今月の日経トップリーダーの特集は「俺の時短~時間を制する社長は経営を制する~」。
ライザップを始め数社の社長の時短術を紹介している。
紹介されるくらいだから、その時間の使い方は効率的また有効的。
優先順位を明確にし、捨てるべきは捨て、一切時間を掛けないことも多い。
HISの澤田社長はメールチェックもしないという。
それは本人の分身となるような秘書がいるからできることであり、
一般的な社長であればそれは無理。
appleウオッチをしてメールが来るたびにおたおたする自分の姿を見られたら、
きっと笑い者にされるだろう(笑)。
ライザップの瀬戸社長はあえて社長の机も椅子も持たない。
空いている場所に座り、もしくは常に社内を移動し、いろんな社員とコミュニケーションを図る。
そういえば、僕も昨年のオフィス移転時は自分の場所をなくし、空いた場所に座ることしていた。
ところが、いつの間にか社員増え、空いた場所すらなくなってしまった。
今やオフィスの端っこでポツポツと仕事をしている。
やっぱり社員とのコミュニケーションが減ってしまった。
それは反省。
それだけが理由ではないが、今月末にオフィスを一部改装することにした。
今のままだと僕の居場所もないが、来年入社する新人の席もない。
一年で移転するわけにもいかない。
あれこれ工夫をして席を増やすことにした。
まあ、そんなことはよしとして、仕事のできる社長は限られた時間と格闘している。
そして、自分の時間を確保し、未来を創造している。
それはとても重要なこと。
社長の大きな仕事は会社の未来設計。
そのためのじっくりと考える時間は確保せねばならない。
僕のように「あ~、忙しい、忙しい~」と大した中身もないのに
無駄に動き回っているのは実に勿体ない。
こんな表現をするとボンクラ社長に象徴になってしまうので少しは否定はするが、
完全否定はできない(苦笑)。
朝5時過ぎに起きてるなんて何の自慢にもならない。
起きてるだけでは何の意味もない。
驚いたことにできる社長は夜の時間の使い方も上手い。
僕も負けず劣らず夜のお付き合いは多いのだが、終わってからに大きな差がある。
僕は帰宅すればバタンキューだが、ここに登場する社長は違う。
この時間から筋トレしたり読書に費やしている。
その積み重ねが気づいた時には大きな差になっているのだろう。
トホホ・・・。
特集の最後には「四つの時間泥棒を退治せよ」として、それぞれの対策が書かれている。
そのひとつに、「休日は自宅でゴロ寝が正解」と項目がある。
貧乏性の僕はどうしてもそれができない。
自宅でゆっくり過ごすことで疲れをいやし、仕事の生産性を高めることを目的にしているが、
どうしてもゴロ寝は自分が許さない。
きっと墜ちていくようで怖いのだろう。
しかし、それが明日への活力になるのであれば、やってみる必要もあるのかも。
そう若くもないし、以前よりは体力は落ちているのだから・・・。
それが全てではないが、時間に対する意識は常に持つことが必要。
そろそろ秘書でも雇おうかな。
な~んて、ウソです・・・。