2週連続の京都。
あら、珍しい・・・。
ちょっと広げれば3週連続の関西。
あら、珍しい・・・。
来月にも京都に行くしね・・・。
それは一昨日のこと。
僕が所属する経営塾「壺中の会」のオプション例会が京都で行われた。
壺中の会は松下哲学を学ぶ場。
そうなると向かう先は自ずと決まっている。
京都駅前にある松下資料館。
盟友櫻山さんと初めてお邪魔したのがちょうど4年前。
その時のブログはこちら。
この時は館内を自由に回っただけだが、今回は遠藤館長による講話を含め2時間ほど滞在。
松下幸之助翁が何時も語られるのは原理原則。
著書を読み、DVDも鑑賞し、常に学んでいるのだが、
脳ミソの程度が悪いのかすぐに忘れてしまう。
繰り返し繰り返し学び続けないと本当に自分の力にはならないのだろう。
今回、伺った話も初めてではない。
どこかで読んだり、どこかで聞いたりした話だが、
その都度、新鮮であるし、その都度、自分のデキなさ加減にガッカリしたりする。
それも反省として捉え、継続させる必要はある。
松下氏の言われる代表的な言葉は「素直な心」。
今回は映像を見ながらの復習。
素直な心の10カ条は、
1.私心にとらわれない
2.耳を傾ける
3.寛容
4.実相が見える
5.道理を知る
6.すべてに学ぶ心
7.融通無碍
8.平常心
9.価値を知る
10.広い愛の心
頭では十分わかっているんだけど・・・。
遠藤館長から渡されたのは「素直な心」を考える自己診断チェックシート。
これを毎日実施するといいと言う。
早速、昨日、やってみた。
素直な心の持ち主として相応しいかどうかは分からない。
平常心はもっと持ち合わせていると思ったんだけど・・・。
これは日によって結果は違ってくるだろう。
さすがに毎日は難しいが、その都度、チェックしていこう。
松下資料館の次に向かったのが、東山にある霊仙歴史館。
こちらは初めて。
隣接している坂本龍馬のお墓は一度伺ったことはあったが、
歴史館の存在すら知らなかった。
こちらの初代館長は松下幸之助氏。
そんなご縁もあり、資料館からこちらへ直行。
幕末維新ミュージアムというくらいだから幕末から維新にかけての展示が中心だが、
大河ドラマ「西郷どん」の話題もあり、大西郷展と特別展が設けられていた。
この時代のことはもっと勉強しなければと常に思っているが、
思うように進んでいない。
ドラマを見て書物を読むくらい。
「西郷どん」「龍馬伝」「八重の桜」「花燃ゆ」と過去のドラマを繋ぎ合わせながら、館内を回った。
明治元年から150年。
明治維新の壮絶な期間は日本の歴史においても大きな意味を持つ。
どんな大きな意味?と問われると答えに窮するが、この期間に学ぶべき点は多い。
経営についても歴史についても学ぶだけでは意味がない。
何かの形で実践に活かす。
今の日本が生まれ分かるための行動を起こすわけではないが、
自分にできることはやっていかねばならない。
京都は学ぶ場が多い。
ちょくちょくお邪魔する機会をこれからも持つようにしたい。
ご一緒した「壺中の会」のみなさん、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。