母校に予定があり、名古屋駅から笹島方面に向かいました。
広小路通り角にはレジャックがあります。
若い頃はよくここでも遊んでいたような気がしますが、最近はすっかりご無沙汰です。
少し前にニュースに出ていましたね。
今後どうなるか楽しみではあります。
ランチタイムもそろそろ終わる頃、通りかかったお店「飲み所喰い処きたの屋」にお邪魔しました。
昭和の雰囲気が漂う居酒屋です。
壁に掲げられたメニューを眺めます。
居酒屋の定番メニューが並びます。イマドキの感じはありません。
強いていうなら「豚キムチ炒め」くらいでしょうか。
「夜は焼きおにぎりで〆るのもいいなあ~」とぼんやり考えたりもします。
店内には演歌が流れています。
ぬるくなった生ビールが似合いそうな感じです。
中年のサラリーマンが飲みながら、
「これが俺の仕事か?俺はいつもこんなことをやってる。」
とテーブルをドンドンと叩きます。
同僚が他のお客さんに謝りながら、酔った仲間をなだめます。
「これが俺の仕事だ~と言えるサラリーマンがどこにいる?大人になれ!」
そんなシーンが目に浮かびます。
それが許されそうな居酒屋です。
どうでもいい事を思い浮かべながらランチメニューを見ます。
もちろん手書きです。
女将らしき女性が「とん汁定食と焼魚の塩サバは終わりました。」とキッパリと言います。
「うむ、イワシ竜田揚げ定食もいいなあ~。
入荷がない時があるということは冷凍ものではないんだあ~。
どれにしようかなあ~。」と迷います。
少し考えた後、大切なことを思い出しました。
「すいません、味噌かつ定食をください。」
お~、危なかったとおしぼりで汗をふきます。
味噌カツ定食(680円)
「この値段でこのボリュームかあ。なかなかやるじゃないか。
味噌ダレもたっぷりかかっているぞ。」と食べ始めます。
食器がプラスチックなのは安っぽい気もしますが、この値段なら仕方ありません。
こういったお店はテレビがつけっぱなしです。
あまり興味は沸きませんでしたが、ぼんやりと眺めながら、
味噌ダレにかつをたっぷりと絡ませながら食べます。
午後からも頑張れそうな気がします。
夜にお邪魔する機会があるかどうかは分かりません。
サラリーマンの言い争いも見てみたいですが、巻き添えにあうのは勘弁してもらいたいです。
ごちそうさまでした。