3年生になった息子の話。
新学期がスタートし、学校ではいろんな取り決めが行われる。
クラスの学級委員を選出する事も重要な行事だ。
昨年、姉の影響と学級委員は賞状がもらえるという単純な理由から、
学級委員に立候補し、勢いだけで何とか選ばれた息子。
3年になったこの春も立候補するかと思いきや、どうやら落ちるのが心配で止めようと弱気の虫が走り、迷っている様子。
嫁さん曰く、
「当選するかどうかはどうでもいい。落ちても恥ずかしい事じゃない!。自分から手を上げて、積極的にチャレンジする事が大事。余計な心配なんてしなくていい!!」と息子へ。
それで決心がついたのか、友達が後押ししてくれたのか、今年も自ら手を上げた。
5人の立候補者から投票で2人に絞られ、決戦投票となった。
結果、当選。
本人は大変喜ばしかったようで、ルンルン気分で帰宅したという。
朝の不安な態度とは雲泥の差だ。
これは本人にとっても自信になったと思う。
素直に「良かったな!」との言葉も掛けた。
しかし、もし落選していたとしても、父親としては褒めてあげたいと思う。
嫁さんが勧めた様に、大切なのは手を上げてチャレンジする事だからだ。
今回の当選も、たまたま上手くいったにすぎない。
小学3年くらいで実力差があるとも思えない。
まだまだ主体的とは思えないが、その臨む姿勢が大切なのだ。
これからも失敗を恐れず、どんな事においても積極性を出して欲しい。
一日中、雨が降り続き、気分が晴れない憂鬱な時を過ごしていただけに気持ちのいい話を聞くことができた。
(ただの親バカかも知れないが・・・)
2010年4月13日