これからも前向きに 名大社会長ブログ

2018年01月の記事一覧:

慌ただしいくらいがいいのさ

名大社では昨日までの3日間、「転職フェア」を開催。
天候の不安もあったが好天に恵まれ、無事に終了。
多くの方に来場頂き、満足のいくイベントといえるだろう。
クライアントを始め、ご来場頂いた方にも感謝申し上げます。
また、連続出勤となったスタッフにも改めて感謝。
今週は順番に休みを取り、身体を労わって欲しい。

僕も休みをもらいたいところだが、
少しずつ予定が入ってしまったので、休めそうもない。
まあ、大して役に立ったわけでもないし、
ずっとイベント会場にいたわけでもないので、
それほど疲れがあるわけでもない。
もっと働けということですね(笑)。

では、この忙しいイベント日に何をやっていたのか。
12日(金)は「ふるさと就職応援ネットワーク」のイベント振り返り&幹事会&例会。
イベント会場には行かず、朝からずっと東京で缶詰状態。
今後の方向性を議論したり、各社の年頭挨拶を共有したりとかなりマジメな時間。
同時に別会場で若手社員の研修も行っていたので、夕方からは全体で懇親会。

ディスコさんのスタジオを借りての開催。
加盟会社の若手も参加し、総勢60名ほど。
名大社はイベントが重なっていたので、誰も参加できず。
他社との交流も大切なので、次回は参加させ学ばせたい。
僕は無責任に飲んでいただけだった(笑)。

13日(土)は開始前と終了前にイベント会場へ。
日中は社内で打ち合わせを含めデスクワーク。

詳細は改めて紹介するが、今年の秋から大学の授業を受け持つことになった。
これまでは授業といっても90分の講座を受け持つ程度だったが、
今回は3カ月間みっちり。
なんと大学の先生・・・。

そのシラバスの提出期限が今日なので、あーだこーだと何をやるか話し合い。
学校の先生なんて一番遠い存在と思っていたので、
まさか自分がそんな存在になるとは・・・。

そして、昨日14日(日)は岡崎で「転職フェア」。
名大社として初めての開催。
初物はやたらと緊張する。
どれだけの来場があるのか、予約数はあるものの蓋を開けてみないと何とも言えない状態。
特に地方開催は動員が会場で左右されるので不安がつきまとう。

結果、杞憂に終わってよかった。
予想を上回る方に来場頂けた。

ここでも僕は会場に顔を出しただけで何をしたわけでもない。
みんなが懸命に動き回っている姿を満足気に見ていただけ。
それでいいんだ。
と自分に言い聞かす(笑)。

そんな感じでこの週末を終えたわけだが、
今日から通常通りの一週間が始まる。
多分、週末はフラフラになりそうな予感。
それでも充実した毎日が送れるのはありがたい。
慌ただしいくらいがちょうどいい。

今週も張り切っていきましょう。

映画「勝手にふるえてろ」

この年齢になると恋愛映画には興味がなくなる。
若い頃はそんな映画を観ながら胸をときめかせていたが、
自分自身が大人になり汚れてきたことでそんな感性も失ってしまった。
もうどんな恋愛映画を観てもと心を揺さぶられることはない。
そんなふうに思っていた。

しかし、である。
まだまだ僕の恋愛に関する感性は錆びついてはいなかった。

主役である松岡茉優さんに惚れてしまったわけではないが、
(実際、この主人公に惚れる客はいないだろう・・・笑)
彼女の魅力には打ちのめされた。

ある意味、松岡茉優100%の映画。
少し前まで名前すら知らなかった女優さんだが、
彼女の存在が僕の中でググッと大きくなってきた。
いやあ、凄くいい。
とてもキュートな女優。
あの愛くるしい笑顔に翻弄される輩はきっと多いはず。

何よりとても達者な女優さん。
あれだけ表情を変え、早口で小難しいセリフを言いまくり、嫌な女へと豹変する。
その演技が素晴らしい。
そして、頭の回転が速い女優なんだろうとイメージさせる。
これだけ妄想の世界を演じ切る想像力は監督の演出を超えているのではないだろうか。
と、なんだかベタ褒め状態。
そんな意味では久々に胸がときめいた女優さんだ。

当然のように原作は読んでいないし、ストーリーもほとんど知らずに観た映画なので、
想像と全く異なる世界に最初は戸惑った。
下手したら途中で席を立ってしまうかもしれないと思わせるような導入だった。
それが徐々に引き込まれ、気づいた時には主役ヨシカの一挙手一投足が気になって仕方なくなり、
その揺れ動く感情に気持ちを持っていかれてしまった。

決して可愛い正統派なヒロインの描き方ではない。
偏屈でわがまま。
ピュアなラブストーリーとは程遠いが、結果的にほのぼのとする恋愛映画。
50歳過ぎのオヤジでも十分楽しめる。
新しいタイプのアイドル映画といってもいいのかもしれない。

たまにはこんな映画も観て、感性が鈍るのを食い止めるべきですね。
松岡茉優、注目です。

もう注目してる?
ちと遅いか・・・(笑)。

琥珀の夢

サントリーを表現する言葉としてよく知られているのが「やってみなはれ」。
本書の中にも何度となく出てくる。
その言葉自体は、単純明快で分かりやすく感動めいたものがあるわけではない。

ところが下巻の最終章あたりで鳥井信治郎が息子・佐治敬三に投げかける言葉で何故か涙が出た。
しごく普通の場面である。
しかし、その言葉が会社を全面的に任せ、
息子に全幅の信頼を置いた言葉のように刺さり、思わず涙が出てしまった。
著者である伊集院静氏にそんな意図があったかどうかは分からないが、
僕の中では最も感動するシーンであった。

本書は日本経済新聞にも連載されたサントリー創業者鳥井信治郎氏の生涯を描いた小説。
新聞紙面は気になっていたものの読まずに終わってしまった。
著者の伊集院静氏も何の疑いも持っていなかったが、
読み終えてからその関係性についてハッと気づいた。
成人式や入社式の日には必ずサントリーの広告があり、
送る言葉を書いているのが伊集院氏。

今年はこんな感じだった。
なかなか、いい。
娘にも送ったしね。

以前でいえば佐治敬三と開高健の関係に近いのではないか。
サントリー宣伝部的な役割。
執筆の背景にそれがあるとしたら、とても美しい話。

鳥井氏の生涯はどんな経営者が読んでも夢やロマンに溢れ憧れる存在。
僕のようなちっぽけな凡人は参考にすることもできず、
ただただその行動力を唖然としながら見ているだけ。
自分に置き換えて考えてみることはできようもない。
人間的度量の大きさや描く未来は壮大。
だからこそ日本を代表する洋酒メーカー、
いや飲料メーカーを創り上げることができた。

普段、エラそうに17年物のウイスキーを飲み、
何のためにもならないウンチクを語っている身が恥ずかしくなった(笑)。
当たり前の話だが、初めてウイスキーを作る場合、先行投資以外何もない。
回収できるのは数年後で、それまでは全て投資。
恐ろしく博打に近い。
それを笑顔でやってしまう。
今さらながら凄い人物ですね。

そして、ファミリービジネスとしてもお手本のような企業。
亡くなってしまったが長男・吉太郎、次男・佐治敬三。
(本書は佐治家のことは一切触れていない。このあたりのことはこちらですね・・・笑)
また、その息子たち。
有能な後継者を続々と育て、その伝統や理念をきっちりと継承している。
企業と同時に同族企業としてのロールモデルであるのも間違いない。
いい勉強になりました。

本書を読み終えるとウイスキーが飲みくなる。
早速、会社の地下のBARに行って、飲んでくるかな。
いかん、置いてあるボトルは余市じゃないか。
まあ、竹鶴氏も登場することだし、それもいいかな(笑)。

食べ物のはなし 番外編 ニラモヤシラーメン

寒い日が続きます。
こんな日が続くとどうしても温かい麺類を食べたくなります。
休日に一人でふらりと出掛けてしまうのも人気食べ物ブロガーの習性です。
自宅から車で5分ほど走った七宝町の南にある
「とんちんかん」さんに行ってきました。

こちらはこの地区では珍しい尾道ラーメンを食べさせてくれるお店。
嫁さんの実家が七宝町のため独身時代にお邪魔した記憶がかすかに残っています。
あの頃はまだ優しかったと思います。
月日の経過で随分と変化はしていくものです。
あっ、ラーメンの味ではありません(笑)。

結構な人気店でランチ時には行列ができることもあり、
店内には名古屋で活躍するローカルスターのサインも飾られています。
以前であれば、何もためらうことなく炒飯セットや天津飯セットなど
ラーメンとのセットを注文していました。
人気食べ物ブロガーとして少しは成長したようです。
量より質を選ぶのです。

ここはやはり定番の尾道ラーメンを食べるべきでしょう。
このように解説も丁寧にされています。

改めてメニューをじっくり眺めます。
「う~ん、どうしようか。尾道ラーメンの他には、
え~っと、いろいろあるな。
カレーラーメンか、ピリ辛ラーメンも捨てがたい。
よっし、決めた。ここは・・・。」
と独り言を並べたところで、
「すみません。ニラモヤシラーメンをお願いします。」

この寒い時期にはベストチョイスと勝手に納得します。
「なかなか、やるじゃないか」
たまには自分を褒めてみます。

ニラモヤシラーメン 950円

チャーシューメンや五目ラーメンよりも高いのです。
麺類では一番、高価。
「これはとんちんかんの王様だな・・・。」
と何とも微妙な独り言を発し、食べ始めます。

なかなかの食感です。
ニンニクも効いており、ピリッとした辛さに体が火照ってきます。
自然と汗をかいてきます。

「いいじゃないか。この辛さ。体が温まっていくぞ!」
どんどん食べ続けます。
ふと、メニューを思い出します。

「ピリ辛ラーメンとは何が違うんだろ?」
素直に疑問が湧いてきます。
こちらはベトコンラーメンに近い味です。
となると台湾ラーメンに近いのかな?
さすが、とんちんかん。
一人で大きくウンと頷いてしまいました。

「体も温まったことだし、満足、満足。」
とお店を出ます。
その時にハッと気づかされました。
こちらは尾道ラーメンのお店。

う~ん、とんちんかんか・・・。
ごちそうさまでした。

雨の成人式

昨日は娘の成人式。
全国で123万人が成人の日を迎えたという。
娘は4月生まれなのでピンとこないのだが、
これでようやく大人の階段を登り始めたのだろう。

まずは、おめでとう!
これからは大人として責任感を持って日々過ごしてもらいたい。

そんなエラそうなことを言いつつ、僕はあまり父親らしいこともしていない。
子育てはほとんど嫁さん任せで、子供の入学式や卒業式は一度も行ったことがない。
時折、思いついたように厳しいことを言うくらい。

罪滅ぼし的に小学生の頃は毎年、夏には沖縄、冬には温泉に連れて行った程度。
それも高校になる頃には家族で出掛けることはすっかりなくなった。
進学の際も聞かれるまではアドバイスすらしたことがない。
いい意味かどうか不明だが、自立していたのかもしれない。

それが理由ではないが、
昨日は一日スケジュールを空けて、何でも手伝えるようにした。
とはいえ、できたことと言えば、
早朝の着付けのための送迎と成人式会場へ送ったのみ。
ここでも大した役には立たなかった。
それも生憎の雨のため役割を与えられたにすぎない。

あとは伊集院静氏がコピーを書いたサントリーの広告をメールで送っただけ。
本人もそれで十分だろう。
今さら変に関わってもおかしな話だし・・・。

娘が成人の日を迎え、どんな心境かは分からない。
単なる儀式と捉えているだけかもしれないし、秘めた決意があるのかもしれない。
着実に自分の道を歩んでいけばいい。

この春休みにはインドに行くという。
カンボジア、スリランカに続き、今度はインド。
敢えてその国を選ぶには何らかの理由があるのだろう。
心配な面は多いが、学生時代により多くの経験をして欲しい。
それこそ昨日のサントリーの広告だ(笑)。

今までも順調なことばかりではなかったけど、それもいい経験。
今が一番何でもできる時期。
とことんチャレンジして欲しい。
これからもがくことも多いと思うがそれも重要。

それにしてもあっという間の20年。
あんな小さかった娘がいつの間にか大人になった。
今でも壁に飾ってある七五三の写真。

今思えば懐かしい。

これからの人生を楽しみにしている。
二十歳の旅人に乾杯!
(パクリだね・・・笑)

これが実力・・・。みのかも日本昭和村ハーフマラソン

昨日は今年初のマラソン大会となる「みのかも日本昭和村ハーフマラソン」。
実に4年ぶり。
4年前のブログを振り返ると今よりも随分力があったことが分かる。
当時はもっと記録は伸びると思っていたが、どんどん落ちてきたのが現実。
記録を残すのは怖いですね。

以前も書いてはいるが、この大会がこれまで参加した大会で一番キツイ。
ハードな上り坂が4か所もあり、それを乗り越えるだけでヘトヘトになるのだ。
見方を変えればいい練習ともいえる。
今回は2月の熊本城マラソンの前哨戦と位置づけ、
タイムではなく一定のペースで走る切ることを目的としていた。

会場となる美濃加茂市は自宅から車で1時間ちょっと。

周辺の駐車場はかなり混み合うため、6時前に自宅を出発。
おかげで7時前に会場に到着し、早々に受付は終了。

大学時代の先輩と一緒に走るのだが、
合流するまではヒマなので車で「サンデーモーニング」を見ていた。
このあたりでも気合の入れ方が違う。
本格的なランナーはストレッチはじめ準備に時間を割くはずだ(笑)。

ちなみに日本昭和村は現在リニューアル中で休園。
平成30年から「ぎふ清流里山公園」(仮称)となるらしい。
全然知らんかった。

そして、スタート。
車でゆっくりしすぎたため、最後尾からのスタートになってしまった。
この日決めていたことはキロ6分のペースを維持し、
きちんと2時間6分でゴールすること。
来月のフルマラソンにむけて安定した走りの練習という何とも高尚な計画。
なんと10kmはちょうど60分。
それも60:00という完璧さ。
狙っていたわけでもないが偶然そうなった。

普段よりゆっくりのペースで走っているので、途中は随分と楽だった。
「これがランナーズハイ?」
とこれまで経験がない体も息もラクな状態が一定時間続いた。
そのまま最後まで行けば最高だが現実は甘くない。

15km、18km、20km時点の上り坂で完全にやられてしまった。
かろうじて歩くことはなかったが、ヘロヘロ状態。
ゴール手前700~800メートルあたりでは足も攣ってしまった。
結果、ネット2時間10分4秒。

アップルウオッチでは2時間9分50秒。
4年前より14分も遅い・・・。

何としても2時間10分を切ろうと思い、最後は全速疾走したが間に合わず。
これまで参加したハーフの大会では一番遅いタイムとなってしまった。
しかし、これが現実。今の実力だ。
素直に認めねばならない。
このままではフルマラソンを走り切る力はない。
今月、来月の課題が見つかりましたね(笑)。

表彰式。
Wさんの奥さんは並んでいるのかな。

終了後はビールも飲まずラーメン。

大した成績でもないし、まあ、これで十分でしょう。

今朝は当然のように筋肉痛。
まずはもう少し体を絞ることから始めないと・・・。

お疲れさまでした。
それでも無事に完走できて良かったです。

仕事始めは宣言が大事

名大社では昨日が仕事始め。
初日は契約社員を含め全員がセミナールームへ集合。

前年の振り返りを含め2018年の目標を全員の前で発表し共有する。
もっと景気のいい初日にすべきかもしれないが、
そんな呑気に構えられる身分ではない。
今の置かれた状況を理解しつつ、これから自分がなすべきことを語り合う。

これが全員となる結構な時間。
時間的な余裕があれば別だが、イベント前の慌ただしいスケジュールであり、
かつ今日からまた3連休。
1分たりとも無駄にできない。
そのため一人ひとりの発表もダラダラするわけにはいかない。

8:30にスタートし、28名全員が発表。
総括して11:00には終了する。
与えられた時間は一人3~5分。
中味がなければ容赦なくツッコまれる。
オ~ッと唸るような発表をすれば何事もないように過ぎていく。
そんな時間。

最初は僕が30分程度、
今年の標語から2018年のあるべき方向性について語り、順次発表。
社長がもっとコンパクトに話せば時間に追いまくられはしないのだが、ここは職権乱用。
1年目と20年目、平社員と課長とは課題観は異なる。
当然のこと。
徐々にレベルを上げればいいし、上司の発言を聞いて学べばいい。
それだけのこと。

休憩を挟まず2時間半ぶっ通しで緊張感が溢れる中、
(若干、笑いもあるけど・・・)
行うので終了段階ではかなり僕はくたびれる。
しかし、その時間が会社にとっては大切。

時に期待され、時に叱責を受けることもある。
それを誰に隠すことなく全員の前で行う。
これが今の会社では健全な行為。
同じ方向をぶれずに向くためには多少面倒でもそんな事をしなければならない。

今年から各自の目標はグーグルドキュメントにもアップし全体共有を始めた。
これは発表のためだけではない。
常に確認できる状態におかねばならない。
年初の想いが継続できているかどうか、言葉だけで終わっていないか、
忘れないように常に確認するのだ。

ちなみに今年の標語はこれ。

自分で作ってケチをつけるのもおかしいが、気の利いたことは何も言っていない。
しかし、今の会社にはこれが重要だと僕自身は考える。

そして、僕の個人的な目標の一つ。

常に酔っ払い状態になる。
そんな発言はしていないが、意味としては近い。

「くどくなる」ということ。
同じことを何度も繰り返し言うイヤな人間になることを目標とした。
果たしてどんな行動になっていくのかな・・・。

さて、今日から3連休。
休み明けは怒涛の土日を含めた連続出勤となるが、
ちょっと休みが多すぎのような気もする。
それを言うだけでもイヤは人ですね(笑)。

あ~、惜しい・・・。ランニング日記1712

2017年のランニング日記も今回で終了。
結論から先に言おう。
2017年は月間100kmRUNの目標を一度も達成できずに終了。
ただ恥を晒すだけの日記になってしまった。
箱根駅伝を見てると勇気づけられるんだけど・・・。

こんな報告なら止めてもいいのかもしれないが、そういうわけにはいかない。
3人のライバルがやたら気にしているし、
僕自身も備忘録として残しておく必要がある。
どれだけ不甲斐ない成績であろうと結果報告することで
自身の現実を晒さなければいけない。

では、12月はどうだったのか。
95kmのランニング。
目標にわずか5km届かず。
う~ん、惜しい・・・。

昨年では一番走った距離だが結局は目標未達成。
でも、今年を期待させる終わり方で良かったのではないだろうか。

目標まであと少しの12月を振り返ってみよう。
珍しいことに2回も皇居マラソンを行った。

2度の出張がいずれも前夜の飲みが遅くなかったことから、
朝、走ることができた。
これは気持ちがいい。

そして、安城シティマラソン。

10kmと短い距離だが楽しく走ることができた。
しかし、順調なのはここまでで、

忘年会続きで中盤は失速。
走れない日が続いた。
それを取り戻すべく最終週はスパートをかけた。

26日は経営者仲間と名城公園を8.47kmRUN。
29日は朝一で17.19km、
31日は8.4kmを走った。
一週間の距離は34km。
これを毎週こなせば楽々で100kmを超える。
とっても分かりやすい目標への道だが、現実はそんなに甘くない。
歳を取れば取るほど難しくなる。
まあ、それは自分が納得しているのでいいだろう。

言い訳はともかく、今年は昨年よりもしっかりしないと・・・。
そう、今年はマラソン大会が目白押し。
今週末は日本一過酷と思うみのかも日本昭和村マラソン。
2月はマラソンライバルであるパフ釘崎社長と熊本城マラソン。
3月は名古屋シティマラソン、穂の国豊橋ハーフマラソンと続く。
近年まれに見る出場数。

そのためには目標をないがしろにしてはいけない。
12月が95kmということは、1月は・・・。
期待したい1月。

みのかもは相当不安だけど・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その43

2018年も毎週水曜日は「食べ物のはなし」。
ピークを過ぎた人気食べ物ブロガーですが、
かつての栄光を取り戻すために全精力をこちらに注いでいきます。
そのためにも僕に会ったら「美味しさが伝わるステキなブログだよ。」と
温かいお言葉を掛けてくださるようよろしくお願いします。

昨年の新春第一弾は豪華焼肉スギモトでした。
今年もその調子で景気よく松坂牛しゃぶしゃぶあたりで攻めたいところですが、
それでは好感度が下がります。
「エラそうにするな!」という声なき声も届いてきます。

今年は読者の目を気にしながら、
気遣い抜群の好感度ナンバー1の食べ物ブロガーを目指すのです。

さて、そんな時にどんなお店に行けばいいのか、新年早々、迷います。
あまり高いものでもダメ。
しかし、インパクトがないのもダメ。
チェーン店などありふれたお店もダメ。
かなりの制約を強いられることになります。

ここで諦めないのが名古屋を代表する人気食べ物ブロガー。
アイデアを絞り出します。
伏見から北東に向かった錦3丁目にある「肉料理まつざか」さんに行ってきました。

松坂牛じゃなくてまつざか。
牛肉じゃなくて豚肉。
このシャレた感じがたまりません。
読者の「お~っ」という感嘆の声が聞こえてきそうです。

こちらはビルの1階。
階上はクラブ、ラウンジ、スナックがひしめき合っています。
その分、お昼は随分と静かな雰囲気を醸し出しています。
それでも人気店。
12時前でもすでに満席。並んで待つこととなりました。

並んでいる間に注文を取ってくれます。
「肉大盛り定食の更に肉大盛りをお願いします。」
注文も完璧です。
席が空き、カウンターに通してもらいました。
しばらくすると「おまちどうさまでした。」と定食が出されました。

「お~、いいぞ、この感じ。インスタ映えもばっちりだ。」

ここ最近、写真がイマイチな注文ばかりしていたので、
ここで一気に挽回しました。

肉大盛り定食の更に肉大盛り 1280円

どうですか?この迫力。
どうですか?このインスタファンも喜ぶ絵面。
全体を引いてアップもします。

炭火焼の香ばしい匂いが届いてくるようです。
好感度もグーンとアップした香りは僕に届いてきそうです。
わっしわっしと肉を頬張ると、どんどんご飯も進みます。
思わずお替りもしたくなりましたが、ここはグッと我慢。
これで益々好感度も上がるのです。
いやあ~、美味しく頂きました。

今年は人気食べ物ブロガーとしてもいい年になりそうです。
ごちそうさまでした。

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」

きっと友人映画評論家ヤブさんの映評がなければ観なかった作品。
山崎監督は好きな監督の一人だが、ファンタジーの類はあまり得意ではない。
ふだんはカッコつけて社会派映画を気どって観るタイプだし・・・(笑)。

結果的には観ておくべき映画だった。
全編通して、とても不思議な感覚に襲われ、僕自身が別の世界に引き込まれていく。
これも不思議な感覚なのだが、
映画を観ながら大林監督の名作「さびしんぼう」を思い出してしまった。
高畑充希さん演じる亜希子役と富田靖子さん演じる「さびしんぼう」がダブってしまったのだ。

「さびしんぼう」は僕が大学時代に観た映画で大林作品では一番好きな映画。
これまで観た日本映画の中でもトップ5に入るだろう。
感化され尾道のロケ地にも行ってしまったほどだ。

そのさびしんぼうと亜希子の泣いて去るシーンがなぜかダブってしまい、
ぐらりと体を揺さぶられてしまった。

正直言って、高畑充希さんはこれまであまりカワイイとは思わなかったが、
(すいません)
この映画で一気に好きになってしまった。
映画の与える影響は大きいですな(笑)。

ネタばれになるので多くは語らないが、
この作品には貧乏神やら死神に加え、多くの魔物や幽霊が登場する。
安藤サクラの死神なんてやたら軽い。
「~っすよね~」という語り口調。
しかし、そのコミカルさが上質なエンターテイメント作品に仕上げている。

映像もさすが山崎映画と思わせる世界。
亜希子が連れ去られる「黄泉の国」は宮崎映画で見たような気もするが、創造性溢れる世界だ。

チープな恋愛映画はこの歳になると観る気になれないが、
この作品は胸がときめき、
忘れかけた若い頃の感覚を思い出させてくれる。
ジャンルは異なるが大人が楽しめる恋愛映画といってもいい。

この映画の脇を固めるのは山崎作品の常連。
堤真一、薬師丸ひろ子、三浦友和らがいい味を出している。
こんな映画が多いときっと日本もシアワセになる。
年末年始に相応しい映画だろう。