいということか。
そして、映画を観終わってから、本タイトルの正しさを理解。
なるほど、解剖したわけですな・・・。
本作も最近、よく観るフランス映画。
やはり今年も注目すべきか。
素晴らしい作品を連発しそうな予感。
国としての施策もあるのだろうか。
正直なところ前半は眠かった。
高評価の作品なのに眠くなるとはどういうことか。
自分の目が節穴なのか、よほど疲れていたのか。
ちょっとまずいなと思ったあたりから、グイグイと引き込まれていった。
眠気は吹っ飛び、繰り広げられる舌戦に巻き込まれていった。
法廷劇をメインとしたヒューマンサスペンスだが、こういった作品は緊張感が全て。
裁判所のピリピリとした空気感がこちらまで伝わってくる。
スキャンダラスな事件を知りたいだけの野次馬的な傍聴者も激しいやり取りに表情が変わる。
そして、追及により明かされる知られざる真実。
夫婦のいざこざをできれば子供には見せたくはない。
仮に見せるなら当事者の口から知らせるのが本来の姿だろう。
それが検察官の追及や調査から丸裸にされたなら、その場に立ち会う子供はどれだけ辛いか。
容赦ない言動に苛立ちながらも、それが正義なら正しい行動として受け入れるしかない。
そのシーンが英語とフランス語で展開される。
もし、僕が両方とも理解できたら、もっと映画を楽しめた。
よりリアルなシーンとして感じることができた。
外国語がまるで分からない自分の無能力さを痛感。
映画を観ながら後悔もしてしまった。
一体、フランスで英語を話せる人はどれだけいるのか?
そんなことも思ってしまった。
間もなくアカデミー賞も発表される。
本作が作品賞を受賞したら、さらに注目もされる。
ただ夫婦で観るのはおススメしない。
夫婦喧嘩はしない方がいいが、仮に喧嘩しても録音はしてはいけない。
その場ですべて終わらせよう。
そんなことも教えてくれた作品。
いい勉強になりました。
違うか(笑)。
連続で伏見シリーズを投稿しています。
最近はオープンしたお店ばかりをアップしていましたが、長くは続きません。
ネタが尽きてきた感もありますが、人気シリーズの維持を最優先に考えなきゃいけません。
困った時は歩く。
人気ブロガーは悩んだり困った時は歩いたり、走ったりすることが多いです。
そうすると意外とアイデアが思い浮かんだり、モヤモヤが晴れたりするものです。
この日もそうでした。
普段、行くことのない通りを歩くと思わず出会いもあるのです。
ヒルトンホテルの前を南に向かい、三蔵通を越えたところにある「きなが」さんです。
狭い通りなので素通りしそうになりますが、続々とお客さんが入るので目に留まりました。
玄関に掲げてあるメニューを眺め、
「こりゃ人気も出るわな・・・」と独り言を呟き入店しました。
魚か肉かカレーうどんか迷いましたが、選んだのは迷う必要もない日替わりランチ。
まずはここから勝負でしょう。
オーダーと共に支払いをします。
現金一本勝負。
PayPayもIDもICもありません。
スタッフのおばちゃんのエプロンがレジ。
小銭がいっぱい入っていました。
日替わりリンチ 700円
この日はとんかつ玉子とじでした。
豚ロースはアップにするとこんな感じ。
この値段にしては十分厚みがあります。
ちなみに隣のオジサンはさば塩焼きを注文しましたが、かなりデカいさばが運ばれてきました。
これはご飯に合います。
アツアツのかつとご飯をハフハフといいながら頂きます。
あんかけの玉子とじも結構な量です。
このまま食べ進めると確実に玉子とじが残ります。
百戦錬磨の人気ブロガーは簡単に引き下がりません。
かつを二切れ残し玉子とじと一緒にご飯の上に乗せます。
ジャーン、ミニかつ丼の出来上がり!
「孤独のグルメ」のラストスパートのように頭の中でBGMを流しながら、イッキにかき込みます。
玉子とじもご飯もきれいになくなりました。
ランチはALL700円で大変お値打ち。
早い時間でしたが食べ終わるころには満席。
多くのお客さんが断られていました。
サラリーマンに人気なのも納得です。
やはり街を歩くことは大切。
次回もどこか探しましょう。
ごちそうさまでした。
寒い日が続いた2月。
一瞬、暖かい日があったが2日程度。
ランナーにとっては厳しい日が続く。
厳密にいえばなんちゃってランナーには厳しい日。
本格派ランナーならこの寒さの方がむしろ走りやすいのかも。
違いが出ますね(汗)。
そんな2月だが前半は順調。
15日の時点で50kmをクリアしていた。
目標達成は継続かと思いながらも不安はあった。
土日に予定が入っており走れない日も。
そして追い打ちをかけたのが天候。
19日の週はほとんど雨だった。
予報が雨だが起床時は降っていないので走れなくもなかったが、気持ちは萎えていた。
京都で宿泊したが、雨の予報だったのでランニングシューズは持参しなかった。
結果的には両方とも朝降っていないので、走ることはできた。
朝、ホテル周辺を散歩したので証拠の写真をアップしておこう。
言い訳がましくなっているが、そんな状況だったので2月は距離が伸びず。
結果、2月のランニング距離は87.1km。
う~ん、残念・・・。
2年連続で目標達成、ついでにいえば30ヶ月連続の目標達成も先月で途絶えた。
いつかは来ること。
残念な気持ちはなくはないが、意外とあっさりとした気分。
先月のブログにも書いた通り、今年は無理しないと宣言したので結果が表れただけ。
まあ、気持ちの問題が強いのだろうと。
そんな2月なので、あまりお見せする内容もない。
1年以上使用したランニングシューズを変えたこと。
戸田川沿いを走りながら朝日を眺めたこと。
戸田川緑地公園の河津桜が満開になったことくらい。
すべて同じ日なんだけどね。
さて、久々に目標未達成の月だったが、3月はどうするか。
名古屋シティマラソンは申し込みを忘れたが、月末の穂の国豊橋ハーフマラソンはエントリー。
10km以上の練習は全然していないので、そろそろ開始の予定。
それだけでも目標達成は十分、狙える。
多分、3月は目標をクリアするだろう。
それが無理なら今年はずっと未達成。
諦めた方がいい。
今月は一年の中でもハイシーズン。
頑張りますよ!