先日のブログで「七五八庵」の味噌煮込みうどんのことを書きました。
すると食べ物ブログの師匠からいきなり
お前には何も見えていない。
と厳しいメッセージが送られてきました。
あきらかに動揺し戸惑っていると畳み掛けるようにメールが送られてきます。
あなたは親父さんがどんな気持ちで牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)を
考案したかまるでわかっていない。
あなたは牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)を頼むべきだったんだ。
あなたが牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)を「はふはふ」
とか言いながら食べた話を親父さんはどんなに読みたかった事だろう。
(この後も永遠に続く・・・)
そうか・・・。僕は何もわかっていなかったんだ・・・。
さすが師匠!
「食べ物のはなし」の本質を突いています。
出来の悪い弟子への愛のムチだと何度も何度も読み返し理解しました。
「感動」は感じたら行動するとよく言われます。
「反省」も同様に即行動に移さなければなりません。
早速、お店にお邪魔しました。
「牛モツ味噌煮込みうどんをください。釜炊きごはんとセットで!」と注文します。
親父さんの職人技を眺めます。
本当に僕のブログが読みたかったのかとその表情を窺いますが、よく分かりません。
僕と目が合うこともありません。
師匠の言葉は本当に正しかったのかと疑いかけましたが、それは失礼にあたります。
師匠、申し訳ありませんでした。
牛モツ味噌煮込みうどん(玉子入り)(1200円)
ちょっと値段は高めです。ポスターの写真とも随分違う気がします。
しかし、師匠の気持ちを考えれば全く気になりません。
牛モツも予想した以上にたくさん入っています。
「これはいいぞ~」
と食べ続けていきます。
「はふ、はふ、うぉん、うぉん、俺はまるで人間火力発電所だ。」
師匠の好きなセリフが思わず出てしまいました。
少しだけ近づくことができたのかもしれません。
前回のブログの影響かお店は満席です。
しかし、牛モツ味噌煮込みうどんを食べているお客さんは僕しかいません。
味噌煮込みうどんかカレーうどんしか頼んでいないのです。
ここのお客さん全員に師匠の言葉を聞いてもらいたい。
師匠の気持ちを分かってもらいたい。と痛烈に感じました。
ごちそうさまでした。
次回頼む時は日本酒も一緒がいいですね。