一昨日の土曜日はちょっとしたイベント。
所属するRCが提唱する大学のクラブに対し認証式を行った。
ロータアクトクラブという地域での奉仕活動を行う外部団体があり、それをRCが支援しているのだ。

僕が幹事を務めた年度に今回の大学への支援が決まり、記念行事がその認証式。
いつの間にか僕は窓口と仕切り役に担ぎ出され、
大学と他のRCの担当者と一緒に準備から当日の運営まで行うことになった。

当初はイベントルールを守りながらも多くのゲストを招いての認証式だったが、
愛知県も緊急事態宣言の対象となり、急きょ、縮小版にしオンライン配信を中心に開催。
当日は最小数での開催ながら豊明市長にもお越し頂き、無事に終えることができた。
まずはホッと一息。
ご協力頂いた方に改めて感謝。

これは所属する団体の活動の一つの例だが、
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令される度に急な対応を求められることは多い。
何でもかんでも中止という選択もあるが、単純じゃないケースも多く、
その都度、最善の対策を講じなければならない。

会社の事業は翻弄され続け何度もの経験で、すでにやり方を確立してしまった.
だが、他はそんな簡単ではない。
僕もあちこちのネットワークや団体に所属しているが、考え方も異なるため全員が納得するはむしろ稀。

ここ一年はそんな調整ばかりしてきたと思う。
おかげで偉い方に対しても遠慮がなくなったのかもしれない。
それはいいことなのかな?(笑)

ただつくづく思う。
いつまでこれを繰り返せばいいのかと・・・。
この1年、同じ言葉を聞き、同じ行動を求められ、それに粛々と従い実行してきた。
身に付いたのはオンラインスキルと最小限のまとめ方だけ。
プラマイを考えれば圧倒的なマイナスの要素。

職域でのワクチン接種も終わった。
家族も全員終えた。
本来ならもう少し自由を与えられていいはずだが、そんなわけにもいかない。

大学2年の息子も不憫でならない。
大学内でのワクチン接種はほぼ終了だと思うが、後期もオンライン授業なんだろうか。
このままでは学生生活の大半を閉じこもったままで終える。
それを忠実に守る学生。

それは学生だけでなくすべての人に言えること。
僕が飲みに行けない悲痛な叫びは戯言と受け取られるが・・・。

日本人は真面目すぎるのか。

これはコロナ禍での制約された行動もそうだが、
他のことに対しても同じではないかと最近よく感じる。

先週、「安いニッポン」の著者の中藤玲さんを招いた勉強会があった。
ブログに書いたようなことが話の中心。
値段を下げいいものを提供する。
それを否定するつもりはない。

しかし、行き過ぎたマーケットインの考えが自分たちのクビを絞めているのではないか。
今はマーケットインの思考が中心だが、それが弊害をもたらせていないか。
最近、海外のメーカーは日本に製品を卸したがらないという。
品質にうるさい割には価格が厳しく儲けにならないと。

日本人の努力の結果がデフレを生み外国に取り残される一つの要因もあるんじゃないかと。
それは日本人が真面目すぎるからか。
そんな中でのコロナ対策。

ここで何か強烈なメッセージを出したいわけじゃない。
現状に対しての冷静な見方をしているだけ。
なんの答えも出してなくて、すみません。

マジメしか取り柄の身として性格も含め、今後変えていく必要があるかな。
緊急事態宣言の中でとりとめもなく思ったことでした。