先日、業界の大先輩で普段からお付き合いのある方が急逝された。
会社で突然倒れられ、病院に搬送されたものの、そのまま帰らぬ人になった。
最初に聞いた時は、程度の低いいたずらかと思い、信じられなかった。
しかし、事実だった。
公になっていないの面もあるので、ここでは名前を伏せておくが、
多くの方はお分かりかと思う。
1か月前もお会いしたばかり。
2ヶ月に一度、うちのイベントに参加され、
その都度、いろんな情報交換をさせていただいた。
仕事の話もするが、その大半はどうでもいいようなくだらない話。
今となってはそのくだらない話も貴重な会話だ。
名古屋での生活も長く、リクルート時代には多くの伝説を残された。
そのあたりはジオコス伊藤社長が感謝を含めブログで触れられている。
頻繁にイベントに顔を出されていたので、うちのスタッフもよく知っていた。
facebookを通して、僕のブログと同様にスタッフブログにも数多くのコメントをくれた。
そのほとんどは辛辣なコメントだったが、少なからず愛情も含まれていた。
それが人間性を表していた。
なんやかんやで会社や若手のことを気遣ってくれていた。
そんな方がいきなり逝ってしまった。
会社では一部のメンバーしか話していなので、
このブログを通し知ることになるだろう。
僕のお付き合いの期間は短いが豪快な方だった。
そんな話をスタッフとすると決まって言われるのが、
「テツさんも気をつけてください。」
実際、スケールや生き様は比べ物にはならないが、
相手に与える不安要素は一緒なのかもしれない。
まるで自分を戒めるためのお手本。
自己反省を促してくれたのかもしれない。
まだやりたいことはあったと思う。
しかし、その一生に後悔はしていないとも思う。
今日はクリスマスイブ。
そして、有馬記念。
競馬で相当のお金をつぎ込んだという。
ご健在だったら、ちょっと面倒くさいウンチクを語りながら
どでかい勝負に出ていたのだろう。
いままでありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。