朝5時に目を覚ますと外は雨だった。
天気が良ければ、回りの森林を楽しみながら散歩でもしようかと考えていたが、残念な天候なので二度寝することにした。せっかくのベランダのテーブルも使わず仕舞い。
午前中は、リゾナーレのプール”il mare”へ。波のあるプールに子供たちは大満足。大人はジャクジーとサウナで心地よい時間を過ごす。
ギリギリの時間でリゾナーレをチェックアウトし、シャトレーゼの白州工場へ見学に出向く。ここはアイスクリームの製造過程を見学しながら、市販されているアイスクリームを試食させてくれるという。
それも無制限。何個でもOK。しかし、我が家は昼のビュッフェで、これまで経験のないチョコレートフォンデュにすっかりハマり、200%の力を発揮。そのため、アイスクリーム食べ放題も家族全員で3個という参加者中最下位に匹敵する少なさで白州工場を出ることになった。
それにしても家族連れが多かった。入場無料だし、アイスもタダで食べるし、夏休みに訪れるには親の立場としては最高だろう。
そして向かうは、河口湖。湖畔になる富ノ湖ホテル。
本来は窓から富士山を臨み、これから目指すべき自分たちの方向を考えるのに最高な立地であるはずではあったが、台風が接近していることもあり、雲が多く部分的にしか眺めることはできなかった。
このホテル、一番いいランクを予約したのだが、それでもリゾナーレの1/3の値段。
ビックリするほどリーズナブルな金額。この地区の温泉地に厳しさを如実に表しているような気がしてならない。多かれ少なかれ、差別化の難しい温泉地はどこも同じような状況かもしれない。
そのためか宿泊客8割が中国人観光客。夕食会場は、刺身の船盛りと共に記念撮影を撮る中国人家族が目立った。今の日本と中国を象徴する風景であった。
河口湖でモーターボートで波を浴び、ジェットコースター並みの体験をしたため、子供らは大喜び。
最終日の明日は心配は天気だけだなと思いながら、いい気持ちで酔いながら家族旅行2日目を終える。
2010年8月11日