盟友櫻山さんが以前紹介していて気になり手に取った1冊。
1日にスマホを150回開き、延べの使用時間が3時間となる昨今でいえば、
(多分、今の若者はもっと長い時間使用するだろう)
すきま時間の使い方は時代が求めることであり、
それを有効的に活用することがビジネスにおいてもプライベートにおいても重要。
いつの間にかそれが当たり前の時代になってきたのだ。

確かに僕の今の生活をみても、エレベーターを待つ時間、電車を待つ時間など
ほんのわずかな時間でさえ、スマホを開いたりする。
余裕がないだけともいえるが、ちょっとしたすき間でさえ無駄な時間を作りたくない表れ。

それがいいどうかは別問題だが、ざっぱに言えばそれが分かりやすい「すきま時間」。
いかに「効率化」することで得られる時間。

その一方で重要なのが「かたまり時間」。
どうその時間を作り、自分にとっての「快適化」に向かうことができるのか。
それが「創造時間価値」となり、何事にも代えがたい価値となる。
それをうまく使える人がより成功に近づくわけだ。

1日24時間は誰しも与えられた平等なもの。
子供でも大人でも、大金持ちでもそうでなくても与えられる時間は一緒。
当たり前なことなんだけど、その価値に気づいていない人が案外多いのかもしれない。

僕なんて普段ボーっとしている割には貧乏性で、
(あっ、これも創造的な価値・・・笑)
一分一秒が勿体なかったりする。

しかし、「すきま時間」「かたまり時間」を意識しているかといえばそうではない。
どうでもいいところで無駄な時間を使うくせに、コンビニで並ぶのはせっかちになったりする。
それを「すきま時間」と受け止めればいいだけだけど・・・。

いずれにせよ快適な時間価値の提供が、今後、ビジネスになっていく時代。
時間に大金を注ぎ込む人が増えてくるのだろう。

僕らのようなリアル中心でビジネスをする者はもっと時間の価値を考えなきゃいけない。
わざわざ出向く価値、そこで生まれる価値。
「かたまり時間」を頂く以上は、「創造時間価値」を提供しなきゃいけない。

自分自身の行動、そして自分たちの事業ドメイン、それを改めて考えるいい機会になった。
ありがとうございました。