暑い日が続く。全国屈指の暑さの名古屋だが、今日は少し落ち着いた一日であった。35度以上が当たり前の日々を送っていると、30度ちょっとの気温が涼しく感じるのだから、不思議なものである。
久しぶりに昼間の時間、ぶらっと外を出歩いてみた。
向かったのは、丸の内と国際センターとのちょうど中間、桜通りから北に入った四間道。歴史を感じさせる古い街並みである。
近くに堀川が流れているため、水運を利用する商家が並んでいたようだ。それが、いまではお洒落なカフェとかレスランが看板を出していたりする。
普段の生活では大通りを歩いているため、気づきにくいが、少し裏に入ればレトロで趣のある街並みがあるのは新鮮だ。もう少し先は円頓寺にもなり、また懐かしさを感じさせる商店街にも行きつく。
昔ながらの民家も多い。ランチはその民家が並ぶちょっとした商店街のとんかつ屋に入ってみた。いかにも人のよさそうなおばさんが店を切り盛りしていた。TVから流れるニュースを見ながら、適当な世間話をして定食を待った。
その頼んだロースカツ定食は、なんと500円。
庶民的な値段であった。値段もさることながら、その雰囲気も含め暖かい気持ちになった。
丸の内に移転して、既に4カ月。
しかし、まだまだ知らない場所は多い。
2010年8月3日