僕の周りには優秀な人が多い。
そんな方と接するとつくづく自分の能力のなさに辟易してしまう。
それは著者の秋元祥治さんに対してもそう。
しかし、そんなことを言ってしまえば、
それはただの言い訳だと彼にバッサリと切られてしまうだろう。
秋元さんはNPO法人G-netの創業者で長年代表理事を務められてきた。
僕は8年ほど前にご縁を頂き、ちょくちょくと付き合いをさせて頂くことになった。
「UIJターン人材拠点事業」では名大社もアライアンスを組み一緒に活動。
学ぶことも多く、その優秀さを間近で見ていた。
そんな秋元氏の著書を今回、若手勉強会の課題図書として活用。
一昨日、コジカグループの勉強会で本書をテーマにディスカッションを行った。
結論から言えば、参加するメンバーが自らを振り返り行動することを決意し終了した。
この勉強会では課題図書の中から自分に響いたキーワードを10個発表。
その理由について共有し合う。
そして、最後にはここから学んだことをどう生かすかをゴールとして設定する。
各個人の課題感で選択されるキーワードは異なるが、一定数はダブることにはなる。
今回でいえば、
絶対解より納得解
感想と学びは違う
アウトプットは最大のインプット
空の上からの僕の視点
結果と思っているものも長い時間で捉えれば経過
忙しい時ほどパスを回し、ボールを持つな
などなど。
それぞれの言葉が若手メンバーに響いたようだ。
うちの若手が秋元さんと直接接したことはあまりないが、
こうしたロールモデルが近い存在にあるのは嬉しいこと。
「お前がなれよ!」と言われるかもしれないが、
できるだけ優秀な人から学んだ方がいいには決まっている(笑)。
僕も若手勉強会の課題図書は必ず読むようにしている。
その中には改めて気づきを与えてくれるケースも多い。
若手に学ばすだけではなく、僕自身も学んでいるのだ。
20代はとっくの昔の50代のオッサンだが、忘れてならないことは多かった。
人の才能を羨んでいても仕方ない。
言い訳しないようにしないとね(笑)。