昨日は、この2ヶ月間通ったビジネススクールの最終日。以前のブログでも紹介した「ビジネスプレゼンテーション」の最後の講義だった。
この講義は4回のみの短期間のコースだったが、その分、内容も濃く充実した2ヶ月を過ごすことができた。特に最後のクラスに向けては課題のボリュームも相当で、先週は朝4時台に起床して、予習を行う日が続いた。
久々に睡眠不足が続いた週でもあった。
今回は外食チェーンの本部がFCに対して、新たな方針を発表。FCの理解を得て、その新しい方針に賛同してもらうために、どうプレゼンが有効的なのかを検討するのがその内容。
聞き手(FC)の立場を設定し、どんな関心があるかを分析し、ストーリーラインを組み立てる。そのストーリーラインをベースにプレゼン資料を作成するわけだが、この工程を組むのは難易度が高い。
一つ一つのメッセージも研ぎ澄ませる必要があるため、それを考えるのが結構しんどい。それにかなりの時間を要した。ただ、それをクリアしないと自己のスキル向上には結びつかない。
めんどくさい、めんどくさいと思いながらも、あれこれ構成を考え作成した1週間であった。
しかし、そんな自分はまだまだ甘い。同じクラスの受講生はすこぶる真面目で、この講義のための予習や復習に相当な時間を費やしてきた。僕は一度も参加していないが、講義前には必ず勉強会を開催していたし、クラスのない日曜日も市内の会議室を借りて、共に学んでいた。それもほとんどのメンバーがである。
自分が出来の悪い不真面目な受講生に思えてしまうほど、そのメンバーの取組みは真剣であった。そんなメンバーは、むしろ僕にとってはありがたい存在。
メーリンクリストでもクラスでも活発な議論が繰り拡げられたため、気づかされる面も多く、学びも大きかったからだ。
また、学びだけでなく、懇親会も積極的だった。毎回行われる懇親会は講師を含め、ほとんどのメンバーが参加。最終回もやむを得ず参加できない1名を除き全員が参加した。総勢12名で数は少なかったが、いい意味で一体感のあるクラスであったと思う。
打ち上げも大いに盛り上がり、終電近くまで、はしゃぎまくっていた。クラスを終えた安堵感がよりハイテンションな環境を生んだのであろう。
肝心なプレゼンの成果で言えば、もっと時間をかけて考え込まなければならないという反省が残る。(ただの言い訳・・・)。そして、「スティーブ・ジョブズ脅威のプレゼン」ではないが、もっと練習を積まないと上手くは進まない。
これまでのような感覚的な作業では、すぐに限界が訪れるということだ。
あっという間の2ヶ月であったが、その2ヶ月は有意義であり、何よりもクラスのメンバーに恵まれたことで、刺激の多い期間であった。
クラスを無事に終了したことにも、共に学んだメンバーにも感謝したい!
2010年8月30日