著者の江口先生から直接頂いた本書。
直筆のサイン入りである。
それを自慢したいわけではない。

少し自慢したい気もあるが伝えたいのはそんなことではない。
本書に書かれていることが経営者の、
またリーダーの本質であり、忘れてはならないこと。

しかし、僕はさほど優秀ではない。
よく忘れる。

本書に著されていることは原理原則であり、
特別新らしいことが盛り込まれているわけではない。
時代の変化でいえば、それに則した新たな視点も満載なので、
厳密に言えば新たなに経営者に求められることも数多い。
それは間違いない。
それと同時に松下幸之助哲学とも言うべき不変的な要素も多い。

それを常に頭の中に叩き込んでおかねばならないが、
その時々において、読み返したり、
意識し続けないと僕の未熟な頭ではまだまだ足りない。
自分のメッセージを一度話しただけでは伝わらないのと一緒で
何度でも繰り返さなければならない。

本書を読むと80歳近い江口先生が進化し続けられていることが理解できる。
一般的にこれくらいの年齢の方は過去の実績に基づいた話がほとんどだが、
江口先生自身が常に学ばれ、
この変化の激しい時代に何が求められているのかを追及されている。
上から目線的に表現になっていたら、すみません。
変な意味ではなく、それだけ自分たちがもっと学ぶ必要があるのを言いたいだけのこと。

本書の重要箇所をほんの少し紹介。

一流のリーダーが実行している8カ条の心得。
1.社員の誰にも負けない「熱意」を持つこと
2.言動に「一貫性」を持つこと
3.社員を見下さないこと
4.「責任を取る」ということ
5.「勝てば官軍という考えを持たない」こと
6.「自分の行ったことは必ず実行する」ということ
7.「感動」を与えるのが大事ということ
8.「自分より優秀な社員に嫉妬しない」よいうこと

う~ん、どこまでできているのか?
まだまだですね。
切り取って手帳に貼っておく必要もあるだろう。

江口先生は息子の高校の先輩でもある。
実際、僕とは全く無関係だが、それだけでも親近感を感じるし誇りにも思う。

明日はその勉強会。
出席できないことも多いが、自らにカツを入れながら参加したい。