長いようであっという間にGW休暇は終わる。
今日から仕事。
ブログ同様、頑張らねば・・・笑。

ブログネタが豊富だとネタとして取り上げるのに時間が掛かる。
ネタがない時は悶絶するような苦しみが体を襲うが(笑)、
たまにはこんな時もあるようだ。

何かといえば、先月末に参加したセミナー。
タイトルは『E.シャイン博士プロデュース 成果の出る「働き方改革」講演会』。
対象はキャリアコンサルタントの有資格者や人事関係の方。
タイトルだけ捉えれば、
どんな働き方改革を実施すれば企業として成果を上げることができるかと期待するだろう。
多分、そんな想いで参加された方が多いんじゃないかな。

エドガー・シャイン博士はアメリカの心理学者で組織開発、キャリア開発の第一人者。
僕はほとんど知識を持ち合わせてはいないが、心酔する方も多いようだ。

今回は名古屋でも初の試み(いや、全国でもかな?)で、
アメリカで滞在するシャイン博士とネットで繋げ(スカイプ?)やり取りする形式。
それも担当者が双方に会話するのではなく、ワークを実施後、
ファシリテーターが議論した内容を報告するスタイル。

主催者からテーマを与えられるものの落としどころが分からない。
当然、上手く進行しない。
それは通信状態もそうだが、議論のテーマがアバウトなので、
参加者同士の意見も噛み合わない。
なんだかモヤモヤ感が残る感じ。

しかし、それは予め仕組まれており、想定済み。
世の中には正解はない。
話し合っていることに正しい答えはなく、
どんなかたちがいいかはあくまでも参加者が感じ取るだけのこと。
このブログを読んでも「何のこっちゃ?」と思われるだろう(苦笑)。

僕はまだ経営者の立場で多くの経験をさせてもらっているので、
自分の中のオプションを繰り広げることができるが、
参加された方は難易度が高いはず。

特に今回は最近、キャリアコンサルタントの資格を取得された方も多かったので、
ハードルは高かったんじゃないかな・・・。

午後の講義も同様。
「プロセスコンサルティング」について学んだのだが、これも相当レベルが高い。
僕としては面白かったのだが、実際、テーマにある「成果の出る働き方改革」
に繋げることは難しかったのではないだろうか。
大局的に見れば組織開発の話をされているのだが、そう認識できる方は少ないはず。
ここでもモヤモヤ感が残ったと思う。

キャリアコンサルタントが国家資格となり、注目は更に浴びている。
これをチャンスと思い、資格を取得した方も多いだろう。
しかし、資格を取得したところで仕事が舞い込んでくるかといえば、
そんな甘い話はない。

資格はラベルに過ぎない。
更に自己研鑽を図り、経験を積み上げていくしかない。
そのためには「一皮むける」経験が必要。
(これは講師が話されていた)
僕は修羅場を乗り越える経験と表現を変えるが、
そうでないとこれからのキャリアコンサルタントは難しいのではなかろうか・・・。

とりとめのないブログで、何を言いたいかわからなくなってしまった。
申し訳ない。
いえるのは働き方改革も組織開発もプロセスコンサルテーションも終わりがないということ。

それを知れればいいこと。
モヤモヤ感が残ったとしても・・・(笑)。