この日16日は、ハードでありながらも、とても充実した1日であった。
午前中は、愛・地球博記念公園で行われるマラソン大会「ナチュラスロン2010 -The Course of the World」に参加。COP10開催の一環として企画されたこの大会、素晴らしい事に無料で参加できる。
ハガキで先着2010名を受付けるわけだが、最終日に申し込んだ僕のケースを考えれば、ほぼ全員が参加できたということになるだろう。
参加無料にもかかわらず、Tシャツとドリンクのおまけも付き、それだけで感動してしまう。
(Tシャツの素材もまずまず。ただ卑しいだけか・・・)
今回の大会は、今シーズン、初めてのマラソン大会となる。
10キロという距離ではあるが、来月のいびがわマラソンの前哨戦としてはいい機会だ。
いつものように大学の先輩・友人と参加した。その中の3名で順位を競う事になるのだが、これまでの大会では僕はいつも2位。どうしても目の前にいる先輩を抜けずに競技を終えていた。普段3位となる先輩も日頃の練習成果から、脅威となる存在になっていた。
ゲストで招かれた千葉真子さんとハイタッチをしながら、スタート。
アップダウンの続く、コースを走る事となった。
久々の大会。一緒にスタートした先輩らもかなりハイペースで走っていく。5キロ時点でも最後尾。1k4分40秒くらいのペースは、いつまでも続かないだろうと予想していたが、
2人とも全くスピードを落とすことなく、走っていく。縮めるはずの距離が、少しずつ離されていく、なんとも寂しい状況。
結果、3名で競ったレースは3位のままゴールを迎えた。う~ん、残念。言い訳ではなく、これが今の実力だ。
タイムはグロスで48分22秒、ネットで47分56秒。10キロといっても、若干、距離は足りないと感じたので、言いも悪いも実力どおりのタイムだ。
これまでの走りを見れば、納得できるタイムなのだろうが、3位というのはいかにも悔しい。反省点も多い。まずは体重を3キロは落とす事、そして、筋力をつけること。
次回のいびがわマラソンまでには、少しでも今回の課題を克服したい。
いつもであれば大会終了後、一緒に走った仲間とビールで乾杯となるが、この日は午後から別の予定があり、着替えだけ済まし汗臭いまま、会場を後にした。
その別の予定とは、キャリアカウンセラーの勉強会とその後の懇親会。
続く・・・。
2010年10月の記事一覧:
2010年10月16日
駆け抜けた一日 その1
2010年10月14日
「ホテルモントレ グラスミア大阪」での学び
今週も新幹線でブログを書いている。それもほろ酔い気分で・・・。なんだか売れっ子ブロガ―のようだ。ありえない、ありえない(笑)。
今日は、いつも懇意にさせて頂いているマーケティング講師に紹介いただいた、大阪のコンサル会社の営業研修にオブザーバーとして参加させてもらった。
ホテルモントレ グラスミア大阪で開催される株式会社ニューエアの中村社長が主宰する営業研修ZERO1である。この研修では1年をかけて、若手営業マンから管理職の営業まで、プロの営業の養成を目的としている。
今後の事業戦略の参考にできればと考え、第4回目にあたる今日のクラスに参加させて頂いたが、結果的に見れば、一受講生として学んだ一日であった。
研修時間は10:00~17:00までのフルタイム。
ファシリテーターと中村社長との現状の世の中の動きの話から始まり、受講生の目標達成の報告、前回(アポイント力)の振り返りとMVP発表、ペアを作ってのロープレの実施と目まぐるしく、その日の取り組むべき課題に突き進んでいった。20歳代を中心とする営業のプロを目指す受講生は真剣そのもの。講師が熱ければ、自ずと受講生も熱くなるのだろう。
推測するに、中村社長は普段からプロフェショナルとアマチュアの違いを語るのだと思う。「結果で評価するのがプロ、努力で評価するのがアマチュア。プロになれ!」と口を酸っぱく話されていた。
そして、営業たるもの1件でも多く回れと・・・。
基本はうちの会社の考え方と一緒である。共感!
特に最近は効率、効率と叫ばれる事が多いが、大切なのはいかに無駄を積み重ねて自分の物にするかどうかである。精神論的にいえば、汗を流した数が結局は営業としての結果につながると思うのだ。
年12回行われるこの研修の今回のテーマは「傾聴力」。
いかに聞き取る力があるか、お客様との面談の中でどこが足りず、どう改善すべきかをロープレを中心に行われた。
午後の時間帯もロープレを主体で進行し、その後、ゲストとして招かれたソニー生命のトップ営業マンと中村社長とのセッションが行れた。
このソニー生命のトップ営業の方とは、昼食時挨拶させていただいたのだが、とても僕よりも年下には思えないたたずまい。その物腰の柔らかさと同時に漂う自信、貫禄は社員4000名のトップに立つ者の証だろう。
しかし、それは努力を積み重ねた結果であり、アマチュア時代を乗り越え、今のプロの世界があるのだ。
このセッションを通して、プロの営業として必要なのは、考え方、執着心、目線の違いということ。
このことは単に営業だけのものではなく、経営全般にも他の業務にも通ずる面がある。
ほろ酔いの頭では、学びを忠実に表現する事は難しいが、明日にも振り返りを行いたいと思う。そして、せっかくの学びを社員にも共有したいと思う。
研修終了後は、ホテルモントレ グラスミア大阪の22階で軽く乾杯!
その後、心斎橋でお好み焼きと一緒に再び乾杯!
熱い大阪。大いに学び、堪能した一日であった。
2010年10月12日
くたばれ!就職氷河期
くたばれ!就職氷河期 角川SSC新書 就活格差を乗り越えろ (角川SSC新書) (2010/09/10) 常見 陽平 |
最近、就職活動に関わるニュースが飛び交う事が多い。
現4年生の就職事情、新卒一括採用、大手商社の採用選考時期の変更など・・・。どちらかといえば、ネガティブな情報が多い。そんな状況を察してか、今回の常見氏の著書は、現状の就職戦線の問題点をクローズアップさせながら、その対策方法について書かれている。
新書の帯には「これを読めば、納得する、内定が取れる」と大げさに表現されているが、この著書は単に学生やその親を読者の対象としているのではなく、就職に関わる全ての者が対象となるだろう。
それは、就職情報会社と呼ばれる我々も含まれ、その我々の業界に対しても、ストレートに厳しい意見も述べられている。反省すべき点は真摯に反省する。しかし、それでも我々がやらなければならない事、地域に特化した名大社がやるべき事も大いにあると、改めて痛感したのも事実だ。
今回の著書では、6月に拝聴したHRプロのセミナーから引用されている面もあり、いい振り返りと同時に、その時の3氏の熱い想いを思い出した。
いくつかのテーマに沿って構成されている著書の中に「こんな学生は要らない」と6つの要素が書かれている。
1.社会貢献志向、エコ大好き人間
2.単なるファン
3.福利厚生をやたらと気にする人
4.安定を期待する学生
5.配属先や部署や勤務地に異常にこだわる学生
6.研修制度についてしつこく聞く学生
これを読んでうなずく採用担当者は多いだろう。僕自身も同感だ。
学生はこの6つの要素を参考にすべきだが、気をつけなければならないのは、この文章の言葉じりを単純に受け止めるのではなく、そこに隠されている本質をしっかりと掴んでほしい。
この言葉通りに行動するだけでは、ただのマニュアル人間にすぎず、もっと先にある大切なものは見えてこない。
これ以外にも、これから就職活動を行う学生が参考にするべき内容が多く表現されているが、僕自身が常見氏が学生に対して本当に送りたかったのは、
「就活だけで人生のゴールは決まらない。環境の変化を意識しつつ、人生のゴールも考えつつ、眼の前の事に没頭しながらも、息抜きしながら生き抜くことが大切である。」
というメッセージではないだろうかと感じた。あくまでも個人的な感じ方ではあるが・・・。
就職活動は確かに重要である。今後の人生を左右する面も大きいかもしれない。でも、この行動は、将来においてのステップに過ぎないとも思うのだ。
そして、最後のあとがきには、パフの釘崎氏の他にも、キーカンパニーの下薗氏が感謝する人の名前で紹介されていた。普段、接している方が紹介されているのは、なぜか自分のことのようにうれしかった。
2010年10月10日
反町監督のコメント
今週発売の日経ビジネスに珍しく湘南ベルマーレの反町監督のコメントが記載されていた。
湘南ベルマーレ自体はJリーグ最下位で、このまま進めば1シーズンでJ2降格という厳しい状況を迎える。そんな辛い立場ではあるが、個人的にこの反町監督の立ち振る舞いは好きだ。
どうしても感情面が出やすいスポーツの取り上げ方に対し、いつも冷静に理論的に応えているからだ。
その反町監督が、今回の日本代表の新監督ザッケローニ氏に関するメディアの取り上げ方に辛辣な意見を述べている。
この記事の掲載段階では、8日のアルゼンチン戦の模様は、当然の事ながら不明だが、ここに書かれているような展開になったように思えてならない。
ザッケローニ氏の前線に3トップを置く戦術が攻撃重視とされ、日本代表が攻撃的にチームに生まれ変わるという期待で捉えられてしまうということが書かれていた。
先入観や固定概念で、ザッケローニ氏の戦術を決めつけてしまう怖さがあるようだ。
3トップであろうが、ボール保持者よりも攻撃に加わる者が4名以下なら守備的なチームであるという。それは対戦チームによって大きく変わるべきで、今回のアルゼンチン戦も守備に要していた人数は多かったように思う。
結果的に、日本代表がこれまで一度も勝った事のないアルゼンチンに対し勝利した事で、ザッケローニ氏の評価は一気に高まったのだが、その守備に対しての意識の強さが勝利をもたらしたといってもおかしくはない。
先入観や固定概念で判断してはいけないのだ。
反町監督はそれも全てお見通しか、先入観や固定概念で捉える事を危惧し、外を見る必要性を説いてる。外を見るとは、国内の報道や専門家の意見だけではなく、視野をもっと広げ、外国人指導者の発言や海外の報道を参考にする必要があるということ。
これはビジネスの世界でもいえること。
だからこそ、スポーツ雑誌ではなく、ビジネス雑誌に寄稿しているのだろう。
「なぜ、日経ビジネスに反町氏?」と最初に感じた僕は、まだまだ固定概念が強いということだ。
反省である。
2010年10月9日
チャンス!名古屋市会社合同説明会
今月の20日(水)、21日(木)に名古屋市が主催する合同説明会が開催される。名古屋市が手掛ける初めての合同イベントだ。
対象は2011年春卒業予定の学生さんと卒業後概ね3年間以内の若年者になる。名大社では、このイベントで企業集めから運営までを担当させて頂いている。
最近、企業の参加受付を終了したのだが、この不況期にもかかわらず、予定していた最大限の企業数となった。サポートした側としては、大変うれしい結果である。
1日目も2日目も38社の企業に参加いただくのは、参加する方においてもメリットが大きいだろう。
9月末から10月にかけて、お付き合いのある東海地区の大学に訪問し、学生の内定状況を伺ってきたのだが、どこの大学の学生も苦戦しているのが実態である。昨年よりも内定率の進捗が悪い大学が多いと見受けられる。
そんな学生に対して、少しだけでも明るいネタを提供できるのは喜ばしいことだし、この機会を大いなるチャンスと捉え、チャレンジしてもらいたい。
参加頂く企業の中には、この時期になって初めて採用を実施する企業もあれば、急遽、採用人数を拡大した企業もある。
名大社が掲げる「人と企業が、出会う場所。」。
スタイルは違えども、そういった場を提供できることは、地元企業として、地域貢献を果たしていると勝手に解釈している。きれいごとかもしれないが・・・。
当日の詳細は、名古屋商工会議所のWebサイトから。
2日目には、「働く理由」の著者 戸田智弘氏の講演もある。こちらも楽しみな企画である。いつもお手伝いをお願いしているキャリアカウンセラーによる就職相談も実施する。
まだまだ就職活動を継続させる学生さんや仕事を探している若年の方には、是非、参加いただきたい。
きっと新しい出会いが待っているはずだ。
2010年10月7日
Fネットでの素晴らしい出会い。
珍しく新幹線の中で書くブログである。それも少々酔っぱらっている。それでも無性に書きたくなった。
本日は名大社も加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク」の臨時幹事会が東京・表参道で行われた。
いよいよ本格的にネットワークでの共同事業もスタートする。地域の就職情報会社の熱い想いが一つになれば、多くのブレーンを巻き込んで面白い企画を取り組めることが良く理解できる。
一つ一つの組織が小さくても、同じ価値観を共有する力があれば、相当強い一体感が湧き溢れてくるのだ。楽しみが更に広まってくる。
そんな会合を行った後、ゲストとして二人の経営者の話を伺った。
一人は採用代行や学生向けの研修を行う方、もう一人は親から引き継いだ事業を行いながら、社員教育のセミナーを行う方。
このお二方の話がかなり勉強になり、面白かった。今後の事業ドメインの参考として、話を伺ったわけだが、そんじょそこらのセミナーに出席しお金を払うより、価値のある講演だった。
今回は後者の方の話を紹介させていただくが、一緒にこの話を拝聴したメンバーの共通認識として、経営者向きでも、管理職向きでも、新入社員向きでも、学生向けでも、どんなターゲットにおいても通用する内容であった。
その内容というのは、結局、社会で成功する人は「運を持っている人」、「ツキを持っている人」だということ。松下幸之助も斎藤一人も、基本的な考え方は同じで、運がある人は最終的には成功するらしい。
運がある人には基本原則があるらしい。それも実にシンプルだ。
1.早寝早起きをする。
2.トイレ掃除をする。
3.TVを見ない。
4.日の出を見る。
5.ウォーキングをする。
この5つの基本原則を見ると大層な話でもなんでなく、場合にとってはくだらないと思えなくもない。
この短絡的な表現(僕の・・・)ではチープな捉え方しかできないかもしれない。(その深い意味合いについてはいずれ・・・。)しかし、そこにこの話の有難味が隠されているのだ。
そして、もっとも大切なことは「肯定的な言葉」を常に意識して発し続けること。人間というのは、発した言葉に対して、脳が追いつこうとするし、その理由を見つけようと動くらしいからだ。
なるほど・・・。自分自身の前向きな言葉が、最終的には運を呼び込むというわけだ。
この酔いながら書いている表現では、伝わらない面が多いと思うが、僕としては今回の講演は大きな学びになったし、同様に話を拝聴したFネットの経営者に与えた刺激も実に大きいものであった。
新潟からわざわざお越しいただいた方であるが、機会があれば、名大社のイベントでも是非講演をお願いしたいと思う。
これまでのモチベーションアップ的なセミナーとは異なる大きな学びがあると感じた。
2010年10月6日
診断結果RETURN
人間ドックの診断結果が戻ってきた。
検査段階の状況は以前のブログで書いたが、やはり前回のような真っ白は診断結果とはいかなかった。
前の病院が甘いのか、今回の病院が厳しいのか、それとも妥当な結果なのか、どちらにしろ確実に体は蝕まれているということだ。
しかし、それは想定の範囲内。予測した結果に近いものだった。メタボ判定は非該当で全然大丈夫なものの、腹囲はC判定。自分自身で自覚があるため、これは行動をもって改善するしかない。
そして、肝機能と総コレステロール。これも・・・・。
要は飲みすぎ食べすぎということだ。これも行動をもって改善するしかない。
こうやって表現すると、えらく不摂生、不健康と思われてしまうが、決してそんな事はない。言い訳がましいが全て正常値の範囲。(見た目も普通です・・・。)
気になる肺機能や血液、脈拍、心電図は何ら問題なし。こちらはひと安心だ。
今回の結果は、決して満足のいく内容ではないのは事実。
しかし、前向きに捉えるようにしたい。
日々涼しくなってきた事もあり、マラソンにはいい季節になってきた。
つい先月までは暑さを理由にいい加減な走りをしてきた。
今回の結果は「もっと走れ!」といわれているようなもの。
今月からスタートするマラソン大会へ万全な準備をさせるための、ありがたいメッセージなのだ。
ラクダの如く、これまで貯めた重たい荷物を長距離のランニングで消化、燃焼させたい。
2010年10月3日
戸田祭り その2
戸田祭り2日目。今日はメインの大祭。
5台の山車が、戸田小学校に集まり、道踊りとからくりを披露する。まずそれぞれの神社から山車を小学校まで、引き回すのがかなり難儀だ。
山車の高さは相当で、細い路地を通り抜けるため、張り巡らされた電線を避け、何度も角度を調整しながら、山車を思う方向への動かさなければならない。
いくら馴れた方が動かすにしても年1回の行事では、要領を掴むのは難しいはず。
それでも5台の山車が勢ぞろいすると壮大な光景となる。
そして、各割ごとの道踊り。それぞれ特徴があり、笛の音や演奏も微妙に違う。
4年に一度という事もあるだろうか、今日は何かと話題の河村市長も挨拶された。ドラゴンズが優勝した記念か「燃えよ!ドラゴンズ」を熱唱していた。
その後、からくり人形の披露へと続く。これも各割ごとの山車により仕掛けが異なり、見応えがある。
今日は午後からの雨が危ぶまれたが、何とか持ちこたえた。これも豊作を祝って、本来行われるこの祭りに、天候も影響されるのかもしれない。
子供たちは、山車を神社に戻した後、夜もまた道踊りがあるため、一日仕事ではある。それでも素晴らしい経験をさせてもらっていると思う。
僕のブログにしては、かなりの写真点数になってしまったが、年に1回位はいいだろう。
2010年10月2日
戸田祭り その1
中川区戸田に引っ越してきて、早いもので17年。
人生の1/3以上は、この町に住んでいることになる。都会でもなく、田舎でもなく、地域のコミュニティもまずまずで、とても住み心地のいい町である。
毎年、秋になると由緒正しくお祭りが開かれる。
今年は、この10月3・4日。既に300年の伝統を持つ「戸田祭り」だ。一ノ割から五ノ割まで、5つの神社をからくり人形をのせた山車が、戸田周辺の町並みを引かれていく。
昨年は、僕も嫁さんが子供会の会長を務めた関係で、このお祭りのお手伝いをさせて頂いた。山車を担ぐという大層な役割ではなく、単なる荷物持ち、ただの雑用要員ではあったが、保存会を始め地元の方のこの祭りに対する伝統を大切にする思いを感じるいい経験をさせてもらった。
小学生までの子供は、それぞれの学区に分けられた神社に保存される山車を引き回す。夜には神社前で踊りを披露することになる。1週間前から毎晩練習を積み重ねて・・・。
今日は天候にも恵まれ、秋の祭りとしてはいい初日であった。子供たちは神社の回りにある露店に集まり、小遣いを握りしめ、水あめやポテトフライを買ったり、今年こそいい景品を!と期待してサメつりをやったりと楽しんでいる。
この祭りで引き回される5台の山車とからくりは、名古屋市指定有形民族文化財に指定されているとのこと。
明日は5台の山車が戸田小学校に集まり、からくり人形をお披露目する。4年に1度行われる恒例行事だ。
心配なのは明日の天候。雨が降らないことを祈りたい。
2010年10月1日
少し寂しい名駅
8月末に松坂屋名古屋駅前店が閉店。それに続くようにホテルアソシア名古屋ターミナルやテルミナも9月末で閉店となった。
先日、訪れたテルミナ地下の三省堂は、本の在庫が減ったせいで、全く活気がなかったし、隣接する文具店も商品のほとんどが売り切れで、開店休業に近い状態だった。
名古屋駅前が再開発されるとはいえ、しばらくは寂しい風景になる。
このような状態になったのは、一つの選択を変更した事が原因と言えるだろう。
ジェイアール東海島屋が進出する前段階で、駅上の百貨店は本来、松坂屋が予定していたらしい。それがバブル崩壊の消費不況が続く中、その計画は見直しとなり、JR東海と島屋が組んで、百貨店を展開することになった。
結果的には、その影響がここに及んで松坂屋の閉店に至ったことも一つの要因だろう。
その当時の判断では、全く予測できないことであるのは百も承知。
もし、松坂屋がJR東海と手を組んでいたら、今頃、駅前はどんな展開になっていただろうか。
この周辺には、僕も多くの思い出がある。
松坂屋ではよく各地域の物産展が行われ、家族で買い物に行ったりした。たまたま以前仕事でご一緒させていただいた担当の方が売り場に見え、うちの子供たちに人気有名店のカレーパンをごちそうしてくれた。
ささやかな喜びではあるが、これもお互いに人間関係があった証であるし、とてもうれしい行為でもあった。
営業で日中外に出ていた頃には、よく三省堂に隣接する喫茶店で、原稿を書いたり、本を読んだり(さぼってた?)、時間を費やすことも多かった。とても静かで落ち着いていたので、何かと集中できた。
ホテルアソシア名古屋ターミナルの1階のカフェでは、終電ギリギリまで、不届きながらお酒を飲んでいたし、内定学生を掴まえ話し込んだりした事もあった。つい先日も大切な人と情報交換も行った。
今となってはどれもいい思い出である。
そんな場所がなくなってしまうのは、寂しい気もするが、これも時代の流れだろう。大名古屋ビルヂングも建て替えになるし・・・。
だからというわけでもないが、記念にテルミナの地下の文具店で購入した。PLATNUMの多機能ボールペン。閉店セールの3割引で・・・。
今やお気に入りの品となった。
このボールペンで書き綴る度に、この名駅周辺のことを思い出すのだろうか。