梅雨の真っ只中。昨日の土曜も今日も天気が悪い。おまけに蒸し暑く過ごしにくい日が続く。
特に本日は予定もないことから、今月29日に愛知県のある私立大学で依頼を受けた講義課題をまとめる事とした。
大学3・4年生を対象とした授業で臨時講師をやらせていただくのだ。大きなテーマとして「就職活動とリーダーシップ」を結びつける事。
何とも難しい課題であるが、悩んだ末に、これまで自分が仕事を通してやってきた事を学生に伝え、その中から考えられるリーダーとしての役割を話す事にした。そして、その内容から就職活動にヒントとなる行動は何かを気づいてもらう。そうすれば、少しは学生にも役に立つだろうと考えた。(少々、強引かもしれないが・・・。)
リーダーシップという言葉は当たり前のように利用するが、それを分かりやすく伝え、学生に掴んでもらおうというのは難しい事だと思う。
リーダーというのは、他人から任命されたり、本人が挙手したり、その行為が始まる前段階で決定する事がほとんどだが、リーダーシップはキャリアと同じで、後からついてくるものと考えるからだ。
多くの課題や困難を解決した上で、初めてリーダーシップが身につくのであり、リーダーシップを身に付けようと勇んで行動したところで、本来あるべきリーダーシップが身につくとは限らない。
それを上手く説明しようと思うと、これまで自分自身の仕事を通して経験してきた事を話した方が伝わるし、その方が説得力も増すと考えたのだ。
果たして本当に伝わるかどうかはわからない。ただ、学生が社会に出る前に少しでも何かを感じて、前向きになってくれればいい。
そんな事を思いながら、講義内容をまとめ、ゆっくりとした日曜日を過ごした。
2010年6月27日