これからも前向きに 名大社会長ブログ

2017年12月の記事一覧:

徐々に意識は変わっていくのか

今日から2泊3日で東京出張。
仕事なのかそうでないのかよく分からないが基本的には仕事の3日間。
ちなみに今日は新CMの撮影が行われる。
一体、どんな展開になるのだろう(笑)。
余裕があれば明日のブログでも紹介したい。

昨日で個人面談も終了し、ひと段落。
僕の年内の仕事は終えたと思いたいが、それは許してもらえなさそう。
ギリギリまで働かないとね。

そんな今週は2度も学生の前で話す機会をもらった。
毎年の恒例行事と言っていいが、同じ週に重なったのは初めてじゃないかな。

月曜日は三重県にある大学の1年生を対象に「キャリア基礎」の授業。

「雇用と求人情勢」という固いタイトルで仕事の適性や
求められる人物像について90分ほど講義を行う。
できるだけ柔らかい内容にしているつもりだが、手応えはいま一つ。
関心を引き寄せる巧みさがないのだろうが、
まだ1年生にとっては先の話過ぎてピンとこないのだろう。

自分事と思えていない分、のめり込み度は高いとはいえない。
もっと工夫をした方がいいのか、大学の授業はこんな感じと開き直った方がいいのか。
実際、僕も大学時代はほとんど聞いてなかったような気もするし・・・(苦笑)。

昨日は名古屋市郊外の大学で3年生を中心にしたキャリアガイダンス。

「地元中小企業の魅力と探し方」をテーマに講演。
かれこれ10年位同じようなテーマでずっと話をさせてもらっている。
よく飽きずに依頼を頂けるものだ(笑)。
感謝ですね。

こちらは現実感があるのか参加学生は前のめりで話を聞いてくれる。
熱心にメモを取る学生も多い。
そんな雰囲気に包まれると話す側の熱も入ってしまう。
置かれる立場で話を聞く姿勢は随分変わる。

徐々に意識が高まり、自分事として捉えていくわけだ。
どのタイミングで意識するのがいいのかは人それぞれ。
正解はないと思う。

世の中を知る意味で早い段階から将来に向けて考える機会を与えることはいいと思うが、
すべて就職に結びつける必要はない。
あくまでも自分に向かうキッカケ。
同じ週に学年の異なる学生に話をさせてもらうと僕自身が学生の実態を把握することができる。
それだけでも価値があるのかも・・・。

今年は例年にもましていろんなところで話す機会を頂いた。
慣れというのは怖いもので講演によってはぶっつけ本番。
ほとんど準備もせず現場に向かうものもあった。
手を抜いているのではなく、頭の整理ができいている状態だと思って頂きたい(笑)。
プロ講師でもないのにそんな機会を頂けるのはありがたいこと。
年内はあと1本の講演を残すのみ。

僕の講演への意識も少しは変わったのかな。
いい効果が表れたならいいんだけどね。

俺の時短

今月の日経トップリーダーの特集は「俺の時短~時間を制する社長は経営を制する~」。

ライザップを始め数社の社長の時短術を紹介している。
紹介されるくらいだから、その時間の使い方は効率的また有効的。
優先順位を明確にし、捨てるべきは捨て、一切時間を掛けないことも多い。

HISの澤田社長はメールチェックもしないという。
それは本人の分身となるような秘書がいるからできることであり、
一般的な社長であればそれは無理。
appleウオッチをしてメールが来るたびにおたおたする自分の姿を見られたら、
きっと笑い者にされるだろう(笑)。

ライザップの瀬戸社長はあえて社長の机も椅子も持たない。
空いている場所に座り、もしくは常に社内を移動し、いろんな社員とコミュニケーションを図る。
そういえば、僕も昨年のオフィス移転時は自分の場所をなくし、空いた場所に座ることしていた。
ところが、いつの間にか社員増え、空いた場所すらなくなってしまった。
今やオフィスの端っこでポツポツと仕事をしている。
やっぱり社員とのコミュニケーションが減ってしまった。

それは反省。
それだけが理由ではないが、今月末にオフィスを一部改装することにした。
今のままだと僕の居場所もないが、来年入社する新人の席もない。
一年で移転するわけにもいかない。
あれこれ工夫をして席を増やすことにした。

まあ、そんなことはよしとして、仕事のできる社長は限られた時間と格闘している。
そして、自分の時間を確保し、未来を創造している。
それはとても重要なこと。

社長の大きな仕事は会社の未来設計。
そのためのじっくりと考える時間は確保せねばならない。
僕のように「あ~、忙しい、忙しい~」と大した中身もないのに
無駄に動き回っているのは実に勿体ない。

こんな表現をするとボンクラ社長に象徴になってしまうので少しは否定はするが、
完全否定はできない(苦笑)。
朝5時過ぎに起きてるなんて何の自慢にもならない。
起きてるだけでは何の意味もない。

驚いたことにできる社長は夜の時間の使い方も上手い。
僕も負けず劣らず夜のお付き合いは多いのだが、終わってからに大きな差がある。
僕は帰宅すればバタンキューだが、ここに登場する社長は違う。
この時間から筋トレしたり読書に費やしている。
その積み重ねが気づいた時には大きな差になっているのだろう。
トホホ・・・。

特集の最後には「四つの時間泥棒を退治せよ」として、それぞれの対策が書かれている。
そのひとつに、「休日は自宅でゴロ寝が正解」と項目がある。
貧乏性の僕はどうしてもそれができない。
自宅でゆっくり過ごすことで疲れをいやし、仕事の生産性を高めることを目的にしているが、
どうしてもゴロ寝は自分が許さない。
きっと墜ちていくようで怖いのだろう。
しかし、それが明日への活力になるのであれば、やってみる必要もあるのかも。
そう若くもないし、以前よりは体力は落ちているのだから・・・。

それが全てではないが、時間に対する意識は常に持つことが必要。
そろそろ秘書でも雇おうかな。

な~んて、ウソです・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その40

食べ物ブログの読者からこんなコメントを頂きました。
「なんだか迷走気味ですね。スランプですか?」
熱烈なファンはこのブログの良し悪しを見抜くようです。
確かに先週は自分が納得する作品ではありませんでした。

いや、先週に限らずここ最近はあまり納得いく作品を手掛けていません。
本当にスランプに陥ってしまったのかもしれません。
写真のせいにした時もありましたが、単なる言い訳でしょう。

そんなことを考えながら、住吉町方面に歩きます。
ふと見上げると名古屋では有名なお店の前です。

ここは原点に返らなければなりません。
迷うことなく「ヨコイ 住吉本店」さんに入りました。
店内にはサイン色紙が飾られています。

「どうだ!」と言わんばかりに人気店であることを表現しています。

東京に出張した際、出会ったオネエチャンとの会話が思い出されます。
「あんかけスパゲティって、知っとる?」
「え~っ、知らない。何それ?」
「名古屋の名物だで、今度、食べてみやあ~。」
「え~、食べた~い。連れてって~。」
名古屋人なら必ずと言っていいほど、そんな会話をするはずです。

そうです。
原点に返るのです。

「ご注文はどうしましょうか?」
「え~っと、そうですね。サンジェルマンでお願いします。」
しばらくしてサンジェルマンを注文したことを後悔します。
「やっぱり、オレはスランプなのか・・・」

ここはミラカンかバイキングにすべきでした。
あんかけスパ日本代表的な面もありますし、写真映えも違います。
インスタ名人はそんな選択はしません。
「しまった・・・。人気食べ物ブロガーとして、失格じゃないか。」
今さら、変更するわけにはいきません。

ポテトサラダを眺めながら、動揺を隠せない状態が続きます。
「お待たせしました。サンジェルマンです。」

サンジェルマン 850円

いろんな角度を試しましたが、ベストアングルが分かりません。
「この写真で美味しさや雰囲気が伝わるだろうか・・・」
スパゲティにオムレツが乗ってるだけと思われているかもしれません。

しかし、ただのオムレツ、いや卵焼きではありません。
小エビ・グリンピース・オニオン・ピーマン・マッシュルームが
シンクロし絶妙は味わいを出しているのです。
それにあんかけを絡ませると絶品になるのです。
ビールも飲みたくもなるのです。

「いいんだ、いいんだ、まずは自分が満足することが大事なんだ。
今日はサンジェルマンの気分なんだ。」
自分に言い聞かせます。

ごちそうさまでした。
しばらくスランプは続くかもしれません。

今年も楽しく!安城シティマラソン

昨日は安城シティマラソン。

先月のいびがわマラソンを欠場したので、今年度初めてのマラソン大会。
安城に大学時代の友人が住んでいることもあり、
3年連続、いや4年(?)連続の参加。

今年も大学時代の仲間との参加。

この大会は変な緊張感がなく、和気あいあいとした雰囲気がいい。

そして、10kmがメインなので、気持ちが楽。
ハーフやフルであれば相当気合を入れて臨まなければならないが、何とかなる気分。
昨晩も軽くアルコールを注入しての参加。
それでも真剣に走り、来月以降の大会のための前哨戦。

自分自身の目標としては昨年のタイムを切ること。
理想は50分切りだが、現在の実力はそんな力はない。
昨年のタイムは51分8秒。

それほどしんどさは感じなかったが、
練習不足や実力不足があったのだろう。

結果としてはネットで51分56秒。
初めてアップルウォッチをはめて大会に出場。
ちょっと気分も新鮮。
距離が明確になるのがいいですね。

グロスでは53分41秒。
昨年より2分以上遅い。

意外と昨年は速かった・・・(笑)。
段々歳を取ってるせいもあるとは思うが、日々の努力が重要なんですね(苦笑)。
それでも仲間が全員、無事完走ができ楽しく大会を終えることができた。

大切なのはその後の活動。
まずは近くのスーパー銭湯でひと風呂浴びる。
そして、恒例の焼肉。

昼12時から営業する地元の焼肉屋さんで忘年会を兼ねた打ち上げを行う。
この場ではマラソンの話はほとんどしない。
過去は振り返らないのだ(笑)。
というよりも、マラソンはあくまでも手段。
飲むための材料でしかない。
まあ、マラソンをネタにみんなで集まって飲むのがいい。

日曜の昼から楽しく飲めるのは10km走ったという努力があるから。
すっかりいい気持ちに酔い自宅に帰宅。
その後の家族のシーンとした冷ややかな光景は想像にお任せしたい。

これからのマラソンシーズン。
この大会をいい機会として鍛えていきたい。

映画「SCOOP!」

昨年の公開時に見逃した作品。
友人映画評論家のヤブさんは高評価をしていた。
最近、Amazonプライムにアップされたので、早々に鑑賞。
またもやAmazonプライム地獄に堕ちていった(笑)。

そして、この映画の登場人物もことごとく堕ちていく。
まあ、それがたまらなくいいのだろう。

どこからみても福山雅治はカッコいい。
脱いだ姿も引き締まっていてなかなかいい。
主演作も多いが、本作がハマリ役ではないか。
弁護士も固い父親も龍馬もいいが、こんなスケベでだらしなく、
それでも真の通った役柄が彼には合うのではないか。
役作りはほどほどで自然体で臨んでいるように思えた。

他の役者も素晴らしい。
少し前に「私の男」を観たが、
(これはブログには書かない・・・笑)
二階堂ふみの恐ろしいくらいの演技に驚いた。
その時のインパクトはないにせよ、この作品でも映画を引っ張る。
将来、どんな大女優になるのだろうか。

そして、リリーフランキー。
その壊れた存在感は半端ない。
この才能はなんだ。
なにかつけて天才だ。
先週観た「探偵はBARにいる 3」も良かった。

吉田羊さんも相変わらずステキ。
ここだけ“さん”付け(笑)。
こんな強い女性に絡まれてみたい・・・。

と出演者の評価ばかりしているが、肝心の作品はどうか。
野次馬的に楽しめるし、楽しむべき映画。
やっている行為は結構酷い。
仕事とはいえ、恨まれることは多い。
それをプロの仕事として行う。

それはそれでプロ根性を見せてくれる。
だから、酷いシーンでも好感をもって受け入れることができる。
そうじゃないと懸命に打ち込む彼らは浮かばれない。
そこまで難しく考えなくても単純に楽しめばいい。
実際あんなふうにスクープは撮られるのだろう。

面白いナンパな作品であったが、最後に一つ。
あのラブシーンは必要なのかな・・・。
サービスシーンかもしれないが、個人的にはなくてもよかった。

岐阜行脚も無事に終了しました!

今年、岐阜県からの依頼で開催した「採用ノウハウ伝授セミナー」。
昨日の各務原市の開催でひと段落。
無事に終えることができた。

岐阜県が5月に県内企業の雇用をサポートする「ジンサポぎふ!」を開設。
その一環で、僕が講演したセミナーを皮切りに県内のあちこちを回りセミナーを実施。

この時に結成されたのがテツ&チカのコンビ。
二人で岐阜市→高山市→大垣市→多治見市→各務原市を行脚。
中小企業の人事担当者を対象に講演、ワークを行ってきたのだ。

メインはチカことニシダ。
講演とワークショップを行う。
僕はツッコミを入れる形で今の採用状況を語り、ニシダをサポートする。
あとは僕が中小企業の社長役でいい面接と悪い面接を行う。
その違いを説明し、企業への志望度を上げるためにいかに面接が大事かを語る。

意外と志望度を左右する面接の影響力を分かっていないケースが多い。
特に中小企業のトップはその傾向が強い。
(そうじゃない社長の皆さん、すみません・・・)

最初の頃、悪い面接は上から目線の本当にダメな面接官だったが、
さすがにこの環境下でそれはないと思い、一見、普通の面接を悪い面接とした。
大袈裟かもしれないが、今や普通の面接が悪い面接になってしまうこともあり得る。
相手を選ぶ面接はいい面接とはいえないだろう。

首都圏の先端企業であれば当たり前のことが地方ではそうではない。
僕らが行っていることは首都圏では大きくウケることはない。
その反対に最先端の採用手法はローカルな現場ではウケるのが難しい。
ナマの声を聞く限りそんなことを感じる。

その距離感を掴むのも我々にとっては重要な仕事。
同じ岐阜県でも岐阜市と高山市ではかなりの温度差があるもの実感。
6か月間の行脚の中で普段の業務とは異なる実態を学ぶことができた。

そして、最後のセミナーが昨日。
「私はこの近くの芥見で生まれ育ちました!」
と自己紹介するだけで、会場が沸いたりした。
また、僕の担当していたクライアントの担当者や弟の勤めるグループ会社の方も出席されていた。
世間は狭いもんですね(笑)。

少しでも出身地の役に立てたならこんなに喜ばしいことはない。
このような機会を頂き、改めて感謝!
これからも地元を盛り上げる場を作っていこう。

ありがとうございました。

今年の個人面談は長いのだ

毎年、この時期に全社員に個人面談を実施している。
一人当たり30分程度の面談だが、
今年の振り返りと12月の賞与について話し合う場。
最近は通常業務は現場に任せっきりな面もあり、
僕にとっては貴重な時間でもある。

徐々に社員も増えてきたことにより、就任当時に比べれば時間調整も難しい。
本来であれば1週間で全員を終えられればいいのだが、そんな簡単には進まない。
一人30分とはいえ、一日実施できるのはせいぜい5名。
それ以上は体力的にも精神的にもキツイ。

個人面談のスケジュールを組む前に予定が入っていることもあり、
全員を行うには3週間近く掛かってしまう。
そのせいで賞与支給日が遅くなってしまった(笑)。
ケチっているとか、資金繰りが厳しいわけではないですぞ・・・。

新人からスタートし社歴の長い社員へ面談は移っていく。
まだ、半分にも満たないが、それはそれで僕は多くを吸収できる。
特に新人に近づけば近づくほど接する時間は短い。
もっと時間を共有すべきだと思うが、直属の上司のことを考えれば、
口を出すのもほどほどがいい。

そんなメンバーを普段は傍から見ているわけだが、
感じていることを伝えるだけでも意味がある。
それが僕の役割。
新人は毎日が精いっぱいで時間的な余裕はないが、
2年目、3年目となると状況は変わる。
1年目は大変で辛いばかりの仕事が
2年目となると視野も広がり仕事の面白さも湧いてくる。
異口同音だが「仕事が楽しいです。」
と個人面談で言われるとその成長を感じてしまう。

それは環境的な甘さなのかもしれない。
昔に比べれば厳しさは減っていると思うし・・・。
しかし、決して楽な仕事ではない。
辛い面の方が多いはず。
その中でそんな発言は僕にとってはとても嬉しいこと。

また、10月に中途入社したヤスダがこんなことを言っていた。
「みんながみんな、僕に気を掛けてくれます。
以前の職場は他人の仕事に無関心だったので驚きました。ありがたいです。」
いい意味でのおせっかい。
全員で何かをやるという文化が根付いてきた証だろう。

今年からは人事評価制度の導入で賞与の在り方も変わった。
それが一番気になるはず。
だが、僕としてはそんな会話をしてる方が楽しい。
賞与の話は適当にするだけ。
それじゃあ、いかんか・・・(笑)。

そんな個人面談はしばらく続く。
これからのメンバーは楽しみにしといてね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その39

サンキュー、サンキュー。
伏見シリーズも39回目を迎えました。
くだらない書き出しですが、一度しかないのでお許しください。

伏見で食事をする場合、その多くは広小路通りの南側、いわゆる栄2丁目となります。
大通りを渡るのが面倒というのが大きな理由。
わずかな昼休憩を有意義に過ごすには移動時間や信号の待ち時間も無駄にはできません。
しかし、それでは行動範囲も限定され、人気食べ物ブロガーとしての視野が狭くなり、
強いてはファンの数を減らすことに繋がります。
時間を惜しんででも行動範囲を広げなければなりません。

この日向かったのは錦2丁目。
広小路通りも錦通りも抜け、長者町方面に出向きました。
名大社女子を引き連れてのランチです。
肉食系の多い名大社女子。
魚や野菜は見向きもしません。
ハンバーグが有名な「Bachof’s kitchen 」さんに入りました。

一体、なんと読むのでしょう。
「バチョフズ キッチン」と読むらしいです。
50歳過ぎのオジサンは一度で覚えられそうにありません。

お店に入ると赤ちゃんを抱いた若いお母さんが迎えてくれます。
こんな働き方は好感が持てます。
そして、入口に一番近い席に案内されました。

多分、居抜きを改装したと思われる店内。
以前は何だったのか全く想像できません。
繊維のお店?と安易な発想しかでませんでした。

いくつかのハンバーグのメニューが並びますが、
ここは一番人気を注文するしかありません。
「すいません、焦がしバーグをお願いします。
目玉焼きとチーズをトッピングしてください。」

ここは女子を連れているので、見栄を張ります。

焦がしバーグ 950円+目玉焼き、チーズ各100円

これだとどんなハンバーグかは分かりません。
あえて写真撮影用に真ん中で割ってみました。

ジュワ―ッと肉汁が出てきます。
人気ハンバーグ店であることが、その肉汁だけでも容易に想像できます。

僕は会社のメンバーとは仕事の話しかしません。
人気食べ物ブロガーの存在は内緒にしているので、
どこのお店が美味しいとかお値打ちだとか、そんな話は一切しないのです。
真面目に仕事の話をしながら食べている時にもどんどんお客さんは入ってきます。
満席状態で僕の後ろで何名ものお客さんが並んでいます。

食べている姿と話している内容を見られている気がしてなりません。
「いかん、いかん、迂闊な話をすると正体がバレてしまうじゃないか。」
と思い、急にどうでもいい話を始めます。
「最近のサザエさんってどうよ?」
「えっ、テツさん、何のことですか?」
会話が噛み合いません。
人に見られるのは少しばかり緊張しますね・・・。

ハンバーグは美味しく頂きましたが、長居はせず早々に失礼しました。
どこの席に座るって、重要ですよね。
人気食べ物ブロガーとして新しい発見でした。

美味しさが伝われば十分なブログです。
内容の良し悪しは気にしないでください(笑)。
ごちそうさまでした。

風を起こした!祝・J1昇格


(BS NHK中継より)

村井チェアマンは豊田スタジアムで待機していてくれたわけですね。
随分とご無沙汰しています。
(といっても、一度しかお会いしたことはありませんが・・・笑)
一昨日の川崎の優勝ではお見かけしなかったので・・・。

と、まあ、そりゃあ、当たり前の話。
磐田スタジアムで待機されていたのでしょう。
そんな意味ではどんな結果であろうと豊田スタジアムで完結されるので、昨日はよかった。

それがブログで言いたいわけではない。
本当に良かった。
名古屋グランパスエイトが一年でJ1に復帰してくれて・・・。

J1で優勝した川崎の中村憲剛のインタビューも感動したが、
個人的には田口のインタビューはそれ以上に感動。
昇格に貢献した風間監督やキャプテン佐藤のコメントも良かったが、
田口の言葉は更に僕には響いた。

J2降格で多くの選手が移籍する中、中心メンバーとして残留。
そのプレッシャーも半端なかったと思うし、チームに賭ける想いも人一倍あっただろう。
インタビューの涙がそれを証明していた。

僕はグランパスファンとはいえ、一年、どんな時も応援していたわけではない。
知らない選手もいるし、リーグ中盤の低迷した時期は適当に観ていた。
それでも徐々に風間サッカーが浸透し、シャビエルがチームを盛り返し
上昇ムードが出てきた時から都合よく声を大きくし応援した。
FC岐阜との試合も観戦した。

本来であればプレーオフではなく1位か2位で昇格するのが正しい姿だが、
こうしてギリギリの環境に追い込まれるのも悪くはない。
スタジアムは一体感で包まれていた。
できれば勝利して昇格して欲しかったが、どんな形でも昇格できたのは嬉しい。

その瞬間、息子とTVを見ながらガッツポーズをしてしまった。
攻撃サッカーを捨てたカッコ悪い戦い方でも構わない。
とにかく上に上がらなければ先はない。
きっと今年昇格できなかったら、しばらくはJ2のままだろう。

とにかく風を起こした。
プレーオフ優勝、J1昇格、おめでとう。
来年はもっといい年にしよう。

映画「探偵はBARにいる 3」

このシリーズはつい観てしまう。
いや、表現が正しくない。
つい観たくなってしまう。
そんな作品。

ちなみに一作目のブログはこちら
二作目のブログはこちら

しかし、前作からほぼ4年も経過。
随分と時間は経ったが、そんな感じは一切しない。
何より主役の2人が全く変わらない。
歳を取らない。
人間的な軽さ、重さも変わることがない。

舞台となる北海道も同様。
歓楽街としての華やかさと寒々しい街の風景がマッチしている。
主役の探偵大泉洋さんは相変わらず軽薄で単純、それでいて情に脆く人間的だ。
本作は和製ハードボイルドだと思っているが、ありがちなクールさは見られない。
いとも簡単に物騒な事件に巻き込まれ、それを嘆き騒ぐ。

今さらながら、主役の名前を調べてみたら「探偵」としか書かれていない。
そういえば映画の中でも名前で呼ばれることはない。
初めて知った・・・。
そのあたりの演出はハードボイルドだ(笑)。

毎回、ゲスト(?)として美しい女優が登場し、探偵を翻弄する。
今回は北川景子さん。
悲しい過去を背負い儚げに美しく生き抜いている。
探偵はその美しさに翻弄されたわけではないが、
結果的に大差なく、後悔する行動をとってしまう。
羨ましいけど(笑)。

ストーリーの展開は読むことができる。
裏切られることはない。
その分、どんどん感情移入していく。
観る者も巻き込まれていくわけだ。
それがこの作品の素晴らしさといえるだろう。

そして、このシリーズの主役は大泉洋しか考えられない。
北海道という舞台がそうイメージさせるが、彼のキャラクターが映画を引っ張っている。
大笑いできるのも、しんみりするのも、手に汗握るのも彼のおかげ。
これだけ人を笑わせる二枚目はいない。
日本を代表するマルチプレイヤーではなかろうか・・・。

脇を固める役者もステキだ。
相棒の松田龍平はもちろんのこと、田口トモロヲ、マギー、
安藤玉恵あたりのキャラクターが映画をより魅力的にさせる。

数年で1本でいい。
ずっとシリーズで続けて欲しい。
寅さんのようにはいかないだろうが、
大泉洋扮する探偵がどこまでムチャができるのか、
どの段階でコンビを解消するのか、
そして、探偵業を廃業するのかを観てみたい。

この先も期待したい映画である。