内田けんじ監督作品は面白い。商業映画で公開している「運命じゃない人」も「アフタースクール」も全て面白い。
派手な演出やアクションがあるわけではない。壮大なストーリーでもない。しかし、オープニングシーンから引き込まれグイグイと作品にのめりこんでしまう。上質なコメディ映画というのはこんな作品のことをいうのだろう。
脇役陣もスパイスが効いているとはいえ、登場人物は堺正人、香川照之、広末涼子のほぼ3人。それぞれの個性が絡み合って進行していくストーリーは全く展開が読めずハラハラする。コメディにも拘らず緊張感たっぷりなのだ。
何となくラストは予想できるが、それも監督の手のひらに踊らされているようで心地いい。幸せな気持ちになれるのも嬉しい。こんな日本映画の存在って、この先も大切だろう。特に最近は絶望的な映画が増えているような気もするし・・・。ちょっと褒めすぎかな?(笑)。
それにしてもこの内田監督。4年に一度くらいしか映画を撮っていない。周防正行監督も何年に1本しか撮っていないが、作品はかなりヒットしているし、奥様も草刈民代さんだから生活の心配はないだろう。
内田監督の作品もそれなりにヒットはしているだろうが、4年間他の仕事をせずに暮らしていくのは難しいのではないか。余計なお世話でどうでもいい話だが、つい心配になる。この精巧な脚本を仕上げるには相当な時間を要すると予測できても、そんなことを思ってしまうのだ。
それが理由ではないが、もっと作品を作って欲しい。名古屋での公開もどこまであるかわからないが、複数の映画館で上映してもらいたい。一部のマニアに留めておくのはもったいない話だ。
こんなブログを書いているうちに過去の作品もまた観たくなってきた。ちゃんとDVDは置いてあるかな・・・。
2013年06月の記事一覧:
2013年6月15日
鍵泥棒のメソッド
2013年6月13日
健全な趣味とはなんだろうか?
健全な趣味であれば、やれる時にやっておいた方が良い。
そのことにより、人生のヒダを深みのあるものとする。
これは一昨日行われた西川塾で西川塾主から頂いた言葉。健全な趣味を持つことは仕事をしていくにも重要で、経営にも結び付くことは多いという。
御年88歳になられる塾主の趣味は、登山、絵画、歌。
山登りをすることで足腰を鍛え、命に関わるような危険な状況を避けていく経験。自然の恐ろしさを肌で感じ、直観力を養う。
絵画は限られた画面の中にどのような構図をつくるのか、どんな色、その濃淡が交じることで作品ができる。それは経営理念にも繋がる。
歌は大きな声を出すのに必要な行為。肺活量を鍛えることにもなる。
塾主の趣味は人生のヒダを深みのあるものとし、仕事においても十分役立つ。趣味は大切だと・・・。
今回の塾主講義では、このような「趣味と人生」の話から「心の財産」「社会に生きる」というテーマで、自らの経験で培った熱い想いを共有させて頂いた。先月は出席できなかったが、毎月直接の言葉で「人生哲学」を学ぶことができるのは貴重な時間。一昨日も講義を受けながら実感していた。
講義終了後、「仕事と趣味はどうバランスを図っていくのが理想か?経験値によって変わるものなのか?」というアホらしいほどの愚問を。
そんな愚問に対し塾主は「健全な趣味に年齢も経験も関係ない。忙しい時ほど趣味を大切にすべき。趣味が仕事を癒してくれることもある。」と真面目に答えて頂いた。人生は四苦八苦、耐えないと楽しみはこない。言葉の文脈からここにも繋がることと認識した。
何気なく趣味に時間を費やしていたりするが、趣味とはなんと重い行為なのだろうか・・・。
他にも吸収し生かすべき多くの学びを頂いた。ありがとうございます!
僕の趣味って一体なんだ。
マラソン?映画?お酒?●●?(笑)。どんなふうに仕事に活かされているだろうか。どれが健全でどれが不健全なのだろうか?
「不健全な趣味とは何でしょうか?」
この質問もしたかったが、さすがに愚問すぎてできなかった。というより失礼すぎてできなかった。知りたいところではあるけど・・・(笑)。
2013年6月12日
旅の窓
旅の窓 (2013/04/26) 沢木 耕太郎 |
気分転換にさらりと読める一冊。著者が世界中を周り、その時に出会ったシーンを写真に収め、エッセイを残している。それは中国であり、東アジアであり、ヨーロッパであり、アメリカであり、まあ全世界だ。
そんな全世界を旅して、その時に感じたことを思うまま書ける職業とは何ともうらやましくもあるが、きっとそれは表面的にしか見ていない証拠だろう。
書いてあるのは実に他愛もない日常。普段の光景と普段の生活がにじみ出ている。著者もその場面での感情が異なるのか表現にも違いがあるように思う。軽く流せるエッセイもあればそうでないエッセイもあって・・・。
著者はプロのカメラマンではない。でも、素人の僕が見てもプロとの違いはわからない。本書に掲載されている写真がプロの作品であると言われれば、何ら疑うことはない。しかし、プロから見ればアマチュアの域なのだろうか。
僕は本書を岡山への出張の際、新幹線で読んでいた。東京に出張する時の風景はすでに見慣れた風景だったりする。それが反対方面になるとその感じ方は違う。
京都あたりまでは何度か目にしているわけだから目新しさはないが、大阪を越えると途端に新しい風景が目に入ってくる。本を読んでいるわけだから、ずっと眺めているわけではない。時々、ぼんやりと見る程度。それでも新鮮なのだ。
僕の「旅の窓」と沢木氏の「旅の窓」とでは雲泥の差はあるが、なぜ沢木氏が旅先で写真を撮りたくなるのかは何となく分かるような気がした。そして、思った。ちょっといいカメラが欲しいと・・・。
一眼レフの高級品は使いこなせないが、せめてモックンが宣伝しているカメラくらいは・・・。facebookやブログ用にスマホで写真を撮っているだけでは、本当にいい絵は撮れないのかな。
最近はスマホのカメラも優秀なので、それは単に腕の問題だとは思うのだけれど。
2013年6月11日
早くも3回目!エンジニア就職・転職フェア
今週末15日(土)にエンジニア就職・転職フェアを開催する。
昨年10月に第1回を開催し、今回で3回目。ありがたいことに回を重ねるごとに支持を頂き、今回は締切の1週間以上前に枠数がいっぱいとなり完売させて頂いた。社数も調整したが56社で場内はギリギリの状態。その後、引き合いの合った企業様はお断りをするしかなかった。大変、申し訳ありませんでした。
東海地区の求人倍率が堅調な中、技術者採用のニーズは高い。この地区の特徴をストレートに反映しているとも言えるだろう。
ご参加頂く企業の顔触れも自動車関連を中心にしながらも実に多様。国内トップの電気工具メーカーもあればニッチな分野で技術力を発揮する水処理装置メーカーもある。建築業界も需要が増え地元屈指のゼネコンにも参加頂く。元気なITベンチャーも多い。多岐に亘る56社になるのだ。
今回はこのイベントのサイトもリニューアル。
動画も取り入れ、これまでよりも分かりやすくイベントの魅力を伝えたつもり。アナログを活かすためにデジタルを活用することも重要だと我々は考える。そこに共感してもらえるなら、かなり嬉しいのだけれど。
ここには通常の参加企業の採用情報だけでなく、手作り感満載のPRボードも掲載している。決められたフォーマットもないので統一感もないが、このゴチャゴチャ感が企業ごとの個性が出ていいと思う。あくまでも自分勝手な感想・・・。
エンジニア就職・転職フェアの詳細はこちら
<日時>2013年6月15日(土)
11:00~17:00(企業との面談は12:00~)
<会場>ウインクあいち
名古屋駅より徒歩2分
※当日は先着100名様にQUOカードをプレゼント!
※エンジニアのためのノウハウ講座もあります!
当日、台風が来ないことを祈りたい!
2013年6月9日
今年こそフルマラソンを走るのだ!
昨日は久々に何の予定もない土曜日。のんびりとした静かな一日を過ごさせてもらった。
朝一で12kmのランニングし、いい汗をかく。午前中は溜まっていた仕事を片付けられたのも良かった。中日新聞の朝刊に「いびがわマラソン」の案内が掲載されていたので、ランネットでチェックしてみるとまだ情報は載っていない。
そろそろ他の計画も立てたいので、別の大会の情報も探ってみることに。これまでも仲間から大阪マラソンや大井川マラソンのお誘いもあったが、都合が悪くお断りもしていた。少し前に大学の先輩から12月の袋井マラソンの存在を教えてもらったので、スケジュールを確認してみた。
開催は12月8日。この日なら大丈夫。前日は仕事だが、袋井であれば当日出発でも間に合いそうだ。それが難しければ前日の夜に出発すればいい。悩んでいるうちに締切られても後悔するだけなので、すぐに申し込んだ。
そう、フルマラソン。42.195kmである。
昨年の富士山マラソンのトラブル以来、フルマラソン参加の機会を窺っていた。ライバルは既にフルマラソンを走破しており、自分は置いてきぼり状態という寂しい思いもしていた。若干コンプレックスにもなっていた。
今年こそは何としてでも走らなければならない。そう思いながらも、フルマラソンの大会は選べるほど開催が多いわけではない。
そんな時に見つけた袋井マラソン。正式名はクラウンメロンマラソン大会。正直、評判はあまり高くない(笑)。相当ハードなコースでもあるようだ。オペレーションに関しては今年の改善を期待したい。ちょっと不安もあるけど・・・。
午後には息子と一緒に近所の本屋へ。表紙に魅せられ手に取った雑誌GOETHE。そこにはアイアンマンに挑戦している8人の経営者が紹介されていた。
ほぼ僕と同世代の経営者がスイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmにチャレンジし、走破している。凄い!。自分が挑戦しようという世界とは比較にならない(事業もそうかもしれないけど・・・笑)。
やらねばならない。気持ちが強くなってきた。
12月までにいくつかのハーフマラソンの大会に参加し、フルマラソンの本番に備える。練習も懸命に行う。明確な目標ができると意識も変わってくる。今年こそフルマラソンを走るのだ。
このブログを読んだパフ釘崎社長もキーカンパニー下薗社長も参加してくれると嬉しいな。
そんなことを思いながら、これから軽く走ってきます!
では!
2013年6月8日
今年も来た!アペリティフの日
つくづく思う。酒を飲んだ時の意志の弱さは誰にも負けないんじゃないかと。
飲み疲れと出張疲れで、この日は健全な時間に帰ろうと心に決めていた。しかし、結果的には・・・。
それは何かといえば昨年に続いて参加させてもらった「アペリティフの日」のこと。気づけば12時を回っていた。ブログも昨日アップのはずだったが、起きれず断念。ここ最近の情けないパターンだ。
この「アペリティフの日」は、僕を可愛がってくれる先輩経営者池戸社長が率いるドーマンアイシーが企画を立てている。一昨日の6日にオープニングパーティーが名古屋テレビ塔で開催された。
ちょっと場違い感があるものの、僕も顔を出させてもらった。通されたのはVIPルーム。セントラルパークやオアシス21を見下ろしながら、シャンパンを頂く。
だが、この場所はかなり緊張感を強いられる。名古屋の重鎮の方々が社交的な会話をされているのだ。僕はおこがましくそこには入っていけない。隅っこの方で静かに飲んでいる。
それでも酔いに任せて、いろんな方と挨拶をさせて頂く。気軽に話していただけるのはありがたいこと。ちょくちょくイベント会場に出て、つまみやワインも頂く。
ワインを配るお姉さんと記念撮影したり・・・。ただのナンパオヤジじゃないか・・・(笑)。
いつの間にかクローズの時間となり、スタッフの前でソムリエで有名な島幸子さんが挨拶をされていた。
今回嬉しかったのはその島さんとご挨拶ができ、ワインに関してのうんちくを聞くことができたこと。1000円前後の安いワインの選び方を教えて頂いたのは、僕のような質より量を重視する愚かな者には大きな収穫(笑)。
そうこうするうちに「健全な時間に帰る作戦」は次第に薄らいでいった。イベントを終えホッとする池戸社長に誘われて断るわけにはいかない。
軽く蕎麦を食した後、行きつけのBARへ。ドーマンアイシーの若手社員も合流し、またまたワインを飲む。気が付けば12時を回っていた。あらら・・・。
こうして1日遅れのブログになってしまった。
年々盛り上がり3年目を迎える「アペしよ!キャンペーン」。
会社に近い加盟店も増えた。チケットもたくさんあることだし、楽しい夜を過ごすとしよう。
2013年6月6日
新卒採用も変わらなくちゃ!
昨日、今日は東京。先週は岡山、先々週は東京だったので、珍しく3週連続の出張である。
もしかして誤解している方もみえるかもしれないので、言い訳がましく言っておくが仕事である。確かに夜はほとんど飲んでいるが、それも情報収集と人間関係作りという大事な仕事なのだ。言えば言うほど言い訳っぽいな・・・。
昨日はHRプロさん主催のHRサミット2013。毎年、この時期に開催され楽しみにしているイベントで、昨日も朝一番から夕方まで立て続けに5つの講演、セッションに参加した。
朝一番はHRプロ代表寺澤氏による「2014新卒採用総括&2015新卒採用の大胆予測」。
名大社が手掛ける事業としては2014新卒採用は真っ只中で総括できる段階ではないのだが、首都圏を中心とした企業や学生は一段落しているケースが多い。
寺澤氏は膨大な客観データを基に現状を分析され、そこで行われている実態について語られる。僕は自分たちの領域と照らし合わせながら話を伺うのだが、その中味にはいつも感心させられる。
大半はうんうんとうなづくことばかりだが、新しい視点もあり学びになる点は多いからだ。そして、何よりも自分たちの事業に対して危機感を覚えさせてくれるのがいい(本当は良くないのかな・・・笑)。
今、当たり前のように手掛けている事業の今後を考えると確かに危機感を持たざるを得ない。それをダイレクトに話されるので、その改革を常に迫られる。一気に180度の展開は難しいにしても、徐々に変化させていくことは重要。やるべきことをやりながらメスを入れていく作業をしなければならない。変わらなくちゃいけない。頑張ります!
そして、言われていたのはfacebookを中心としたソーシャルメディアの存在について。就職活動では思ったほど使われず伸びていない。利用する学生が増加しているのは間違いないが、就職活動として利用する学生はそれほど多くない。
いろんな対策は出ているとはいえ、自分の履歴を見られてしまうのは抵抗があるのも理由の一つではないだろうか。それよりもHPのスマホ対応の方が重要とのこと。9割の学生がスマホを利用する中で企業HPもスマホで確認するケースが多い。そうなると必然的にその工夫が必要となるわけだ。15卒採用の予測も納得することが多かった。
午後はこの寺澤氏と我らパフ代表釘崎氏とのトークセッション。タイトルは「ポスト就職ナビの新卒採用手法、そのあるべき姿とは」。
釘崎氏はあれだけの多くの参加者の前でもいつも通りの何ら変わることのない話し方で、自分たちの考えを語られていた。新たな取組みも発表された。途中、歌を歌い出しそうになった時は心配したが(笑)、感動する内容だった。いい部分は盗んでいきたい(ちょっと表現は違うかな・・・)。
その理念に共感して賛同する企業が増えることを願いたい。
他にも刺激的な講演を拝聴した後、同席した静岡の同業者秋山社長と酒を酌み交わし一日が終了。
今日も朝一番からいくつかの講演に参加し名古屋へ戻る。せっかくの東京なのでもっとゆっくりしたいが、別の予定が夕方からあるので戻らなければならない。
それでもきっと今日も充実した一日となるだろう。
2013年6月5日
日本人はこれから何を買うのか?
日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書) (2013/04/17) 三浦 展 |
著者名とタイトルに惹かれ、何も考えずに購入した1冊。
単に日本人の消費行動を解説したわけではなく、サブタイトルにある『「超おひとりさま社会」の消費と行動』を基本ベースに今後の消費の傾向や生活スタイルについて書かれている。自分とは無縁の存在であるおひとりさまが近い将来、家族よりも多くなる。2035年には一人暮らしの世帯が主流になるというのだ。
本書では、だから結婚して子供を産め!など説教じみたことは一切言わない。その生活を標準と捉え、どんな価値観でもって買物をしていくかを世代ごとに明確に著している。
一人暮らしは若い独身者という考えは古く、未婚の中高年も多い。自分の周りを見渡しても、そんな方が実際、存在もしているし・・・。それが不思議と悲壮感はなく、充実した日々を送っている。まさに「おひとりさま」の消費行動の見本と言えるだろう。
様々なデータから導き出した傾向性は説得力の高いものだが、その消費傾向の分析結果を男女別、年齢別に上手く言い表したのがこれ。
・シニア男性は「若者化」
・シニア女性やミドル女性は「アクティブ化」
・ミドル男性は「おうち志向化」
・若年男性は「主婦化」
・若年女性は「男性化」
何の根拠もないが、「ああ~、なるほど!」と手を打ってしまいそうだ。言い得て妙。
今後、我々は自分たちのビジネスにおいても、この傾向を意識して取り組まないといけないだろう。全ての男性がキャリアアップを目指し上昇志向ではないし、全ての女性が家庭内に収まりたいわけではないのは紛れもない事実。しかし、これまであった傾向は今後、加速度的に変化していくとも考えられる。
当然、企業内における職域やポジションも大きく変わっていくのではないか。この傾向を読み取り、先んじて企業に対し提案する必要も生じるだろう。常識なんて、あっという間に古くなってしまうと考えておいた方がいい。
と仕事ベースに考えながら、いざ自分が一人になったらどうするのだろう。嫁さんにも子供にも見捨てられないとは限らない(苦笑)。
そんな時は本書にも登場するコムビニ=コミュニティ・コンビニエンス・ストアに頼らざるを得なさそうだ。やっぱりずっと「おひとりさま」の生活は寂しいと思ってしまうし・・・。
2013年6月3日
あ~、惜しい。5月の目標達成
5月は何とかなると思っていた。いや、言い方がよくない。何とかできると思っていた。それは月間目標である100kmのランニング。3人ほどしか気にしている人はいないが、きちんと報告しておこう。
結果は95kmのランニングで終了。
細かい距離まで含めれば97kmほどにはなるだろうが、結論としては未達成。2か月連続で目標をクリアすることはできなかった。う~ん、残念。
計画が甘かったというしかないだろう。5月はGWもあったため、上々のスタートだった。最初の10日間で40kmの距離を走ったため、余裕とは言わないまでも実現可能な数字であった。しかし、最後の週が5kmしか走れず、目標に届かなかった。走るべき日が雨だったのだ。読みが甘いと言うしかない。
昨年出場したぎふ清流マラソンも参加せず距離を稼ぐことはできなかった。その代りではないが皇居駅伝に参加。ブログにも書いた楽しい大会であったが、5kmしか走れなかったのは残念。こんなことならもう一周走って10kmにすればよかった。(あくまでも言い訳。ほんとはそんなこと思ってません。)
参加者全員の記念写真がこれ。みんな爽やかないい表情している。
ついでに読んだ本も4冊に留まった。こちらも未達成。ずっと未達成だな・・・。やばっ・・・。
この6月もどうだろうか。スケジュール的にはかなり厳しい。週末にしっかりと距離を稼がないと目標は達成できない。気になるのは雨。そして、どんどん上昇してくる暑さ。ただ目標はころころと変えるものではない。
一度、決めたらそれに向かうしかないのだ。全ては自分次第。
カッコいいことは言っているけど、果たしてどうなることやら・・・。
2013年6月2日
ハゲタカとサキアテジョーグー
昨日は第2回ハゲタカ鑑賞会。
第1回は5月11日だったので3週間ぶり。一部のメンバーは入れ替わったが15名の方が参加。今回は第2話「ゴールデンパラシュート」と第3話「終わりなき入札」を観て議論を行う。
議論のキーワードは「会社は誰のものか?」。ドラマの中で気づいたことや学んだことを共有しながら、会社は誰のものかについて議論をしあう。
大の大人が2時間ぶっ通してドラマを観て真面目に語り合うなんて、部外者が見たら異様な光景だろう。確かに異様だ(笑)。しかし、これがたまらなくいい。昨日も各テーブルで激論が繰り返された。
民事再生を申請した企業へのお金の流れであるとか、社長はどうあるべきかとか、正しいお金の使い方であるとか、ドラマを舞台にした議論は止まることがない。
今回は僕がファシリを務めさせてもらったが、予定時間を過ぎても終わらない。これは僕の力不足もあるだろうが、白熱した話で時間は瞬く間に過ぎていく。ホワイトボードも消しかけ状態で写真を押さえた。
いやあ~、今回もレベルが高い。みなさん、凄すぎ・・・。
4時間弱の鑑賞会を終え、向かった先は円頓寺。円頓寺商店街にあるお気に入り店「サキアテジョーグー」で懇親会を行うことに。
オーナーが気前よく貸切にしてくれたため、ハゲタカのテーマをBGMにしてまたまた乾杯。ここでも熱い話と美味しいお酒。
オリオンビールを飲み、ワインを飲み、泡盛を飲み、沖縄料理を食べながら楽しい時間を過ごす。
店の外で飲むのも中で飲むのも気持ちがいい。
ここでもハゲタカを中心にしながらも、企業経営や銀行との付き合い方などあちこちに話題が飛ぶ。3時間の懇親会もあっという間に過ぎていった。〆の炊き込みご飯も美味い。
トータル実に7時間・・・。大の大人がと思われるかもしれないが、僕にとっても楽しくも有意義な時間であった。
「腐りかけの肉と腐りかけの企業が一番ウマい」。これは名言だな・・・。
どんどんレベルが上がっていくハゲタカ鑑賞会。
次回は6月22日。仕切り役も不安になってくるが、次回は順番で行けば櫻山さんが担当するだろうから、僕は無責任にみていればいいな(笑)。お疲れさまでした。