先日、少し空いた時間を利用して東京国立近代美術館へ。
皇居RUNをする際、目の前を通っているが、人生55年で初めて出向いた。
もっと芸術に関心を持たねばならない。
6月18日から9月26日までは「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」が開催。
このブログで知った方、もうすぐ終わるよ。急げ!
東京オリンピックに合わせての展覧会なので話題性も高い。
隈研吾氏といえば国立競技場の建築で有名だが、
これまでも数々の建築物の設計に携われ日本を代表する建築家。
雲の上の存在のようだが、そうでもない。
身近なところでいえば、先日お邪魔した共同ピーアール株式会社のエントランスホールも
両口屋是清東山店も設計されている。
誤解を招くようなことをいってはいけない。
たまたま懇意にさせてもらう経営者が関わっているだけで、僕には何ら関係はない。
やはり雲の上の存在。
失礼しました。
それでも勝手に親近感が湧くのは許してもらいたい(笑)。
コロナ禍でもあり当日は入場制限。
常設の美術館は自由に回れるが、展覧会は整理券で入場時間が限定されていた。
まずは美術館から。
いきなり「眺めのよい部屋」の看板に導かれ休憩室へ。
眺めがいいといっても皇居周辺とランナーが見れるだけ。
館内は写真が撮れる場所とそうでない場所がある。
お約束事は守る。
時代ごとに分けられた特別展示の重要文化財指定作品が並ぶ。
教科書でしか見たことがない横山大観や東山魁夷の作品も展示。
近代アートもね。
正直、僕はレベルに達していないが、こういった芸術も分からないなりに触れる。
それを繰り返す。
そうすることで理解は進む。
と思いたい。
そして、隈研吾展。
かなりの行列。
こちらも撮影可と不可に分かれている。
ネコの5原則って何だ!という方はHPのご確認を。
建築系の学生なのか、芸術系の学生なのか、模型を観察しながら懸命にメモっていた。
学びがあるんだろうね。
さすがに実物はないけど。
許可が下りている展示物を簡単に紹介。
役所や駅、大学、スターバックス等、直接目に触れることができる施設も多い。
高輪ゲートウェイ駅なんて、すぐ行けてしまう。
それが日常になると有難味もなくなるのかもね。
しかし、見ているだけで居心地の良さを感じる。
富岡市役所なんて役所の固さを全く感じさせないし。
こういったことを大胆に行えると地域社会も変わるんだろうね。
どこかのタイミングでいろんな施設にもお邪魔したい。
それも朝と夕方の光の射す違いを確認しながら。
その建築物が人を癒す場となる。
公共性が高ければ、もっとみんなハッピーになるかもね。
素人が感じるのはそれくらい。
そこに真剣に向き合う人がいるということと・・・。
国内には見るべき場所は限りなくある。
ちょいちょいそんな時間を創れるといいいね。