始まったW杯決勝トーナメント。
少し前まで全く気にしていなかったが、
今日の夜中というか明日の明け方というか、
日本×ベルギー戦が行われる。
夜の予定はあるが二次会には参加せず、
早々に睡眠をとり午前3時前に起きるようにしたい。
最近、話題になっているのは西野監督の采配。
一昨日の日経新聞で手腕が取り上げられていたのには驚いた。
確かにポーランド戦は観ていてつまらなかったし、
その場ではこんな戦術でこれでいいのか?と思っていた。
しかし、結果がすべての世界。
その戦術は正しかった。
サッカーでもビジネスでも結果がすべて。
プロセスがよくても結果が悪ければ評価されない。
厳しい世界ではそれが当たり前。
結果から原因を探るべきだし・・・。
監督就任時や親善試合ではボロカスに言われていた西野監督だが、
この1ヶ月で急激に評価を上げた。
それだけ世間は無責任といえるし、結果しか見ていないともいえる。
あまり話題になっていないが、西野監督は名古屋グランパスでも指揮を執っていた。
結果は振るわず2シーズンで役割は終了。
僕自身、あまり魅力的に感じなかった。
戦力的にみればもっと上位でもよかったはずなのに。
それが代表監督就任前の西野監督の僕の評価。
だから、代表監督に決まった時は、「今さら・・・」と思ったのも事実。
それが決勝トーナメント進出なので、所詮、素人なんてそんな判断しかできない。
もうひとつ西野監督で印象的なのはこの書籍のこと。
当時のオリンピック代表を描いた「28年目のハーフタイム」。
もう20年以上前のことなので中身はかなり忘れてしまっているが、
「マイアミの奇跡」と呼ばれたブラジル戦とその前後のことが書かれている。
今でも僕の一番好きなサッカー選手は中田英寿。
彼との確執が克明に書かれている。
この頃、金子達仁氏らの書籍を貪るように読んでいた。
ここには西野監督の苦悩も書かれているし、今の代表監督に繋がるための学びもあった。
この経験が今の采配を含め、活かされている点があるのではないだろうか。
そう考えると明朝の采配は見もの。
ベルギー相手に負けたところで、誰からも文句を言われることはないだろう。
しかし、その采配で文句を言われることは予測できる。
それは結果がすべてだから。
ただ、期待したい。
日本の勝利を。
日本代表を応援する者として、
西野監督の魅力を理解したい者として・・・。