日本シリーズを終えて、今日で2日。
名古屋地区の方なら、先週末はTVに釘づけだったと思う。2日連続の延長戦で、延べ10時間の野球観戦者が、僕の周りにも多い。
特に土曜日は、日にちが変わるか変わらないかまで繰り広げられたのだから、疲れた方も多いだろう。スタジアム観戦者や選手、チーム関係者は比較にならないと思うが・・・。
結果的に、ドラゴンズファンにとっては残念な結末で終了したが、僕自身は、それほど悔しさも感じず、むしろ爽やかな気分であった。(疲労感はあったけれど・・・)
やはりシーズン中に観るゲームとこの1球で全てが変わってしまうというゲームでは、観る側の緊張感も全然違う。WBCの決勝戦にも似た緊張感を体感した。こんな試合をドラゴンズで感じたのは初めてではないだろうか。
パリーグ3位のチームが日本一なんておかしいとか、史上最大の下剋上だとか、あまりいい表現とは言い難いこともあったが、そんなことは差し引いたとしても、追いつき追い越せの試合はスポーツの醍醐味であり、素晴らしい試合だった。
明確な理由は定かではないが、ロッテというチームに好感を持ってしまったのも、この日本シリーズを通してから。ロッテファンの声援も、野球らしくなく、サッカーのサポーターのようで新鮮だった。
終電もなくなり、ホテルも満室で、ファミレスで一晩を過ごしたファンも多かったとは聞くが、ファン同士が球場の外でいざこざが起きるようなことはなかっただろう。お互いの健闘ぶりを称えあったのではないかと勝手に想像してしまう。
野球よりもサッカー派の僕であるが、今回の日本シリーズで野球の面白さも改めて伝わったのではないかと客観的に考えるのだ。
名大社的には、東海TVのスポット枠で転職フェアのCMを流すことができた。もし、早々にドラゴンズが負けていたら、この機会のオンエアもなく、視聴率も大きく変わっただろうから、有り難いのは間違いない。
久々に長時間TVを観た週末だった。
2010年11月9日
TVの前から動けなかった日
2010年11月7日
走ることについて語るとき、僕自身を語ること 1
村上春樹にエッセイのタイトルではない。ほとんどパクリだが・・・。
今からほぼ3年前から、マラソンを始めた。
厳密に言えば、3年半くらいになるが、最初の8ヶ月は週1日、せいぜい2キロの距離を走っていただけなので、恐れ多くてマラソンとはいえない。
目的は単純にメタボ対策と体力維持。ストイックに走る事なんて、考えていなかった。それが、いつの間にか、週2~3回、土日は10キロを走るのが当たり前になってきた。数年前の自分であれば、全く予想できないことだ。
きっかけは、当時、通っていたビジネススクールの仲間との懇親会の場。
「みんなと一緒にマラソン大会に出よう!」という誘いであった。
今となっては、5キロなんて大した距離ではないが、その当時はこの決断も相当なもので、バカバカしいくらい悩んだが、せっかくだと思い、まずは5キロのコースで参戦する事とした。
それまでは、なんせ2キロをフウフウ言いながら、走るのが精一杯なのだから、その2.5倍の距離は、とてつもなく遠い距離に感じられていたのだ。
初の5キロは、24分を切るタイムでゴールし、仲間からも褒められた事もあり、自分でも自信になった。
40歳を過ぎても、まだまだ走れるという実感と、いかにも「自分との闘いだ!!」という精神性が、その環境時の自分に火をつけたのかもしれない。
その後は、10キロ、ハーフマラソンと距離を少しずつ伸ばし、現在に至り、来年あたりは、フルマラソンにも挑戦しようとも考えている。
しかし、マラソンは決して面白いスポーツではない。
サッカーや野球のようにゲーム性があるわけでもなく、ただひたすらに走るだけ。僕のレベルでは、戦術もない。
誰かと勝った!負けた!という勝負ではなく、勝負の相手はあくまでも自分。せいぜいタイムが伸びた、落ちたで、一喜一憂する程度だ。
そんなつまらないマラソンでも、走らない日が続くと不安になる。
そして、無性に走りたくなる。
不安になる理由は、止めたら最後、自分自身が堕落してしまうと感じるから。少しずつでも階段を上がりたいと体と心が求めているからだ。他人から見れば、単なるマゾだろう。
だが、続ける事に大きな意味が隠されていると思う。それは、マラソン以外にも言える事ではあるが・・・。
趣味の領域にまで至っているとは言い難いが、今、このマラソンが自分のメンタリティを保つ重要な要素となっている。
今の精神状態が続く限りは、止める事はないだろう。
そして、来週はいびがわマラソン。
いよいよ本格的なマラソンのシーズンがやってきた。
2010年11月5日
知的財産法入門
知的財産法入門 (岩波新書) (2010/09/18) 小泉 直樹 |
前社長に紹介いただいた書籍である。この手の書籍は誰かの紹介なり、推薦がないと手に取ることがないだろう。現実の僕の視野の範囲では、中々入ってこない。
まだまだ未熟な面が多いということだ。
知的財産法という言葉は聞いたことがあっても、普段の生活の中では馴染みがないのが事実ではないだろうか。しかし、馴染みがないからといって放っておけないのが、この知財法になるのではないだろうか。
知財法の範囲は、特許法、商標法・不正競争防止法、意匠法、著作権法であり、主に企業のテクノロジーやブランド、デザインなどの保護するための法律である。
名大社のような中小企業では、世の中を驚かせるような技術的な製品やサービスを生み出すことは考えにくいが、仮にそんなことが偶然の交通事故にでもあったのならば、すぐにこの知財法を意識せねばならないだろう。
世の中を驚かさなくとも、我々が提供するサービスには、常に著作権が付いて回ることもあり、最低限の知識も身につける必要は重々承知している。
この著書は、基本的な考え方を含め、それについての事例が分かりやすく書かれている。
しかし、定量的な物の見方のように、○×で簡単に判断できる内容ではないため、実際に何らかの事例が起こらないとその適応の範囲も難しいのではないだろうか。
幸いにして、これまで著作権を始め商標権に関するトラブルはないが、だから安心というわけでもなく、Webがどんどん進化すると、過去の事例さえも全く参考にならないということも多くなるだろう。
入門書とはいえ、1度読んだだけでは全てを理解するのは難しい。
この手の分野は眠たくはなってしまうが、色んなタイミングで広げる必要のある著書である。
2010年11月3日
りんご狩りin飯田
朝6時に起床し、朝日を浴びながら15キロほどランニング。
爽やかで気持ちの良い一日のスタートとなった。
本日は、家族サービスDay。
家族と義母でりんご狩りに長野県飯田市のたつみ農園まで出掛けた。
このたつみ農園は、一昨年に天竜峡の川下りに出掛けた際に、偶然に立ち寄ったりんご農園で、その時のオヤジさんの応対とサービスがうれしく、それから毎年顔を出している場所だ。
多くの品種のりんごが所狭しと樹林が並んでいる。
子供たちはどれくらい食べられるかも関係なく、好き勝手に狩っていく。その行為自体に喜びを感じているようだ。
りんごに関しての詳しい知識もなく、味についても無頓着であるが、味わったまま感想を綴ってみる。
↑サンフジ。リンゴの王様といわれ甘酸っぱくも深い味わい。ビールにたとえれば、プレミアムモルツということか。
↑シナノゴールド。とても食べやすいオーソドックスな味わい。ビールにたとえれば、黒ラベルということか。
↑アルプス乙女(左)と王林(右)。アルプス乙女はかなり酸味が強いがさっぱり。ビールにたとえれば、オリオンビール。王林は一番絞りかな。
↑紅玉。本日は食せず。ジャム作りに最適という。ビールを使って漬物を漬けるとすれば、第三のビール?
↑シナノスイート。ほんのり甘い。長野の新品種。ビールにたとえれば、地ビールか。
ビールを飲まない人は、何のことか全く意味不明だと思うが、飲む人においても味のイメージを掴むのはほぼムリであろう。(許してください。)
普段の生活であれば、リンゴは一切れ、二切れ食べる程度であるが、本日はその澄み切った空気と緑に囲まれた雰囲気の影響か、どれだけ食べたか分からないくらいのリンゴを頂いた。
高速道路を使って片道2時間で1000円。信州がとても身近に感じる。
文化とは程遠かったが、いい祝日の過ごし方であった。
2010年11月2日
丸の内を歩く その5
外に出ても気持ちの良い季節になってきた。(というよりも、寒くなってきた。)お昼休みに木挽町通界隈を歩いてみる。
昔ながらの材木屋さんや中日新聞の折込チラシを一手に扱う中日興業がある周辺にちょっとしたお店も立ち並ぶ。
これなりに個性の強い店も多いのだ。
まずは、あんかけスパゲティーの店「Passo」。
今や名古屋名物に一つであるあんかけスパゲティーだが、店によってスパゲティーと一緒に出されるのがライスだ。
全く馴染みのない方には理解できないかもしれないが、あんかけスパには意外とマッチする。このお店のランチもライスがセットだ。それもスパゲティーと一緒のお皿にライスは並べられるので、ソースがご飯に絡むことにもなる。
案外、この手のあんかけスパの店は多いと思う。
そして、最近、ちょくちょく顔を出す喫茶店「資生堂」。
雰囲気としては珈琲専門店を思わせるが、昔からよくある喫茶店だ。お母さんと娘、厳密に言えば、おばあさんとおばさんが切り盛りしている。
このお店はうれしいことにいつも空いている。(お店にとってはあり難くないと思うが・・・)
それも、ランチがコーヒーセットで750円とリーズナブルであり、のんびりできるのだ。
じっくり本を読みたい時にはうってつけの喫茶店である。
円頓寺商店街に向かい五條橋を越えたところにある「五條」。
どて焼き、焼き鳥のカウンターのみの飲み屋さんだ。
なぜかいつも混んでいて、2回に1回は満席で入れない。
値段がメチャクチャ良心的であるのも理由だろうが、この店の主と女将さんの人間味が大きな理由でもあるだろう。
はっきり言って、女将さんは愛想がいいわけではない。下町に昔からいる世話焼きのおばちゃんといったところか。逆に主である旦那は物静か。家庭での勢力図がとてもイメージしやすい。
(間違っていたらごめんなさい。)
それがとてもいい味を出しているのだ。
女子社員を連れて行くにはさすがに気が引けるが、男子連中を連れて行くには大盤振る舞いもできるのもいい。
(せこっ。)
今日はなぜか、お店紹介ブログになってしまったが、いずれもこの丸の内に移転してから、存在を知った店ばかり。
結構、楽しめるお店も多いのだ。
これからも丸の内の広報担当として、少しずついろんな場所を紹介していこうと思う。
2010年11月1日
中国デモ活動の報道から・・・
連日のように中国でのデモ活動の映像がTVのニュースで流れている。その報道を見る度に中国に対し、不快感を覚える日本人も多いだろう。
この場で尖閣諸島の一連の問題に対して発言するつもりはないが、デモの報道については「ナゼだ?」という思いが強いのが正直な気持ちだ。
そんなモヤモヤ感がある中、ロータリークラブの例会に参加した。
本日のゲストは、元留学生で現在は中国の大学で日本語を教えている中国人女性。以前、愛知県の大学に通い、ロータリーのお世話にもなったという。その方が現在の中国での日本語教育の状況を解説されると共に、先述の反日デモについての意見を述べられた。
日本で学んだという親日的な要素を除いたとしても、現在の報道は偏っており、決して日本に対して敵視している若者が多いわけではないという。
特に大学生においては、今の日本の実力を正当に受け止めており、敵視というよりは友好的な見方が多いらしい。
今ニュースに出ているような若者は大学生ではなく、内陸部の職に就くこともできず、生活も厳しい貧困層が中心のこと。最近の中国は自殺率も高く、就職難や一人っ子政策でワガママに育ち社会に適応できないことも背景として考えられる。
貧富の差も想像以上に激しく、食べる物すらない現実があるようだ。電化製品でも富裕層は日本製品の技術の高さを評価しており、そんな富裕層に対する反発や自国への怒りが、日本製品不買行動や店舗を攻撃する行為を生み出している。
そんなことはネットで調べれば当たり前だと言われるかもしれないが、実際の中国の方から目の前で話を伺うとその現実についてギャップを覚えることになる。
「街場のメディア論」(内田樹 著)はじめ、メディアに対して懐疑的な見方を表現する書籍も多くなっていると思う。
メディアが間違った報道をしているとは思わないが、その報道を一方的に受け入れることにより、自分の解釈が本来あるべき方向からずれてしまう恐れもある。
本日の話を伺って、客観的で冷静な判断のもと、他者に振り回されない明確な自分の考えを持つ必要性を改めて感じた。
2010年10月30日
「世界の構造変換と日本~多様性の世界を生きる~」
2010年10月29日
CMが変わるのだ。
昨日、名大社の来年に出稿するコマーシャルの撮影が春日井市のスタジオで行われた。
事前に20名ほどのオーディションを実施し、選ばれた6名のモデル、タレントを使っての撮影だ。
名大社は、ここ10年くらいはCGを使ったコマーシャルでイベント告知を行ってきたが、今、我々が掲げる「人と企業が、出会う場所。」をコンセプトに制作を検討し、思い切って内容を一新した。
CGから実写に変え、できるだけ多くの方の出会いがあるようにいろんなタイプの人物を登場させることにしたのだ。
撮影は朝一番からスタートし、ほぼ丸一日の時間を要したのだが、僕は他の業務もあり、夕方6時ごろに現場のスタジオに顔を出した。
ディレクターもカメラマンも、何故か当社の社員も、かなり熱い視線と言葉で指示を出していた。
それにつられるかのようにタレントの表情も生き生きとしている。
僕が楽しみにしていた女性タレントの撮影が既に終了していたのが、残念で仕方ないが(ただのスケベオヤジか!)、スタジオ内は熱気に包まれていた。
本来であれば19時には終了する予定であったが、いくら時間が経過しようと終わる気配がない。
申し訳なかったが21時前にスタジオを失礼した。
今後、編集、音入れの作業を行い、新たなイベントのCMが完成する。TVでの放送は年明けになるが、Web上では11月下旬頃から流す予定。
これまでのCMもインパクトがあり、これで名大社の存在を知っていただいた方も多い。これまでの路線を思い切って変更するのはCMといえども勇気のいる作業ではある。
しかし、これまで築いてきた事を大切にしながらも、変化が必要な時期であるのも事実だ。
新しいCMが一般の方、関係者含め、どう評価されるかはわからないが、このような展開も新たな一歩ではある。楽しみは多い。
2010年10月27日
メッセナゴヤ2010
本日は、メッセナゴヤに参加した。
中部地区最大級(どっかで聞いた事ある響き)の異業種交流の祭典で、その規模は年々大きくなっている。
今年は450社の出展数。会場となるポートメッセなごやの3つの展示場は所狭しと出展ブースが思い思いのレイアウトを組んでいた。
初めてあおなみ線に乗車して、最終駅となる金城埠頭まで揺られながら伺った。
平成16年の開通以来、全く縁がなかった路線である。そんなあおなみ線の乗車客の9割は、メッセナゴヤを目的とした乗客のようだった。
さすがに今日は全ての席が埋まっている状態であったが、9割を除くとえらく寂しい光景となってしまう。今年の7月に事実上の破綻と報じられたが、その光景を目にする限り、うなづける話だ。相当な対策が必要だろう。
今回参加の目的は二つ。
一つは寺島実郎氏の講演。そして、もう一つは今後の事業展開におけるヒント探しである。寺島氏の講演内容については、改めてこのブログに書くとして、もう一つの目的について報告したい。
しかし、残念ながら、他の予定も発生したため、ヒントを探れるほどゆっくりと見学する事はできなかった。環境をテーマにしたイベントであっても、あらゆる業種の企業が参加し、ビジネスチャンスを窺っていた。
普段お世話になっているクライアントの参加も多かった。あらゆる業種といっても、メーカーであれば自社の製品であったり、商社であれば自社のサービスであったり、自治体であればそのエリアでの強みを持ち込み、派手な演出も含めPRが行われていた。
参加者の多くはビジネスマン。それも経営者クラスの方が多かったように思えるので、ここでの商談もあるレベルで達成できるのだろう。
そんな状況を眺めながら、名大社として参加したらどうだろうかとイメージしてみた。
う~ん、非常に難しい。人材採用の有効的な活用方法をブースでどう表現するのか、展示する商材は何なのか、我々のようなカタチのないサービスを提供する業界は、その表現方法は難解である。
実際に同業他社もしくは近い業界を探してみたが、1社も存在しなかった。だが、こんなイベントにも一度は出展してみたいと思わせる活気ある雰囲気であった。近い将来、参加してみたい。
ビジネス主体のイベントではあるが、ちらほらリクルートスーツに身をまとった就職活動中の学生が見受けられた。以前ある大学の講演で、メッセナゴヤも企業を知る一つの方法であると話をした事があった。
その話を聞いた学生が参加したわけではないだろうが、学生がこのようなイベントで企業研究を行う姿はとても美しい光景であった。そして、そんな学生の存在が素直にうれしかった。
2010年10月25日
毎週水曜日は休肝日
前回の人間ドックの結果は、以前のブログで書いたとおり。
肝機能も万全ではなかったし、ウエイトももう少し気を使わねばといったところ。しかし、宴席に出席する機会は、今後も増えていくだろう。
肝臓を労わりながらも、ハードワークをさせることは間違いない。
どんな方かは別にして、お酒を酌み交わす席では、失礼のないような態度を取らねばならない。すなわち、それは注がれたお酒は美味しく頂かなければならないということ。
これでは、飲むことに対して、無理矢理肯定しているような言い訳文章でしかないと思われるかもしれない。
ただ体が心配であるのも事実。
これまで1年365日のうち、360日くらいはその量は別に飲んでいたと思う。せいぜいマラソンの前日くらいしか抜くことはなかった。
自分に対して非常に甘かった。
だからこそ、決断。
毎週水曜日は休肝日とする。
一切のアルコールを摂取しないこととする。
もし、どうしてもお酒の席から逃れられない場合は、前日か翌日を休肝日とする。
強い決意を持って、宣言!このような公の場で、自分の意志を示した以上、守らなければならない。
その宣言は良しとして、どうして水曜日か?
水曜日が一番、飲まない環境に持って行きやすいから・・・。
毎週、夕方から全社的な会議を行う。
家庭の事情で、10時までに帰宅しなければならない。
これが理由。
すでに人間ドックの診断結果を見てから、3週連続で水曜日はアルコールを抜いている実績もあるのだ。
継続することに意味がある。
毎週水曜日は休肝日。
水曜日は決して誘わないで欲しい(笑)。