先週末の土日は国際ロータリー第2760地区の地区大会。
1年に1度開催される愛知県内のすべてのロータリークラブを対象とした大きなイベント。
参加者は1000名を超えるんじゃないかな。

この土日で様々な催しが実施されたわけだが、僕は日曜日に参加。
少なくとも半日は出席せねばならない。
日曜日の午後にメインイベントがあり、記念講演は元大阪府知事の橋下徹氏。

さすがにこの場は写真撮影や録音は禁止されていた。
未だにその言動に影響力を持っているんですね(笑)。
僕はTVの情報番組をほとんど見ないので橋下氏があれこれ喋っている姿は知らないが、
その意見に叩かれることも多いようだ。

もの応じせず批判を顧みず持論を語る姿は当然のように敵をつくる。
今回の講演でもそれを面白おかしく揶揄しながら激しく語っていた。
まず最初に感じたのは圧倒的な話のうまさ。
その持論には誤った点もあるとは思うが、疑問を持たせることなく説得力ある話で押し進める。

それだけでも感動してしまった。
政党の党首や知事を任されるにはずば抜けた話術が必要なんだろう。
それも上手いだけではない。
参加者の空気を読んだ上で雰囲気を作っていく。
あっという間の90分だった。

内容はブログのタイトルにある通り。
「次世代のために、今できること」

しかし、その話であったかどうかは定かでない。
広い解釈をすればそうだともいえるが、橋下氏の考え方を伝えただけとも言えなくもない。
大阪府や愛知県の知事と市長の関係性や道州制の話も合ったが、
ブログが長くなるのでそのあたりは割愛。

今の政治や行政の多くの問題はハードとソフトがうまく機能していないことが原因だという。
どんな問題であれ、ソフト面は戦略が中心。
大方議論も尽くされ納得できる中身になっているという。
しかし、それを動かすためにハード面が機能しないため、世の中の大半の問題が解決しない。

そのハードとは何か。
組織であり、責任者(決定者)の存在。
ここの改革が進まないため、本来解決できる問題は何年経過しても一向に進まないという。
待機児童の問題も2000年から始まっているのに未だ解決できないのはハードがダメだから・・・。

他にも興味を引く話をされたが、このブログで披露すべきではないだろう。
今後、橋下氏はどうするのだろう。
政界は引退したわけだが、このままでは勿体ない気もする。
今後の活躍も見ていきたい。

何だか感想で終わってしまった(笑)。