金曜日は夏休みをもらいドライブに出掛けた。
家人を喜ばせるための家族サービス。
移動は車ではなくできれば公共の交通機関がいい。

運転をしたくないというわけではない。
車でなければ昼食時に飲めるという単純な理由。
しかし、その浅はかな考えはあっさりと却下され、運転手役を務めた。

向かった先は知多半島。
家人がどこかで見つけてきた「観光農園 花ひろば」。
初めてお邪魔した農園で、今の季節は夏の代表ひまわりが一面に咲く。

のどかさが残る受付を済ませ園内へ。
色とりどりの華やかな花がずらり。

これらはなんという花、植物か?
まあ、誰か教えてくれるだろう。

そして、一面に広がるひまわり。

平日ではあったが家族連れやカップルがひまわりを前に写真を撮っていた。
50歳過ぎの夫婦に一緒に撮る選択はなく、眺めて楽しむだけ。
もっとゆっくりと過ごしたかったが、暑さに耐えきれなかった。
ちなみにひまわりは一人3本まで摘んで持ち帰ることができる。

農園を出て、国道247号線に向かう。
海沿いの人気店でランチ。
ノンアルコールビールで我慢した。
いずれ人気食べ物ブロガーが紹介するだろう。

時間の余裕があったので、国道247号を師崎方面に走る。
漁港やリゾートマンションを横目に見ながらのドライブ。
たまにはいい。

内海は海水浴客で賑わっていると思ったが、人は少ない。
小野浦海水浴場も寂しい風景。
コロナの影響もあるだろうが、夏らしい光景が見れないのはせつない。

車を走らせながら、学生時代を思い出した。
毎年、新入生歓迎合宿で内海の民宿に泊まった。
一晩中、飲み明かし、下級生は生きては帰れなかった。
(実際は生きて帰っているが、分かりやすい比喩です・・・)

そこで鍛えられたことが、今でも生きているのかもしれない。
感傷的な気持ちになりながら(そうでもないか・・・)到着したのが野間大坊。
以前、シゲノが「知多半島通信」ブログで紹介したお寺。

不思議と御利益があるという。
シゲノと全く同じお砂踏みをしてしまった(笑)。

源頼朝の父、織田信長の息子と時代をまたいでご縁のあるお寺。
もっと歴史を学ばねばいけませんね。

国道247号を常滑方面に向かう。
街は静かだったが、常滑ボートには多くの車が止まっていた。
競艇人気は今もあるのか?
昔よりは落ち着いていると思うが、コストコやイオンに頼らず街に活気が出ると嬉しい。

なぜかこんな場所に辿り着いた。

晩酌のアテを買ったくらいかな。
こうして久々にぐるりと回った知多半島。
変わる風景と変わらぬ風景。

20代の頃は内海にも出没したし・・・。
たまにはこんな家族サービスもいいね。