17日(日)は「みん就×ふるさと就職応援フォーラム2019」が東京の浅草で開催された。
地域の就職情報会社が加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク」の共同事業で3年目となるイベント。

全国から70社の企業が集結し、名大社からも7社の地元企業に参加いただいた。
対象となるのはUターン就職を志す首都圏学生。
まだまだ就職をイメージできない低学年の学生から、
そろそろ真剣に考える3年生まで多くの学生が参加してくれた。

まずは「若手社員によるリアルトーク」。
日本一暑苦しい男と噂される株式会社キャリアフラッグの熊澤社長のファシリで
軽快にディスカッションが進行。
終了後、各ブースでの面談がスタートした。

業界研究やインターンシップ情報など、
ここで入手する情報は就職活動の準備において大いに役に立つ。
そろそろ志望する業界や職種を決めていく学生には貴重な時間となっただろう。
やはり企業を知るには人と接するのが一番。
ネットで情報を入手するのも大切だが、ナマの声を聞き、
肌感覚で企業を感じることも企業選びにおいては重要。
そんな経験を繰り返しながら少しずつ興味や理解を深めてもらいたい。

自社のイベントであれば僕は大した役割もなく会場で立ち会っているだけだが、
(ボーッとしているだけという話もあるけど)
今回は異なる。
地域の就職情報会社の代表として学生の相談に乗る立場。
久々に名古屋のカリスマキャリアカウンセラーの登場である(笑)。

僕のブースにも愛知県、岐阜県出身の学生が相談に来てくれた。
Uターン就職を考えているものの、企業規模や仕事のスケールを考えると
首都圏の企業の方が魅力的に感じている学生が多いようだ。
僕は肯定も否定もせず、現状について答え、
学生の価値観がどちらにあるのかを求めていった。
正しい答えは自分で導き出すべきで、こちらはあくまでも問いかけ、客観情報を提供する。
それでもいいきっかけにはなったと思う。
次回は名古屋のイベントで会いましょう~。

中にはUターンではない学生の相談もあった。
東京六大学で野球をやり、当初はプロを目指せるくらいの活躍をしていたものの、
段々成績が落ちてきた学生。
能力の限界を感じ、今は社会人野球も諦め一般的な就職を目指そうと思っているが、
どうすればいいのか悩んでいる。

その誠実さには好感が持てたし、そんなもがいている姿こそ応援したくなる。
そんな場合、僕はその状態が正しいこと思い切って言う。
迷うことがいいことなんだと伝える。
彼のような経験をした学生がどこの企業も最も欲しい人材であるだろう。
これからの可能性と決断の大切さの話をさせてもらった。

たまには学生相談に乗るのもいい。
逆にそうしないと僕自身も鈍ってしまう。
先日は東京会場であったが、今週金曜22日は大阪会場でのイベント。
詳細はこちら

僕は別の予定で出席できないが、関西地区の学生さんはぜひ、参加してもらいたい。
僕のブログで関西の学生に響くのは難しいとは思うけど・・・(笑)。