最近、コロナの影響で車を運転することが多くなった。
ドライブが趣味ではない僕はあまり運転が好きではない。
電車に乗って移動する方が都合がいい。

自分にとって自由な時間であり、読書したり瞑想したり、時に寝ちゃったり・・・。
貧乏性の身としてはそんな時間も大切。
車の運転だとそんなわけにはいかない。
瞑想に耽ることはできても読書はできない。
ましてや寝ることは論外。
時間を吸い取られているような気もする。

しかし、最近、考え方が変わってきた。
というよりも車での時間の過ごし方も変わってきた。
運転しながらも学べることが分かってきたのだ。

少し前までは日経トップリーダーのオマケのCDをよく聴いていた。
1度聴くだけでは頭には入らない。
何度も何度も聴くことで理解できることもある。

先月のメガネスーパー星崎社長の講演もよかった。
外資系企業のトップを何社も経験されているのでロジカルでクールな方かと思っていたが、
情熱でグイグイ引っ張っていくタイプ。

なんと僕とは同い年。
倒産寸前だったメガネスーパーをV字回復させた手腕はさすがだが、特別なことを行ったわけではない。
ここでは詳しく書かないが、気持ちを一つにすることが大切なのは改めて痛感。
言いたいことはそれだけではない。

車では最近、Voicyを聴いている。
スマホアプリからBluetoothに繋げて・・・。
これは何か。
知らない人もいるかもしれないので、簡単に説明すると短いラジオ番組のようなもの。
大体5~10分が一つのコンテンツ。

僕の中では順番があり、グロービス経営大学院、ながら日経、
西野亮廣エンタメ研究所と移っていく。
グロービス経営大学院はビジネスネタ、ながら日経は日本経済新聞朝刊の紹介。

そして、西野亮廣エンタメ研究所。
これが最近のお気に入り。
彼の活躍は知っていたが、興味を持ったのはほんの最近。
このエンタメ研究所を聴くだけでかなり勉強になる。

彼の有能ぶりがこのわずかな時間だけでも発揮されているし、先を読む力に納得させられる。
「なるほど、これからはこんな時代なんだ・・・」
と単純な僕は車の中で頷いてしまう。
YouTubeで流れていた近畿大学の卒業式も良かったが、この番組も面白い。

今週の「顧客」と「ファン」の違いも納得してしまったので、
思わずインターシップの学生にも喋ってしまった。
オンラインサロンや書籍も知らなきゃいけないのかも・・・。
これから彼のような人物が新しい時代を切り開いていくのかな。

そんな時間を車のなかで過ごしていくと運転もまんざらでもない。
理想は運転手さんがいて、僕は後ろの座席でゆったりとそんな時間を過ごすことだが、
それは一生ない(笑)。

車で学べることが分かっただけでも十分。
もっといい車での学び方があれば教えて欲しいけどね。