これからも前向きに 名大社会長ブログ

2020年01月の記事一覧:

目標を語る大切さ

先週10日から昨日13日までは4日連続のイベント。
昨日のアスリートプランニングさんとのコラボイベントも多くの体育会学生が参加してくれた。

ジャージ姿が目立つのもこのイベントの特徴。
部活との両立で頑張ってもらいたい。

この4日間、ご参加頂いた企業の担当者さま、ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。
懸命にサポートした名大社メンバーもお疲れ様でした。
無事イベントは終了したわけだが休日出勤もあり、今週は振休で毎日のように誰かいない。
今日の朝礼も休みが多いしね・・・。

そんな年明けの1週間を過ごしたが、仕事始めの6日は全員参加でみっちりと会議。
昨年の振り返りと今年の目標もしくは抱負を語った。
それは1年目の新人から雇用延長のベテラン社員まで全員。
各自各々自分の言葉で振り返りと抱負を語ってもらったのだ。

一人あたり3~5分と短いが、想いのこもった話は全体に与える影響は大きい。
今年一年も期待できると勝手に思ってしまう。
お互いの気持ちを共有するのは重要。
それで一体感を増すこともできる。
そんな全員が話をして、約束通り10:30には終えることができた。

では、冒頭に僕は何を喋ったのか。
当然、会社全体の振り返り、進捗状況、今後の期待を語ったわけだが、
それとは別に自分の振り返りと目標についても話させてもらった。
きっかり予定通りの30分(笑)。

ブログでは今年掲げた自分の目標は公開しておこう。
年末に振り返りをしなきゃいけないので・・・。

・人を育てる
・仕事を任せる
・未来を創る
・自分の時間を持つ
・ルーティンを維持する

発表したのはこの5つ。
このワードだけだとざっくり過ぎてよく分からないと思う。
全体の場では具体的な内容も話をしたのだが、ここでは割愛。
偉い人からすれば当たり前のことを言っているだけかもしれないけど(笑)。

会社も51年目を迎え、いよいよ変革期。
その中で僕は何をやるべきか。
どんなリーダーシップの発揮の仕方が正しいのか。
それがこの目標にあるんじゃないかと自分では考えるが・・・。

2020年がスタートし既に半月が終わろうとしている。
時間は待ってはくれない。
一日一日を無駄にしないこと。
そんな意味では先週もいいご縁を頂いたり。

やはり自らアクションを起こすことが重要。
そんなわけで全員で目標に向かい邁進していきましょう。

同級生の誇りですね

昨日の中日新聞の朝刊。

横浜FCのカズこと三浦知良選手の契約更新の記事が掲載されていた。
ネットでも話題になっていたが、1月11日11時11分に発表された。

カズは現在52歳。
2月生まれなので、間もなく53歳。
そう、彼は僕と同級生なのだ。

同級生がプロサッカー選手なんて漫画の世界かと思うが、これが偽りのない事実。
それもJ2、J3ではない。
J1の選手として契約されているのだ。

それだけで尊敬に値するが、大切なのはカズの心の持ち方であろう。
時々特集される記事や日経新聞のコラムくらいしか情報を得てはいないが、
彼の現役にこだわる姿勢やストイックな生活はとても真似をできるものではない。

若い選手と一緒に練習するだけでもしんどいだろうが、
試合に出場しようすればそんな連中を押しのけなければならないのだから相当なこと。
そんな姿を見せつけらると「もう若くないし・・・」とか、
「疲れた・・・」なんて言っておられない。
体力を維持することよりもむしろその精神性を保つ方が大変だろう。

それをやり続けるカズ。
もうそれは我々の誇りといっていい。

J1に昇格した横浜FCのカズとの契約更新は相当難しい判断じゃないかな。
前シーズン数試合しか出場しない選手を契約満了とするのは何ら不思議はない。
一方で活躍があまり期待できない選手を更新するのもバッシングの対象となる。
広告塔の意味合いが強いと観るのが一般的な見方。

そんなこともカズ自身は全てお見通しだろう。
その上で勝負をかけていく。
それも本人は半信半疑ではなくガチで勝負するに違いない。

それを観る同級生は真摯に受け止めなければならなない。
まだまだ負けちゃいられないと・・・。

それを意識したわけではないが、昨日まで3日間連続でランニング。
今日も走るつもり。
心身共に鍛えるのだ。
若さを維持しなければならない。

その大きな存在としてカズがいてくれるのは有難い。
できれば今シーズンはグランパスとの試合も行きたい。
横浜FCなんて中村俊輔や松井大輔のような超ベテランしか知らないけど。
期待していきたいですね。

そうそう、昨日の中日新聞には名大社の広告も掲載。

2019年度、最大級のイベント。
1月30日の「ジモト就職応援フェア」も期待してもらいたい。

運気を磨く

多くの知人が勧めていたので手に取った1冊。
多分、勧めていなくても読んだとは思うけど(笑)。

著者の作品は何冊か読んでいる。
このブログで検索をかけてみると「人間を磨く」がヒットした。
結構、いいことを書いているじゃないか。
書いたことすらあまり覚えていないけど(笑)。

このような立場で仕事をしているとどうしても人の動きを中心に見てしまう。
それが重要なことであり、どう接していくかがで僕の真価が問われる。
プラス面ばかりが目につけばいいが、実際は悲しいかなそうじゃない。

どうしてもマイナス面を見てしまい、それに対しての発言もマイナス要素が強くなる。
つい感情的な思いになってしまうこともある。
でも感情的な言葉は極力出さないように気をつけていますよ。
はい。

本書を読むとそういった姿勢がいかに運気を下げ、
自分にとっても周りにとってもマイナスであることがよく理解できる。
元々、ポジティブであまり後ろ向きなことは考えないタイプだが、
上手くいかないことがあったりするとつい陥ったりしてしまう。

必要以上に周りは観察しているので、気をつけなければならない。
無理やりポジティブ思考になるのも逆効果だし・・・。
無理やりではなく自然に日常ポジティブな言葉を発するべき。

確かに名大社にもポジティブバカと呼ばれるマネージャーが存在するが、
彼が喋れば自然とそんな雰囲気にあるから不思議だ。
それはやはりその空気を流す力を持っていることであろう。
そう思えば、ポジティブバカから学ばせてもらう点は多いということか。
使い方には注意が必要だけど・・・。

本書では独り、静かに自然と向き合う必要性を説いている。
確かにそれは僕が感じるところ。
ランニングするのは体を鍛える面が大きいが、
朝日を浴びながら自然豊かな公園を走っていると気持ちがスッキリとし、
心が洗われるような気持ちにもなる。
それと同じことだろう。

僕のこれまでの人生を振り返れば、かなり運がいい人生を送っていると思うが、
見方を変えれば自分が導いてきたともいえる。
知らず知らずのうちに運気を磨いてきたのかな(笑)。

今後は意識的に運気を磨く努力をし、更に幸運をもたらすようにしたい。
それも自分だけではなく周りに運んでこれたら尚いい。
理想だよね。
発する言葉も自然と気をつけるだろうし・・・。

2019年映画ベストテン

最近、映画コラムニストの仕事も増えてきた。
(妄想かもしれないが・・・)
今年はさらにその仕事を増やしたいと思う。
そのためにはコラムニストだけでなく、評論家としての実績も上げなければならない。

この時期になると求められるのが前年のベストテン。
間もなく発表される「キネマ旬報」のベストテンも多くの評論家が評価した点数の総合順位。
いずれ僕もキネマ旬報から評価とコメントを求められることになるだろう。

そのためにはいつでも答えられる準備をしておかねばならない。
本来なら日本映画、外国映画ともベストテンを打ち出すべきだが、
映画コラムニストとして専業ではないのでそこまでは難しい。

2019年に観た作品は日本映画16本、外国映画15本、合計31本。
選りすぐりの31本だが、ここは邦洋合わせてのベストテンにしたい。
それでもこれを選ぶには相当難しい。

最初は1位から5位、6位から10位とざっくりした順位にしようかと思ったが、
ここは忖度なしにはっきりさせた方がいい。
そんなわけで僕の2019年のベストテンはこちら。

1.運び屋
2.グリーンブック
3.ホテルムンバイ
4.ジョーカー
5.新聞記者
6.プライベート・ウォー
7.家族を想うとき
8.バイス
9.凪待ち
10.記憶にございません

上記以外にも、「家に帰ろう」「マチネの終わりに」「ひとよ」「カツベン!」など
好きな作品はあったが、外さざるを得なかった。
できれば日本映画を半分選びたかったが、結果としては洋高邦低。
これも仕方ないだろう。
優れた外国映画が多かった。
選んだ作品は全てブログで評論しているので、気になる方はブログ内検索をしてね(笑)。

いえるのはクリントイーストウッド監督が年齢を重ねるごとに素晴らしい作品を生み出すことと、
(間もなく公開される「リチャード・ジュエル」も楽しみ・・・)
白石和彌監督の精力的な活動。
日本映画界では圧倒的な存在感を生み出している。

そうはいってもたがだか31本の世界。
少なくとも50本の映画を観ないとベストテンを語るべきではない。
これを仕事と認めてもらい、昼間から映画館に通うことを許してもらいたい。

そうすればもっといいベストテンをつけることができるけどね…笑。

小説「トヨトミの逆襲」

前作「トヨトミの野望」の書評ブログを書いた時に結構な反響があった。
かなりの真実があると・・・。
レビューなどを読んでも半信半疑だが、知り合いにそんなことを言われるとグッと説得力が増す。

やはり書かれている内容には事実が多いようだ。
書店では買い占めが起きて全ての「トヨトミの野望」が消えたという噂も・・・。
かなりの話題になっていたんですね。

その第2段が本書。
前作は文庫が発売されてから購入したが(kindleだけどね)、
今回は単行本発売早々に購入(kindleだけどね)。
思う壺読者であることがよく分かる(笑)。

本作で描かれるのはまさに現在と近い将来。
現在はほんと最近の話も・・・。
ソフトバンクの孫正義さんを思わせる人物も登場するし。
誰が読んでもここを間違うことはない。
そんな背景があったなんて、この小説で知ることができたのは経済のお勉強。

そういえば、あれだけ話題になった燃料電池自動車「MIRAI」を
見る機会が減ったのも本書を読んで気がついた。
なるほど、そんなわけね・・・。
これも自動車業界のお勉強。
最近の業界が置かれた状況も理解できるので、それだけでも読む価値はある。

そして、ここで描かれる近い将来。
内容は一気に池井戸潤の世界へ。
主人公の豊臣統一は急角度で池井戸作品に登場する熱血漢溢れる社長に変身する。
捉え方は様々だと思うが、僕はそんなことを感じた。
熱いドラマが繰り広げられる。

過去は実話を基に描かれるフィクションだが、未来は完全なフィクション。
著者の想像もしくは予測でしかない。
その社長像はかなりカッコよかったりする。

穿った見方だが、叩かれた著者がここでは褒められる存在になったような・・・。
穿った見方です(笑)。

そして、世の中を変えるのは中小企業の存在。
感動させてくれる。
これも池井戸作品の特徴。
最後まで読むと空気も変わってくる。

本作のシリーズはこれで終了だろうか。
「トヨトミの帰還」とか「トヨトミの覚醒」とか発売されたりして・・・。
な~んてね。

STAR WARSを意識しすぎだろ(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その113

人気食べ物ブロガーとしても2020年がスタートしました。
全国30万人の食べ物ブログのファンのみなさま、
今年も伏見及び全国の美味しいお店を紹介していきます。
どうぞご支援のほど、よろしくお願いします。

さて、新春第一弾。
どんなお店を紹介すべきか迷います。
いきなりラーメンとかうどんとかパスタでは、年明けの華やかさが演出されません。
ここは食べ物ブログファンを
「お~、なかなかやるなじゃないか・・・」と感動させなければなりません。
大晦日には「孤独のグルメ」をBSの再放送と地上波の特番を観て、
その表現方法を学び直しました。

相応しいお店に行かねばなりません。
第一弾には華やかさが必要・・・。
華やかといえば伏見より錦三丁目。

錦三丁目が伏見シリーズに含まれるかという疑問はありますが、許容範囲。
大目にみてもらいましょう。
有名なクラブが多数入店する第3錦ビルにある「割烹 章月」さんに行ってきました。
夜な夜な通っているわけではありません。

夜は接待向けですが、ランチはお値打ちに食べさせてくれます。
ボードに書かれている通りです。

しかし、ここは新春一発目。
ど~んと豪勢にいきたいです。
「すいません、章月御膳をください」と井之頭さんのように手を挙げて注文します。

章月御膳 2000円

割烹屋さんの正しいランチです。
刺身も新鮮です。

「俺はこれに白飯さえあれば、至福の時間を過ごすことができるんだ・・・」
普段ではあり得ない言葉を発します。
やはり「孤独のグルメ」の影響でしょうか。

ここでは天ぷらは最後に食べるべきでしょう。
茶碗の上に天ぷらを乗せ、軽く天つゆをかけます。
「よ~し、特製天丼だ!」と勢いよくご飯をかき込みます。

井之頭さんならそうしたでしょう。
しかし、周囲の視線が気になり、勇気はなく普通に頂きました。
まだあの境地に行くには時間が掛かるようです。
今年の暮れにはそんなふうになっていたいですね。

夜にお邪魔するのは難しいですが、お昼は気軽に高級感が味わえるのはいいですね。
ペロリと美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。
今年も食べ物のはなしをよろしくお願いします。

今日からスタート

9連休が終了し、2020年の仕事は今日からスタート。
「今日からスタート」という言葉はユニーの創業者故西川俊男氏がよく使われていた。
気持ちを切り替え、仕事を始めるにはピッタリの言葉だ。

今年1年も全社員共に会社を盛り上げていきたい。
そんな仕事始めは全体朝礼からスタート。
セミナールームに全員集合しての2019年の振り返りと2020年の目標もしくは抱負を語る。

まずは僕から始めるわけだが、喋りすぎないように気をつけなければならない。
理想としては一日かけて全員でその時間を共有したいが、それは僕の願望。
現場はそんな余裕はない。

挨拶回りもそこそこに実務に入らねばならない。
何しろ今週末から怒涛のイベントラッシュ。

10日(金)、11日(土)は転職フェア。
12日(日)は三重転職フェア。
成人の日となる13日(祝)は体育会学生限定のアスリートイベント。
世の中は再び休みモードだが名大社は関係なし。

19日(日)もデアイバカンパニーさんとのコラボイベント。
また、新卒ナビもオープンしアプリもリリースされるので準備に大忙し。
その間、僕は株式会社パフの役員会やFネット例会や若手研修もあるけどね。
正月気分なんて勝手に吹き飛んでしまう。

今週は準備も含め、ゆっくりしている時間はない。
そのため今日の全体朝礼も10:30までには終了し、各自仕事モード全開となる。
まあ、これくらい慌ただしい方が健全でいいのかも・・・。
くれぐれも体調管理は気をつけてもらいたい。

誤解がないように言っておくと、スタッフはしっかりと交代して休む。
会社としてはずっと営業するが、休みもなくぶっ通しで働くことはない。
就業規則通りに運用。
ブラック企業じゃないからね・・・。

役員は就業規則の適用はないけど。
えっ、となるとオレはどうなる?
まあ、それはよしとして、これも1年で一番忙しい1月ということ。
1月30日の「ジモト就職応援フェア」は今年度最大級だし・・・。

今日の全体会議は僕から喜ばしい話も厳しい話も出てくるだろうが、
それをしっかりと受け止めて1年のスタートにしてもらいたい。
一人ひとりからどんな話が生まれてくるのかも楽しみ。

今年も全員の力で会社を盛り上げていきましょう。
そして、地元東海のために頑張りましょう。

映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」

かつて名古屋駅前に松竹座という立派な映画館があった。
僕は大学時代、名駅の他の映画館でアルバイトをしていたこともあり、
この映画館にはちょくちょくお邪魔していた。

大半はタダ券をもらって観ていたが、これはという作品は前売り券を購入し観ていた。
名古屋を代表する大きな映画館だった。
カップルシートなんていう特別な席もあった。

昭和のよき時代。
年末年始には必ず「寅さん」が上映されていた。
松竹の看板作品。
確か当時は2本立て。
「釣りバカ日誌」も最初は2本立てのサブ的な作品だったかと思う。

映画の冒頭は必ず寅さんの夢から始まる。
ハッと目が覚め現実が訪れる。
それは本作も同じ。
いきなりオマージュじゃないか・・・。

どうだろう。
僕は「男はつらいよ」を何本観ただろうか。
リアルで観た作品は少ない。
1作目や2作目は山田洋次特集かな・・・。
全作品のうち1/3も観ていないし、ほとんど忘れてしまった。

しかし、寅さんが語る
「結構毛だらけ猫はいだらけ。穴のまわりはクソだらけ」
は最高だった。
あの軽妙な口調は渥美清だからこそ成し得たのだろう。
そんな過去の寅さんシリーズを思い出させてくれるのが本作の最大の魅力。

タイトルにある通り、映画を観る者全てが寅さんにお帰りを言い、過去を懐かしむ。
それは昔の時代は良かったというように・・・。
映像のタッチも昭和そのもの。
一つ一つに会話も今よりも丁寧で懐かしさを感じさせる。

セリフも普通ではあるが、普段会話では使わない表現が多い。
そんな感じ。
それが山田洋次監督が求めていた世界かもしれない。

本作は原題をを進行させながら過去をシンクロさせていくのだが、使い方が絶妙。
特に第1作目?の映像がいい。
倍賞千恵子さんはあんなに可愛かったんだ・・・。
今やすっかりおばあちゃんだが(映画の中もね・・・)、当時はとてもチャーミング。
博が惚れるのも仕方ない。

そんな感じで本作は過去の作品を少しずつ引っ張り出し、寅さんのせつない恋愛遍歴を映し出す。
観る者は当時をオーバーラップさせ、寅さんとの思い出を懐かしむ。

言い方を変えればズルい作品。
それでも観たいと思うし、観て感動してしまうから不思議。
それが一般的な捉え方だが、本当は別の意味合いも。
もしかしたら山田洋次監督は違うメッセージを訴えたかったんじゃないのかな。
今の時代に・・・。

それにしても正月に観るには相応しい映画。
日本映画は寅さんで一年をスタートすべきなんだろうね。

こんな年もあるさ、ランニング日記1912

毎月お届けしているランニングの報告ブログ。
どうでもいいと思われる方も多いだろうが、始めた以上は続けなきゃいかんし、
備忘録的にも役に立つので12月もしっかりと報告していく。

この時期になると朝のランニングはキツくなる。
走りだしの寒さはすぐに解消されるのでまだいいが、暗いのがどうもいけない。
夏場であれば5時台に走り出すこともあるが、
冬場(特に12月)は6時過ぎでも暗いので走りだしに躊躇する。
暗い中を一人で走るのは少々怖い。
戻った時間でも暗かったり・・・。

そのためできるだけ遅い時間に走るのだが、その後が大変。
走り終わりシャワーを浴び、瞬く間に朝食を食べ、着替えて出社。
新聞は走る前に読むが、全然余裕がない。
カミさんもイヤな顔をする。

あっ、これは平日の話。
それがこの時期の難点。
だから走れなかったことを言い訳しているのではない。
単純に上手く時間調整ができず、怠けていただけのこと。

それでも僕の中では結構走ったと思った12月。
いざ、カウントしていると77km。
大したことはなかった。
もう少し目標に近づいていたと思ったが、遠く及ばず。
やはり1週間に3回は走らないと目標達成はムリだろう。

12月は目標未達。
その結果、2019年は一度も目標を達成せずに終わってしまった。
最近は見放されたのか3人のライバルの反応も薄くなった。

「そんな目標意味ないじゃん」
「もっと目標下げたら・・・」
ちらほらとそんな声を頂くくらい。

確かにそうだ。
月間100km目標が何ら意味を成していないことは自分が一番知っている。
それでも12月はいろんな走りがあった。

今シーズン初めての大会安城シティマラソンに参加。
タイムはここ数年では一番良かった。

また、東京出張の際、皇居も走った。

大晦日も走った。
それなりに楽しく走れた月。

では、この2020年の目標はどうする?

目標は変えない。
月間目標100kmは継続。
そこを目指して今年も地道に走っていく。
誰も期待していないとは思うが、心と体は鍛えなければならない。

目標に向かい頑張ります!
イエス!

星野佳路と考えるファミリービジネスの教科書

何となく日経トップリーダーの回し者のような存在になりつつある(笑)。
本書は日経トップリーダーの連載や星野リゾート代表の星野氏の講演をまとめたものが中心。
実際は既に読んでいる内容がほとんど。
改めて取り上げる必要があるかといえば微妙だが、
ファミリービジネスを学ぶ者としてはしっかりと押さえなければならない。

今や星野氏はファミリービジネスを語る第一人者といっていい。
10年程前、僕はグロービスで開催された星野氏の講演を拝聴し感銘を受けた。
その時のテーマはマーケティングだった。
今はファミリービジネス関連で感銘を受けている。
ネタに使わせてもらうこともしばしば。

創業家4代目として格闘されてきた背景は説得力があり、その分析においても納得感は高い。
ファミリービジネスの研究をライフワークとして捉えられている。

本当は昨年12月までの「名古屋ファミリービジネス研究会」で
紹介したかったが、間に合わなかった。
読むのが遅かっただけですね(笑)。
今年の企画で紹介します。

本書では同族企業に関わる11名の方との対談で本音が語られている。
順調なケースは一つもなく、修羅場を乗り越え今に至るケースばかり。
その方が読み手には参考になるはず。

その中の一つに大塚家具の大塚久美子社長との対談がある。
大塚家具といえばつい先日、ヤマダ電機の子会社化が発表されたばかり。
経営状態は厳しく支援を仰がねばならない状態。

僕がその箇所を読んだのが偶然にも発表あったすぐあと。
対談は1年以上前だったが、とても新鮮だった。
この対談で星野氏は大塚社長に対して、こんなことを言っている。

『絶対という仕組みを考える、ということなんですよ。
大塚さんの今のコミュニケーションが守りに入っていることです。
「彼らとは違う」「誤解を解く」といった、表現は守りです。』

この対談には当然前後の文脈があるので、この文章だけだと、
何のこっちゃ?と思われるだろうが、僕はこの言葉がとても響いた。
結果、今のような結果に導いたとも受け取れる。

これはあくまでも個人的な感想で、事実かどうかは別だけど・・・。
本音トークは本人の価値観をもあぶり出してしまうのかも。

ファミリービジネスを学ぶに従い、
ファミリービジネスでない僕は更にどうしていけばいいのか迷い込む。
強みを知ることは弱みをあからさまにすることにもなる。
主観と客観でせめぎ合う辛さ。
最近はそんな状態だ。
誰か非ファミリービジネスの教科書を書いてくれないかな。
サラリーマン経営者じゃなくてね・・・。

なんだか迷子になりかけてしまったが、ファミリービジネスに関わる方にはおススメの1冊。
ぜひ、読んでもらいたい。

最後は回し者のような終わり方。
新年最初の書籍の紹介が本書がいいかは分からないけど(笑)。