昨日は、本年4月から加盟したふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の第2回定期総会に参加した。
会場は同じく加盟する大阪の会社で開催。いつも通り出勤する時間に大阪に向かった。
定期総会では、事業報告から会計報告、新役員の選出など型どおりの議事進行、その後、各社の現状の取り組みや課題についての報告が行われた。
加盟各社の報告を聞きながら、自社の現状と照らし合わせるわけだが、加盟会社のトップの思いや姿勢を伺う度に、自分の力量不足を実感し、学習となっている。また、今後の共同スキームについて持論し合い、戦略を練りあう事となった。
午後からは「お仕事自慢大会」として、加盟各社の若手代表が自分の仕事の成功例を発表する場が持たれた。名大社としては、この「お仕事自慢大会」には参加せず、まずは他者を学ぶという意味で、一人の若手を見学に参加させた。その本人も何の準備もなく傍観者として会場に入った。
ところがである。今回は参加するメンバーが少なかった事もあり、急きょ、発表することになった。
「発表する」というよりも「発表させられる」という方が正解だろう。本人も相当困ったろうが、そこは覚悟を決め、自分の仕事の取り組みについて発表した。
自分の部下がみんなの前で披露されるわけなので、こちらもハラハラしながら聞いていた。しどろもどろになってしまうのではないかを恐れてもいた。しかし見事とは言わないまでも、予想以上に自分の仕事ぶりについて、また、会社への想いについて語ってくれた。
正直、うれしかった。僅かな時間ではあるが、多くのトップの前で堂々と語る姿は、彼の経験してきた事が決して無駄でなかったことを証明したようにも思う。
喜ばしい事に賞金まで頂いてしまった。
その後は、加盟会社のトップが「いい仕事」をテーマに10分程度プレゼンする時間も設けられた。初参加の僕も「いい仕事」のために重要な事を語らせてもらった。どこまで響いたかは分からないが、これも自分を知ってもらうことにおいていい経験になった。
夜は恒例の懇親会。ここでも多くの情報共有ができた。また、名大社の若手も、普段関わりあう事のない他社の社員と酒を酌み交わしながら話し合う事で、いい刺激にもなったと思う。
昨日の総会は、まるっと一日の長丁場であったが、有意義な時間を過ごす事ができた。
改めて、このような場に感謝である。
2010年7月25日