小学校3年の息子は、野球好きであり大のドラゴンズファンである。朝起きて、まず最初にする行動は中日新聞のスポーツ欄をチェックする事だ。
サッカーも野球と一緒に習ってはいるが、あまりサッカーには関心がないようで、親子で外で遊ぶのも専らキャッチボールが中心である。
僕はサッカーの方が好きなので、多少のもどかしさもあるが、やはり子供が打ち込めるスポーツの方がいい。その強すぎる野球への興味も容認している。
ナゴヤドームにも試合を観に行く機会も多い。
ナゴヤドームでは、試合が始まる前にドラゴンズの選手が守備に就く前にスタンドにサインボールを投げ込む。
いつも観戦する席は三塁側の内野席なので、森野が席の近くに投げ込むボールが近くまで飛んでくる。
つい先日、観戦した時も息子があと少しでボールを掴みそうになったが、近くのオジさんに競り負け、悔しい思いをしたことがあった。
そのリベンジではないが、昨日のヤクルト戦も嫁と観戦に出掛け、そのサインボールをゲットすべく臨戦モードに入っていたようだ。
結局、森野のサインボールは獲得できなかったが、次のチャンスが5回に訪れた。ナゴヤドームでは、5回になるとチアドラ(ドラゴンズのチアガール)が短い時間ダンスを行う。
その際、大砲でもって、いくつかのボールをドカ~ンと放つ。そのボールは方々に飛んでいくのだが、その一つを息子がゲットしたのだ。
そこには人気キャラクター ドアラの直筆サインがあった。
ドアラ本人(?)が書いたかどうか定かではないが、本人にとってはいいプレゼントになったようだ。
この日もドラゴンズが勝利。21日時点で、ドラゴンズは首位と1.5ゲーム差で調子も上がっている。我がグランパスもフロンターレに大敗したものの、首位をキープしている。
まだまだ先の見えない景況感の中で、名古屋の両チームが元気がいいのは、数少ない喜ばしい話題である。
このままの勢いが続く事を期待したいものだ。
2010年8月22日
ドアラのサイン
2010年8月20日
日曜日の朝日新聞に掲載
8月22日の朝日新聞名古屋本社版に名大社が主催する合同会社説明会「障がい者のための就職・転職面談会」の記事及び広告が掲載される。当社として初めて開催する障がい者採用向けイベントの告知である。
当社として全く初の試みであるにも関わらず、20社の企業様にご参画いただくことになった。主催者側としては大変ありがたい。
それも日本を代表する製造業やトヨタのシステムサプライヤー、東海地区屈指の商社、サービス業まで業種業態も多岐に亘っている。障がい者の方にも職業選択の可能性は広がると思う。
この7月に障害者雇用促進法が改正され、障害者雇用納付金制度の対象が拡大し、常用雇用労働者が200人以上300人以下の事業主についてもその対象となった。
そのため、より多くの企業が障がい者の雇用を前向きに捉え、取組みを行うことが求められている。実際には厳しい景況感の中で、前向きな考えをもってしても、すぐにアクションを起こせない企業が多いのが現実ではあるが、今後の課題として各社が取り組まなければならないのも事実である。
その中で、名大社としてどんな取組み、どんなサポートができるかを検討した結果、将来を見据え、今回のイベントを企画するに至った。
これまで手がけてきたイベントのノウハウ全てを生かすことは難しいかもしれないが、我々が掲げる「キッカケの場をできるだけ多く提供する」を大きなミッションとして、少しでもお互いの出会いに貢献したい。
≪障がい者のための就職・転職面談会≫
日時/8月28日(土) 12:00~17:00
会場/名古屋国際会議場
今回は、車イスランナーのメダリスト 伊藤智也さんに特別講演もお願いしている。
テーマは「あきらめない~夢を叶えるために~」
こちらも楽しみではある。
名大社のWebサイトにも情報は掲出しているが、日曜日の朝日新聞も是非、ご覧いただきたい。
2010年8月18日
新聞はどうなる?テレビはどうなる?
2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書) (2009/07) 佐々木 俊尚 |
名大社は新聞の求人広告を扱う代理店としてスタートしている。僕が入社した当時もその色が濃かったし、営業としても新聞の枠はかなり販売もしてきた。
ただ言えるのは、そのまま新聞の広告代理店の状態が続いていたら、会社の存在はなかっただろう。
仮に存在したとしても、今、僕がこのようなブログを書いている状況はあり得ないのは間違いない。きっと別の仕事をしているはずだ。
決して新聞の広告代理店を批判しているのではなく、何の媒体との資本関係もなく、特徴を持たない代理店が生き残っていくのは、それだけ厳しいという意味だ。
この業界に20年以上、身を置き(それ自体、稀有かもしれないが・・・)、目まぐるしく変わる現実に接してきた。
中には、一向に変わる事のない平和な方々も見えるだろうが、自力で何かをしなければならない立場では、常に時代を見つめなければならなかった。それでも、スピードは速くはないのが実情であるが・・・。
今回の著書では、新聞やテレビの行く末を危惧していると共に、その業界に身を置く者への変化をも求めている。それは、このマスメディアと呼ばれる大きな媒体だけでなく、それに間接的に接する我々の様な広告に携わる者に対しても、辛辣な言葉で変化する事を求めている。
確かに新聞の求人広告を売っている時は、その媒体の持つ威力(発行部数、販売シェア)とクライアントとの人間関係だけで、売ればよかった。
その広告の効果は、あくまでも結果として判断するものであって、出稿以前の段階では、ほとんど求められなかった。それが、インターネットの登場により、クライアントのニーズも様変わりし、デモグラフィックを求められるようになり、従来の大雑把な営業スタイルでは通用しなくなったのも事実である。
提案段階でその効果に期待する定量的な根拠を示さなくてはならなくなった。これは、単に求人業界という狭い範囲の事でなく、全ての広告においても同様である。
その現実を嘆いても仕方なく、時代が変化したのであれば、その変化に適した対応を行うのが当然の事であろう。
現在も新聞社やテレビ局との取引も多く、その方々と接する事も多い。この著書で書かれている内容が全てではなく、危機感を持ち、内から変化を起こそうとされる方も多い。
そんな方が活躍する限りは、まだまだメディアとしての存在力は示すだろうし、応援もしていきたい。
この著書のタイトル「2011年 新聞・テレビ消滅」。果たして来年の今頃、新聞社、テレビ局、そして当社を含めた広告代理店は一体どうなっているだろうか。
2010年8月16日
首位グランパス
8月14日の浦和レッズ戦で勝利し、ついに名古屋グランパスエイトが首位に立った。ワールドカップ以降、危うさでは圧倒的だが、それでも負けないグランパスが続き、ここまできた。
18日のゲームが苦手とする川崎フロンターレなので、この首位の期間は一瞬のうちにに過ぎ去ってしまうのかもしれないが、そこは後半戦がスタートしたばかり。じっくりと構えて見守っていきたい。
先日、CBCで放送されたピクシーの特集も思わず感動してしまったし、燃え尽きた症候群に思われた闘莉王も、ピクシーの一蹴りで蘇ったようだし、ワールドカップで出れなかった玉田も乗ってきて、期待感が沸いてくる。
ただ、このまま好調な状態が続くとは思えない。折れ線グラフがのこぎりの目を刻むことになろうが、最後には頂点で横線を描いてくれればいい。
そんな状況を予測してかどうかはわからないが、サークルKサンクスに勤める僕の友人が、こんな弁当を期間限定で発売してくれる。
(僕の友人が企画したわけではないと思うが・・・)
「名古屋グランパス応援 牛焼肉弁当」
先日の中日新聞の記事で知って、早速食べてやろうと思い、近くの店に顔を出すも19日からの発売とのこと。
場合によっては、この弁当が売り出される日には首位陥落が有り得ないわけでもないが、一度はこの弁当を食べて応援したいと思う。
中味は普通の焼肉弁当としか思えなくもないが、そんな事はどうでもよく、これで縁起担ぎができればいいのだ。
ピクシー就任3年目、いよいよ待ち望んだ日がくるのかもしれない。
「Never Give Up」だ!
2010年8月15日
35km
35km。この夏季休暇中に走った距離である。8月7日~8月15日の9日間。
上級ランナーからしてみれば、全くしょぼい距離であるが、早朝の比較的涼しい時間帯とはいえ、この時期に継続するのはかなりしんどい事だ。
ここ数ヶ月、飲み会に出席する機会が多く、飲み食べを繰り返してきた。また、この休み中も家族旅行での5連続ビュッフェを始め、これでもかというくらいの量を食してきた。
おかげでかなり体が重くなったと思う。本人的にはあまり変わらないつもりだが、時々、回りからの指摘もあったりしたから、間違いないだろう。
その体の重さが、走りにも如実に影響が出ていると感じる。暑さのせいもあるだろうが、全くスピードが上がらないのだ。と同時に必要以上に、スタミナも切れる。
この休暇中は9日間もあるため、本当は35kmとはいわず、50kmくらい目指してもいいわけだが、情けない話、この距離しか走れなかった。10kmを5日間走れば、50kmになるのだ。決して難しい距離ではないはず・・・。
これも全て自分が原因。自分の責任である。結果は正直に表れるのだ。
そう思うと、走る事はいろんな事を教えてくれる。自分の弱さをあからさまにしてくれる。
この休みは仕事から離れ、しっかりと休養を取らせてもらった。本を読む時間もかなりとれたし、睡眠時間も十分とった。家族サービスも頑張った。
きっと体重が増えたのも無駄ではないはずだし、それを憂いて反省することも大きな学びだ。
何事も前向きに捉えなければならない。
明日からの仕事は9日ぶりの仕事である。休みボケなんて一切言わず、そして言わせず、この休暇中に経験した無駄を無駄とせず、生かさなければならない。
名大社のメンバーも有意義な休暇を過ごしたはずだ。
明日からの行動を期待している。
2010年8月14日
出社は月に3日でいい
今や岐阜県を代表する企業の一つとなった森松工業。最近、メディアへの露出も多く、その技術力や経営方針も注目を集めている。
こちらの人事担当者には、以前より大変お世話になっていたこともあり、何度も会社をお邪魔し、多くの情報交換をさせて頂いており、現状についても多く教えて頂いた。
岐阜の片田舎にある企業のトップが、先進的な考えで世界を相手に経営を推進していく姿は、尊敬もするし、同じ岐阜県人として誇りでもある。
その社長が、明快なタイトルで、独自の経営論を語った著書である。
出社は月に3日でいい (2010/07/09) 松久 信夫 |
この松久社長は、月に2~3日しか出社しないし、これだけの規模の企業になりながら社長室もない。自分のような駆け出し経営者には、もちろん社長室なんて身分不相応だとしても、必要以上に豪華で広大な装いは、本当に必要なのかと疑問に思うこともある。
社員の目標の頂点のあるべき姿が、そこにあるのかもしれないが、どうしても自己顕示欲の表れにようにも思える。誰もいない場所で孤独に考えることの必要性も十分認識しているので、個室を否定しているわけではない。
喫茶店での仕事は、メディアに対するパフォーマンスかとも思っていたが、実際、この著書に書かれている内容から察するに、かなり本人にとって仕事をするべきいい居場所になるのだろう。
効率重視で一切に無駄を省いた経営ともとれるが、著者の松久社長の本音は違う。
「リスクテイクこそが、企業成長のエンジン」であり、
「会社を倒産させないためにするのが設備投資」と、
積極的に攻めることを強調している。
18歳で会社を引継ぎ、苦労を重ねどん底からはい上がってきた姿や一日4時間の睡眠で十分という精神構造は、業界トップまで押し上げたパワーの分かりやすい表し方にすぎない。
一日6時間は睡眠をとり、会社を引継ぎ3ヶ月間でもあちこちと頭を巡らせている自分なんかは、松久社長からすれば、ヒヨコにもならないのかもしれない。
2010年8月12日
憎き台風4号
家族旅行の3日目。この日も朝5時に起床するも、天気はいまひとつ。若干の朝日は差すものの、富士山を拝む事ができず。
それでも気を取り直し、河口湖周辺を5キロほどランニング。気持ちの良く汗をかき、温泉に入り、一日をスタートさせる。
台風4号がじわりじわりと近づいてくる中、当初予定していた富士急ハイランドは取りやめ、ホテルの方の勧めもあり、忍野八海に出向いた。
勉強不足で全く知らなかったが、国の天然記念物に指定され、全国名水百選にも選ばれている場所だ。富士山の雪解け水が、80年の歳月をかけ湧水となり、泉を形成している。水は透き通っており、ひんやりと冷たい。
その場で飲む事もできるが、持ち帰る場合は、近くの土産物屋で空のペットボトルを150円で購入する必要がある。空のペットボトルが山積みされていた。
ここにもどこかで見た顔が多数。同じホテルに宿泊していた中国人観光客が列を成し、見学していた。こんな場所もツアーの一つとして組み込まれている事に感心した。中国人にとっても富士山は特別視すべき存在なのだろうか。
この忍野八海を出る頃から、雨が激しくなってきた。雨でも楽しめる観光地を思いつかず、また天候の不安もあり、早い時間であったが名古屋に戻る事にした。
せっかくの旅行を早めに切り上げることに対し、貧乏性特有のもったいなさもあったが、子供らはそれで十分だというので、高速道路に向かった。
御殿場のインターチェンジあたりから、雨が更に激しくなってきて、目の前も見えないような危険な状態。昼食で立ち寄った富士川SAも満杯。露店で富士宮やきそばを買い、車中で食べる。これもいい記念。
台風4号は西から東へ。我が家は東から西へ。どこがですれ違ったわけではないが、愛知県に入る頃には、薄日が差してきた。台風は過ぎ去ってしまったのか思った途端、また雨が・・・。不安定な天気が続いている。
途中、渋滞に巻き込まれる箇所もいくつかあったが、それでも夕方には無事に帰宅。
台風の影響で100%満足とはいかなかったが、それでもいい家族旅行であった。これで山田家の夏の行事は終了である。
2010年8月11日
出てこい!富士山
朝5時に目を覚ますと外は雨だった。
天気が良ければ、回りの森林を楽しみながら散歩でもしようかと考えていたが、残念な天候なので二度寝することにした。せっかくのベランダのテーブルも使わず仕舞い。
午前中は、リゾナーレのプール”il mare”へ。波のあるプールに子供たちは大満足。大人はジャクジーとサウナで心地よい時間を過ごす。
ギリギリの時間でリゾナーレをチェックアウトし、シャトレーゼの白州工場へ見学に出向く。ここはアイスクリームの製造過程を見学しながら、市販されているアイスクリームを試食させてくれるという。
それも無制限。何個でもOK。しかし、我が家は昼のビュッフェで、これまで経験のないチョコレートフォンデュにすっかりハマり、200%の力を発揮。そのため、アイスクリーム食べ放題も家族全員で3個という参加者中最下位に匹敵する少なさで白州工場を出ることになった。
それにしても家族連れが多かった。入場無料だし、アイスもタダで食べるし、夏休みに訪れるには親の立場としては最高だろう。
そして向かうは、河口湖。湖畔になる富ノ湖ホテル。
本来は窓から富士山を臨み、これから目指すべき自分たちの方向を考えるのに最高な立地であるはずではあったが、台風が接近していることもあり、雲が多く部分的にしか眺めることはできなかった。
このホテル、一番いいランクを予約したのだが、それでもリゾナーレの1/3の値段。
ビックリするほどリーズナブルな金額。この地区の温泉地に厳しさを如実に表しているような気がしてならない。多かれ少なかれ、差別化の難しい温泉地はどこも同じような状況かもしれない。
そのためか宿泊客8割が中国人観光客。夕食会場は、刺身の船盛りと共に記念撮影を撮る中国人家族が目立った。今の日本と中国を象徴する風景であった。
河口湖でモーターボートで波を浴び、ジェットコースター並みの体験をしたため、子供らは大喜び。
最終日の明日は心配は天気だけだなと思いながら、いい気持ちで酔いながら家族旅行2日目を終える。
2010年8月10日
リゾナーレ、リゾナーレ
この日から、2泊3日での家族旅行。毎年、夏季休暇と年末年始休暇には、必ず家族で旅行をすることに決めている。
一つは嫁さんへの罪滅ぼし。普段の生活では仕事を言い訳に家庭のサポートを一切せず、嫁さんに全てのことを任せてしまっていること。
そして、もう一つは子供に対しての存在感の証明。平日はほとんどと言っていいほど、子供たちとの接点が少なく、影が薄い存在になってしまっているため。この大きな二つのことを理由に、年に2回は一家の主として、いい格好をしているのだ。
今年の夏は、リゾナーレに決めた。星野さんの講演を何度か拝聴し、一度、星野リゾートのサービスを味わってみたいと思ったからだ。
予約したのは、70㎡ある大きな部屋。思い切ってグレードの高い部屋を予約して、最高のおもてなしを経験することで、子供たちへの上層教育の一環としたい考えだ。
(かなり偉そうだ・・・)
朝7時に出発し、中央道で目的地である南淵沢に向かった。渋滞のピークは避けていたことと、思った以上にスムーズに車を走らせたため、午前中には目的に到着。
チェックインの時間までかなり余裕があることから、急きょ、清里まで出向くことにした。清里と言えば、学生時代、流行っていた避暑地である。その響きだけだけで、青い空と緑豊かな風景が浮かぶ。
大学時代も合宿で利用し、普段やることのないテニスなんてやってみたりした。また、その当時、評判の清泉寮にソフトクリームをわざわざ食べに行った。美味しいの評判のお店だっただけだが、正直なところ、どこまで美味しいかは分からなかった。
今回も子供たちに、「日本一おいしいソフトクリームを食べさせてやる。」と清泉寮まで行き、行列に並び、家族でその当時と変わらないであろうソフトクリームを食べた。
確かに美味しいのは事実だが、日本一美味しいかどうかは分からない。僕自身のそのセンスがないのが原因だが、大体のものは美味しいので、その時間に対してのコストに値するかどうかは全くを持って責任はとれない。
そして、到着したリゾナーレ。驚いたことに回りの車は外車ばかりである。自分のような国産車はむしろ少数派。一体どんなお客さんが利用しているのだろうかと回りを見渡しているとビックリ。
以前お世話になった新聞社の広告担当と再会したのだ。山梨の田舎で・・・。全くの偶然としか言いようがないが、やはり世間は狭いのだろう。不思議である。
あいにく雨が降ったりで、100%満足とは言い難いが、これまでの宿泊先とは違うサービスを受けることができた。
夕食も満足で、娘は最後に出された大量のデザートを一人で大半平らげた。
環境は人を変えるのである。
星野リゾートの施設を利用して気づいたこと。
一人のスタッフが、複数のポジションをこなしている。荷物を運び部屋まで案内してくれた男性スタッフが、夕食のレストランでレジ担当として、テキパキ業務をこなしていた。
知ってか知らずか、部屋まで案内してくれた時も、レジの清算時も息子に声を掛けてくれた。こうした一つ一つの仕事が、星野リゾートの強さなのだろうと感じた。
翌日にはこのリゾナーレを離れることにもなるが、高い料金を支払っていることもあり(せこっ)、チェックアウトギリギリの12時まで、この空間を楽しみたいと思う。
まずはプールだな・・・。
2010年8月9日
「驚異のプレゼン」ってなんだ!
現在、グロービスでビジネスプレゼンテーションという科目を受講している。プレゼンの目的を明確にして、聞き手の状況を考え、聞き手をどうやって導くかを考えていく一定のプロセスを学んでいる。
当たり前のようだが、その聞き手に対して説得力を持たす言葉や図は想像以上に難しい。今まで僕自身が経験してきたことは、単なる思い込みに過ぎず自己満足の域を超えていないのかもしれない。
そんな思いを抱き、クラスを受講しながら、この著書を読んだ。
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 (2010/07/15) カーマイン・ガロ |
スティーブジョブズのプレゼンは、ユーチューブで見ても楽しいし、参考にもなるが、その手法をそのまま自分に持ち込むのは、かなりのリスクになるだろう。学んでいること以上に難しいということだ。
その驚異のプレゼンの18の法則を振り返り含め、書き綴ってみると
1.構想はアナログでまとめる
2.一番大事な問いに答える
3.救世主的な目的意識を持つ
4.ツイッターのようなヘッドラインを作る
5.ロードマップを描く
6.敵役を導入する
7.正義の味方を登場させる
8.禅の心で伝える
9.数字をドレスアップする
10.「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
11.ステージを共有する
12.小道具を上手に使う
13.「うっそー!」な瞬間を演出する
14.存在感の出し方を身につける
15.簡単そうに見せる
16.目的にあった服装をする
17.台本を捨てる
18.楽しむ
最初の方の項目は基本に忠実ではあるが、段々と過激になりジョブズ色が強くなっていく。
プレゼン時もあまり服装にもこだわってなさそうだが、あの服装にもしっかりとしたキメがあり計算されているとの事。ジョブズの定番なのだ。
黒のタートルネックはセントクロイ、ジーンズはリーバイス501、スニーカーはニューバランス。決して有り合わせじゃないのだ。しかし、そう思わせることも一流の演出なのだろう。
そして、アドリブで話している思える内容も練習に練習を積み重ねた努力の賜物だという。やはり天才は陰で努力をしているのだ。
プレゼンというのはどれだけ準備に時間をかけたかが、その評価のポイントになることがこの著書を読んだだけでもよく理解できる。
そして、最後にジョブズは語っている。
「ハングリーであれ。分別くさくなるな。」