ブログをスタートしてしばらくしてから、Twitterを始めた。今から1ヶ月くらい前になるだろう。
知り合いを発見したり、発見されたりで、現状でフォローされているのが50くらいと本当に少しずつであるが、日々変化している。
自分がフォローしているのは、知り合いと孫さんとか三木谷さんとか経営者であったり、鳩山さんあたりのTwitterが話題になっている人が中心。
自分自身の使用目的があいまいで、話題性重視での活用なので、まだまだその魅力を感じることは少ない。
全く関連のない方がフォローされてくるのをチェックするとフォローが10000にもなっていたりするので、驚いたりしている。
そのような方をそのまま放置しているといつの間にか消えている。
「なるほど!フォローを増やすことがまずは目的なんだ」とその利用方法がわかりやすく理解できた。
このTwitterを通して、リアルな世界は全くタッチせず、情報を得ることも出てきた。
友人のTwitterのツイートからブログに飛び、勝間さんとひろゆき氏の対談がYouTubeで流れている事を知った。
(今ではその映像も観ることはできないと思うが・・・)
その映像を観て、お互いの相反する議論と感情的な対応に少し違和感を感じた。
それがWeb上でかなり話題になっていることをTwitterで知り、ウーンと唸りながら、流れで勝間さんのツイートを見るとひろゆき氏への謝罪コメントが。
それをチェックしようとブログに入ると、ナント大炎上。その謝罪に対して批判のコメントがもの凄い量書き込まれていたのだ。
この間、リアルな世界は一切関与しなかった。
Webの影響力の強さを思い知った瞬間であった。同時にその怖さを感じた時でもあった。
Webの活用はTwitterであれ、ブログであれ、便利さを追求するだけではなく、その使用については注意を怠ってはいけないと改めて認識した。
そんな影響力を持つこともないだろうけど・・・。
今日はTwitterではなく、ブログでつぶやいてみた。
2010年05月の記事一覧:
2010年5月13日
ちょっとつぶやいてみる
2010年5月11日
イビチャ・オシム 「考えよ!」から
考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか? (角川oneテーマ21 A 114) (2010/04/10) イビチャ・オシム |
4年位前、「オシムの言葉」を読んで、泣きそうなくらい感動したことがあった。彼のサッカーに対する考えや選手との接し方、マスメディアとのインタビュー対応など、一流の監督と呼ばれる言動が、その本に著されていた。
日本代表監督時代までは、雑誌Numberなどの特集や寄稿した文章を読み漁っていたが、辞任以降は、次第に遠ざかっていた。
たまたま本屋で新刊本を物色していると「南アW杯の戦い方を伝授 ジャパンに告ぐ!」なんて、大げさな帯がかかっていたので、衝動的に購入してしまった。
正直言えば、日本代表に対して、岡田監督に対して、まだまだ遠慮があるのかなと感じる内容であった。
ただオシムの日本サッカーへの愛情は十分感じ取れるし、中村俊輔を始めとする主力選手に足りない面もストレートに表現してあった。
しかし、これは単に日本サッカーに対しての戦術論や組織論ではなく、日本人全体、それも組織を引っ張るリーダーに対しても提言している内容だと言える。
冒頭から始まる「リスクを負わない者は勝利を手にすることはできない」という言葉もそうだし、本文中、多くの箇所で出てくる「コレクティブ」や「ディシプリン」という単語も、日本人全体の取り組むべき課題だろう。
自分自身に言われることとして受け止めておきたい。
常に言われている「走りながら考える」を意識しながら・・・。
この著書の中で、最後に書かれていること。
我ら名古屋グランパスのストイコビッチ監督の日本代表監督への示唆。
やっぱり愛弟子を評価しているのだ。
それも有り得る選択。期待は膨らんでくる。
とは言え、まずは南アフリカ大会だ。日本代表も昨日正式に発表された。
楢崎、玉田、闘莉王、頼んだぞ!!
岡田監督、信念を貫いて、ベスト4への道を!!
2010年5月9日
青春映画って、やっぱいいなあ。
DVDで「風が強く吹いている」を観た。
年甲斐もなく感動してしまった。実に清清しいスポ根青春映画であった。
風が強く吹いている [DVD] (2010/04/09) 小出恵介林遣都 |
思い出してみると、この手の秀作は日本映画に多いのではないだろうか。
「シコふんじゃった」
「がんばっていきまっしょい」
「ピンポン」
「ウォーターボーイズ」など・・・。
その時代時代で、勇気を与えてもらったと思う。
そして、監督や俳優もこの作品から飛躍しているケースも多い。
この映画も青春映画にありがちなとってつけたような恋愛がないのもいい。目の前の「走る事」にしか関心を示さない直向な態度がいい。
特に主役の二人(小出恵介と林遣都)の走りっぷりがいい。きっと相当の走り込みをしたのだろう。
僕も一応は走っているが、あんなに美しくは走れない。
スポ根映画の場合、俳優が優先されるとどうしてもアスリートとしての姿に疑問を持つし、アスリートが優先されると演技に疑問を持つことがある。
それに対して、今回は全く違和感なく、本当の駅伝ランナーを思わせてくれる。そのため、より映画に感情が入る事ができる。
小出恵介はジョージアのCMで、一体何者なのかわからないまま、共演の片瀬那奈の魅惑に食われてしまっている(失礼!)が、この映画でのキャプテンとしての演技は、そのリーダーとしての資質や言動を上手く引き出している。
その実際あるであろうリーダーの存在感が、非現実的なストーリーをリアルにさせているのだ。
懸命に取組む姿はどんな事であれ素晴らしい。
明日は、しっかりと10キロは走ろうと思う。
2010年5月7日
階段を歩く、階段を歩く
以前のブログで、中日ビルの階段を上がる話を書いた。
今は、現オフィスのNFC丸の内ビルを階段で上っている。
中日ビルの時は、地下2階から7階までの9階分。
現在は地上12階なので、以前との差は3階分である。
たかだか3階であるが、その3階がかなりしんどい。
そのしんどさから、本当に3階分だけかと考えてみた。
するとあることに気づいた。
中日ビルは天井が低い。一方で今のビルは天井が結構高い。
そこで1階分の階段数を数えてみた。
1階あたり19段。19×12=228。228段の階段を上る事になる。
中日ビルは推測の域を超えないが、1階あたり今よりは2段は少ないだろう。
17×9=153。228-153=75段。75÷17=4.4。
計算上は中日ビルに当てはめれば、4.5階余分に上った事になる。
それはしんどいと感じるのは当然の事だろう。
こんなくだらない計算をするくらいなら、止めてしまったもいいものだが、半分意地になって続けている。
今の季節は、汗をかく量は知れているのでまだいい。
これが、7月とか8月になると、とんでもない事になるだろう。
会社に辿りついた途端、着替えをしなければならないかもしれない。
きっとその時に、止めようと思うのかな。
2010年5月6日
愛知大学にて講演!
本日、愛知大学豊橋校舎の就職ガイダンスで講演をさせて頂いた。
これまでいろんな大学で話をさせてもらったが、今回は母校である学校なので、これまでとは明らかにテンションが違った。
大した話ができるわけではないが、少しでも「気づき」を与えることができればと思い、気合も入りGW期間もそれなりの準備を行った。
(もちろん他大学で手を抜いているわけではありません!)
テーマは「これからがチャンス!中小企業の探し方」。
今年の就職戦線は今更語るまでもなく、学生にとって大変厳しい状況。このゴールデンウィークを終えた段階で、大手企業の選考はかなりの割合で終了しており、学生は今後の活動として、どうしても中小企業に目を向けなければならない。今までは誰でも知っているような企業ばかりを回っていたのに対し、今後は全く聞いた事もない企業を中心にするわけなので、不安も多いと思う。
その中で今回の僕の役割は、その中小企業の魅力を伝えることと、その具体的な探し方、そして素晴らしい出会いが待っているという希望を持たせること。
休み明けで授業もほとんどない本日でも、80名近い学生さんが参加し、真剣な眼差しで話を聴いてくれた。
その場でどんな事を掴んでくれたかは正直なところ、わからない。
ただ日本の企業の圧倒的な割合を占める中小企業を少しでも知ってもらい、本人がそちらに向かい、チャレンジすればお互いにハッピーになれることも多いはず。
そんな想いで50分の時間をギリギリまで話させてもらった。
少しでも参考になれば、光栄である。
大学OBとは言え、僕は名古屋校舎の出身なので、これまで豊橋校舎はほとんど顔を出したことがなかった。今日を含め2~3度だと思う。
しかし、その歴史を感じる校舎や広い敷地に緑も多いキャンパスは、いかにも伝統ある大学を匂わせてくれ、気持ちも和み、大学OBであることを誇らしく思える。また、全くの偶然だがキャリア支援室の担当者が卒業年度が同じの同期であることが、事前打ち合わせの中で判明した。それも同じ経済学科。学生時代はお互いに知る由もないが、それだけでも距離感が近くなるので、不思議なものだ。
初めてお会いする方ではあるが、本音ベースで昨今の状況について多くを語り合った。
この出会いについても感謝である。
自分自身が就職活動や仕事を始めた段階で、まさか母校で話をする機会が訪れるなんで夢にも思わなかった。
偶然が重ねって、回りまわって、このような場を頂いた事は何らかの縁があるのだろう。
来週は名古屋校舎(車道)で、同様の講演がある。気持ちを新たに臨むことにしたい。
↑講演のひとコマ。もう少しいい写真を撮って欲しいなあ。
2010年5月4日
ご近所さんとBBQ
ゴールデンウィークの正しい過ごし方。
家族と一緒にバーベキューである。
今日は仲の良い三家族が集まって、友人宅の庭でバーベキューを行った。当初は近くにある戸田川緑地公園で場所を押さえて行う予定であったが、場所取りは朝6時ぐらいに出向かないと確保できない事もあり、ご近所さんの好意に甘えて、その庭で行うことにしたのだ。
バーベキューの何がいいかと言えば、午前中から正々堂々とビールが飲める事である。
通常、休日に昼間からお酒を飲む事は決して悪い行為ではないと思うが、どうしても罪悪感が付きまとう。
それが一掃できるバーベキューはそれだけでも素晴らしい催しだ。
特に今回はお父さん連中がみんな酒好きで、普段も「R40戸田の会」と称して飲みに行く仲間であるので、それはそれは素晴らしいイベントとなる。
また、子供たちも同級生で仲が良いので、放っておいても全く問題がなく、奥さま連中も勝手に盛り上げってくれるので、何の気兼ねをする事もなく飲む事ができる。同時に家族サービスの意味合いも強いので、参加するみんなの満足度も高い。おかげで肝心な写真を撮るのをすっかりと忘れてしまい、気づいた時には既に何もない状態になっていた。
オープンな場でお互いの家族同士で話をすると、普段の生活の会話では決して出てこないだろう夫婦間の関係(いやらしい意味ではない)も暴露されることもあり、気がつくことも多い。
そこで、感じた事。
どこの家庭も奥さまの立場が強く、旦那衆は結構縮こまっていることが多いということ。しかし、それが家庭円満の秘訣であるなとみんなの笑顔を見ながら強く感じた。
午前10時からスタートしたバーベキューは、途中、公園で野球をする時間も挟みながら、暗くなった夜の7時に終了。
好天にも恵まれ、すっかり日焼けしてしまった。
家族と快適な時間を過ごし、男同士の友好も深め、美味しいビールも飲め、素晴らしい一日を過ごす事ができた。
ゴールデンウィークに感謝である。
2010年5月3日
教科書シリーズ第2弾 星野リゾートの教科書
このゴールデンウィーク中は、読書に大きな時間を当てようと心に決め過ごしている。
その中で読んだ1冊。教科書シリーズ第2弾(?)
星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則 (2010/04/15) 中沢 康彦 |
星野リゾートの星野さんの経営スタイルは、講演に参加したことと「プロフェッショナル 仕事の流儀」や「カンブリア宮殿」などのメディアで目に触れ、度々学ぶことはあった。
よく言われていた事は、この本書にも書かれているように教科書通りに進めることが重要ということ。
教科書に書かれていることは正しく、教科書通りでうまくいかないとしたら、理解や取り組みが足りないと断言されている。
その星野さんの実践を事業の取り組みの中で起こったケースと参考にした教科書を絡めながら、戦略の有効性について書かれている。
事業の課題は様々なケースがあり、過去の経験が必ずしも参考になるわけではない。常に新しい課題、難題が向かってくる。
そんな時には、必ずその課題を解決へと導いてくれる教科書の存在があるようだ。その教科書の一部を実行するだけでなく、全てを忠実に理論どおりに実行する事が重要であり、それが「教科書通りに進める」と解釈した。
本書の中で紹介される教科書は30冊にも及び、それを読み解いて実践していくという星野さんの勉強熱心さと行動力には、その飄々とした表情からは想像しにくい経営者としての重たさを感じた。
この本書は、多くの事例が紹介してあるため、一つ一つの事例が簡潔にまとめられている。
「教科書通り」というのであれば、その道のりも一段一段階段を上るようなものであるから、かなりの時間を要しているはず。
欲を言えば、もっと深堀りした内容を拝見したかった。倍くらいのボリュームになっても構わないので・・・。
そうするともっと教科書っぽくなると思うのだが。
今回の教科書では
「売れるもマーケ当るもマーケ マーケティングの22の法則」
「ONE to ONE マーケティング」
「1分間エンパワーメント」
など、今すぐ読んで自分自身の教科書にしたい本もいくつか紹介されていた。
すぐにアマゾンかブックオフに向かわないといけない。
また、星野リゾートのサービスも体験しないといけない。
そう思ってこの夏休みはリゾナーレを予約し、教科書通りできているか確認する事にした。
2010年5月2日
「インビクタス」を観て思うこと
これまでのクリントイーストウッドの代表作といえば、
「ミステリックリバー」「硫黄島からの手紙」「グラントリノ」など、
少し重たく考えさせられる映画が多かった。
この作品はクリントイーストウッドらしくない(?)勇気付けられる映画であり、こんな元気な映画が撮れるのだと感心と同時に感動も覚えた。
”我が運命を決めるのは我なり”
”我が魂を征するのは我なり”
モーガンフリーマン扮するマンデラ大統領が、27年の投獄生活の中で自己を維持し続けた言葉だ。
その言葉に秘められた思いや重さが、ラグビー南アフリカ共和国代表をW杯の優勝へと導いていく。
人の動議付けは、実にシンプルなのかもしれない。
この映画の持つ意味は非常に深いと思う。
そして、改めて思う。
今、自分の置かれている立場なんて、この映画で描かれている世界と比べてみれば、実に小さいものだ。
毎日、ちっぽけな事で頭を悩ませていることが、情けなく感じる。
もっとスケールを大きく、心も広く、そして何事もひたむきにチャレンジしていく姿勢とその継続力が大切。
グッと自分に対する意識が向上した。
一冊の自己啓発本より、多くの「学び」があった映画であった。
2010年5月1日
マーケティングの重要性
今週はマーケティングに関し学ぶ事の多い週であった。
月曜日には、グロービスのセミナーに参加。タイトルは「想いを形に~伊右衛門誕生までの道のり~」。サントリーのマーケティング担当の沖中氏が受講生を前に講演された。
まず驚いた事はサントリーという会社の度量の大きさ。本来であれば外部に対してオープンにしないだろう事まで、ありのままに表現された事。商品に対する確固たる自信もあるだろうが、その潔い姿勢に感心した。
そして、話の内容も当然だが、沖中氏のプレゼン能力の高さにも感動。非常に面白かった。
一般的にマーケティング担当者は、商品の製造過程よりもプロモーションの手法に重きを置く話をされるケースが多いが、今回の開発段階でのこだわりやポジショニングについても大いに勉強になった。
そして、マーケッターとして最も重要な事は「人を動かせるかどうか」という事。
言葉を選び研ぎ澄ました上で、コミュニケーションを図ることが重要であり、それにより商品に対する想いや影響が大きくプラスに向かう。その仕事への真摯な取り組みと使命感には納得させられた。
どうしても竹筒型のペットボトルやCMばかりが注目されるが、それ以外の定性的なもの、定量的なものを含め大切な要素であり、大変参考になった。
その翌日の火曜日は、会社全体でのマーケティング勉強会。各方面で活躍されている講師を招いて、マーケティングのイロハから今後、企業にとって、個人にとって必要となる考え方を教えていただいた。今回のような研修は、名大社の社員にとっては初めてのケースということもあり、かなり刺激になったのではないか。これは継続的に実施していく研修のため全社員にとってスキルアップの場としたい。
また、自分自身についても以前学んだ知識は時間と共に頭から消え去っていることもあり、振り返りとしてもいい体験をさせて頂いた。
普段の生活の中では、どうしても目先に考えが行きがちになり、企業環境や競合ばかりが気になってしまう。
もっと視点を高くして、マクロ分析(PEST分析)からスタートさせ、KBF、KSFを考えること大切である。
当たり前を当たり前としながらも、どうして当たり前なのかを考えねばならないのだ。
我々はビジネスを行っている。
サントリーの沖中氏の言葉を借りれば「商売とは何ぞや!」を考え抜かなければならない。そう思うとこれからやらねばならない事は無数にあり、それだからこそ新しいニーズが生まれ、市場が形成されるのだろう。
今週はマーケティングの重要性を学んだ週であった。