僕の覚悟を書こうとしているわけではない。
読んだ本の感想文である(笑)。
と書評をブログで書いていたりするが、読む方によっては全く書評としては機能しておらず、
取り留めないよもや話と理解されることが多い。
そんな話はどうでもいいか・・・。
本書は働きごこち研究所の藤野さんがおススメしていたので手に取った。
著者の柴田励司氏は、その藤野さんのメンターという。
こういった方がメンターやコーチについてくれているのは羨ましい。
僕は3年半ほど前に柴田氏の講演を伺い、感銘を受けた。
その時のブログがこちら。
これからのリーダー像として僕自身も理想に感じていた。
それをより言語化したのが本書と言えるのだろう。
本書では自発的に動く社員を育てる7つの法則が分かりやすく書かれている。
柴田氏の実体験を通して書かれている点も多いので、説得力も高い。
ブログで7つの法則を書いてしまうと書籍の売行きが鈍ってしまうので止めておく(笑)。
しかし、言えるのはトップダウン型の経営では今の時代は難しくなっているということ。
社員を生かそう、ヤル気を出させようと思えば、上からの押し付けではもう動かない。
厳密にいえば、動くだろうがそこには本来の魂は宿っていないだろう。
僕の尊敬する先輩経営者でパフの釘崎社長がよく言われる
「社長元気で留守がいい」とか「社長のんべえで留守がいい」
という都合のいい愚かな発言は、あながち間違っていない。
むしろ大正解といえるかも・・・。
だから、僕もそれを見習って、せっせと飲みに出歩き、留守をしているというわけだ。
うん、自らの行動に正当性が出てきたぞ・・・(笑)。
これからもどんどん飲みに行って、会社を留守にすれば、どんどん会社が良くなるわけか。
頑張らねば・・・。
冗談とも本気とも判断できない話になってしまったが、
社長はあくまでも社員さんの後方支援だろう。
仲間を信じて仕事を任せる。最終的な責任だけ自分が取ればいい。
もちろん手柄ではなく・・・。
そんなことで会社は上手く機能していくのではないとか僕の拙い経験でも感じるところ。
それよりも柴田氏の言われるように会社の成長のために「第三のステージ」に注力しなければならない。
「自社中心」の立場を脱して、利害関係者の利害調整ができてこそ、
会社はさらに成長し、会社に関わる全ての人々が幸せになれるのです。
そういうことらしい。
となるとまだまだですね。自社で精一杯・・(苦笑)。
自分の行動を戒めるにはいい書籍
オレが、オレがの出しゃばりな社長にはおススメ。
○○さん、ぜひ!(笑)