一昨日は月に一度の「名古屋ファミリービジネス研究会」。
同族企業の経営者及び候補の方を対象にしている勉強会ですでに5回目。
いつもは4人掛けのテーブルで進行しているのだが、
今回はロの字型にして全体で議論を進めるスタイル。

特に写真をボカす必要はないかとも思うが、ここは最善の注意を払っておく(笑)。
今回のテーマは「ファミリービジネスの採用と育成」。
まずは僕が現在の採用状況について30分程度話す。
その後、1社事の発表。
各社の課題を共有しながら全員で意見を述べあっていく。

通常、このような場では形式的に進められることが多く本音をぶつけ合うことは少ない。
通り一遍の話で終始し、盛り上がりにも欠け中途半端に終わるケースが多い。
しかし、この場はそれとは真逆。
すべての会社が自社のネガティブな情報もオープンにし、
お互いが思うことを遠慮せずに話す場となった。

グランドルールの一つとして守秘義務があり、
この場に留めておくことが浸透していることもあるが、
それにも増して信頼関係がきっちりできあがっている点が大きい。
過去4回の場で自分をさらけ出し、毎回懇親会を行い親しくなっているので、
いつの間にか打ち解けた仲間になっている状態。

業種も規模も世代も異なる。
ファミリービジネスという共通点しかないが、その共通点だけで
お互いがこのような信頼関係を作れるのは主催者としても嬉しいこと。
僕の巧みな話術もあるが、
(ウソです)
いい雰囲気の場となっている。

他の運営スタッフのおかげですね。
感謝!

今回の「採用と育成」はタイミング的にもハマった。
各社の状況に対しアドバイスを含めながら、活発な議論が行われた。
3時間では全く時間が足りないくらい。
話足りず終わってしまった方も多かった。
内容を披露することができないが、
僕自身も各社の取り組みや実態を知ることができたいい学びの場だった。

今回のアンケートも全員満足で、この状況がずっと続いている。
気を遣ってもらう点もあるだろうが、運営側も満足度は高い。

この「名古屋ファミリービジネス研究会」も残すところあと1回。
最後は経営者仲間で愚か者活動を共にする株式会社サンコーの櫻山社長
「中小企業のブランディング」について語ってもらう。

最初はちょっと面倒だったが(笑)、このような場を作れたことに改めて感謝。
また、次回もよろしくお願いします。