先週水曜日は「第3回名古屋ファミリービジネス研究会day5」(略称NFB)。
早いものでもう5日目。

今回は毎年恒例の株式会社サンコー櫻山社長による「ファミリービジネスのブランディング」。
前年までは3時間コースだったが、今年より5時間コース。
当然のことだが内容もアップデート。
昨年まで以上に濃い学びを提供してもらった。

この研究会ではスタートの30分は僕がファミリービジネスのことを喋らせてもらう。
大体の場合、時間オーバーで講師に迷惑を掛けるのだが、今回はキッチリ30分で終わった(笑)。
たまたま前日に西川塾の研修があったので、そのことも一部披露。
西川塾のテーマは「事業継承」。
本当は「事業承継」が正しい。

僕はファシリテーターを務めパネルディスカッションを行ったのだが、
最初に持ち出したのが「事業承継と事業継承の違い」。
かなり盛り上がったので、このNFBでもネタにさせてもらった。
その違いは調べてもらえればと思うが(笑)、意外と認識されていない。
そのこと自体にどこまで価値があるかは別に考え方は知っておいた方がいいだろう。

ブランディングと聞くとどうしても有名ブランドをイメージしてしまうが必ずしもそうではない。
当然、名大社も中小企業なりにブランディングをしなければいけないが、
それは参加されているメンバーの会社も同様。
BtoBを主体とした製造業の方も多く、それほど必要性がないとも受け取られがちだがそうではない。

すべては経営理念、経営戦略に基づいているもの。
誰が顧客なのかを考え続けること。
となると業種業態、企業規模は選ばない。
すべての企業が対象となる。
しかし、一般的にはカッコいいデザインやネーミング、
その製品、そればかりがクローズアップされてしまう。

櫻山さんは仕事の中で「とにかく見栄えのいいホームページを作ってくれ」
というオーダーは丁重にお断りされる。
そもそも考え方が反映されないとブランド化は難しいということ。
僕自身も分かっているつもりではいるが、気をつけないと目先に走ってしまうこともある。
いい気づきとなりました。

数回の演習を含め、参加者には自社で取り組むべき課題が見つかっただろう。
そんな時間の過ごし方をするとあっという間に5時間は終了。

激しく頭を使った後は、お酒で頭をクールダウン。
意味不明か・・・。
会社近くの「どてマニア」さんを貸し切って懇親会。
ここでもビジネスの話を中心にいろんな話題で盛り上がった。

そして、全体での記念撮影。

みなさん、いい笑顔。
この名古屋ファミリービジネス研究会も残すところあと1回。
最後は「ファミリービジネスの採用と育成」。
あっ、担当はオレか(笑)。

最後までみなさんで盛り上げていきましょう。
お疲れ様でした。