今日のブログで「働き方セミナー」のことを書くつもりだったが、明日へ変更。
ずらしてばかりですみません。

今日は昨日の行われた講演会のことを触れておきたい。
昨日は母校の同窓会岐阜支部の講演会と懇親会が
岐阜のホテルグランベール岐山で開催された。

同窓会活動に積極的でない僕が招かれたのは後援会会長という肩書のおかげ。
大先輩からお声を掛けて頂き、
生まれも育ちも岐阜市ということも手伝い出席させてもらった。

お気楽な感じで席を案内されるとテーブルはA席。
なんと講演される柴橋岐阜市長や愛知大学川井学長、他立派な方々と同じテーブル。
一番、VIPなテーブル。
「世の中、勘違いしている・・・」
と冷静に思いながらも、焦りと緊張感が高まってきた。

ただ今回の目的の一つは柴橋市長の講演を伺うことと挨拶をさせてもらうこと。
それについては同じテーブルという優位性もあり、早々に目的を達成。
立場は利用せねばなりませんね(笑)。

柴橋市長は39歳。
就任1年目の若い市長である。
国会議員時代からその活動は存じ上げていたが、見た目通り爽やかで誠実な方。

講演テーマは「岐阜を動かす挑戦」。
岐阜市の取り組みについて熱く語られた。

現在岐阜市の人口は41万人。
残念ながら少しずつ減少している。
大きな理由は名古屋市に流出していること。

そう、僕もその一人。
岐阜市の方からすれば、僕は完全な裏切り者。
名古屋の会社で働くだけでなく、住まいも名古屋に移してしまった。
本籍は岐阜市だけどね・・・。
そんな意味では真っ先に市長にお詫びしました(笑)。

名大社としても岐阜の雇用創出のために県からの委託事業を受けたり、
イベントも開催し積極的に岐阜のために頑張っているんだけどね。
そこは理解していただきたい。

柴橋市長の取り組みは大きく分けて3つ。
地域連携、街づくり、本物志向となる。
詳しい話は割愛するが、地方都市は放っておけばどこも人口は減り寂れていく。
それは岐阜市も同じ。

そうならないための活動を行うのだが、
岐阜市単独で動いていても限界はある。
各務原市や関市など近隣の市と協力し合うことが大切。
最近はこのあたりの市長も若返っていることもあり、
話はスムーズに展開するようだ。

そして、街づくり。
一時期、シャッター街として取り上げられていた柳ヶ瀬も
少しずつ活気を取り戻しているよう。
街自体のリノベーションし再開発も着々と進んでいる。

また、岐阜駅周辺の価値も上げ、
海外からの観光客の満足度も含め本物志向にしていく考え。
今年は鵜飼が台風や豪雨の影響で42日間も中止になった。
地域への打撃は大きい。
そのあたりの改善策を含め地域全体で議論し合っていくという。

その取り組みを成功させるのは簡単ではないが、
僕も岐阜市が賑わえば嬉しいし、
そのために少しでも役に立ちたいと思う。
直接、市長からそんな将来像を伺えたのはありがたかった。

お土産は岐阜の名物、鮎菓子。

これも美味しい。

裏切り者の身ではあるが、挨拶をさせてもらった方はみなさん、優しかった。
岐阜の方は寛容なのだ。

有意義な時間を過ごさせてもらいました。
ありがとうございました。