最近のブログを読み返すと仕事や業界のことに全く触れていない。
これだと仕事をせずに飲んだり、走ったり、
飲んだり、食べたりしてるだけと思われてしまう。
それは不本意。
不本意ではないが、誤解を招いてしまう。
たまには業界人らしいところも見せなきゃいけないと昨日痛烈に感じた。
と、昨日、日経新聞を開くと載っているではないか、業界ネタが・・・。
そんなわけで昨今の就職事情について思う点でも書いてみたい(笑)。
名古屋でも20卒就活に向けた動きはスタート。
今日はリクルートさんもマイナビさんもインターンシップイベントを開催。
さて、どっちが多くの学生を集めるのかな?(笑)
就職に関して全く関心がないと思っていた大学3年の娘もどうやら参加するらしい。
彼女には7月3日開催する名大社のイベントにも参加してもらいたい。
それはそれでいい。
早い時期から世の中にはどんな業界があり、どんな仕事があるのかを知るのは大切。
なんの知識も持たずに知名度だけに振舞わされる就活は避けてもらいたいし・・・。
今回の日経新聞で気になったのは、その左下に書かれている19卒の状況。
ディスコさん調べでは6月1日時点で内定率は65.7%。
ディスコさんを悪く言うつもりもないし、ウソのデータとも思っていないが、
「いやいや、そうじゃないでしょ?」と思わず唸ってしまう。
この数字が独り歩きするのではないかと心配になる。
対象はキャリタス就活の学生モニター1,145名。
いわゆる意識の高い優秀層。
東海地区のごく普通の学生とは明らかに就活のスタイルも異なる。
しかし、この数字だけ見せられると悪い意味で焦ってしまうのではないか。
先日も大学のキャリアセンターの方と
このような数字が与える悪影響について話をしていた。
実際、大学側の集計とは乖離しているが、
どうしても報道されることにより、その数字が世の中の正しさと認識されてしまう。
まだ継続中の学生もそうだが、その親御さんにも不安を与える。
特に親の影響力の強い昨今は負の連鎖がついて回る。
売り手市場だからといっていいことばかりではない。
大学側は自校の数字を提示しながら、
安心材料を提供するのだが簡単ではないようだ。
それは採用する企業側もそう。
今、名大社としてもクライアントに採用支援の真っ最中だが、
今年は本当に採用側の環境は厳しい。
中小企業はより厳しい。
こんな数字を見せられると絶望的になってしまう。
本来は学生も企業もチャンスは残っているのに、
みすみす逃してしまいそうな予感さえある。
それは勿体ないと思うのだ。
例年よりは難しい環境であるのは間違いないが、
名大社としてこれからもやっていくべきことはある。
シューカツはもう終わってしまったのか。
まだ、そんなことはない。
仮に内定率が80%といわれてもやるべきことはまだまだあると思う。