これからも前向きに 名大社会長ブログ

2013年09月の記事一覧:

日曜の夜の過ごし方

普段、あまりテレビを見る方ではない。ドラマもほとんど見ない。しかし、この数ヵ月だけは別。立て続けにドラマを見ているのだ。
察しが付くことと思うが、「八重の桜」と「半沢直樹」。
僕の世代では、オレも、オレもと共感の声が聞こえてきそうだ。この2つのドラマ、最も佳境なシーンへ差しかかっている。だから、面白い。やめられない。
ただこのドラマを僕は書斎のパソコンで見ている。子供や嫁さんは僕の趣味には全く関心を示さず、テレビの嗜好も大きく異なる。家の中での立場が弱い僕は、リビングで見ることは許されず、一人パソコンを前に見ている。落ち着いて見れるとも言えるが、侘しくもある(苦笑)。
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「八重の桜」はまだ先が長いので批評は後回しにして、今日は「半沢直樹」。
既に原作も読んでるので、どんな展開になるのかは想像できるが、それにしてもあの緊張感はたまらない。主役演じる堺雅人も素晴らしいが、僕は大和田常務こと香川照之の演技がいやらしくていい。
あの人を舐めきった態度が素晴らしい。多分、設定では50代半ば過ぎだと思うが、実年齢は僕と同じ47歳。醸し出すあの貫禄は到底同い年には思えない。
主役を張る映画やドラマは少ないと思うが、脇役としての存在感は際立っている。「龍馬伝」の岩崎弥太郎役も良かったし、個人的には「トウキョウソナタ」の情けないお父さん役も好きだった。
そうか、少し前に見た映画「鍵泥棒のメソッド」では、この2人は共演しているんだ。対照的な役柄だな・・・。
そして、今夜は10分拡大スペシャル。随分と大袈裟な表現だと思うが、どんどん視聴率も上がっていることだし、制作サイドの気持ちは高ぶっているのだろう(笑)。
ドラマの感想なんてほとんど言ってないじゃないか・・・。香川照之について述べているだけじゃないか・・・。と思われた方、ごめんなさい。その通りです。
今月の日曜の夜はテレビ、いやパソコンから目が離せない。

「ウェイマネジメント」から始めよう

ウェイマネジメント 永続する企業になるための「企業理念」の作り方 ウェイマネジメント 永続する企業になるための「企業理念」の作り方
(2010/09/17)
グロービス、湊 岳 他

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10月から久々にビジネススクールに通うことにした。グロービスのエグゼクティブ・スクール。経営者や経営幹部候補向けのクラスで、平日ではあるが1日6時間みっちり学ばなければならない。少し時間的余裕ができたため、ハードルは高いが思い切って申し込んだのだ。
先日、教材が送られてきた。分厚いテキストと一緒に入っていたのが本書。
ちょうど会社のクレドなるものを作成する時だったので、グッドタイミング。この類の書籍を探していたことも重なって、都合がいい郵送だった。
他のテキストは一切手をつけず、まずは読んでみた。作成のプロセスが物語風に構成されている。グーグルやパナソニック、ファーストリテイリング、リッツ・カールトンなど気になる企業のクレド(ウェイ)も掲載されていた。
他社の考えを学ぶことは重要。結果的に顧客への対応や商品のサービスにそのクレド(ウェイ)が反映されている。
自分が想像していた以上に重い存在だし(当たり前だ!)、作成にも時間が掛かる。トップが自分の考えだけをまとめてしまえば、それほど難しい作業ではないが、それでは意味がない。全体で議論し、作成し、浸透させることに大きな意味がある。
うちのような小さな会社であれば、一体感を醸成するのはそれほど難しくはない(本当は難しいけど・・・)。
但し、同じ言葉や文言で適切な行動を行うのは容易ではない。向かう方向は同じでも微妙に伝える表現が異なることで解釈が変わることもある。伝言ゲームと同じで、最後には別の言葉になっていることも考えられる。それを避けるには共通言語を持ち、行動指針や組織文化を明確にしなければならない。
昨日はその第一弾の仕事として、懇意にする外部の講師と共に作業を行った。まずは自分の価値観の洗い出しから・・・。
どうしても会社側に寄った価値観になってしまうのだが、より個人の身体の中に染み込んだ価値観のあぶり出しから行う。一見、どうでもよさそうだが、それを積み重ねることでお互いの本当に大切にしているものを知り、会社と擦り合わせていく。今後のスケジュールやゴールを考えながら、議論を進めていった。
今後の展開が楽しみになってきた。
打合せ終了後は、連夜の円頓寺。一昨日は同級経営者の櫻山氏と3軒渡り歩いた。昨日は講師と名大社の哲学者と3人でサキアテジョーグーへ。
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2日連続だ。店の外の席でふんわりとした風にあたりながらオリオンビールを楽しんだ。
これから半年間くらいかけて、名大社クレドと呼ぶのかMeidaishaWayと呼ぶのか、大切な指針を作成していく。期待に胸を膨らませながら・・・。

東海経営者フォーラム2013

来る9月26日(木)に東海経営者フォーラム2013が開催される。
豪華ゲストを招くこのイベントは若手経営者やビジネスマン向けの講演会で、昨年に続き2回目。昨年、僕は一般の参加者として出席し、現在、所属している西川塾を知った。その昨年の模様はこちら。

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なんと今年は運営側に回っている。主催が西川塾二期生会とグロービス大名古屋サミット実行委員会のため、両方を知る僕はいつの間にか実行委員として絡むこととなった(笑)。
特に大きな役割があるわけではないが、この地元東海を盛り上げるために少しでも役に立ちたいと思う。
その内容は、第一部としてパネルディスカッション、第二部として基調講演。この地区を代表する経営者に登場して頂くのだ。
<パネルディスカッション>
稲本 健一氏(株式会社ゼットン 代表取締役社長)
黒田 武志氏(ネットオフ株式会社 代表取締役社長)
林 高生氏(株式会社エイチーム 代表取締役社長)
<基調講演>
伊藤 勝康氏(リゾートトラスト株式会社 代表取締役社長 COO)
西川俊男塾主にも登壇頂く。昨年も中身の濃いイベントだったが、今年もかなり期待できる内容。できれば運営側でなく、最前列で一参加者として拝聴したいくらい(笑)。
既に400名以上の申込みがあるようだが、まだ参加も受付している。経営者に限らず、経営に関心のあるビジネスマンなら大歓迎。
詳しくはこちらのPDFをダウンロード頂き、FAXを送信してもらいたい。
<日時>2013年9月26日(木)
     15:30~18:30
<会場>ウィルあいち ウィルホール
    名古屋市東区上竪杉町1番地 
   地下鉄名城線「市役所」駅より徒歩約10分
※入場無料、定員500名(先着順)

面白いイベントになりそうだ!
乞う、ご期待!

映画「風立ちぬ」

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振り返ってみると最近の宮崎作品は観ていない。「ハウルの動く城」も「崖の上のポニョ」も。そういえば「もののけ姫」も観ていない。
そんな者が引退作品だからといって、わざわざ映画館まで出掛けるのは何だかインチキ臭い(笑)。話題に踊らされているミーハー男じゃないか・・・。
宮崎作品を映画館で観たのは「千と千尋の神隠し」以来。当時4歳の娘と一緒に満員の映画館へ出掛けた。
途中までは良かったが、カオナシが出始める頃からヤバくなった。娘が「怖い~、怖い~」と泣き出し、抱きついてきて映画どころではなくなった。今では考えられない光景だが(苦笑)、そんな記憶が鮮明に残る映画だった。
宮崎映画は時に残酷だ。本作品ももしかしたら同じことが言えるかもしれない。大人の恋愛映画の要素で言えば、「ルパン三世カリオストロの城」に近いかもしれないが、温かさの中にある残酷さ、冷たさは他の作品とも共通しているように思える。
そして、映画を観ながら「永遠の0」を思い出した。国内、国外とも絶賛していた零戦は主人公堀越二郎が設計していた。小説の中で登場する零戦は完璧だった。この映画でも美しかった。素晴らしい仕事だが悲しい仕事でもあることは痛烈に伝わってきた。
純粋な夢は儚いが希望を捨ててはならない。それはいつの時代を生きようと同じだ。モーレツに成長する中で見失うものが出てくるのは、仕事でも同様。だからこそ周囲を冷静に見続けなければならない。
(わけのわからない文章になってきたぞ・・・笑)
本作品では名古屋が舞台。名古屋駅にはカブトビールの広告塔が・・・。その昔、愛知県に存在したビールメーカー。少し前の中日新聞にその歴史が掲載されていた。全然知らなかった。
僕には知らないことが多すぎる。この映画はそのことも僕に教えてくれた。

で、どうなる?就職戦線

昨日は東京オリンピック開催決定のニュース一色。多少なりとも批判的なニュースが流れるかとも思ったが、手放しに喜び、その開催に期待する声が全てのように感じた。
いくつもの課題はあるだろうが、明るいニュースは元気になるからいい。インフラ整備や新設備建設を始め、自ずと経済に与える影響も大きい。日本経済が活性化すると共に雇用に対してもかなり前向きになるだろう。開催終了後の反動が怖い面もあるが(苦笑)、多くの施策を期待したい。
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話は変わって、一昨日の日経新聞の一面に掲載されていた就職関連の記事。既に分かっていることとはいえ、じっくりと読み込んでみた。
16年卒就職活動繰り下げの件は、これまでも議論が繰り返され、我々の業界にとってはかなり大きな問題。メリットもあればデメリットもある。どちらかと言えばデメリット面の方が多く取り上げられ、現段階では僕の意見もそちら側。
しかし、決めた以上は従わなければならないし、その中でアイデアを出し合い、よりいい方向を導き出すしかない。ただ、気になるのは「倫理憲章」から「指針」に変更されること。まだ最終案ということなので決定ではないのだが、その言葉の違いで就職戦線の現場は大きく変わる。
具体的に指針と倫理憲章とはどう違うかを調べてみた。
指針=物事を進めるうえでたよりとなるもの。参考となる基本的な方針。手引き。
倫理憲章=日本経済団体連合会が発表し、新卒者の採用を行うすべての企業に遵守を求めているもの

これでは比較しにくいので、憲章を調べてみると
憲章=重要で根本的なことを定めた取り決め。特に、基本的な方針や施策などをうたった宣言書や協約。
「指針」と「憲章」とでは明らかに言葉の重さが違う。憲章は一定の拘束力があるが、指針は自己判断で決めるとも解釈できる。ということは、基本的な方針はあるものの、守っても守らなくても自由。拡大解釈すれば、どっちでもいいと言われているようなもの。
それを言われる一般企業も困るだろうが、一番戸惑うのは当の学生らではないだろうか。ルールを作るのであれば明確に規定すべきだし、ルールを作らないのであればすべてオープンにすべきではないだろうか。
中途半端さが当事者に迷いを与えてしまうことにはならないだろうか?
そこまでの自己判断を学生に求めるのはちょっと酷なのかもしれない。
と記事を読みながら感じてしまった。
考えるべきは自己の利益だけでなく、中小企業の採用や学生のミスマッチのない就職まで多岐に亘る。
自社のポジションも含め、今後の議論を見守っていきたい。

学びを活かせ!インターン生!

一昨日で11日間に及ぶインターンシップが終了した。やはり参加した学生は営業同行が一番印象的で、かつ学ぶことが一番多かったようだ。
イベント運営やPC入力の内勤作業や僕の座学(リップサービスかな・・・)も十分学びにはなったようだが、営業同行の3日間が彼らに与えた影響が大きい。
名大社の営業同行はいいところばかりは見せない。懇意にするクライアントとの打合せもあるが、飛び込み訪問をして門前払いを食らうことも頻繁。営業の美しい場面に出くわすこともあれば、地べた這いずり回る泥臭い面を一緒に味わうこともある。
インターン生はそれを否定的に捉えることはなく、かなり前向きに捉える。それが現実の仕事だと・・・。
この経験を通してこんなことを語ってくれる。「最初は営業の仕事に全然興味はなかったですが、一緒に同行して営業に興味が湧いてきました。楽しい仕事だと思えてきました。」と。それは実際に肌で感じた本音。
一緒に同行したうちのメンバーが働く事の意義、仕事のヤリガイをその途中途中で伝えてくれる彼ら自身の成長や頼もしさも一つの要因だが、そんな捉え方をしてくれたなら、我々としても嬉しい限り。
「充実しすぎで、あっという間の2週間だった。」「インターンシップが終わるのが寂しい。」というコメントも。
(やっぱリップサービスか。もっとゴリゴリやるべきだったか・・・笑)
単純に喜ぶわけにはいかないだろうが、この2週間を通して彼らが経験したことが今後の生き方に少しでも役に立てばいい。
最後の2日間はこれまで学び感じたことを踏まえ、新商品企画のプレゼンと名大社ナビ原稿作成の発表。マーケティングの基礎を学びながら、グループに分かれ新商品開発を行ってもらう。そこに来年入社の内定者も入ってもらって・・・。
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学生なりに3C分析やSWOT分析をしながら懸命に企画を練っていた。
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企画自体は突っ込みどころ満載で改良点は山ほどあるのだが、その着眼点や名大社の強みを生かした発想は目を見張るものがあった。
これもいい勉強になったとではと自画自賛(笑)。
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インターンシップ学生と内定者との記念撮影。みんな素敵な表情。積極的に臨む姿勢はヒシヒシと伝わってきた。
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学生同士は仲良くなり、社員ともいいコミュニケーションが生まれ、信頼関係が築かれていった。こんな関係作りができる場もいい。仕事をスムーズに進めるにはお互いを尊重し信用し人間関係を構築することが重要。
今回学んだことをこれから十分に活かして欲しい。
2週間、お疲れ様でした。
そして、ありがとう。僕も楽しませてもらいました。

大切なのはその想いなのか・・・。

今週の火曜日3日はトーマツベンチャーサミットin東海に参加。地元の経営者を中心に300名の方が名古屋マリオットアソシアホテルに集まった。昨年の同時期も参加したが、スケールは更に大きくなったようだ。
この日のイベントはてんこ盛り。正直な感想を言えば、てんこ盛り過ぎて基調講演やパネルディスカッションの時間が少なく、どうも中途半端に感じてしまった。素晴らしい話ばかりだったので、もう少しじっくりと聞きたかったのが本音。美味しい料理が並んでいたのに途中で下げられてしまった感じだ(笑)。
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内容は主催者側の挨拶の他に、大村愛知県知事の挨拶(機嫌がいいのか結構吠えていた・・・笑)、竹中平蔵氏の基調講演「日本経済の成長戦略と東海地区経済への期待」、そして、パネルディスカッション。
竹中氏のキレのいい講演は写真のみでお伝えすることに・・・。
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もっとゆっくり聞きたかったな・・・。
今回のブログで紹介するのは、株式会社MTG松下社長、株式会社ティア冨安社長、ブラザー工業株式会社石川専務によるパネルディスカッション。
「わが社の成長戦略」というテーマで1時間熱い話を聞くことができた。厳密に言えば、時間が押して75分、それでも全然足りなく、やむを得ず切り上げた感のあるディスカッションであった。
名大社のクライアントでもあり、社長がどんなタイプかは知っているつもり。とにかく熱い。話し出したら止まらない。制止しなければどこまで突き進んでしまいそうな雰囲気を会場全体に伝えていた。
いずれもこの東海地区を代表する企業。それも個性的でエッジが立つ目立つ存在。同じ経営者としても遥か彼方を歩いておられる。何より感じるのはその目標設定の高さと志、熱い想い。どんなビジネスでもそれさえあれば簡単にクリアできてしまうのではないかと錯覚する。
松下社長は引退されるまでに1兆円企業に育てるという。冨安社長は業界のポジションを変え、全国に紫の看板を立てるという。石川専務の壮大なビジョンも・・・。
第三者的な立場で言えば、到底不可能な目標に思えるが、本人らは何らぶれることはない。空想的な話ではなく実現可能というのだ。全く知らない人が見れば、大ホラ吹きに聞こえると思うが、これが大真面目。その想いがこちらにもヒシヒシと伝わってくる。僕のちっぽけな夢なんて、パネラーにしてみればほんの数秒で達成できてしまいそうなことなのだ。器の違いを感じますね・・・(涙)。
だからこそ刺激を受けながら、自分の中に危機感を醸成していくのだけれど・・・。
そんな熱い話が続くので、予定通りに終わるわけがない。きっとお一人の講演でも足りないくらいだろう。しかし、経営に関して言えばその想いが大切で、どんな苦難も乗り越えられると理解した。指をくわえて見てるだけではいけませんぞ・・・(苦笑)。
パネルディスカッション終了後はビジネス交流会。こちらはわずかな時間だけ参加し途中退席。別の宴席に参加し、一日を終えた。
今回もいい機会を頂きました。ありがとうございました。

名古屋大混乱の夜

珍しく夜の時間にブログをアップする。これは一人ぼっちで会社に残り書いているブログ。
東海地区在住の方はお分かりの通り、4日に夕方から名古屋は豪雨。岐阜あたりは15時くらいから凄い事になっていたようだ。
ただ夕方の段階ではそんな大変になるとは予想もせず。いつも通り会議を行っていた。すると雷が鳴り、激しい雨がビルの窓を叩き怪しい景色へと変わっていった。会議終了後、ネットで交通情報を調べるとJR、名鉄、近鉄共に不通。大雨のために運転見合わせ。
僕は夜に那古野塾の予定があったのだが、急きょキャンセル(申し訳ありませんでした)。
雨も小雨になったのと、ノー残業デーということもあり、社員は早々に帰宅。僕は帰る前にfacebookをチェックすると友達からはこんな写真が続々とアップされている。
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amemeieki3
amemeieki2
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(ご協力ありがとうございます!)
名古屋駅もその周辺もとんでもないことになっている。予想をはるかに超えた惨事。
名古屋駅は壊滅状態と察して、通り道の社員を乗せて車で帰ることにした。しかし・・・。駐車場から出たものの、しばらくすると車は全く動かなくなった。名古屋市街地も大渋滞。これでは気持ちがイライラするだけと、仕方なく会社に舞い戻る。わずかな時間だが、何とも無駄な時間を過ごしてしまった・・・。
会社に戻ったはいいものの、全くヤル気が起きない。ネットをチェックしたり、雑誌を読んだり・・・。そして、ウダウダとブログを書く。
現在、20時20分。まだ電車は動いていないようだけど、みんな大丈夫かな・・・。
僕ももうしばらくしたら家へ帰ろう。無事に帰れるか心配だけど・・・。
明日はもっと心配・・・。無事を祈る!

ウルトラマンが泣いている

ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書) ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)
(2013/06/18)
円谷 英明

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息子が幼少のころ、「ウルトラマンネクサス」が放映されていた。主人公はウルトラマンとは別人物で、ストーリーは難解。そして暗くて重い。ほとんど理解できていないと思う。
それでもウルトラマン。ソフト人形や変身グッズを買わされることは多かった。
同時にせっせと過去のウルトラマンシリーズのビデオを借り(その当時はDVDよりもビデオ中心)、何度も何度も見ていた。どちらかと言えば仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズよりもハマっていたような記憶だ。それだけ魅力的なキャラクターで子供たちを惹きつける何かがあった。
これはうちの息子が特別ではなく、同じような子供は多かっただろう。今でもリアルに放映されていれば、一定のファンを掴むことができ、親たちは感傷的になりながら、ついキャラクターグッズを買ってしまうのではないだろうか。僕もその一人だったし・・・。
著者の見方が感情的で偏っていないとすれば、円谷プロから創業家が追放されたのは当然とも思える。公私混同で会社を動かし、冷静な組織作りができないなら、いずれ会社は破たんに向かう。
いくら価値の高い財産を所有しようとも結局は資産価値を失くし、せっかく築きあげた歴史も伝統も文化も崩してしまう。
しかし、当事者が会社を破滅の道に向かわせようという想いはゼロで、会社を発展の道に乗せ、名声を得たいと思っているのは間違いない。
本書を読みながら、悲しい気持ちになっていくと同時に、僕自身が絶対に避けなければならない行動を改めて認識させられた。自分が可愛いという気持ちは理解できるけど・・・(苦笑)。
それにしても驚いたのが、その収益体制。ドラマ一本それも30分の番組にこれだけの製作費が掛かるとは思ってもみなかった。ちょっと考えれば分かりそうなことだが、そこまで多額な製作費は想像できない。
会社としては相当にリスク。アハハ、アハハのバラエティ番組がいかに多いかも納得できる話。
映画であればスケール感を意識し鑑賞することはあっても、テレビ番組の場合、どうしても軽んじてしまう。もっと高い視点でテレビも見なきゃいけない(ちょっと表現が誤ってるな・・・笑)。
円谷プロのHPをチェックしてみるとトップページに登場するのはウルトラマン。いつまでも看板。しかし、会社概要の役員の名前に円谷家の名前は一人もない。それが実態。
一昨日、ひっそりとウルトラマンランドも閉園された。そのリリースは余程探さないと出てこない。
少し寂しい気持ちになった。

「ルポ 貧困大国アメリカ」を読む

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書) ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)
(2008/01/22)
堤 未果

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発行されたのは今から5年前。今頃読んでるのか!とお叱りを受けそうだが、ようやく読んだ愚か者である。それも購入したのはブックオフの100円コーナー。卑しさ丸出し状態だが、こんな価値のある100円はないだろう。
1500円出してもガッカリする本がある一方で、こんな良書が100円で売られている。解釈はいろいろだと思うが、日本は平和ないい国なのだ。
それは本書を読んでも痛感すること。憲法や自衛権の問題が昨今賑やかになっており行く末が不安視される面もあるが、それは十分な生活ができているという裏返しかもしれない。
この当時と直近がどう違うかはわからない。しかし、本書が著された後にリーマンショックが起きていることを踏まえれば、あまり期待できないのが現実的。一般的には目にすることのない現実の過酷な世界が繰り広げられている。
やはり大切なのは仕組み。確立した仕組みや制度を作らなければ全てがバッドサイクルに陥ってしまう。そして傷つくのは末端の人々。戦争をしなくても戦争と状況は変わらない。
自由を求めることは相当の覚悟を強いる。一定の緊張感と一定の緩やかさの交差が一番シアワセなのだろうか・・・。
外国の幸福や国内の幸福を考える前に、自分たちの健全な生活を作っていくことでいっぱいいっぱい(汗)。でも、それを続けることが結果的にみんなシアワセになるとは思うんだけど・・・。
このシリーズは読まないといかんね・・・。今度はちゃんと買おう。
これもみんながシアワセになるための地道な方法だと思う。