名大社の決算は3月。本日でもって2014年度を終えることになる。
ほぼ予定通りの進捗で売上、利益とも確保ができたのは安堵するところ。
これも営業、内勤を含め一人ひとりが自分の役割を忠実にこなしてくれたおかげ。
改めて感謝したい。
今週に入り、一気に春めいてきて、外を歩いていても心地いいい。
昨日もウエスティンナゴヤキャッスルまで歩いたが、いい眺めだった。
決して昼から酔っ払っているわけではないですぞ(笑)。
明確な取り決めはないが、僕の中で一年の締めくくりは二つある。
ひとつは元旦から大晦日までの一年。
もうひとつがこの3月に年度末を迎える一年。
自分自身の目標は1年をスタートさせる元旦が基準。
会社としての取り組み姿勢(標語や方針)は年初だが、具体的な売上目標は新年度となる4月から。
ダブルスタンダードのような気もするが、これはこれで意味のあることだとも思う。
年初に立てる目標は常に更新することが要求される。
この目標ができた、できなかった等、定性的な面が多いのだが、前年の状況をみて目標を立て直す。
4月からの目標も前年比120%の売上げなど、
前年と比較しながら組み立てることもあるが、全ては一旦ゼロになる。
売上で言えばゼロから作っていくしかない。
特に我々のような業態はその傾向が強いので、前年の成功体験をそのまま持ち込めることもない。
僕自身が危機感に見舞われることが多い。
1月を迎える時はワクワクするが、4月を迎える時はドキドキする。
これからの一年、無事に過ごすことができるだろうか。持続的成長を維持できるだろうか。
小心者の僕は年度の初めはいつも不安に陥り、
時間が経つにつれ自信が回復し、そして勢いにも乗ってくる。
全然違うでしょ!と思われるかもしれないが、そんな気がする(苦笑)。
それをいい意味で和らがせてくれるのがこの春という季節。
桜に癒され、フレッシュな顔ぶれは元気をくれる。
明日からは2人の新人を迎える。
その新鮮さは会社にも僕にも活力を与えてくれる。
今期が良かったなんて、そんな満足感は今日一日でおしまい。
全てリセット。全員が新たな気持ちで臨んでいく。
2014年度お疲れ様でした。
来期もいい一年にしていきましょう。
昨日の新聞は大塚家具の経営権を巡る記事で賑わっていた。
結果は社長側に軍配が上がったわけだが、世間一般は結構冷ややかな目で一連の騒動を見ていたと思う。
醜い親子ゲンカくらいの感覚も多かったのではないだろうか。
僕も客観的に眺めていた一人ではあるが、
愛知県唯一のファミリービジネスアドバイザーとして(本当に?)、その記事を読んでいた。
詳細まで把握しているわけではないので、はっきりしたことは言えない。
誤解があるのかもしれない。
しかし、今回の一連の動きは明らかに議論の論点があちこちに錯綜していたとも感じる。
一般的にファミリービジネス(同族経営)は三位一体経営としてこんな感じで成り立っている。
この画像はちょっと前に社内での勉強会で僕が作成したもの。
自分で考えたわけじゃないけど・・・(苦笑)。
創業家、株主、経営者とが混じり合い構成されている。
本来、議論すべき場はそれぞれ異なるのが正しい姿。
経営は経営として話し合う、株主は株主の立場として話し合う。そうあるのが理想。
しかし、今回はお互いの戦略の違い、すなわち経営からスタートした問題が、
いつの間にか創業家(ファミリー)の問題に移り、そのうちに株主へと発展していく。
議論すべき論点が感情論が優先されることであちこちに流れていき収拾のつかない状態になってしまう。
泥沼になるのは仕方ない。
ドラマ「ハゲタカ」を彷彿させるプロキシーファイトもその構成を見れば、
ファミリーの力が大きく動き、公平性に欠けているようにも感じた。
他社の経営を語れるほど能力があるわけでもないし、
その実態はマスコミの情報しか知り得ないので無責任なことは言えない。
こうすべきというアイデアも持ち合わせていない。
だが、株主の方が苦言されたように「会社は一族のものではない」という言葉が全てを表している。
これでファミリービジネス(同族経営)のイメージが悪くなったのは確か。
表に出てこないだけで同様の問題を抱えてる企業も多いだろう。
一方で魅力的なファミリービジネスも多い。
会社の理念や文化を大切にし、その上で変革を行い、社員を大切にし健全な経営を行う。
そんな会社は僕の周りでも多い。
むしろ見習うべき点はファミリビジネスにある。
今回の一連の騒動でファミリービジネス全体に対するイメージが大きく落ちたのであれば、
それは残念で仕方ない。
そんなことを思う日曜の朝だった。
辛い映画である。最初から最後まで辛い。
しかし、ハッピーエンドで終わったともいえる。
最後の最後の表情に全てが救われたのだから・・・。
最後という言葉ばかりが並び、何の事だかさっぱりわからないが、
この映画の魅力は途中では理解できない。
ひたすら重く、観ていても辛い。
時折、ドアップで映し出されるシーンにどんな意味が込められているかは定かではないが、
人間の儚さが伝わってくる。
男女の描き方も含め、これが男性では撮ることのできない女性監督の感性なんだろうか。
本作は2014年キネマ旬報ベストテンの1位の映画。
僕は評論家の視点は持ち合わせていないので、
1位といえども欲望は掻き立てられないが、本作は読者選出でも1位。
すなわち2014年に公開された日本映画のトップの作品。
それに感化される僕はただのミーハーなのだが、映画を観たい欲望が抑えられくなった。
今回はこのキネマ旬報に拍手を送りたい。
ベストテンが掲載されている2月下旬号にはなんと映画鑑賞無料券が付いていたのだ。
僕はこの映画を伏見のミリオン座でタダで鑑賞。
何ともお得な思いをさせてもらった。
そんなせこいヤツが映画を語るのはちょっと失礼。
だから、あまり感想は言わないでおきたい。
観終わった後、感じたのがこの手の作品は昔、よく観たという記憶。
そうだ。今は無きATG映画だ。
ATG映画の代表作でもある「青春の殺人者」「サード」「遠雷」あたりにとても近い気がした。
どれも重かった。
だが、それが上手く時代を描いていた。本作と同じである。
主演の綾野剛さんは岐阜県関市の出身。僕の実家の隣町。
それだけで親しみが沸くが(迷惑な話・・・)、
彼の存在を知ったのは一昨年の大河ドラマ「八重の桜」の松平容保役。
ドラマの中での存在感が際立っていた。
この映画で主演男優賞も獲得している。
近い存在ではないが(笑)、少しだけ嬉しい。
いい演技をしているのは彼だけではない。
姉も弟も素晴らしい。元男闘呼組の社長もいい。
リアルさが滲み出ていた。
もう公開は終了したので映画館で観るのは難しいが、
一人深夜にDVDで鑑賞し、暗い気持ちになってもらいたい(笑)。
仕事で浜松に行ってきました。
「今期もあとわずか。オレもそれなりに頑張ったなあ~。
たまには自分にご褒美を上げてもいいよなあ~。」
と無理矢理、理由を探します。
そうです。
せっかく浜松に来たので、鰻を食べなければなりません。
「さあ、どうしようか~」と迷いながら歩いていると
高級そうなお店を見つけ「中ノ庄」に入りました。
「あれっ、お昼時なのに静かだな・・・」
ランチ時なのにそれほど混んでいません。
混んでいないというより空いています。
「まあ、のんびりできていいじゃないか・・・」と自分を納得させます。
「すいません、上うな重(4350円)ください。あっ、いや、やっぱり鰻相乗り御膳にします。」
小心者はどこに行っても変わらないようです。
自分自身にご褒美をと思いましたが、4000円を出す勇気はありません。
鰻相乗り御膳(2700円)
これでも大盤振る舞いです。普段の生活では考えれらません。
「いいんだ、いいんだ、年度末なんだ・・・」と改めて自分を納得させます。
うなぎ骨せんべい
瞬間的になくなります。
鰻相乗り御膳
「あっ、小さい・・・」思わず本音が出てしまいました。
「そうか、こうくるか。やっぱ単品勝負をしないといけないんだ・・・。」
うな重を注文しなかったことを少しだけ後悔します。
「櫃まぶしの変型判だな」と自分を納得させ食べ始めます。
定番のお茶漬けです。
もう少し鰻を食べたいと思うくらいがいいのでしょうか(笑)。
「はふ、はふ、うぉん、うぉん、オレはまるで人間火力発電所だ!」
の言葉は出ませんでした・・・。
デザートもつきます。
抹茶ソフト
こういったお店は彼女と来て、テーブルの下から手をつなぎ、
イチャイチャしながら食べるのがいいんだろうなあ~
とぼんやりと考えます。
そうすると2700円も惜しくないなあ~とあり得ないことを考えたりもします。
たまにはこんな機会もいいですね。
そして、改めて気づきました。
「やっぱりランチは700~800円が一番だな。」
どうやら小市民は抜けきらないようです。
円頓寺界隈が落ち着いて、僕には合っています。
これで本当に円頓寺シリーズに行けそうです(笑)
鰻は美味しかったです。
ごちそうさまでした。
先週からスタートした個人面談。
新人からベテランまで全員に対して実施している。
ベテランは面倒くさいので30分程度だが(笑)、基本は一人1時間。
普段、会社でボ~ッとしていることがほとんどなので、この時間は結構ハード。
かなりくたびれる。
こんな制度は以前からあったわけではなく、3年前にふと思いついて始めただけ。
いろんな経営者の方と情報共有しているうちに必要性を感じ、
今では年度末を迎える3月の恒例行事になってしまった。
先週まで一緒だったインターンシップ学生は
「社長とそんな時間を過ごせるなんて、とても嬉しいと思います。」
と信じられないような事を言っていたが、誰もそんなことは思っていないだろう(笑)。
単純に迷惑がっていると思うが、どうだろうか・・・。
今日、明日は名大社の哲学者と一緒に何故か山梨まで合宿に出掛けるので一旦休止。
水曜日から再開する。
社歴、経験、役割によって話す内容や求める期待値は異なるのだが、
その中味は濃密で時間通りに終わらないこともしばしば。
今期の数字をオープンにし、その貢献度や取り組みについて話し合う。
ついつい僕が話し過ぎる場面もあるが、基本は聞く側に回る。
本人の現状分析や今後の果たすべき役割を語ってもらうことが多い。
そこで感じるのが意識の変化である。
贔屓目に見ているかもしれないが、年々、その意識レベルは高くなっている。
彼ら彼女らが名大社の中でどう行動すべきかを自分の言葉で話している。
会社の中心は自分と捉え、主体的に会社を語るようになっているのだ。
レベルの差があるのは仕方ないが、僕はその話を聞きながら、
頼もしく感じると共に嬉しくも感じる。誇らしくもある。
確実に理想とする組織に向かっている。
かなり贔屓目にみているし、現実はそんなに甘くはないが、そう思うのだ。
これは1対1で話さないと意外と分からないのかもしれない。
となると個人面談は必要。
年度末で何かと行事が重なり、慌ただしい日々を過ごすことにはなるが、
この時間も大切にしていきたい。
個人面談はまだまだ続く・・・。
引き続きどうぞよろしく!
全て鵜呑みにはできないかもしれないが、
実体験を基に書かれているので説得力があるのは間違いない。
この東海地区は自動車関連の製造業や商社が多い。
必然的に中国での工場設立や合弁企業の立ち上げ、製品の輸出入がビジネスとして展開される。
僕も営業時代にはクライアントとの打合せや雑談の中で、
中国との取引関係について話を伺う機会は多かった。
異口同音言われていたのが、商売はやりにくい、中国人は扱いにくいということ。
僕自身はその経験が全くない門外漢なので、その言葉を信用するしかないのだが、
圧倒的にネガティブな表現が多かった。
よほど商売上手や交渉上手な方はプラスの発言もあったが、概ねそんな感じだった。
本書を読む限り、僕が今まで聞いてきたことと全く同じ。
そんな意味では本書での新鮮さはあまりなかったが、
具体的な例が著されている点では理解が深まった。
同じアジアだと思ってはいけないともよく言われることだし・・・。
先日、東京に出張に行った際も感じたが、観光で訪れている中国人は多い。
周りを気にすることなく大声で話している場面に遭遇する。
それは名古屋でもかなり感じたりすること。
それを完全否定するわけではないが、中国人気質の象徴とも言えるのかもしれない。
今後、外貨を稼ぐ意味では重要な顧客なんだろけど(笑)。
本書では「中国人ビジネスマンとの交渉術二十箇条」として、
よりよい交渉を行うための注意点や心構えが書かれている。
半分くらいは日本人を含め全てのビジネス相手を対象とするものだろうが、
半分はへ~と感心してしまう。
契約書文書の改ざんや付け足しが平気で行われるなんて、ちょっと怖い。
企業がビジネスとして当たり前に行うんだ・・・。
性善説が通用しないのが中国。
騙されるのが悪いと思うべき相手が中国。
外国との交渉事にはこれまでの価値観を捨てる必要があるのだろう。
今すぐ中国の企業と仕事をすることはないが、今後考えられなくはない。
そんな意味では参考になった。怖い国ですね(苦笑)。
今期もあと半月弱。無事に年度末が迎えることができそうだ。
これも一人ひとりが頑張ってくれたおかげ。
感謝の気持ちを込めて、昨日は普段お世話になっている
ウィスティンナゴヤキャッスルへ全員で出掛けた。
当たり前のようにこのホテルは利用させて頂いているが、最上階の「クラウン」は僕も初めてのこと。
そして、いつもは居酒屋ばかりのうちのメンバーで格式のあるレストランでの食事は初めてのこと。
最上階から眺める名古屋城は見応え十分。
普段、バカ騒ぎしかしないメンバーだが、たまには気分を変えて、
落ち着いた雰囲気の中、高尚な会話を心掛ける。
ピアノ演奏もあり、豪華で美味しい食事とワインを楽しむ。
そう、僕が求めていたのはこれなのだ(笑)。
大人の世界を堪能しようじゃないか。
贅沢なコース料理に自然と笑みがこぼれる。
しかし、そんな時間は束の間。すぐに化けの皮がはがれていくようだ。
段々いつもの調子。
あ~、キミたち何をやっているんだ・・・。
秋の旅行の幹事役であるニムラは大声でみんなの前で語る。
レストランに迷惑かけてるぞ。もっと落ち着いて語ろうじゃないか・・・と言ってもムダ。
みんなペースに巻き込まれてしまった(苦笑)。
九州か、沖縄かのディベートも始まった。
デザートビュッフェでは女子たちが結婚話で盛り上がる。
まあまあ、それもいいけど、自分の席につきなさい(笑)。
最後は全員で記念写真。
あれっ、本来写るはずの名古屋城は見えない・・・。
写真に納まりきらないヤツもいるぞ・・・。
ちょっと場違い感はあったかもしれない。
でも、たまにはそんな時も必要。
居酒屋で盛り上がるのもいいけど、贅沢な気分を味わうことがあってもいい。
一部のメンバーだけでなく、全体で一緒に楽しむのが大切。
これも全員の力で一年通して頑張ってきた証であるのだから。
その瞬間、瞬間が僕にとっては貴重であり、シアワセを感じるところ。
今回、セッティング頂いたキャッスルの根木さんには
「もう二度と来ないでくれ!名大社は場にそぐわない。」
と言われるかもしれないが、
ここはみんなの気持ちが昂っていたということでお許しいただきたい(笑)。
大変お世話になり、ありがとうございました。
ちょっと贅沢してみた夜。
これが継続できるよう、いい仕事をしていきましょう~。
お疲れさまでした!
「えっ、みそ?円頓寺シリーズじゃないの?」
と先週の食べ物ブログを読まれた方は思われるかもしれません。
「おい、こいつ、嘘つきじゃないか!」
と厳しい読者には非難されるかもしれません。
悩みに悩みました。
今まで培ってきた信頼をこのブログ1本で失くしてしまうのではないかと・・・。
しかし、やり残したことがあったのです。
中途半端な気持ちのまま味噌シリーズから円頓寺シリーズに移ることができなかったのです。
僕のブログの読者は半分が地元東海の方、全体の2割の方が東京、
残りの2割が国内の他の地区、1割が海外の方で構成されています。
あくまでも自分の思い込みで本当かどうかは分かりません。
半分の方が東海地区以外と仮定すると、
このまま味噌シリーズを終えてしまうのは読者への裏切り行為と考えてしまったのです。
「名古屋らしい味噌のお店を紹介してもらっても、あんな場所まで行けないじゃないか。」
と不満を募らせてしまうような気がしたのです。
ようやくご理解頂けたでしょうか?
そうなんです。
遠方の方でも利用していただけるような味噌のお店を紹介しなければなりません。
新幹線の名古屋駅のホームにある「グルめん」に行ってきました。
名古屋駅のホームと言えばきしめんの「住よし」が有名です。
こちらばかり注目されて反対側に店を構える「グルめん」は日の目を見ないような・・・。
そんなことはないのです。
このお店も名古屋を代表する立派なお店です。
「名古屋に出張に来た。」とか、
「大阪まで行くんだけど、途中下車したぞ!」という方にはとても便利です。
この味噌シリーズをご理解頂けたでしょうか?
外の自販機でチケットを購入するため、「すいません、みそきしめんをください。」とは言いません。
チケットを「はい、お願いします」と渡すだけです。
瞬く間に作業され、僕の目の前に差し出されました。
みそきしめん(620円)
「お~、これで東京の読者を安心させられるなあ~、顧客離れを防げるなあ~」
なんて、訳の分からないことを呟いてみます。
割り箸を割り、食べようとした瞬間、
「紙エプロン使いますか?」とお店のおばさんが声を掛けてくれます。
「お~、なんて素晴らしいサービスなんだ。駅のホームも顧客第一主義だな。」
なんて、思わず呟いてしまいました。
早速、紙エプロンをして食べ始めます。
もちろん立ち食いです。
僕以外、誰も紙エプロンはしていません。
どうやらみそきしめん限定のサービスのようです。
混み合う店内で紙エプロンをして食べている姿はどうみても間抜けです。
ちょっと恥ずかしいです。でも、気にせず食べ続けます。
半分以上、食べたところで丼を見てみると、不思議な文字が・・・。
「あれっ、ここって住よし?」
段々、訳が分からなくなってきました。
しかし、そんなことはどうでもいいのです。
僕自身の満足度が上昇していきます。
「よし、これで安心して、味噌シリーズを終えられるぞ。
東京や海外の読者も間違いなく喜んでくれるぞ。」
と大きく頷きます。
「海外の読者は名古屋駅を通るかな?」
ふと、不安がよぎりましたが、小さなことは気にしません。
これで味噌シリーズは本当に終了です。
ごちそうさまでした。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の視聴率が低調らしい。
詳しいことはあまり興味がないが、主役の井上真央さんが謝ったとか、責任を感じているという。
回を追うごとに評判が落ちているようだが、僕は全然そんなことは思わない。
毎回、興奮しながらドラマを楽しんでいる。
かなり面白いじゃないか。
今年に入って見ているドラマは「花燃ゆ」だけなので、
もっと面白いドラマが沢山あるのかもしれないが、僕はこれで十分。
昨日の内容もとても良かった。
主役の文と久坂玄瑞の恋愛らしきシーンは正直どうでもいいが(笑)、
明治に向かう若者たちの行動については勇気づけられる。
僕の周りにはそんな人が多いような気がする。
決して評判は悪くなく、むしろ好評だと思うんだけど・・・。
みなさん、どうなんでしょう?
でも、それは僕が無知だから面白く感じるのかもしれない。
恥ずかしい話だが、小田村伊之助なんてこのドラマを見るまで知らなかった。
もしかしたら何かの本で触れたことがあるかもしれないが、完全に素通りしていた。
一般的にあまり名が知れていない人物でも歴史上では欠くことのできない活躍をしている。
そんな意味では歴史を学ぶいい勉強にもなっているし。
昨日の熱弁を奮うシーンもよかった。
きっとこれで大沢たかお氏の好感度は更にアップするだろう。
40代男子がモテるのはいいこと。
その影響はこちらまで来てくれるととても嬉しい(笑)。それはどうでもいいか・・・。
素晴らしいセリフも多い。
前々回だったかな?これも胸に響いた。
「志は誰も与えてはくれません。
君自身が見つけ、掲げるしかありません。
君は何を志しますか?」
自分に問われているような気もした。
そんな事を感じることができるドラマ。
これからも楽しみにしていきたい。
映画館で観なかったら、寝てしまったかもしれない。
作品がつまらないと言っているわけではない。
グッとくる佳作であるのは間違いない。
だが、自宅でDVDをレンタルして観ると寝てしまいそうな感じなのだ。
チャン・イーモウ監督の作品はそれほど観ているわけではない。
評判の高かった「初恋のきた道」と「HERO」くらいしか観ていない。
失礼なことに自宅でウトウトしながら観ていた。
その評判を素直に感じることができなかった。
それは僕の観る姿勢に依るところがあると思う。
この2つの作品も映画館で観ていたら、評価は全く違うものになっていただろう。
それが本作にも言えるのではないだろうか。
派手なアクションやスケールのデカい映像が繰り広げられるわけではない。
大スクリーンの迫力を感じるような映画ではない。
映画は淡々としか進まず、想像を絶する展開はない。
DVDで観ても十分楽しめると思う。
しかし、この映画の魅力を本当に感じようと思うのであれば、映画館で観るべきだ。
ここまで書いて、何の映画がさっぱりわかりませんね(笑)。
それでいい。
どんな映画かは検索すれば、いくら調べられる。評価の高いレビューも多い。
僕がカッコつけていうのならば、大人のラブストーリー。
(全然カッコよくもないか・・・)
好きとか嫌いとか、チューとかは一切ないラブストーリー。
チャラチャラした恋愛映画が観たいのであれば、観ない方がいい。
高校生のうちの娘には合わないだろう(笑)。
観客も50代以上の方が多いように感じた。
理想とする夫婦像を見たいのであればお勧めしたい。
結構、辛くもあるけど・・・。
娘役のチャン・ホエウェンさんもいい。
凛とした佇まいが日本の若い女優さんにはない魅力として感じられる。
ずっと誰かに似ているなと思いながら観ていたが、誰かは思い出せないまま。
う~ん、残念。
たまには中国映画も観なければならない。
ステレオタイプにならないためにも・・・。