ロビン・ウィリアムズが主演の映画「ガープの世界」でこんなセリフがあった。
T.S.ガープという名前のT.S.はどんな意味かという質問に「とってもさみしいガープ」と答えるセリフ。
映画ではTerrible Sadとのことだが、見事な日本語訳だと当時思った。
他にもT.S.を「とってもシャイ」とか、「とってもセクシー」とか、
映画の中でロビン・ウィリアムズは答えていた。
もう30年以上前に観た映画だが、そんな記憶だけは残っている。
それがどうした!と言われると返答のしようがないが、昨日は僕の54歳の誕生日。
とっても静かな誕生日。
家族でもいつもと変わらない夕食。
特別なことはない。
お祝いの言葉もない。
でも、娘がケーキを買ってきてくれた。
それはそれで嬉しい。
そして、多くの仲間がお祝いの言葉を掛けてくれた。
温かいメッセージや励ましの言葉を頂いた。
本当にありがとうございます。
コロナの影響をもろに受ける中で気持ちが塞ぎごむこともあるが、
仲間の声に勇気づけられるのは確か。
「負けてたまるか!」「まだまだこれからだ!」という気持ちにもなる。
本来であればパーッと飲みに行き大騒ぎしたいが、それはしばらくの我慢。
昨日もしんみり飲んだくらい。
そんな昨日だが、会社としては初めての試みも。
「マイチャレンジインターンシップ」として20日より高校生のインターシップを行ったのだ。
来週改めてPRさせてもらうが、この夏、高校生向けのイベントを開催する。
これは一般社団法人アスバシさんの協力を得て行う企画で、
自分たちも高校生の実態を知る必要もあり、インターンシップを受け入れることになった。
愛知県の高校は5月中は休校。
高校生も時間があるので、オンラインで対応し参加。
昨日が参加した3名のプレゼンだった。
なんと一人は島根県の高校2年生で、彼はSNSを通しこの企画を知り参加していた。
その意欲だけでもあっぱれだが、3人のプレゼンは素晴らしかった。
正直なところ、僕は彼らのプレゼンを期待していなかった。
所詮、高校生と甘く見ていたが、彼らの問題意識やリサーチ力には驚いた。
自ら参加する意欲的な姿勢は元々持ち合わせているだろうが、
うちのメンバーが多く聞いているのにも関わらず、物怖じしない態度も感心してしまった。
名大社の弱点を遠慮せず突いてくる度胸も素晴らしい。
終了後、参加したメンバーに聞いてみたが、みな同じような意見。
こちらがいい学びをもらった。
新たなイベント運営のヒントももらったといえる。
3人の高校生諸君、アスバシの毛受さん、肥田さん、ありがとうございました。
こんな誕生日の迎え方もいいもの。
今日、僕は一日、ほぼ仕事。
午前中はTV愛知「サンデージャーナル」の収録。
ヒマな人は明日、15時から観てください(笑)。
午後は大学の評議員会。
珍しくネクタイを締める一日。
高校生に負けないようにしっかりと表現しないといけない。
とってもハードな54歳となりそうだが、一日一日を大切に、
そして前向きに過ごしていきたい。
これからもどうぞよろしくお願いします。