これからも前向きに 名大社会長ブログ

2011年01月の記事一覧:

朝のスタバ

名古屋駅から会社のある丸の内まで毎日歩いて通勤している。片道15分往復30分。馴れてしまえば何のことはない、当たり前の生活である。
朝は7時50分頃、地下街のユニモールを通り、国際センターを抜けて会社へ向かう。
そこで、必ず前を通るのがスターバックスユニモール店。
僕が前を通る時間は、店がオープンして間もない時間だが、結構混み合っている。
お客さんのほとんどは一人で来店している。時間帯的には当然かもしれないが、名古屋名物のモーニングサービスがあるわけでもないのに一体何をしているのだろうと毎日横目に見ながら通り過ぎていく。
何気なく眺めていくと気づくことがある。勉強しているお客さんが多いのだ。本を広げ何かをメモっていたり、パソコンに打ち込んでいたりするのだ。
新聞を読んでいる人もいれば、普通に本を読んでいる人もいる。
逆に携帯電話を触っていたり、ボーっとしている人はほとんどいないようにみえる。少しでも時間を有効的に活用しようとする人がこの時間帯には多いのかもしれない。
僕はこのスタバには、ゆっくりと本が読みたい時など会社帰りに寄ったりするのだが、隣でカップルが幸せそうに会話していたり、向かいで友達同士がこれからの日本ではなく、これからの恋愛について議論したりで、中々集中できない。
あまり進まず退店する事もあるのだ。
そう思うと、朝のスタバでの時間の過ごし方は何事にも集中しやすいと言える。それに少なからず、前を通る度に刺激を受けている。自分ももっと磨かないとと・・・。
せっかくスターバックスカードも入手した事だし、時には電車を2本くらい早くして、朝のスタバで有意義な時間を過ごしてみようじゃないか。
(だが、残念。その時間はまだ開店前だとさっき気づいた・・・。)

今週末に開催!企業展&転職フェア

今年初となるイベントが、今週末の14・15日に名古屋国際会議場で開催される。企業展と転職フェアの同日開催である。
今回、企業展は理工系企業展と総合編企業展とセットで行うことから、イベントとしては3箇所で行われるといっていい。
それに加え、学生向けの講演や社会人向けの講演、キャリア診断ブースやCDAによる就職相談ブースも行う。また、経済産業省の新卒者就職応援プロジェクトの参画もあるため、イベントとしては多岐に及んでいる。
これまでのオペレーションよりは一段とハードルも高くなる事もあり、万全の体制で臨みたいものだ。
昨今の雇用関連のニュースで判断すれば、決して働く側の環境はいいとは言えない。我慢を強いられるケースも多いと思う。その分、いい訓練になるとも言えなくもないが・・・。
しかし、今回の転職フェアの参画企業の顔ぶれを見る限り、少しずつ雇用環境が改善していると実感する。昨年の同時期が最悪だったとも言えるが、現状では昨年の倍以上の参加企業を募る事ができた。また、うれしい事に業界、職種も多岐に亘る。より多くの求職者にキッカケ作りを提供できるというわけだ。
転職フェアの詳しい情報はこちら・・・。
それに比べると12卒の新卒採用はまだまだである。今年後半からの景気回復による採用見直しも考えられるが、実感するにはまだ時間がかかりそうだ。だが、就職先がないわけでも何でもない。現に中小企業の人手不足の声は聞こえてくるし、採用に対して予算化できるかはともかく人材のニーズも多い。
少しでもアンテナを張りめぐられる努力は必要だと思う。時期的にまだ12卒の学生は大手企業を中心に志望するケースがほとんどだと思うが、同時に中堅・中小企業も見てもらいたい。特に名大社の主催するイベントは、地元の中堅・中小企業の参加割合が多い。
会社としての知名度や規模はそれほどでもないが、経営状況は健全であり、仕事内容も充実している企業がケースも多い。そういった企業は、直接話を聞かないと魅力が伝わらない。だからこそ合同説明会なのである。詳しくはこちら。
本日のブログはすっかりイベントPRになってしまったが、たまには営業的なブログがあってもいいだろう。
興味のある方は、是非、今週末のイベントに参加してくだだきたい。

寒いからこそ・・・。

本日は一番に出社した。
7時20分。会社の温度をみると何と8度。
外も今年一番の寒さだが、オフィス内も寒い。すぐに暖房をつけるも家賃を値切りすぎたせいか(笑)、なかなか暖まらない。しばらくはブルブル震えながら仕事をすることになった。
それでも社内での仕事は守られた環境がある。強い風が吹くわけでもなければ、雨や雪が降ってくるわけではない。一日中、外に出ている営業を思えば、全然ラクである。恵まれた環境で仕事しているのだ。
そうは言っても、1年半前までは僕も普通に外を回っていたので、この時期の辛さは十分に理解しているつもり。しかし、僕はこの真冬の営業は嫌いではなかった。少なくとも真夏の汗が止まらない季節よりは好きだった。
特に20歳代の頃は、それこそコートを羽織ることなく営業に出ていた。それはクライアントで一々コートを脱ぐのが面倒だったからという単純な理由。その行為自体が失礼であると感じていた時期でもあるし・・・。
そして寒さは何故か緊張感を生む。
そのピリッとした感覚も悪くなかった。早足で歩けば体も暖かくなってきた。暖房が効きすぎるクライアントでは、メガネが曇ったり、逆に汗をかいたりすることもあったが、冬の営業は悪くなかった。
さすがに30歳代になるとコートを羽織って営業に出るようにはなったが、その寒さが苦痛に感じたことはなかったように思う。
その反対で暑さはどうにもならない。クールビズとはいえ、上着がないのは失礼だし、カッコ悪いと感じたし・・・。ハンカチはいくらあっても足りないし・・・。
真夏の営業はかなりくたびれ、その分、ビールの消費量が増えていった。ビールがうまいのはいいが、その分、体はたるんでいった。
営業をしていると季節を敏感に感じることができる。車でいろんな場所を回れば四季折々の景色を眺めることもできる。おそらくいろんな職種がある中では、一番ではないだろうか。
ただ言えるのは、この寒い季節だからこそ、暑い季節だからこそ、手を抜かずにやり続けれるかどうかで、営業の価値は変わってくる。
寒さが襲うこの1月、肌の冷たさをいい刺激材料として営業には積極的に動き回って欲しい。

みのかも日本昭和村ハーフマラソンRUN

今年、最初のマラソンは、昨年に引き続き、美濃加茂市での「みのかも日本昭和村ハーフマラソン」。
これまでの短いマラソン人生のうち、最も過酷なコースのマラソンの大会だ。
昨年はゴール手前で足が攣り、屈伸しながらゴールに向かい、結果2時間ちょうどのタイムであった。今年は昨年以上のタイムを目指していたが、年末年始の暴飲暴食でかなりウエイトも重くなり、あまり自信の持てないのが正直なところであった。
それでも会場に車で向かう中、箱根駅伝の特番を見ながらモチベーションを上げていった。
(倒れこむまで走らねば・・・と)
マラソンブームを反映してか、昨年よりも出場者は多いようで会場の日本昭和村は混み合っており、空からは後援の中日新聞社がヘリコプターからエールを送っていた。
みのかも1
みのかも2
寒空の中、二人の仲間と共にスタート。
最初の2キロは4分台で走るかなりのハイペース。その後の上り坂あたりでペースは落ちるものの、平坦な道は5分前後で走っていった。
この「みのかも日本昭和村ハーフマラソン」は特に後半は地獄のようにきつい。長い上り坂が3箇所もあり、そこで心が折れそうになってしまうのだ。懸命に走っても全然前に進まない。前を走っているランナーも遠くから眺めると歩いているのと変わらないように感じてしまう。
昨年も最後の上り坂で、ふくらはぎがブルブルと震えだし、カチーンと攣ってしまったのだ。
しかし、そこを乗り越えなければ明日はない、会社の未来も暗い、と自分に言い聞かせながら(本当かなあ~)、ゴールを目指した。
最後の2キロはヨレヨレであったが、前半の貯金が効いてかタイムは1時間54分でゴール。
このコースでのタイムとしては、今の実力からすれば納得。かなり疲労が残る大会ではあったが、達成感も感じることができた。それもこれまで一度も勝った事のない先輩に勝つ事もできた。
(それはその先輩の足がゴール手前で攣ってしまったのが原因であるが・・・)
日本昭和村は、このような紙芝居が見れるようなのどかでのんびりとしたテーマパークだが、マラソン大会自体は、やはり最も過酷で悲鳴を上げそうなコースを持つ。
みのかも3
今年、最初のハーフマラソンはこうして終了。
明日も休みなのが本当にありがたい。

[実学・経営問答]人を生かす

[実学・経営問答]人を生かす [実学・経営問答]人を生かす
(2008/07/15)
稲盛 和夫

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今や日本航空の会長も務める稲盛和夫氏。外部者として、この旧態的な大企業に関わるのはかなりしんどいであろうと思う。ここに書かれている内容を実践する事も容易ではなさそうだ。
この著書では、稲盛氏が主宰する盛和塾の塾生となる経営者の悩みに対してアドバイスする形式を取っている。そのためか、一般的なビジネス書に比べるとかなり読みやすい。
ここでは主に二代目、三代目にあたる経営者のそれぞれの会社で業務を遂行する上で発生する悩みや課題に対して、自己の経験から辿りついた哲学や考え方を指南している。
評論家的やコンサルタント的に回答しているわけではないので、非常に説得力がある。
京セラの経営理念にもなる「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」が、哲学の基本となっているため、全ての回答にブレがない。その哲学とは心の座標軸を言い、これがあるかないかが最終的な決断の決め手になるという。
「心の座標軸」。
奥の深い言葉である実感すると同時に、自分の座標軸はどこにあるのか、明確にできていない自分の未熟さを感じることとなる。悩み抜く経験を更に積み重ねないとその領域には届かないという事であろう。
ここでは、最後にリーダーの役割10か条が著されている。
1.事業の目的意義を明確にし、部下に指し示すこと
2.具体的な目標を掲げ、部下を巻き込みながら計画を立てる
3.強烈な願望を心に抱き続ける
4.誰にも負けない努力をする
5.強い意志を持つ
6.立派な人格を持つ
7.どんな困難に遭遇しようとも、決してあきらめない
8.部下に愛情を持って接する
9.部下をモチベートし続ける
10.常に創造的でなければならない

手帳にも貼り付けて、常に意識する必要もありそうな10か条である。

仕事始めなのだ!

本日から本年の名大社の業務がスタートした。
今朝は7時前に家を出て、7時半過ぎに会社に着いた。普段より30分近い早い出社である。8日振りだと出社するだけでも緊張感が増す。それがとても心地よい。
名大社では、仕事始めの日に8時半より全体会議を行う。本年の標語から本年に取り組むべき課題を発表し、全体で共有していく。
そして、全員に昨年の目標の振り返り、検証と本年の目標について語ってもらう。もちろん自分自身も・・・。
昨年は何ができて何ができなかったか、そしてそれを基準に今年はどんな目標を立て取り組んでいくのか、を一人10分程度語ってもらうのだ。
僕は人前で言い切ること、「有言実行」が大切であると考えている。それを強制するわけではないが、全員の前で話をしてもらうことで、より自分の行動に責任を持ってもらいたい。
あっという間に1時間半が経過。今週の取り組み内容を話し、全体会議を終えた。
その後は、挨拶回り。新聞社、TV局を立て続けに訪問。昼食の時間も10分程度しか取れない慌しい時間を過ごした。年賀状のチェックや書類の整理を行い、夕方からは営業会議。1日2回の会議は結構疲れるものだ。
こうして仕事始めの一日はバタバタと過ぎていった。忙しい時間を過ごせる事は何よりである。夜になってフウ~ッと息をつく。仕事で疲れることもいいことだ。
そして、本日はノーアルコールデー。
マジメなマジメな仕事始めであった。

就活エリートの迷走

就活エリートの迷走 (ちくま新書) 就活エリートの迷走 (ちくま新書)
(2010/12/08)
豊田 義博

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著者はリクルート出身。リクルートブックの編集長を経て、リクルートワークス研究所の主任研究員を務める。
ある意味、いまの就職活動の流れを作ってきた一人だ。
この著書を読む限り、これまでの自らの事業を否定し自戒しているようにも思われる。
就職活動がインターネット中心の時代となって、10年ほど経過する。学生にとってのメリットとしては、容易に情報収集ができ、容易に興味ある企業へ応募ができる。
学生に以前のせっせとハガキを書く時代の事を話をしてもピンとはこないようだし、何故そんな面倒な事を・・・と思うくらいである。
その容易さがもたらしたものは効率的な活動とともに、企業との重要な接点や魅力の理解度を不足にさせている面も多いと思う。これが、就職してからのその後に影響しているようだ。
最近は就職戦線や環境の弊害ばかりがクローズアップされるが、ここではその先にある就職戦線勝ち組、すなわち就活エリートの苦悩を描いている。就活エリートが第一希望の企業に入社したものの、その企業でヤリガイを見出せず離職する姿は想像以上に多いという。
いくつかの原因が考えれるが、その一つに自己分析やエントリーシート、面接のあり方もあるようだ。
「やりたいこと」を追求するばかりに、会社には入ってからのギャップが大きな理由なのだ。大企業であろうと中小企業であろうと自分のやりたい仕事にありつけるケースはほとんどないのが現実である。
全ての新入社員が希望する部署に配属されるのはあり得ない話だし、それを理解して入社するのが当然だと思うが、昨今はそうでもないようなのだ。
自己分析で「やりたい事」をあぶり出し、面接でも「やりたい事」をトコトン突き詰めて答えを出す。それは何十年も働くビジネスマンからみても理想の姿になっている。それを追い求め、社会に出て挫折するのだ。
理想を追い求めるのは大切だが、理想の仕事ができる環境なんて、すぐには与えられる事はない。
こう考えると、我々就職情報に携わる者は、自分達のコンテンツの提供や情報の伝え方も考え直さねばならない。それがクリアされれば上手くいくという単純な問題でないのは承知の上でも情報のあり方を見直さなければならない。
今すぐ取りかかれる事として、少なくとも自社の採用については「やりたい事」のギャップを正直に話し、その中で仕事を学び、キャリアを積む重要性を伝える事だ。
「最近の若い奴は・・・」と言うばかりでなく、仕事の本質、無駄とも思える行動の価値をしっかり理解させるのも我々大人の役割と感じた1冊であった。

初詣は大須に。

元旦は嫁の実家で過ごし、2日は自分の実家で過ごさせてもらった。
元旦は兄弟、子供含め総勢14名が集まり、2日は兄弟、親戚含め22名が集まった。お年玉の飛んでいく数も半端じゃないが、実に賑やかな正月である。子供たちが実家を走り回り、あちこちを蹴飛ばしたり、壊したり・・・。うちの息子はネズミ捕りに引っ掛かり、普段は履かない高級靴下を台無しにした。
それも正月ならではの幸せな光景である。
そして、正月が何よりいいのは、昼間から正々堂々とお酒を飲める事だ。
この2日間で、ビール、日本酒、いも焼酎、韓国焼酎、泡盛と飲み、すっかりアルコール漬けの至福の時間を過ごさせてもらった。おかげで体重も相当増えたように思われるが・・・。
そんなぐうたらな正月は2日間に留めておき、今朝は1時間15分ほどのランニングからスタートした。
(随分と体は重かった。)
その後、家族で初詣でに出掛けた。向かったのは大須観音。これで3年連続となる。
大須観音
大須のキッチントーキョーで早めの昼食を取り、大須観音への参拝。これまでで一番の人出で30分ほど並んでの参拝となった。回りは出店も出て、串カツやたこ焼き、焼きそばの匂いに溢れ、大須の商店街も活気に満ちていた。
今回はおみくじもせず、お守りも買わず、買い食いもせず、手を合わすだけの初詣ではあるが、その分、時間をかけ平和な一年を祈願した。結局は自分の行動次第だろうが、思いをこめるのも大切。
帰りはバーゲンに行きたがる嫁と娘、義母を名古屋駅で降ろし、息子と一緒に先に帰宅した。
途中、箱根駅伝が気になり、車を停めて、カーナビTVで観戦。10位争いも含め感動的だった。1キロ3分を切るタイムで走るなんてとても信じられないと思いながら、自分ももっと鍛えようと密かに願う。
この休み中、運転中とかランニング中とか読書中とか、場面場面で目標を考えているが、そろそろ言語化しないといけない。8日間の休みも残すところ、あと1日。
会社として、自分として、この1年どう過ごしていくか、しっかりと文章に落とし込みたいと思う。

謹賀新年2011

2011年1月1日。
軽いランニングで朝を迎える。初日の出を拝みながら・・・。
気持ちよい一年のスタートだ。きっと素晴らしい年になるだろう。
謹賀新年2
年末に会社にもしめ飾りを飾り、鏡餅もこのとおり。
謹賀新年2011
ちなみにこのしめ飾りは、父親に特別に拵えてもらった。
(立派だ!)
ここにも僕の想いがこもっている。
あけましておめでとうございます。
みなさんにとって、私たちにとって、素晴らしい一年になりますように・・・。
本年もどうぞよろしくお願いします!