円頓寺商店街入口の角にお店を構える「やま昇」さんに行ってきました。
つけ麺の有名店です。僕がお邪魔したのは13時過ぎでした。
それでも少し並び、席に座りました。
右隣のお客さんも左隣のお客さんもつけ麺。
圧倒的なつけ麺率です。
理由はありませんが、僕はどうもつけ麺は口に合いません。
決して嫌いではありませんが、自ら積極的に注文はしないのです。
大盛りに盛られた太麺とかつおだしの効いたスープの香りに誘惑されましたが、
ここは断固として自分の意思を貫かねばなりません。
自販機でチケットを購入するので、すでに席に着いた時にオーダーは済んでいますが、
ここは男の意地をしっかりと見せたいところです。
人気店の証でしょうか。壁には芸能人のサインが並べて飾ってあります。
「せんだみつおさんかあ~。今、最も旬なお笑い芸人だなあ~。」
と感心しながら壁を眺めます。
「このお店でも”ナハ、ナハ、ナハッ”って、やったのかな、きっと大爆笑だな。」
なんて想像します。
そんなことをしているうちにラーメンが運ばれました。
「卵黄はここに置きますね。おまちどうさま!」
名古屋ブラック(700円)
スープは真っ黒です。卵黄がサービスで付きます。
「さて、どうするものかな?」と一瞬悩みながら、
まずはそのままスープを飲み、麺をすすります。
しばらくした後に卵黄を投入します。
黒いスープと卵黄が混ざり合う渦巻きのような状態を期待していました。
その写真を撮り、「どうだ!凄いだろ!」と見せつける予定でした。
そんな期待感とは裏腹に卵黄は黒いスープに掻き消され、
瞬く間に見えなくなってしまいました。
「あ~~~っ」
落胆する声を思わず出してしまったようです。
「富山ブラック」はよく耳にしますが、「名古屋ブラック」は初めて知りました。
会社の近くにある「丸の内レッド」に対抗しているのでしょうか?
丸の内レッド↓
それとも「丸の内レッド」が「名古屋ブラック」に対抗しているのでしょうか?
そのうち「伏見グリーン」とか「那古野ブルー」とか出てくるのでしょうか。
あまり美味しそうには思えませんね(笑)。
多分、ないでしょう。
そんなくだらないことを考えながら、つけ麺に挟まれ、
「名古屋ブラック」を美味しく頂いたのでした。
ごちそうさまでした。